「利根川」の版間の差分

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|出典 = 『利根川百年史』・『河川便覧 平成十六年版』
 
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2018/8/5/ (日) 19:42時点における版

利根川(とねがわ)

大水上山を水源として関東地方からへ流れ、太平洋に注ぐ河川

別称坂東太郎。全長 322km。流域面積は 1万6840km2で,日本最大。

群馬県北部,三国山脈の大水上山(1840m)に源を発し,片品川吾妻川烏川鏑川神流川渡良瀬川鬼怒川などを関東平野中央部で合流し,中・下流域に渡良瀬遊水地印旛沼霞ヶ浦の湖沼を形成して千葉県北東端の銚子市で太平洋に注ぐ。古くは東京湾に注いでいたが,江戸の防衛と新田開発を兼ねて,承応3(1654)年幕府が今日の流路に改変した。

近世には江戸への物資運搬の大動脈をなし,沿岸に関宿佐原などの河港集落が発達した。明治以降は政府の直轄河川となり,最新の土木技術を導入,220kmに及ぶ洪水防止の堤防が 1928年完成した。

1947年カスリン台風による洪水被害を契機に,1951年国土総合開発特定地域の指定を受け,上流に砂防,洪水調節,発電などの多目的ダムが建設された。1962年水資源開発公団(水資源機構)の発足によって総合的な河水利用の調整が実施されている。

注釈