「受領」の版間の差分
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2018/12/28/ (金) 00:35時点における最新版
受領(ずりょう)
諸国の長官 (かみ) 。任地におもむかない遙任国司に対し,任国に行って実務をとる国司をいう。平安時代中期以降,中央政界に進出しえない中小貴族が受領となり,その徴税権によって富をたくわえ,任期が終ると土着するものもあり,また富力により院政の中心勢力となるものもあった。南北朝時代以降,国司制度がくずれて,国務と無関係な名ばかりの国司が多くなり,やがてそれらのものをも受領と呼ぶようになった。