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[[ファイル:Superstorewinkler4.JPG|thumb|[[スーパーマーケット]]店内で小売される冷凍食品<br /><small>冷凍状態のまま陳列販売するために、商品棚は商品の冷却機能を備える</small>]]
 
'''冷凍食品'''(れいとうしょくひん)とは、長期保存を目的に[[冷凍]]状態で製造・流通・販売されている[[食品]]をいう。
 
  
== 概要 ==
+
'''冷凍食品'''(れいとうしょくひん)
[[ファイル:Frozen French Fries 1.jpg|thumb|冷凍された[[ジャガイモ]]<br /><small>そのまま油で揚げることで[[フライドポテト]]として食べられるよう適当な大きさに切られている</small>]]
 
[[ファイル:Tk pizza.jpg|thumb|冷凍された[[ピザ]]<br /><small>加熱調理することですぐさま食べられる状態になっている</small>]]
 
[[水]]分や[[油脂]]が凍結・凝固する程の低温にすることで[[微生物]]の活動を抑え、長期間(社団法人日本冷凍食品協会<ref>[http://www.reishokukyo.or.jp/del-sft/qanda/qa_05.html 社団法人日本冷凍食品協会冷凍食品の品質は表示されている賞味期限を見て判断すれば良いか?]</ref>によるとマイナス18[[セルシウス度|℃]]以下であれば製造後1年程度)にわたって保存できるのが特徴である。
 
 
 
なお、保存温度の「マイナス18[[セルシウス度|℃]]」は0℉([[華氏]]0度:ファーレンハイト度0はセルシウス度-18)に由来する。さらに温度を下げれば、魚に寄生する[[アニサキス]]のような[[寄生虫]]を殺すこともできる。
 
 
 
[[調理]]済みないしは[[下ごしらえ]]済みであるため調理の省力化に役立つことから、[[飲食店]]から一般[[家庭]]まで広く普及している。また、冷凍時に急速冷凍することで食品の鮮度を保つように配慮されており、長期間、いつでも新鮮な状態を味わうことが可能である。
 
 
 
冷凍食品は以下のように分類される<ref>『現代商品大辞典 新商品版』 東洋経済新報社、1986年、688頁</ref>。
 
*無加熱摂取食品
 
**生食用食品([[魚介類]]の[[刺身]]や[[むき身]]など下ごしらえ済みの商品)
 
**調理加熱済食品(茹でダコや茹でガニ、フローズンケーキなど)
 
*加熱後摂取食品
 
**半調理食品(コロッケやフライなど)
 
**調理済食品(シュウマイやウナギのかば焼きなど)
 
 
 
冷凍食品の中には常温や冷蔵庫で解凍するものもあり、正しく解凍すれば、非冷凍の食材・料理と見分けが付かない場合もある。商品としては[[野菜]]・[[果物]]などのほか、[[フライ (料理)|フライ]]・[[うどん]]・[[ピラフ]]・[[ピザ]]といった調理済みで後は盛り付けるだけの料理など、バリエーションに富む。また近年では電子レンジの普及に伴い、盛り付け済みで専用容器付きの冷凍食品も多数存在しており、これらは多忙な現代にあって重宝されている。
 
{{-}}
 
[[画像:Tvdinner.jpg|thumb|200px|Prepackaged mealの1例<br/><small>(1950年代に発売されていたオーブン調理式のもの)</small>]]
 
最もこれらを消費しているのは[[アメリカ合衆国]]である。同国内では[[軽食]]、ランチやディナー向けなど、様々なニーズに対応した製品も多く、各種の冷凍食材が配置されたプラスチックトレーを電子レンジに入れて指定の時間温めれば、1つのトレーに[[ステーキ]]や[[ポテトサラダ]]、[[パン]]に[[デザート]]までの1食分のメニューがセットで完成する製品まで存在する。<br/>
 
このような食品を「プレパッケージドミール([[:en:Prepackaged_meal|Prepackaged meal]])」と呼び、パッケージの中に[[プラスチック]]製の[[フォーク (食器)|フォーク]]と[[ナイフ]]までもが付属しているため、保管用の冷凍庫と加熱用の電子レンジさえあれば、食材ばかりではなく食器類を一切用意していなくても食事ができる(電子レンジの普及以前には、厚手のアルミ箔を整形したトレーに冷凍食材を入れたものをオーブンで加熱するものが主流となっていた)。<br/>
 
これらの冷凍食品は俗に「'''TVディナー([[:en:TV dinner|TV Dinner]])'''」と呼ばれ、この俗称は[[1954年]]にアメリカで初めてこの種の食品を発売して大ヒット商品とすることに成功した、[[:en:Swanson|スワンソン(Swanson)]]社の冷凍食品ブランド、“''swanson TV Dinner''”に由来している。
 
 
 
== 歴史 ==
 
[[ファイル:Frozen raspberries.jpg|thumb|冷凍された[[ラズベリー]]の果実]]
 
冷凍食品は、[[1900年代]]頃に[[アメリカ合衆国]]において、あまり日持ちのしない[[ジャム]]加工用の[[イチゴ]]を輸送に適するために冷凍にしたのが興りだと言われている。もちろん当時は家庭用冷凍冷蔵庫もなく、一般家庭に広まるのは[[冷凍冷蔵庫]]が普及し始めた[[1920年代]](日本では[[1930年代]])以降となるが、当初は果物などを保存しておくためのものだった。[[1950年代]]のアメリカでは、冷凍食品が「未来の食品」としてもてはやされ、冷凍食品を専門に出す[[レストラン]]まであったという。
 
 
 
本格的に冷凍食品が広く普及したのは[[1960年代]](日本では[[1965年]])以降で、家庭において[[テレビジョン|テレビ]]などの娯楽が増えたこと、また食生活が豊かになり、様々な料理が幅広く受け入れられるようになったことによる部分は大きい。この当時、日本では[[冷凍みかん]]が[[鉄道駅|駅]]などで売られるようになり、旬と逆の夏場に、少し凍った食感のまま食べることが、新しい味覚として受け入れられた。
 
 
 
当初は冷凍技術の問題や適切な解凍方法がないことから、歯応えが悪いとか味が落ちると敬遠されることがあった<ref>特に野菜や果物、魚介類等は食品に含まれる水分の膨張により細胞が破壊されるため、種類や用途が限られていた。</ref>。しかし、[[クラレンス・バーズアイ]]([[:en:Clarence Birdseye|en]])によって[[急速冷凍]]([[:en:Flash freezing|en]])技術が開発され、また、水産物を船上で冷凍するなどの技術改良もあり、食味の向上が行われた。
 
 
 
現在では生鮮品を鮮度を保ったまま保存・輸送する技術も向上しているため、冷凍の必要性も低下しつつあるが、野菜など天候不良などの理由で価格が高騰する食品でも、豊富に得られる時期に冷凍保存しておけば価格の影響を受けにくいことから、場合によっては生鮮品より割安になり、また供給が安定するなど、利点は依然として存在する。
 
 
 
=== 日本における冷凍食品の歴史 ===
 
日本で初めて市販された冷凍食品は、[[1930年]](昭和5年)に[[日本水産|戸畑冷蔵]]が発売した「イチゴシャーベー」(冷凍いちご)<ref>[http://冷凍食品.biz/history/ 冷凍食品の歴史・進化] - 冷凍食品.biz</ref>。ジャムへの加工を目的としたアメリカのものとはちがい、イチゴそのものを味わう商品でと名づけられて市販された。
 
 
 
戦後、[[1964年]]の[[前東京オリンピック|東京オリンピック]]を機に、冷凍食品に適した解凍、調理法が研究され、[[外食産業]]分野で利用が始まった。[[1970年代]]には、小型から大型の冷凍[[冷蔵庫]]や[[電子レンジ]]の普及、[[セントラルキッチン]]方式の[[ファミリーレストラン]][[チェーンストア|チェーン]]の拡大により、業務用ともに大きな伸びを示すようになった。
 
 
 
また[[1980年代]]以降には[[電子レンジ]]の低価格化に伴う家庭への普及があり、同時に家庭用の冷凍食品も広く受け入れられるようになった。特に[[1990年代]]からは、電子レンジでも焼いたような焼き焦げまで付けられる解凍技術も発達したことから、従来は[[オーブンレンジ]]で解凍しないと美味しくないとされていたピザや[[グラタン]]などの焼き物料理も多様化した。
 
 
 
技術の向上によって種類も多様化する傾向にあり、今日では、[[喫茶店]]等で出されるモーニングセットや[[ケーキ]](ホットケーキやチーズケーキ、ショートケーキにいたるまで大抵は揃う。このうち、冷凍のショートケーキはフローズンケーキと呼ばれ、自然解凍して供する。[[アイスクリーム]]をケーキ状に作り上げたいわゆる[[アイスケーキ]]とは異なる)、[[ホイップクリーム]]の類もあり、[[業務用食品|業務用冷凍食品]]として流通している。
 
 
 
また、あらかじめ骨を取り除いたものや高圧調理済みの冷凍[[焼き魚]]が[[病院食]]や[[学校給食]]のメニューに取り入れられるといった動きもあり、従来にはなかった食材としての商品も出始めている。中には[[弁当]]に凍ったまま入れ、お昼にちょうど食べごろの解凍状態になって手間要らずでかつ保冷の役目を果たすというものも登場した。
 
 
 
最近では、有名[[ホテル]]を含む名店や名調理人の名前を冠し、味をそのままに冷凍した高級志向の冷凍食品も登場している。
 
 
 
しかし一方で、飽和状態にある市場にあって、[[2002年]]に[[中華人民共和国|中国]]よりの[[輸入食品]]である中国産の[[ホウレンソウ|ほうれん草]]などから残留[[農薬]]が検出され、同種食品に対する不信感が発生し、微減状態になっている。また、[[2007年]]には[[赤福餅]]の冷凍保存による製造日偽装が発覚するなど、保存技術を悪用した事件も起きている。
 
 
 
なお一定段階まで調理された冷凍食品では原材料の安全性の問題や生産国に連動して不信感を招くこともある。日本では日本冷凍食品協会調べで2006年度の調理済み輸入冷凍食品が前年度比100%を超える急成長市場にある<ref>[http://www.reishokukyo.or.jp/report/import.html 日本冷凍食品協会調べ2008年]</ref>が、これは日本国内の食料需要でも少なからぬ地位を輸入調理済み冷凍食品が得ている半面、[[中国産食品の安全性]]のような問題に連動して、問題のある製品が流通後に回収される騒動もあり、2008年1月末にも日本各地で販売された中国製冷凍[[餃子]]から有害物質が検出され中毒者が出る騒動も起こっている。この冷凍餃子事件をきっかけに、冷凍餃子の売り上げが激減するなどの事態が起こった。<!--速報の場ではない:[[有機リン]]系の[[農薬]]成分「[[メタミドホス]]」が検出された([[#2008年1月に発覚した中国製冷凍餃子中毒問題について|次項]])。-->
 
 
 
この件につき東京都は、都民が調理冷凍食品を購入するに当たり、安心して適正な選択ができるとともに、事業者が自ら製造、加工する食品の原材料を適切に把握するための手段として、国内で製造され、都内で消費者向けに販売される調理冷凍食品に対し、原料原産地表示を義務づけた<ref>[http://www.caa.go.jp/foods/pdf/120119tasaki.pdf 調理冷凍食品の原料原産地表示について]</ref>。
 
 
 
<!--報道ならWikinewsで・Wikipediaは問題が起こるたびに報道内容を記録する場ではない:
 
=== 2008年1月に発覚した中国製冷凍餃子中毒問題について ===
 
警察や外交ルートまで絡む問題であり、どこかに記載する必要がありますが、とりあえず、ここで記載します。いずれ、独立項目「中国製冷凍餃子中毒問題(事件)」として分けることになるでしょう。
 
{{節現在進行}}
 
 
 
2007年12月28日から2008年1月22日にかけ、[[千葉市]][[稲毛区]](12月28日)、[[兵庫県]][[高砂市]](1月5日)、[[千葉県]][[市川市]](1月22日)の計10人が、中国の「[[天洋食品]]」が製造し、[[日本たばこ産業]]の子会社「[[ジェイティフーズ]]」が[[輸入]]・販売した冷凍餃子を食べた後[[食中毒]]の症状を訴え、この中で市川の5歳の子供が一時期意識不明の重篤状態になっていたことが、2008年1月30日になって報じられた。警察の捜査で餃子から有機リン系の農薬成分「メタミドホス」が検出され、ジェイティフーズや、[[プライベートブランド|PB商品]]として販売していた[[生活協同組合|生協]]などが餃子を含め、天洋食品製の冷凍食品の[[リコール (一般製品)|回収]]を開始し、スーパーマーケットでは該当商品の撤去はもちろん、店によってはジェイティフーズの冷凍食品全体、さらには中国製冷凍食品全部の撤去が行われた。
 
 
 
この問題については、最初の千葉市での発生時期が12月28日の[[御用納め]]当日や、事件性が考えられることから警察の捜査を優先するために、国([[厚生労働省]])への報告が遅れたこと、1月5日の高砂市の発生を受け、加古川保健所→[[加古川市]]→[[兵庫県]]→[[東京都]]→[[品川区]]→品川保健所という連絡の過程で、重要事項(症例内容)が脱落したミスも重なり、1月22日の市川市での発生を受けて、[[警察]]が類似の事例を調査する中で、ようやく明るみに報道されたという、行政側の対応のまずさが指摘されている。
 
 
 
なお、農薬混入の原因については、2008年2月2日時点で日本と中国の関係当局で調査中である。
 
 
 
==== 関連リンク ====
 
* [http://www.kokusen.go.jp/soudan_now/data/sn-20080131.html 中国産冷凍ギョウザ等最新情報]([[国民生活センター]])
 
* [http://www.asahi.com/special/080130/ アサヒコム特集]
 
* [http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt213/index20080201AS1D0107Z01022008.html 日本経済新聞特集]
 
* [http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080131-1068087/index.htm 読売新聞特集]
 
-->== 国内シェア ==
 
シェアの約75%を上位五社が占める寡占市場となっている。
 
 
 
1位 [[マルハニチロ]]
 
 
 
2位 [[ニチレイ]]
 
 
 
3位 [[テーブルマーク]]
 
 
 
4位 [[味の素]]
 
 
 
5位 [[日本水産]]
 
 
 
== 冷凍食品の注意点 ==
 
* 低温(マイナス18℃以下)で保存する。
 
* [[賞味期限]]を守る。[[油脂]]の[[酸化]]等の[[品質]]の[[劣化]]の進行は、遅くなるとしても完全に止まるわけではない。あまり長く保存すると、水分が[[昇華 (化学)|昇華]]して[[乾燥]]してしまい(冷凍焼け)、解凍してもパサパサになる。またパッケージ内で水分が[[再結晶]]化([[霜]]になる)して、部分的にベシャベシャになる。
 
* 運搬中はできるだけ溶かさないようにする。一般家庭で購入する場合には、買い物の最後に購入して、早く家庭の冷凍庫に入れる。[[ドライアイス]]等のサービスを行っている店舗で買う場合は、ドライアイスを付けてもらうとよい。
 
* 一度溶けたものは再凍結させず、早めに使い切る。水分が溶け出たり、そのドリップが再凍結すると[[風味]]が落ちるほか、鮮度が著しく落ちる。
 
* 取り扱い中は[[凍傷]]に注意する。
 
* [[結露]]した冷凍食品を油で揚げると、水分が急速に[[気化]]([[水蒸気爆発]])し、熱い油が飛び散り、[[熱傷|やけど]]や火災の原因となるので、注意が必要である。
 
 
 
== 主な冷凍食品製造企業 ==
 
;日本
 
*[[ニチレイ|ニチレイグループ]]
 
*[[マルハニチロ]]
 
*[[テーブルマーク]]
 
**[[ケイエス冷凍食品]]
 
*[[味の素冷凍食品]]
 
*[[日本水産]]
 
*[[日清フーズ]]
 
*[[オレアイダ]]
 
*[[キンレイ]]
 
{{節スタブ}}
 
 
 
== 脚注 ==
 
{{脚注ヘルプ}}
 
{{Reflist}}
 
 
 
== 関連項目 ==
 
{{Commons|Category:Frozen food}}
 
* [[冷凍食品の日]](毎年[[10月18日]])※「冷凍」のトー(10)と冷凍食品の管理基準温度である18℃より
 
* [[日本冷凍食品協会]]
 
* [[セルアライブシステム冷凍]]
 
* [[ルイベ]]
 
  
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貯蔵できるように冷凍した食品。[[食品衛生法]]では「調理または加工した食品を容器包装に入れて凍結させたもの」をさす。食品を凍結することによって微生物の繁殖と酵素の作用を停止させ,食品の腐敗変質を防ぐ。凍結温度,時間は食品の種類によって異なるが,凍結温度は低いほど,凍結させる時間は短いほどよい。普通凍結温度は-35℃以下,時間は4時間以内で行われる。凍結時間が長いと氷結晶が大きくなり,食品組織が破壊されるため,解凍のときに汁液やビタミンの損失が大きく,また腐敗変質も速くなる。特に水分の多い食品の凍結には注意が必要である。保存は-18℃以下で行えば,短くて2ヵ月,長ければ6ヵ月程度の貯蔵が可能である。
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== 外部リンク ==
 
== 外部リンク ==
 
* [http://www.jffic.or.jp/ 財団法人日本冷凍食品検査協会]
 
* [http://www.jffic.or.jp/ 財団法人日本冷凍食品検査協会]
 
* [http://www.reishokukyo.or.jp/ 社団法人日本冷凍食品協会]
 
* [http://www.reishokukyo.or.jp/ 社団法人日本冷凍食品協会]
* [{{NDLDC|976130/345}} 朝日年鑑(大正15年)「冷凍食品の食べ方」][[国立国会図書館]]
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{{テンプレート:20180815sk}}
 
 
 
{{DEFAULTSORT:れいとうしよくひん}}
 
{{DEFAULTSORT:れいとうしよくひん}}
  
 
[[Category:冷凍食品|*]]
 
[[Category:冷凍食品|*]]
 
[[Category:食品産業]]
 
[[Category:食品産業]]

2018/9/27/ (木) 13:46時点における最新版

冷凍食品(れいとうしょくひん)

貯蔵できるように冷凍した食品。食品衛生法では「調理または加工した食品を容器包装に入れて凍結させたもの」をさす。食品を凍結することによって微生物の繁殖と酵素の作用を停止させ,食品の腐敗変質を防ぐ。凍結温度,時間は食品の種類によって異なるが,凍結温度は低いほど,凍結させる時間は短いほどよい。普通凍結温度は-35℃以下,時間は4時間以内で行われる。凍結時間が長いと氷結晶が大きくなり,食品組織が破壊されるため,解凍のときに汁液やビタミンの損失が大きく,また腐敗変質も速くなる。特に水分の多い食品の凍結には注意が必要である。保存は-18℃以下で行えば,短くて2ヵ月,長ければ6ヵ月程度の貯蔵が可能である。

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