|
|
| 43行目: |
43行目: |
| | == 由来 == | | == 由来 == |
| | 1982年に任意団体として設立され、その後、中京地区の政財界、18の大学、名古屋大学同窓会・卒業生等からの寄附金により1985年に財団法人化された<ref>『名古屋大学出版会十年誌 1982～1992』（名古屋大学出版会、1992年）。</ref>。名古屋大学構内にある事務所は、名古屋大学出版会が建設した上で名古屋大学に寄附し、賃貸料を支払って使用している<ref>『一般社団法人 大学出版部協会 50年の歩み』（一般社団法人 大学出版部協会）、2013年。</ref>。 | | 1982年に任意団体として設立され、その後、中京地区の政財界、18の大学、名古屋大学同窓会・卒業生等からの寄附金により1985年に財団法人化された<ref>『名古屋大学出版会十年誌 1982～1992』（名古屋大学出版会、1992年）。</ref>。名古屋大学構内にある事務所は、名古屋大学出版会が建設した上で名古屋大学に寄附し、賃貸料を支払って使用している<ref>『一般社団法人 大学出版部協会 50年の歩み』（一般社団法人 大学出版部協会）、2013年。</ref>。 |
| − |
| |
| − | == 主な出版物 ==
| |
| − | === 受賞図書<ref>『名古屋大学出版会十年誌 1982～1992』（名古屋大学出版会、1992年）、『名古屋大学出版会二十年誌 1992～2002』（名古屋大学出版会、2002年）、『名古屋大学出版会三十年誌 2002～2013』（名古屋大学出版会、2013）、[http://www.unp.or.jp/ 名古屋大学出版会]</ref> ===
| |
| − | *1985年<ref>受賞年。</ref>：Marie-Agnès Morita-Clément 著 『L’image de l’Allemagne dans le roman Français de 1945 à nos jours』 （<span style="color:red">フランス学士院アカデミーフランセーズ銅賞</span>（文学賞））
| |
| − | *1986年：小川鼎三監訳／[[酒井恒 (解剖学者)|酒井恒]]訳編 『ターヘル・アナトミアと解体新書』 （第22回<span style="color:red">日本翻訳出版文化賞</span>）
| |
| − | *1988年：訳者代表 國本哲男・山口厳・中条直樹 『ロシア原初年代記』 （第24回<span style="color:red">日本翻訳出版文化賞</span>）
| |
| − | *1989年：ウィリアム・ブレイク著 梅津濟美訳 『ブレイク全著作』 （第26回<span style="color:red">日本翻訳文化賞</span>（2団体より））
| |
| − | *1991年：伊藤正直著 『日本の対外金融と金融政策』 （第31回<span style="color:red">エコノミスト賞</span>）
| |
| − | *1992年：田中正明著 『日本湖沼誌』 （<span style="color:red">月刊「水」論文賞</span>）、フランチェスコ・ペトラルカ著 池田廉訳 『ペトラルカ カンツォニエーレ』 （第29回<span style="color:red">日本翻訳文化賞</span>）
| |
| − | *1993年：鈴木勝忠著 『近世俳諧史の基層』 （第47回<span style="color:red">文部大臣奨励賞</span>）
| |
| − | *1994年：近藤孝弘著 『ドイツ現代史と国際教科書改善』 （1993年度<span style="color:red">日本比較教育学会平塚賞</span>）、毛里和子著 『現代中国政治』 （第6回<span style="color:red">アジア・太平洋賞大賞</span>）、黒田明伸著 『中華帝国の構造と世界経済』 （第16回<span style="color:red">サントリー学芸賞</span>）、森田勝昭著 『鯨と捕鯨の文化史』 （第48回<span style="color:red">毎日出版文化賞</span>）
| |
| − | *1995年：林董一著 『近世名古屋商人の研究』 （第21回<span style="color:red">明治村賞</span>）、成生達彦著 『流通の経済理論』 （平成7年<span style="color:red">日本商業学会優秀賞</span>／第27回<span style="color:red">経営科学文献賞</span>）、福田眞人著 『結核の文化史』 （第49回<span style="color:red">毎日出版文化賞</span>）
| |
| − | *1996年：佐々木英昭著 『「新しい女」の到来』 （第1回<span style="color:red">日本比較文学会賞</span>）
| |
| − | *1997年：稲賀繁美著 『絵画の黄昏』 （第19回<span style="color:red">サントリー学芸賞</span>／第14回<span style="color:red">渋沢・クローデル賞ルイ・ヴィトンジャパン特別賞</span>／第 6回<span style="color:red">[[倫雅美術奨励賞]]</span>）、湯浅信之著 『ジョン・ダン全詩集』 （第34回<span style="color:red">日本翻訳文化賞</span>）、須藤功著 『アメリカ巨大企業体制の成立と銀行』 （1997年<span style="color:red">アメリカ学会清水博賞</span>）
| |
| − | *1998年：加藤弘之著 『中国の経済発展と市場化』 （第14回<span style="color:red">大平正芳記念賞</span>）、嘉数啓・吉田恒昭編 『アジア型開発の課題と展望』 （第10回<span style="color:red">アジア・太平洋賞特別賞</span>）、坪井秀人著 『声の祝祭』 （<span style="color:red">日本比較文学会創立50周年記念大賞</span>）、谷本雅之著 『日本における在来的経済発展と織物業』 （第41回<span style="color:red">日経・経済図書文化賞</span>／平成10年度<span style="color:red">中小企業研究奨励賞</span>）
| |
| − | *1999年：竹本洋著 『経済学体系の創成』 （1999年度<span style="color:red">日本学士院賞</span>）
| |
| − | *2000年：岡本隆司著 『近代中国と海関』 （第16回<span style="color:red">大平正芳記念賞</span>）、稲賀繁美著 『絵画の東方』 （第13回<span style="color:red">和辻哲郎文化賞</span>）
| |
| − | *2001年：高橋友子著 『捨子たちのルネッサンス』 （第23回<span style="color:red">マルコ・ポーロ賞</span>）、和田光弘著 『紫煙と帝国』 （2000年度<span style="color:red">アメリカ学会清水博賞</span>）、松本俊郎著 『「満州国」から新中国へ』 （第44回<span style="color:red">日経・経済図書文化賞</span>）、末廣昭著 『キャッチアップ型工業化論』 （第13回<span style="color:red">アジア・太平洋賞大賞</span>）、長尾伸一著 『ニュートン主義とスコットランド啓蒙』 （第23回<span style="color:red">サントリー学芸賞</span>）、ルドヴィコ・アリオスト著 脇功訳 『アリオスト 狂えるオルランド』 （第38回<span style="color:red">日本翻訳文化賞</span>）
| |
| − | *2002年：佐藤彰一著 『修道院と農民』 （2002年度<span style="color:red">日本学士院賞</span>）、石川九楊著 『日本書史』 （第56回<span style="color:red">毎日出版文化賞</span>）、ルドヴィコ・アリオスト著 脇功訳 『アリオスト 狂えるオルランド』 （第11回<span style="color:red">ピーコ・デッラ・ミランドラ賞</span>）、[[脇村孝平]]著 『飢饉・疫病・植民地統治』 （第6回<span style="color:red">国際開発研究大来賞</span>）、田中恭子著 『国家と移民』 （第14回<span style="color:red">アジア・太平洋賞特別賞</span>）
| |
| − | *2003年：ピーター・Ｂ・ハーイ著 『帝国の銀幕』 （<span style="color:red">アメリカ映画・メディア学会賞</span>）、丸川知雄著 『シリーズ現代中国経済３「労働市場の地殻変動」』 （第19回<span style="color:red">大平正芳記念賞</span>）、溝口常俊著 『日本近世・近代の畑作地域史研究』 （2003年度<span style="color:red">人文地理学会学会賞</span>）、ロバート・Ｄ・エルドリッヂ著 『沖縄問題の起源』 （第25回<span style="color:red">サントリー学芸賞</span>／第15回<span style="color:red">アジア・太平洋賞特別賞</span>）
| |
| − | *2004年：鍋島直樹著 『ケインズとカレツキ』 （第1回<span style="color:red">経済学史学会研究奨励賞</span>）、吉澤誠一郎著 『天津の近代』 （第1回<span style="color:red">山口一郎記念賞</span>）、佐藤宏著 『シリーズ現代中国経済7「所得格差と貧困」』 （平成16年度<span style="color:red">発展途上国研究奨励賞</span>）、秋田茂著 『イギリス帝国とアジア国際秩序』 （第20回<span style="color:red">大平正芳記念賞</span>）、松澤和宏著 『生成論の探究』 （第14回<span style="color:red">宮沢賢治賞奨励賞</span>）、小林傳司著 『誰が科学技術について考えるのか』 （第4回<span style="color:red">日経BP・BizTech図書賞</span>）、川島真著 『中国近代外交の形成』 （第26回<span style="color:red">サントリー学芸賞</span>）、橘川武郎著 『日本電力業発展のダイナミズム』 （第25回<span style="color:red">エネルギーフォーラム賞</span>）、平野聡著 『清帝国とチベット問題』 （第26回<span style="color:red">サントリー学芸賞</span>）
| |
| − | *2005年：岡本隆司著 『属国と自主のあいだ』 （第27回<span style="color:red">サントリー学芸賞</span>）、毛里和子著 『新版 現代中国政治』 （平成17年度<span style="color:red">櫻田會特別功労賞</span>）、宮下規久朗著 『カラヴァッジョ』 （第27回<span style="color:red">サントリー学芸賞</span>／第10回<span style="color:red">地中海学会ヘレンド賞</span>）、齋藤希史著 『漢文脈の近代』 （第27回<span style="color:red">サントリー学芸賞</span>）
| |
| − | *2007年：山口庸子著 『踊る身体の詩学』 （2006年度<span style="color:red">日本ドイツ学会奨励賞</span>）、末廣昭著 『ファミリービジネス論』 （第2回<span style="color:red">樫山純三賞</span>）
| |
| − | *2008年：長谷川博隆訳 『モムゼン ローマの歴史（全4巻）』 （第45回<span style="color:red">日本翻訳文化賞</span>）、宮紀子著 『モンゴル時代の出版文化』 （第5回<span style="color:red">日本学術振興会賞</span>／第5回<span style="color:red">日本学士院学術奨励賞</span>）、山口庸子著 『踊る身体の詩学』 （第5回<span style="color:red">日本独文学会賞</span>）、J・グローマー著 『瞽女と瞽女唄の研究』 （第19回<span style="color:red">小泉文夫音楽賞</span>／第25回<span style="color:red">田邉尚雄賞</span>）、眞壁仁著 『徳川後期の学問と政治』 （第6回<span style="color:red">徳川賞</span>／第30回<span style="color:red">角川源義賞</span>）、曽我謙悟・待鳥聡史著 『日本の地方政治』 （2008年度<span style="color:red">日本公共政策学会賞著作賞</span>）、本郷亮著 『ピグーの思想と経済学』 （第5回<span style="color:red">経済学史学会研究奨励賞</span>）、須藤功著 『戦後アメリカ通貨金融政策の形成』 （第15回<span style="color:red">連合駿台会学術賞</span>）、浅野豊美著 『帝国日本の植民地法制』 （第38回<span style="color:red">吉田茂賞</span>）、林洋子著 『藤田嗣治 作品をひらく』」 （第30回<span style="color:red">サントリー学芸賞</span>）
| |
| − | *2009年：モムゼン著 長谷川博隆訳 『モムゼン ローマの歴史（全4巻）』 （2008年度<span style="color:red">ドイツ連邦共和国レッシング翻訳賞</span>）、安藤隆穂著 『フランス自由主義の成立』 （2009年度<span style="color:red">日本学士院賞</span>）、橘川武郎・粕谷誠編 『日本不動産業史』 （第4回<span style="color:red">不動産協会優秀著作奨励賞</span>）、西澤泰彦著 『日本植民地建築論』 （2009年<span style="color:red">日本建築学会賞</span>）、浅野豊美著 『帝国日本の植民地法制』 （第25回<span style="color:red">大平正芳記念賞</span>）、田所昌幸著 『国際政治経済学』 （第27回<span style="color:red">政治研究櫻田會奨励賞</span>）、林洋子著 『藤田嗣治 作品をひらく』 （第14回<span style="color:red">日本比較文学会賞</span>／第26回<span style="color:red">渋沢・クローデル賞ルイ・ヴィトンジャパン特別賞</span>）、石川九楊著 『近代書史』 （第36回<span style="color:red">大佛次郎賞</span>）、宮地英敏著 『近代日本の陶磁器業』 （第4回<span style="color:red">政治経済学・経済史学会賞</span>）、松森奈津子著 『野蛮から秩序へ』 （第31回<span style="color:red">サントリー学芸賞</span>）
| |
| − | *2010年：山中由里子著 『アレクサンドロス変相』 （第9回<span style="color:red">島田謹二記念学藝賞</span>／第15回<span style="color:red">日本比較文学会賞</span>／第7回<span style="color:red">日本学術振興会賞</span>／第7回<span style="color:red">日本学士院学術奨励賞</span>）、在来家畜研究会編 『アジアの在来家畜』 （平成23年度<span style="color:red">日本農学賞</span>）、和田一夫著 『ものづくりの寓話』 （第53回<span style="color:red">日経・経済図書文化賞</span>）、倉田徹著 『中国返還後の香港』 （第32回<span style="color:red">サントリー学芸賞</span>）、韓載香著 『「在日企業」の産業経済史』 （平成22年度<span style="color:red">中小企業研究奨励賞・本賞</span>）、井上正也著 『日中国交正常化の政治史』 （第40回<span style="color:red">吉田茂賞</span>）
| |
| − | *2011年：清川雪彦著 『近代製糸技術とアジア』 （第24回<span style="color:red">日本産業技術史学会賞</span>）、韓載香著 『「在日企業」の産業経済史』 （第5回<span style="color:red">企業家研究フォーラム賞</span>）、上島亨著 『日本中世社会の形成と王権』 （第33回<span style="color:red">角川源義賞</span>）、清水耕一著 『労働時間の政治経済学』 （2010年度<span style="color:red">社会政策学会学術賞</span>）、井上正也著 『日中国交正常化の政治史』 （第33回<span style="color:red">サントリー学芸賞</span>）、菅山真次著 『「就社」社会の誕生』 （第54回<span style="color:red">日経・経済図書文化賞</span>／第26回<span style="color:red">冲永賞</span>）、小堀聡著 『日本のエネルギー革命』 （第54回<span style="color:red">日経・経済図書文化賞</span>／第6回<span style="color:red">政治経済学・経済史学会賞</span>）、隠岐さや香著 『科学アカデミーと「有用な科学」』 （第33回<span style="color:red">サントリー学芸賞</span>／第9回<span style="color:red">パピルス賞</span>）、仁平典宏著 『「ボランティア」の誕生と終焉』 （第13回<span style="color:red">損保ジャパン記念財団賞</span>）、篠原久典・齋藤弥八著 『フラーレンとナノチューブの科学』 （第64回<span style="color:red">中日文化賞</span>）
| |
| − | *2012年：和田一夫著 『ものづくりの寓話』 （第25回<span style="color:red">日本産業技術史学会賞</span>）、中西聡著 『海の富豪の資本主義』 （2012年度<span style="color:red">日本学士院賞</span>）、韓載香著 『「在日企業」の産業経済史』 （第7回<span style="color:red">政治経済学・経済史学会賞</span>）、隠岐さや香著 『科学アカデミーと「有用な科学」』 （第38回<span style="color:red">山崎賞</span>／第9回<span style="color:red">日本学術振興会賞</span>／第9回<span style="color:red">日本学士院学術奨励賞</span>）、城山智子著 『大恐慌下の中国』 （第28回<span style="color:red">大平正芳記念賞</span>）、仁平典宏著 『「ボランティア」の誕生と終焉』 （<span style="color:red">日本社会学会</span>第11回<span style="color:red">奨励賞</span>）、水野千依著 『イメージの地層』 （第34回<span style="color:red">サントリー学芸賞</span>／花王芸術・科学財団 第7回<span style="color:red">「美術に関する研究奨励賞」</span>）、田中彰著 『戦後日本の資源ビジネス』 （2012年度<span style="color:red">国際ビジネス研究学会賞</span>／第16回<span style="color:red">日本流通学会賞</span>）、高槻泰郎著 『近世米市場の形成と展開』 （第55回<span style="color:red">日経・経済図書文化賞</span>）、坪井秀人著 『性が語る』 （第4回<span style="color:red">鮎川信夫賞</span>）、井口治夫著 『鮎川義介と経済的国際主義』 （第34回<span style="color:red">サントリー学芸賞</span>）、堀まどか著 『「二重国籍」詩人 野口米次郎』 （第34回<span style="color:red">サントリー学芸賞</span>）
| |
| − | *2013年：水野千依著 『イメージの地層』 （第1回<span style="color:red">フォスコ・マライーニ賞</span>）、梶谷懐著 『現代中国の財政金融システム』 （第29回<span style="color:red">大平正芳記念賞</span>）、貴堂嘉之著 『アメリカ合衆国と中国移民』 （第18回<span style="color:red">アメリカ学会清水博賞</span>）、井口治夫著 『鮎川義介と経済的国際主義』 （第7回<span style="color:red">企業家研究フォーラム賞</span>）、福澤直樹著 『ドイツ社会保険史』 （第19回<span style="color:red">社会政策学会奨励賞</span>）、川上桃子著 『圧縮された産業発展』 （第29回<span style="color:red">大平正芳記念賞</span>）、麻田雅文著 『中東鉄道経営史』 （第8回<span style="color:red">樫山純三賞</span>／第4回<span style="color:red">鉄道史学会住田奨励賞</span>）、沢井実著 『近代日本の研究開発体制』 （第56回<span style="color:red">日経・経済図書文化賞</span>／第7回<span style="color:red">企業家研究フォーラム賞</span>）、将基面貴巳著 『ヨーロッパ政治思想の誕生』 （第35回<span style="color:red">サントリー学芸賞</span>）
| |
| − | *2014年：高槻泰郎著 『近世米市場の形成と展開』 （第9回<span style="color:red">政治経済学・経済史学会賞</span>）、田中祐理子著 『科学と表象』 （第5回<span style="color:red">表象文化論学会賞奨励賞</span>）、末近浩太著 『イスラーム主義と中東政治』 （第4回<span style="color:red">地域研究コンソーシアム賞</span>）、橋本周子著 『美食家の誕生』 （第31回<span style="color:red">渋沢・クローデル賞ルイ・ヴィトンジャパン特別賞</span>）、高田英樹訳 『マルコ・ポーロ／ルスティケッロ・ダ・ピーサ 世界の記』 （第51回<span style="color:red">日本翻訳文化賞</span>）、柳澤悠著 『現代インド経済』 （第18回<span style="color:red">国際開発研究大来賞</span>）
| |
| − | *2015年：マティアス・ゲルツァー著 長谷川博隆訳 『ローマ政治家伝（全３巻）』 （第51回<span style="color:red">日本翻訳出版文化賞</span>）、池上俊一著 『公共善の彼方に』 （第2回<span style="color:red">フォスコ・マライーニ賞</span>）、太田淳著 『近世東南アジア世界の変容』 （第12回<span style="color:red">日本学術振興会賞</span>／第12回<span style="color:red">日本学士院学術奨励賞</span>）、西川輝著 『ＩＭＦ自由主義政策の形成』 （第10回<span style="color:red">政治経済学・経済史学会賞</span>）、三牧聖子著 『戦争違法化運動の時代』 （第20回<span style="color:red">アメリカ学会清水博賞</span>）、林載桓著 『人民解放軍と中国政治』 （第36回<span style="color:red">発展途上国研究奨励賞</span>／第27回<span style="color:red">アジア・太平洋賞特別賞</span>）、前田裕子著 『ビジネス・インフラの明治』 （平成26年度<span style="color:red">土木学会出版文化賞</span>）、稲吉晃著 『海港の政治史』 （第41回<span style="color:red">藤田賞</span>）、近藤則夫著 『現代インド政治』 （第10回<span style="color:red">樫山純三賞</span>）、奈良岡聰智著 『対華二十一ヵ条要求とは何だったのか』 （第37回<span style="color:red">サントリー学芸賞</span>／第27回<span style="color:red">アジア・太平洋賞大賞</span>）
| |
| − | *2016年：ロバート・Ｄ・エルドリッヂ著 『尖閣問題の起源』 （第32回<span style="color:red">大平正芳記念賞</span>／第3回<span style="color:red">国基研日本研究賞奨励賞</span>）、成生達彦著 『チャネル間競争の経済分析』 （第2回<span style="color:red">日本応用経済学会著作賞</span>）、杉山清彦著 『大清帝国の形成と八旗制』 （平成28年度<span style="color:red">三島海雲学術賞</span>）、夫馬進著 『朝鮮燕行使と朝鮮通信使』 （第14回<span style="color:red">徳川賞</span>／第5回<span style="color:red">パジュ・ブック・アワード著作賞</span>）、南修平著 『アメリカを創る男たち』 （第21回<span style="color:red">アメリカ学会清水博賞</span>）、上村泰裕著 『福祉のアジア』 （第28回<span style="color:red">アジア・太平洋賞特別賞</span>）、永岡崇著 『新宗教と総力戦』 （2016年度<span style="color:red">日本宗教学会賞</span>）、塩出浩之著 『越境者の政治史』 （第70回<span style="color:red">毎日出版文化賞</span>／第38回<span style="color:red">サントリー学芸賞</span>／第38回<span style="color:red">角川源義賞</span>）、木村洋著 『文学熱の時代』 （第38回<span style="color:red">サントリー学芸賞</span>）、伊藤亜聖著 『現代中国の産業集積』 （第4回<span style="color:red">日本ベンチャー学会清成忠男賞</span>）、石川亮太著 『近代アジア市場と朝鮮』 （第59回<span style="color:red">日経・経済図書文化賞</span>）、加藤弘之著 『中国経済学入門』 （第28回<span style="color:red">アジア・太平洋賞特別賞</span>）
| |
| − | *2017年：川邊岩夫著 『希土類の化学』 （2017年<span style="color:red">日本地球化学会学会賞</span>）、永岡崇著『新宗教と総力戦』 （第11回<span style="color:red">日本思想史学会奨励賞</span>）、伊藤亜聖著『現代中国の産業集積』 （第33回<span style="color:red">大平正芳記念賞</span>）、渡辺将人著『現代アメリカ選挙の変貌』 （第33回<span style="color:red">大平正芳記念賞</span>）、小野沢透著『幻の同盟 上下巻』 （第22回<span style="color:red">アメリカ学会清水博賞</span>）、角谷快彦著『介護市場の経済学』 （2017年<span style="color:red">日本公共政策学会著作賞</span>）、岡田勇著『資源国家と民主主義』 （2017年度<span style="color:red">ラテン・アメリカ政経学会研究奨励賞</span>／第38回<span style="color:red">発展途上国研究奨励賞</span>）、中谷惣著『訴える人びと』 （第14回<span style="color:red">日本学士院学術奨励賞</span>／第14回<span style="color:red">日本学術振興会賞</span>／第15回<span style="color:red">天野和夫賞</span>／第3回<span style="color:red">フォスコ・マライーニ賞</span>）、今井祐子著『陶芸のジャポニスム』 （第38回<span style="color:red">ジャポニスム学会賞</span>）、鎌田由美子著『絨毯が結ぶ世界』 （第14回<span style="color:red">日本学士院学術奨励賞</span>／第14回<span style="color:red">日本学術振興会賞</span>）、神田さやこ著『塩とインド』 （第60回<span style="color:red">日経・経済図書文化賞</span>）、岡本隆司著『中国の誕生』 （第29回<span style="color:red">アジア・太平洋賞特別賞</span>／第12回<span style="color:red">樫山純三賞</span>）、真崎翔著『核密約から沖縄問題へ』 （第4回<span style="color:red">日本島嶼学会研究奨励賞</span>）
| |
| | | | |
| | == 脚注 == | | == 脚注 == |
名古屋大学出版会（なごやだいがくしゅっぱんかい）は、1982年に任意団体として設立され、「中部地方の、さらにはわが国の学術・文化の振興に寄与するため」1985年に財団法人化された大学出版会であり、中部地方を軸に、広く全国の大学・研究機関の研究者による研究書・大学教科書等の出版を行っている[1]。
これまで、名古屋大学を中心としながらも、愛知教育大学、名古屋工業大学、愛知県立大学、名古屋市立大学、愛知学院大学、金城学院大学、椙山女学園大学、中京大学、中部大学、名古屋学院大学、南山大学などの各大学が、理事・評議員を出してきた。その意味で名古屋・大学出版会であり、名古屋大学・出版会ではない。ただし出版会の本部は名古屋大学構内にある。
公益法人制度改革に伴い、2012年に一般財団法人となった。
1998年、梓会出版文化賞特別賞を受賞[2]、また2006年には、「学術分野での先駆的出版活動」に対して中日文化賞を受賞している[3]。研究書・大学教科書（単著・共著・翻訳）を中心に、大部の著作も積極的に刊行するのが特徴で、2018年3月現在で出版点数は906点、受賞件数は188件に及ぶなど編集には定評がある。
中部11県（愛知県、岐阜県、三重県、滋賀県、静岡県、長野県、福井県、石川県、富山県、新潟県、山梨県）の大学に在職する研究者の優れた研究成果（単著）に対する刊行助成制度を有する[4]。
由来
1982年に任意団体として設立され、その後、中京地区の政財界、18の大学、名古屋大学同窓会・卒業生等からの寄附金により1985年に財団法人化された[5]。名古屋大学構内にある事務所は、名古屋大学出版会が建設した上で名古屋大学に寄附し、賃貸料を支払って使用している[6]。
脚注
- ↑ 『一般社団法人 大学出版部協会 50年の歩み』（一般社団法人 大学出版部協会、2013年）、『名古屋大学出版会十年誌 1982～1992』（名古屋大学出版会、1992年）。
- ↑ 『一般社団法人 大学出版部協会 50年の歩み』（一般社団法人 大学出版部協会、2013年）、『名古屋大学出版会二十年誌 1992～2002』（名古屋大学出版会、2002年）。
- ↑ “中日文化賞：第51回-第60回受賞者”. 中日新聞. . 2009閲覧.
- ↑ 『名古屋大学出版会十年誌 1982～1992』（名古屋大学出版会、1992年）、『名古屋大学出版会二十年誌 1992～2002』（名古屋大学出版会、2002年）、『名古屋大学出版会三十年誌 2002～2013』（名古屋大学出版会、2013）、名古屋大学出版会
- ↑ 『名古屋大学出版会十年誌 1982～1992』（名古屋大学出版会、1992年）。
- ↑ 『一般社団法人 大学出版部協会 50年の歩み』（一般社団法人 大学出版部協会）、2013年。
関連項目
外部リンク
典拠レコード: