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'''口コミ'''(くちコミ)とは、物事の評判などに関する噂のこと。[[大宅壮一]]の造語の一つ。
 
  
[[マスメディア|マスコミ]]との対比で生まれた言葉であり、「''''''頭での'''コミ'''ュニケーション」の略とみられる。[[本来]]は小規模なコミュニケーションであったが、[[インターネット]]の発達で影響力が大きくなった。
+
'''口コミ'''(くちコミ)
  
== CGM ==
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うわさ・評判などを口伝えに広めること。
現在インターネットにおいて口コミを[[マーケティング]]に利用する動きが盛んである。その流れの一つが[[消費者形成型メディア]]と呼ばれる[[Consumer Generated Media|CGM]]という考え方である。この考え方が登場した背景にはブログや[[ソーシャル・ネットワーキング・サービス|SNS]]の爆発的な普及もあるが、企業の利害関係が生じにくい生の声による判断をする人の増加が考えられる。多くの新サービスが特定カテゴリー+口コミという形で生まれている。<br>
 
企業においてオンラインで寄せられた口コミ等による評判を管理する手法を[[オンライン・レピュテーション・マネジメント]](ORM)といい、サービスに対して信用ある口コミをしてくれる発信元を探り当て、良好な関係を保つことが求められる。ORMはアメリカでは[[ソーシャルメディア]]のみならず[[ブログ]]などに対しても行なわれている。
 
  
== 問題点 ==
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マスコミをもじった語。1960年代の初めに使われだした。
インターネットの[[普及]]した現代では[[電子掲示板|掲示板]]や[[ブログ]]などで不特定多数に意見を伝えられるため、かつてより口コミの影響力が大きくなっている。その一方で話題が否定的な方面に発展した場合、ブログなどではいわゆる「[[炎上 (ネット用語)|炎上]]」と呼ばれる現象が発生してしまう。
 
  
=== 肯定的口コミをめぐる問題 ===
 
企業側が商品を提供あるいは報酬まで支払って個人ブログなどにレビューを書かせるといった事例もあり、これがニュース番組で取り上げられたところ、[[やらせ]]疑惑が浮上してブログが炎上するなどの問題になったことがある。特に著名な事例としては、[[2006年]][[11月]]に『[[ニュースウォッチ9]]』で取り上げられた[[坊農さやか]]の例が挙げられる<ref>[http://ascii.jp/elem/000/000/425/425683/ ASCIIjp 実例に学ぶ ブログ炎上 やらせ系ブログの炎上](ASCIIjp)</ref>。このような事例は2010年代に[[ステルスマーケティング]](ステマ)と呼ばれるようになる。
 
  
こうしたトラブル防止の観点から、2010年3月には大手広告代理店などによって構成される業界団体で、ブロガーらと広告主との関係性を明示するなどのガイドラインが策定された<ref>[http://sankei.jp.msn.com/economy/it/100310/its1003100116000-n1.htm ブログで宣伝、「広告」明記を 口コミ広告業界がガイドライン]2010年3月10日付産経新聞</ref>。
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=== 否定的口コミをめぐる問題 ===
 
2014年9月、リフォーム業者がリフォーム業者をランク付けしたサイトで最下位とされ、名誉を傷つけられたとして情報開示を求めていた訴訟で、[[京都地方裁判所|京都地裁]]は「ランキングが真実であることを裏付ける証拠がなく、権利侵害は明白だ」と判断し、サイトのあるサーバー運営会社にサイト管理者のIPアドレスなどの情報を開示するよう命じた<ref>{{Cite news|url=http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG0500T_V00C14A9CR0000/|title=業者ランク付け、サイト根拠なし 京都地裁、情報開示を命令|newspaper =[[日本経済新聞]]|date=2014-9-5|accessdate=2015-4-21}}</ref>。
 
 
 
2015年4月、[[千葉県]]内の[[診療所]]が地図検索サイト「[[google マップ|グーグルマップ]]」に投稿された口コミについて、事実と明らかに異なる記述で名誉を傷つけられたとして削除の仮処分を求めていた問題で、[[千葉地方裁判所|千葉地裁]]松戸支部は[[google|グーグル]]に削除を命じる仮処分決定を出した(グーグルは異議を申し立てる方針を明らかにしている)<ref>{{Cite news|url=http://www.asahi.com/articles/ASH4F45TGH4FULFA00D.html|title=グーグルに口コミ削除命ずる仮処分 異議申し立てへ|newspaper =[[朝日新聞]]|date=2015-4-14|accessdate=2015-4-21}}</ref>。
 
 
 
2016年4月、[[リブセンス]]が提供する[[口コミサイト]]『[[転職会議]]』に、[[京都市]]内の[[測量]]設計会社の従業員を名乗る人物が虚偽内容の書き込みを行い、これにより会社の名誉を傷付けられたとして、当該の測量設計会社がリブセンスを相手取り[[京都地方裁判所]]に、情報の削除と書き込みを行った人物の情報開示を求め提訴した<ref>[http://www.yomiuri.co.jp/national/20160427-OYT1T50044.html 口コミで名誉毀損、削除求め投稿サイトを提訴] 読売新聞 2016年4月27日</ref>。
 
 
 
一方で、企業側が正当な評価を妨げようとする動きもある。アメリカ合衆国では批判的な内容を投稿しないことを契約条項に盛り込んでいる場合もあり、批判的なレビューに対し訴訟が提起されたり、威圧的なコンタクトを取って覆させようとするなどの事例が多発していた。こうした状況を受けてオバマ政権末期の2016年12月に「消費者レビュー公正法」が成立した<ref>[http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1612/22/news035.html 「ディスっても大丈夫」法が成立、書くよ!] - 2016年12月22日 ITmediaビジネスオンライン</ref>。
 
 
 
== 脚注 ==
 
<references/>
 
 
 
== 関連項目 ==
 
*[[口コミサイト]]
 
*[[CGM]]
 
*[[ソーシャル・ネットワーキング・サービス]]
 
*[[ネット・プロモーター・スコア]]
 
*[[インフルエンサー]]
 
*[[バイラルCM]]
 
*[[ステルスマーケティング]]
 
*[[バズマーケティング]]
 
*[[集合知]]
 
*[[ウィンザー効果]]
 
 
 
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[[Category:マーケティング]]
 
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[[Category:コミュニケーション]]
 
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口コミ(くちコミ)

うわさ・評判などを口伝えに広めること。

マスコミをもじった語。1960年代の初めに使われだした。




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