勇敢なるドミニカ人
提供: miniwiki
勇敢なるドミニカ人(Quisqueyanos valientes)は、ドミニカ共和国の国歌。Emilio Prud'Hommeが作詞し、José Rufino Reyes Siancasが作曲して、1883年8月17日に公開された。この曲は成功を収めたものの、いくつかの誤りが見つかり、Emilio Prud'Hommeは1897年に改訂版を上梓したものの、国会で激しい議論を巻き起したのち、1897年6月7日に採択された。しかし時の大統領であるUlises Heureauxは、作詞家のEmilio Prud'Hommeが彼の政権への反対派だったために拒否権を行使した。1899年に大統領は暗殺されたものの、その後も公式化は見送られ、正式にこの曲がドミニカ国歌とされたのは1934年のことだった[1]。
原題のQuisqueyanosとは、「キスケージャの住民」という意味である。キスケージャとは原住民タイノ人の言葉でイスパニョーラ島を指し、転じてドミニカの雅称としても使われるため、Quisqueyanosとはドミニカ人を指す言葉となる。Emilio Prud'Hommeは歌詞に決してドミニカンという単語を使わず、QuisqueyaおよびQuisqueyanosという言葉を使用した。