古利根沼

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古利根沼(ふるとねぬま、Old Lake Tone)は、千葉県我孫子市茨城県取手市との県境に位置する三日月湖である。

歴史

古利根沼は大正時代中期までは、利根川の本流であり県境ともなっていた。しかし、この地域で利根川の流路が急激に湾曲していたため、台風の襲来による河川の氾濫が絶えなかった。そこで、1911年から1920年の利根川河川改修により流路を直線化し、利根川は現在の位置を流れるようになった。

その際に県境は変更されず、2015年現在でも千葉県と茨城県の県境線は古利根沼を通っている。このため古利根沼と利根川に挟まれた細長い地域は取手市取手の一部及び小堀(おおほり)として茨城県に所属している。このことによる弊害として、この地域に住んでいる小中学生は舟を使って利根川を渡り学校へ通わなければならなかった。現在は、取手駅周辺地域まで取手市コミュニティバス(ことバス)が運行されており、交通の便は改善されている。

現在

現在、古利根沼は地域住民の格好の釣り場ともなっている。小堀地区は市営渡し船である小堀の渡しによって結ばれている。また、小堀地区を循環するバスも運行されている。

関連項目

外部リンク