南方駅 (大阪府)

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ファイル:Minamikata Sta Home Kyoto Line.jpg
ホーム(後方は日清食品本社ビル)

南方駅(みなみかたえき)は、大阪府大阪市淀川区西中島一丁目にある、阪急電鉄京都本線。駅番号はHK-61

すぐそばにOsaka Metro御堂筋線西中島南方駅があり、乗り換えが可能[1]。なお、地下鉄の駅名は「にしなかじま みなみた」、阪急は「みなみた」と、濁音・清音の違いがある。

歴史

駅構造

相対式ホーム2面2線のホームを有する地上駅分岐器絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。改札口は上下線別で、各ホームに対して西端と中央付近の2か所に設けられている。改札内で両ホームを連絡する通路はない。

売店(Lagare SHOP)は両ホームに設置されている。開業当初から長らくトイレは1号線ホームにしかなかったため、2号線ホームの乗客がトイレを利用する際は駅員の許可を得て、一旦改札を出て1号線ホームへ行く必要があり不便であったが、2009年(平成21年)10月以降2号線ホームにもトイレが設置された。

両ホームとも、中央付近の改札は平日のラッシュ時間帯に使用される臨時改札(出口専用)であったが、バリアフリー対応のため、2008年(平成20年)にエレベーターが設置された常設の改札口に改良された。

比較的狭い駅だが、新大阪駅近辺の開発が進み、オフィス街が構成された1970年代以降、駅の重要度は年々高まっている。2007年(平成19年)のダイヤ改正で準急が停車することとなったが、これは、一日を通して運転される基幹的な優等列車としては初めての停車である。

のりば

号線 路線 方向 行先
1 京都本線 上り 淡路高槻市京都(河原町)嵐山方面
2 下り 大阪(梅田)方面

※長らくのりば番号が設定されていなかったが、2007年(平成19年)3月17日のダイヤ改正に伴い割り当てられた。

踏切

ファイル:Hankyu Minamikata stn.jpg
駅舎(左手)と、新御堂筋側道の踏切

新御堂筋の側道との交差場所に踏切がある。いわゆる開かずの踏切である。線路の真上に地下鉄御堂筋線と新御堂筋本線の高架橋があり、さらに駅から東400メートル先には東海道本線JR京都線)の高架もあるため高架化は困難である[3]

利用状況

2016年(平成28年)のある特定日における1日の乗降人員42,853人である。阪急電鉄全体では第19位。

近年の1日あたりの利用状況推移は下記の通り。

年度 特定日 1日平均
乗車人員[4]
出典
乗降人員 乗車人員
1990年(平成02年) 47,142 22,283 25,246 [5]
1991年(平成03年) - 29,000
1992年(平成04年) 46,456 22,410 26,368 [6]
1993年(平成05年) - 27,792
1994年(平成06年) - 26,206
1995年(平成07年) 45,616 21,260 25,325 [7]
1996年(平成08年) 47,150 21,680 26,336 [8]
1997年(平成09年) 47,033 21,867 24,619 [9]
1998年(平成10年) 45,694 21,153 23,055 [10]
1999年(平成11年) - 22,619
2000年(平成12年) 42,744 20,474 22,273 [11]
2001年(平成13年) 42,618 20,088 21,817 [12]
2002年(平成14年) 41,121 19,473 21,331 [13]
2003年(平成15年) 39,899 18,779 21,097 [14]
2004年(平成16年) 37,794 17,875 20,701 [15]
2005年(平成17年) 37,799 17,813 19,734 [16]
2006年(平成18年) 38,118 17,792 19,131 [17]
2007年(平成19年) 40,520 19,059 18,923 [18]
2008年(平成20年) 41,095 19,161 19,824 [19]
2009年(平成21年) 39,608 18,774 20,460 [20]
2010年(平成22年) 40,238 19,187 20,381 [21]
2011年(平成23年) 41,043 19,633 21,013 [22]
2012年(平成24年) 41,042 19,710 21,525 [23]
2013年(平成25年) 41,768 19,869 22,068 [24]
2014年(平成26年) 41,829 20,270 22,235 [25]
2015年(平成27年) 42,242 20,237 23,095 [26]
2016年(平成28年) 42,853 20,647 22,570 [27]

駅周辺

駅近くに大阪市営地下鉄御堂筋線の西中島南方駅がある他、700メートルほど北にJR新大阪駅が立地しており、徒歩連絡も可能である[2]。当駅周辺は新大阪駅から連坦する市街地で、オフィスビルホテルマンションのオフィス街や、居酒屋風俗店などの歓楽街が雑然と入り混じっている。

バス路線

大阪シティバス

地下鉄西中島南方 停留所

乗車券払戻しの特例

崇禅寺駅以東の阪急線各駅で発売されている大阪市営地下鉄への連絡きっぷは天六(天神橋筋六丁目駅)経由で利用すると決められており、梅田駅や南方駅での乗り換えはできないことが各駅に明記されているが、誤乗した利用客に対応するための特例として、天六経由の地下鉄連絡切符を南方駅2号線の自動精算機に投入すると、収受額から阪急線内の運賃を差し引いた残額が払い戻される。この時に発券される出場券には、「払戻額」が明記される。

この場合、当然であるが隣接する大阪市営地下鉄西中島南方駅から目的駅までの乗車料金よりも前述の払戻額のほうが低額であったとしても、その差額は追加負担となる。

なお、この特例は公式に知らされていないものの、かつては精算機付近にその旨が記述されていた。

隣の駅

阪急電鉄
京都本線
快速特急・特急・通勤特急・快速急行
通過
快速・準急
十三駅 (HK-03) - 南方駅 (HK-61) - 淡路駅 (HK-63)
普通
十三駅 (HK-03) - 南方駅 (HK-61) - 崇禅寺駅 (HK-62)

脚注

  1. 引用エラー: 無効な <ref> タグです。 「hankyuworld4」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 生田誠 『阪急京都線・千里線 街と駅の1世紀』 彩流社〈懐かしい沿線写真で訪ねる〉、2013年、4-6・12-13頁。ISBN 978-4-7791-1726-8。
  3. 仮に立体交差化する場合は、地下化するか、地上より10メートル高い部分に高架橋を作る必要がある。淡路駅を高架化した場合は駅の高さが10メートルを超えるので、この高さを維持する高架化は物理的には可能だが、南方駅付近を高架化する予定はない。
  4. 大阪市統計書
  5. 大阪府統計年鑑(平成3年) (PDF)
  6. 大阪府統計年鑑(平成5年) (PDF)
  7. 大阪府統計年鑑(平成8年) (PDF)
  8. 大阪府統計年鑑(平成9年) (PDF)
  9. 大阪府統計年鑑(平成10年) (PDF)
  10. 大阪府統計年鑑(平成11年) (PDF)
  11. 大阪府統計年鑑(平成13年) (PDF)
  12. 大阪府統計年鑑(平成14年) (PDF)
  13. 大阪府統計年鑑(平成15年) (PDF)
  14. 大阪府統計年鑑(平成16年) (PDF)
  15. 大阪府統計年鑑(平成17年) (PDF)
  16. 大阪府統計年鑑(平成18年) (PDF)
  17. 大阪府統計年鑑(平成19年) (PDF)
  18. 大阪府統計年鑑(平成20年) (PDF)
  19. 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
  20. 大阪府統計年鑑(平成22年) (PDF)
  21. 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
  22. 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF)
  23. 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
  24. 大阪府統計年鑑(平成26年) (PDF)
  25. 大阪府統計年鑑(平成27年) (PDF)
  26. 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
  27. 大阪府統計年鑑(平成29年) (PDF)

関連項目

外部リンク

テンプレート:阪急京都本線