加東郡

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兵庫県加東郡の位置

加東郡(かとうぐん)は、兵庫県播磨国)にあった

郡域

1879年明治12年)に行政区画として発足した当時の郡域は、小野市加東市にあたる。

歴史

古代賀茂郡が加東郡・加西郡に分割して発足。

近世以降の沿革

  • 慶応4年
  • 明治元年
  • 明治2年(1869年) - 旗本領の残部が兵庫県の管轄となる。
  • 明治3年(1870年) - 一橋徳川家領が兵庫県の管轄となる。
  • 明治4年(3町147村)
  • 明治初年(4町143村)
    • 王子村のうち旧小野藩家臣居住地が分立して小野町となる。
    • 下曽我井村・上曽我井村が合併して復井村となる。
    • 上小田村・下小田村が合併して小田村となる。
    • 島村(現・小野市粟生町)が粟生村に、安国寺が新定村にそれぞれ合併。
    • 青野原新田が高岡村に、垂水村(現・加東市西垂水)が西垂水村に、中村(現・加東市)が上中村にそれぞれ改称。
  • 明治6年(1873年)(4町140村)
    • 樫村新田・樫村・室山村が合併して樫山村となる。
    • 神谷村・国依村が合併して栄枝村となる。
  • 明治7年(1874年) - 下大門村・上大門村・西谷寺・両谷寺が合併して浄谷村となる。(4町137村)
  • 明治8年(1875年)(4町133村)
    • 高田村・喜多村・鹿野村が合併して高鹿喜村となる。
    • 土沢村・蔵之谷村が合併して大畑村となる。
    • 西小沢村・東小沢村が合併して小沢村となる。
  • 明治9年(1876年)(4町127村)
    • 8月21日 - 第2次府県統合により兵庫県の管轄となる。
    • 福甸村が起立。
    • 門前村・宮脇村が合併して垂井村となる。
    • 島村(現・小野市大島町)・喜多島村・大部前村が合併して大島村となる。
    • 上来住村・莇新村・岩倉新村が合併して来住村となる。
    • 屋口村・買野村・豊地村が合併して中谷村となる。
  • 明治10年(1877年)(3町118村)
    • 総持院村・念仏村が合併して岡本村となる。
    • 新畑村新田・長町村・中島村が合併して三和村となる。
    • 船木村・名村田村が合併して船名村となる。
    • 長井村・貞守村が合併して長貞村となる。
    • 長谷村・黒石村が合併して永福村となる。
    • 天神町・天神谷村が合併して天神村となる。
    • 古家村・常田村・西戸村が合併して秋津村となる。
    • 土井村が黒谷村に合併。
  • 明治12年(1879年1月8日 - 郡区町村編制法の兵庫県での施行により、行政区画としての加東郡が発足。郡役所が社村に設置。
  • 明治13年(1880年) - 片山村・下大部村・久茂村が合併して久下山村となる。(3町116村)

町村制以降の沿革

ファイル:Hyogo Kato-gun 1889.png
1.社村 2.加茂村 3.滝野村 4.河合村 5.来住村 6.市場村 7.小野村 8.大部村 9.福田村 10.下東条村 11.中東条村 12.上東条村 13.米田村 14.上福田村 15.鴨川村(紫:小野市 桃:加東市)
  • 明治22年(1889年4月1日 - 町村制の施行により、以下の町村が発足。郡役所の所在地が社町となる。(15村)
    • 社村 ← 社村、山国村、田中村、野村、貝原村、窪田村、鳥居村、家原村、西垂水村、松尾村、上中村、梶原村、北村、出水村(現・加東市)
    • 加茂村 ← 新町、北野村、稲尾村、曽我村、多井田村、穂積村(現・加東市)
    • 滝野村 ← 上滝野村、下滝野村、河高村、高岡村、光明寺村(現・加東市)
    • 河合村 ← 河合中村、復井村、新部村、西村、西森村、三和村、粟生村(現・小野市)
    • 来住村 ← 西脇村、阿形村、福甸村、来住村、下来住村、黍田村(現・小野市)
    • 市場村 ← 太郎太夫村、樫山村、山田村、池尻村、大島村(現・小野市)
    • 小野村 ← 小野町、垂井村、久下山村、葉多村、黒川村、中村、奥村、浄谷村、長尾村、後谷村、島谷村(現・小野市)
    • 大部村 ← 王子村、敷地村、高鹿喜村、土橋村、中島村(現・小野市)
    • 福田村 ← 大門村、西古瀬村、福吉村、上田村、沢部村、東古瀬村、中古瀬村、屋度村、東実村(現・加東市)、古川村、久保木村(現・小野市)
    • 下東条村 ← 下番村、中番村、菅田村、小田村、船名村、浮坂村、曽根村、脇本村、池田村、中谷村、万勝寺(現・小野市)
    • 中東条村 ← 松沢村、大畑村、吉井村、厚利村、東垂水村、小沢村、栄枝村、藪村、新定村、森尾村、岩屋村、岡本村(現・加東市)
    • 上東条村 ← 天神村、横谷村、永福村、椅鹿谷村、黒谷村、長貞村、少分谷村、秋津村、森村(現・加東市)
    • 米田村 ← 上久米村、下久米村、久米村、廻淵村、畑村、池之内村(現・加東市)
    • 上福田村 ← 永富村、三草町、上三草村、下三草村、木梨村、藤田村、山口村、馬瀬村(現・加東市)
    • 鴨川村 ← 上鴨川村、下鴨川村、平木村(現・加東市)
  • 明治29年(1896年7月1日 - 郡制を施行。
  • 明治45年(1912年6月1日 - 社村が町制施行して社町となる。(1町14村)
  • 大正4年(1915年5月1日 - 小野村が町制施行して小野町となる。(2町13村)
  • 大正12年(1923年)4月1日 - 郡会が廃止。郡役所は存続。
  • 大正14年(1925年)4月1日 - 滝野村が町制施行して滝野町となる。(3町12村)
  • 大正15年(1926年)7月1日 - 郡役所が廃止。以降は地域区分名称となる。
  • 昭和29年(1954年
    • 3月31日 - 滝野町・加茂村が合併し、改めて滝野町が発足。(3町11村)
    • 12月1日 - 小野町・河合村・来住村・市場村・大部村・下東条村が合併して小野市が発足し、郡より離脱。(2町6村)
  • 昭和30年(1955年3月31日(3町)
    • 社町・福田村・米田村・上福田村・鴨川村が合併し、改めて社町が発足。
    • 中東条村・上東条村が合併して東条町が発足。
  • 昭和31年(1956年)4月1日 - 社町の一部(古川・久保木)が小野市に編入。
  • 平成18年(2006年3月20日 - 社町・滝野町・東条町が合併して加東市が発足し、郡より離脱。 同日加東郡消滅。

変遷表

脚注

  1. 領主から年貢免除の特権を与えられた土地。
  2. 右記のほか「松尾村・山国村・立会新田」、「上小田村・下小田村・立会新田」、「上久米村・下久米村・上三草村・久米村・立会新田」、「上三草村・下三草村・立会新田」が記載されているが詳細不明。
  3. 記載は「牧野村枝郷・吉馬村」。
  4. 「旧高旧領取調帳」には記載なし。高田村のうち。
  5. 記載は「久米・畑村」。
  6. 6.0 6.1 「旧高旧領取調帳」には記載なし。長町村のうち。
  7. 無高のため「旧高旧領取調帳」には記載なし。上三草村のうち。
  8. 記載は下鴨川村のうち。

参考文献

関連項目

先代:
賀茂郡
行政区の変遷
- 2006年
次代:
(消滅)