全国高等学校クイズ選手権

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全国高等学校クイズ選手権』(ぜんこくこうとうがっこうクイズせんしゅけん)は、日本テレビ(NTV)主催で毎年夏季に開催し、日本テレビ系列NNS)で放送されているクイズ大会・クイズ番組である。

正式名称には冠スポンサーライオングループの名が入り『ライオンスペシャル 第○回全国高等学校クイズ選手権』となる。英語表記は「ALL JAPAN HIGH SCHOOL QUIZ CHAMPIONSHIP」(オール・ジャパン・ハイスクール・クイズ・チャンピオンシップ)。

通称は『高校生クイズ』(こうこうせいクイズ)で、その年の西暦が末尾につく(1999年までは『高校生クイズ'○○』、2000年以降は『高校生クイズ20○○』)。第17回大会以降は番組名としてもこの通称が主に用いられている(ただし、優勝校の表彰の際には正式名が使用される)。

番組概要

同じ学校に通う高校生高専生中等教育学校生(後期課程)・特別支援学校(高等部)が3人1組のチーム(第34-37回は2人1組)を組んでさまざまなクイズに挑戦、各地で行われる予選および全国大会を戦い抜いて優勝を目指す模様を放送する。

「知力、体力、チームワーク」をキャッチフレーズに、独自の演出と壮大な規模で開催され、「クイズの甲子園」として定着。ギネス・ワールド・レコーズ(旧:ギネスブック)には「世界一参加人数の多いクイズ番組」として記録されている[1]

番組の始まりと変遷

1982年12月31日、日本テレビ開局30年記念特別番組として同局の看板番組『アメリカ横断ウルトラクイズ(以下、ウルトラクイズ)』(1977年 - 1992年1998年)の特別版『ウルトラクイズ 史上最大の敗者復活戦』が放送された。これが好評だったことに加え、規定により『ウルトラクイズ』に出場できない高校生から参加への強い要望があったため、『史上最大の敗者復活戦』のノウハウを生かした高校生対象の大型クイズ番組が企画される。そして『ウルトラクイズ』の弟番組という位置付けで、1983年12月31日に第1回の『ウルトラスペシャル 全国高等学校クイズ選手権』が放送(第21回ギャラクシー賞月間賞受賞[2])。以降、1984年1985年は夏と冬の年2回開催となり、1986年の第6回からは夏に年1回の開催となった。

初代総合司会は本家・ウルトラクイズの顔であった福留功男が担当、『ウルトラクイズ』の人気も相まって第6回には約23万人の参加者を数えるなど、開始後まもなくして規模としては『ウルトラクイズ』を凌ぐ番組となった。開始当初は、兄弟番組であった『ウルトラクイズ』の「クイズ形式の人間ドキュメンタリー」や「知力・体力・時の運」といったコンセプトを引き継ぎ、「ドロンコクイズ」や「バラマキクイズ」といった『ウルトラクイズ』名物の企画も数多く行われた。しかし、回を重ねるごとに内容も変化し、3人1組のチームをそれぞれ「知力」「体力」「運」の各担当に振り分けて競わせる形式など、高校生たちの「チームワーク」が、個人戦である『ウルトラクイズ』と異なる『高校生クイズ』独自のキーワードとなってゆく。

第11回(1991年)より、当時の日本テレビの看板アナウンサーであり、同年から福留の後継としてアメリカ横断ウルトラクイズの司会者にも就任する福澤朗が総合司会となる。150人近い高校生たちによる一斉早押しクイズ、複数の勝ち抜け条件を満たす必要のあるクイズ、深い知識だけでなくライバルとの駆け引きが求められるなど趣向を凝らしたクイズから、架空の事件を推理してトリックを解く形式、プレゼンテーション力や冠婚葬祭マナーが試されるものなどクイズと呼べないようなものまで、本家・『ウルトラクイズ』にはなかった独自のクイズが多数導入されていった。

スポーツ大会などと違って定まった形式がなく、数年ごとにスタッフが総合演出やプロデューサーレベルで入れ替わるため、番組の方針やクイズ形式、演出スタイルなども同様に変更される。このため、知力が重視された回もあれば体力や運に強く影響された回もある。90年代末期以降には高校生たちの人間性を旅などを通じて描き出す演出がなされ、第17回(1997年)には決勝戦を香港で、第22回(2002年)には3回戦以降をオーストラリアで行ったほか、行先不明の列車に乗りながら各地を転戦していった回(第20回、2000年)や、世界遺産五箇山を訪れた回(第21回、2001年)もあった。また、第23回(2003年)と第24回(2004年)には多くの芸能人や著名人が関わるバラエティ的な演出が行われた。一方、この頃から往年の人気に陰りが見え始め、視聴率は低下し地方大会への出場校も減少していった。

第28回(2008年)からは「知力の甲子園」と銘打っておよそ一般的でない超難問を集めた知力重視のクイズ大会が繰り広げられ、全国大会はすべて日本テレビでのスタジオ収録となっていた。知力重視路線について、視聴者の間では本格的なクイズ番組を歓迎する声がある一方で、「難問ばかりで視聴者が一緒に楽しめない」といった否定的な意見もあり評価が分かれている(後述)。結果として視聴率は回復基調となったものの、地方大会への出場校の更なる減少を招いた。結局、知力重視路線は5年間続いた後、第32回(2012年)をもって終了した[3]。なお、この時代の番組内容や演出等のノウハウは、2011年より開始された『最強の頭脳 日本一決定戦! 頭脳王』へ引き継がれており、司会を当番組の2代目の総合司会者であった福澤朗が務めるなど、共通の出演者・スタッフが参加しているほか、当番組の歴代優勝者も本戦へ出場している。

第33回(2013年)には原点回帰する形で、知力・体力・時の運・チームワークの総合力で勝負するスタイルへとモデルチェンジし、第22回(2002年)以来11年ぶりの海外決戦(準々決勝はタイ、準決勝・決勝はフランス)が行われた。第34回(2014年)以降は、2回戦以降をアメリカ合衆国を横断する形で行われ、「○×ドロンコクイズ」や「バラマキクイズ」といった形式、ニューヨークでの決勝戦など、かつての『ウルトラクイズ』を彷彿とさせる内容となっている。

歴代総合司会

  • 初代:福留功男 … 第1回 - 第10回担当。「青春真っただ中、(みんな)燃えているか!!
    • 『ウルトラクイズ』の経験を活かした司会進行により、番組の爆発的人気を生んだ。番組そのものの企画提案者でもあり、第1回のスタッフロールにはプロデューサーとしても名を連ねた。
    • 第21回では東西に分けて行われた全国大会1回戦で東側の司会を担当した。「業界40年、高校生クイズ生みの親、クイズに24年の人生をかけた、人呼んで"留ジィ"とはオレのことだぁ!」との言葉で高校生の前に登場した。
  • 2代目:福澤朗 … 第11回 - 第20回担当。「ファイヤー!!」「みんな、(青春の炎は)燃えているか!!
    • 彼の本来のキャッチフレーズは「ジャストミート」だが、番組の冠スポンサーであるライオンのライバル・花王が「ジャスト」という衣料用洗剤を販売していたため、ライオンに配慮する形で最初の収録前に掛け声を変更した[4](同時期に司会を務めた『ウルトラクイズ』では、放送枠の『木曜スペシャル』提供に花王が入っていたため「ジャストミート」を使用)。
    • 総合司会着任前には、第10回の全国大会で体力コースの案内人を務めた(「日本テレビの明るい下積み」と自己紹介した)。
    • 第21回では東西に分けて行われた全国大会1回戦で西側の司会を担当した。
  • 3代目:ラルフ鈴木(鈴木崇司) … 第21回 - 第30回担当。「POWER!!
    • 総合司会着任前には、第18回の事前番組『裏高校生クイズ』に出演し、運大王代表で上京した9チームに密着した。
    • 第21回の全国大会は敗者復活戦から担当。
  • 4代目:桝太一 … 第31回 - 現在担当。「VICTORY!![5]
    • 総合司会着任前には、第30回の地区大会にて代理司会を担当した。

もともとは原則的に地区大会も含めすべての司会を担当していたが、2000年代後半以降は地区大会に代理の司会を立てることが多くなった。クイズの問題文の読み上げも基本的には総合司会が行っていたが、第28回(2008年)から第32回(2012年)までの全国大会ではほとんどの問題で読み上げ担当者が別であったほか、第33回(2013年)以降は国内で行われるクイズはナレーターが問題を読み上げ、海外で行われるクイズは総合司会が読み上げている。各回における代理司会などについては後述。

マスコットキャラクター

  • ライオンちゃん : 冠スポンサーであるライオンのマスコットキャラクター。第2回より夏の大会に登場。各地区大会と全国大会決勝戦の表彰式では、着ぐるみも登場する。
  • QUIZRA(クイズラ) : 帽子をかぶって首をかしげる、怪獣型の番組オリジナルキャラクター。第1回より登場。

大会概要

同じ学校に通う高校生・高専生・中等教育学校生・特別支援学校高等部在籍生で3人1組(第34-37回は2人1組)のチームを組み、全国各地で行われる予選に参加。そこで数千 - 数万におよぶ参加者の中から全国大会へ出場する代表校を決定。すべての予選が終了した後、勝ち抜いてきた高校生が一堂に会し高校生のクイズの頂点を決める。「クイズ」という性格上、非常に幅広い知識が求められるため、出場チームは全国屈指の進学校に通っている生徒で構成されていることが大半である。主な常連出場校は、東大寺学園開成県立浦和ラ・サールなど。

出場資格

参加資格は、「高校生・高専生(回によって参加できる学年の制限がある場合がある)・中等教育学校生(後期課程)・特別支援学校高等部在籍生であること、同じ学校に通う3人1組のチームであること」である(第34-37回は2人1組)。

同じ学校であれば、定時制や通信制などの異なる課程・異なる学科同士、異なる学年同士であってもよく、資格さえ満たせば出場者の年齢や国籍も一切問われないが、事前の申込みが必須であり、大会当日の飛び入り参加は認められない[6]

また1つの学校から何チームでも出場することができる[7]

予選

全国大会に出場するためには事前に行われる「予選」を勝ち抜かなければならない。予選は、毎年必ず行われる「地区大会」と、参加条件や開催そのものの有無が年によって異なる特別な予選がある。地区大会と別に行われる予選は「特別大会」などと呼ばれることが多く、本稿では地区大会以外の予選を総称して便宜的に「特別大会」または「特別枠」と表記する。形式は一定ではなく、回によっては行われない場合もある。各回の過去の全国大会出場枠の変遷を参照のこと。

地区大会

全国をいくつかのブロックに分け、それぞれのブロックごとに参加者を1会場に集めて行われる。どの地区大会に参加するかは参加者の住所ではなく、参加者が通っている学校がどの都道府県に所在しているかによる。参加のための交通費・宿泊費は原則参加者の自己負担。おおむね午前中~昼ごろの指定時間までに会場で受付を行い参加する。地区大会1回戦では全員参加で移動を伴うクイズが行われることが多い。そして午後の決勝戦までに各都道府県2~6チーム程度に絞られ、その日のうちに各都道府県代表が決定する(現行の「都道府県代表制」。「地域代表制」で行われた回については後述)。

第36回(2016年)は史上初めて全11地区の会場で同日(7月27日)同時刻に予選が行われた。またクイズの解答にはスマートフォンにインストールしたアプリを使用した[8](第37、38回も同じ[9])。

「地区大会」では日本テレビ系列局によっては系列局最寄駅から地区大会会場までのシャトルバスを運行する局もある。

全国大会

地区大会を勝ち抜いたチームによって、全国大会が行われる。全国大会はおおむね1回戦は東京で、お盆で都内があまり混まない時期に行われることが多い。原則的に、敗退した時点で帰郷・帰国となる。

よく行われるクイズ形式

予選・全国大会を問わず行われてきた典型的なクイズの例。実際にはこれにアレンジが施されたり組み合されたりしたクイズが行われる。

  • YES・NOクイズ(○×クイズ) - ○×クイズの項を参照。第1回から第20回まではYES・NOクイズ、第21回以降は○×クイズという呼称になっている。ただし第33回は地区大会のみYES・NOクイズとなった。
    • YES・NO(○×)走りクイズ - 会場にYES・NO(○・×)のサークルが用意されていて、問題が発表されたら答えだと思う方のサークルへ走って移動する。
    • YES・NO(○×)札上げクイズ - 問題が発表されたら答えだと思う方の札を揚げる。
    • ○×ドロンコクイズ - ○×それぞれが描かれたスチロール板のうち、答えだと思う方に走って飛び込む。正解ならばマットがあるが、不正解ならば泥水の中に落ちる。
  • 札上げ前進3択クイズ - 全員が一列に並んだ状態で3択問題が出題され、正解と思う札を上げる。1問正解ごとに1歩前進でき、規定の問題数を正解すると勝ち抜け。
  • 早押しクイズ - 早押しクイズの項を参照。
    • 大声クイズ - 解答者がマイクに向かって叫び、一定以上の音量になると解答権が得られる形式。
    • この他にも、指定回数ボタンを叩く、障害物をクリアすると解答権が得られる、などギミックにバリエーションがある。
  • ペーパークイズ - 紙に印刷された多数の問題を解く筆記クイズ。解答用紙に答えを書きこむ。
    • 3択ペーパークイズ - ペーパークイズの中でも最も多く行われる形式。問題が3択になっている。
    • スマホクイズ(インターネット予選) - 3択ペーパー同様に、3択クイズをパソコンやスマホの画面で答える形式。
  • 書きクイズ(筆記クイズ) - 出題された問題の答えを、ボードや筆記画面に書きこんで解答する。特に指定がない限りは、漢字を平仮名に直して解答してもおおむね許されている。
    • 近似値クイズ - 数値が答えになっていて、解答が正解に近い順から順位付けがされるクイズ。おおむね「ピタリ賞」を当てるとより有利なボーナスが与えられることが多い。
  • 通過クイズ - 勝ち抜け条件が2段構えになっていて、最初の条件を満たすと「通過権」が与えられ、通過権を得た状態で勝ち抜け条件を満たすと勝ち抜けとなる方式。
  • ばらまきクイズ - 砂浜や野球場など広大な敷地に問題の書かれた封筒がばらまかれ、それを拾って出題者のところまで持っていき、読み上げられた問題に口頭で答える。「ハズレ」封筒も存在する。
  • 連想クイズ - いくつかのキーワードやヒントが提示され、それらから連想される事象を1つ答えるクイズ。
  • 1分間クイズ(タイムショック) - 挑戦者に対して12問の問題が5秒おきに矢継ぎ早に出題され、口頭で答えていく形式。なお、回によっては「時限バトル」(第15回)など異なる名称で放送されたこともある。
  • 3人バラバラクイズ - チーム3人がそれぞれ異なるクイズに挑戦し、3人が勝ち抜け条件を満たすまでの速さ、もしくは3人の合計得点などで勝ち抜けチームを決める方式。

過去の大会のデータ

歴代優勝校

優勝チームには日本テレビから優勝旗、スポンサーのライオンから賞金(世界旅行研修費として一人につき1000ドル[10])とライオンカップ(第22回より)、読売旅行から副賞(世界研修旅行など)が贈られ、優勝校には富士山が描かれた優勝レリーフが授与される(第7回より)。第1回 - 第15回には番組の最後に優勝チームが母校の校歌を斉唱していた。

第1回 山形県立山形南高校 第11回 福井県立高志高校 第21回 山口県立宇部高校 第31回 私立開成高校(東京)(2)
第2回 宮城県第一女子高校[11] 第12回 茨城県立水戸第一高校 第22回 北海道旭川東高校 第32回 私立開成高校(東京)(3)
第3回 東京都立江戸川高校 第13回 私立ラ・サール高校(鹿児島) 第23回 私立栄光学園高校(神奈川) 第33回 私立慶應義塾高校(神奈川)
第4回 岐阜県立加納高校 第14回 栃木県立石橋高校 第24回 岐阜県立岐阜高校 第34回 京都府立洛北高校
第5回 宮城県仙台第二高校 第15回 鳥取県立米子東高校 第25回 埼玉県立浦和高校 第35回 埼玉県立浦和高校(3)
第6回 私立東大寺学園高校(奈良) 第16回 愛媛県立西条高校 第26回 埼玉県立浦和高校(2) 第36回 私立灘高校(兵庫)
第7回 山形県立山形東高校 第17回 青森県立弘前高校 第27回 私立ラ・サール高校(鹿児島)(2) 第37回 私立桜丘高校(三重)
第8回 静岡県立静岡高校 第18回 国立筑波大学附属駒場高校(東京) 第28回 私立東海高校(愛知)
第9回 栃木県立宇都宮高校 第19回 北海道札幌南高校 第29回 私立東大寺学園高校(奈良)(2)
第10回 北海道札幌西高校 第20回 三重県立川越高校 第30回 私立開成高校(東京)

予選の変遷

地区大会の代表選出方法
  • 都道府県代表制(第6回 - 第22回・第25回 - 第38回)
    • 都道府県ごとに出場枠が設定される、夏の高校野球と同様の選出方法。大会では複数の都道府県の参加者が集まり予選が行われるが、基本的に別の都道府県のチームと対戦することはない(複数の県の「県大会」が同じ会場で同時進行している)。
    • すべての県から代表が選出されるが、人口や開催地との近さによって県ごとの参加チーム数の差が数倍から数十倍にまでなることがよくあり、単純な倍率で見ると著しい不均衡が生じる形式である。
  • 地域代表制(第1回 - 第5回・第23回・第24回)
    • ブロック全体に対して出場枠が設定される、春の高校野球と同様の選出方法。
    • 参加者を各都道府県ごとに分けないため、競争率は地区内の都道府県で一律になるが、1県から複数のチームが出場したり、1チームも出場しない県が発生する。よって都道府県代表制と比べると強いチームが集中する県に有利で、人口の少ない県には不利な形式となる。
地区大会の区割りの変遷
  • 第5回までは8地区から9地区で推移したが、第6回にて10ブロック制が定着。第23・24回に一時的に6地区と大幅に減ったものの、10ブロック制は第25回まで採用された。第23回・第24回では地区大会数の減少により、地区によっては会場から遠い県の参加者が同時期に行われたケータイ予選に流れ、主に地区大会がなくなった北陸地方中国地方で参加人数が激減したとされる。
  • 第26回以降、参加者の負担軽減や参加者の増加を狙って会場の増加が始まる。まず第26回でそれまでの「東北」と「九州」がそれぞれ北と南に分割され、第27回では山梨と静岡で「富士山大会」を新設。第30回からは「北陸」と「富士山」のブロックおよび「中部」のうちの長野県を各県単独の開催とし、第31回からは「四国・岡山」「北東北」「南東北」および「中国」のうちの鳥取と島根も単県開催となる。第32回大会は「南九州」および「北九州」のうちの長崎・大分も単県開催、逆に鳥取と島根は合同開催「鳥取・島根大会」となり、ほぼ高校生クイズを放送する各局の放送エリア単位での開催となった(「鳥取・島根」は日本海テレビのエリア。逆に単県開催の「岡山」「香川」はともに西日本放送のエリア)。第33回は22地区に減少し、さらに第34回は17地区に減少した。第35回では10地区と、ほぼ25回までの形に戻ったが、前年の会場が廃止された7地区については出張予選を実施した(優勝チームは交通費番組負担で地区大会の2回戦から参加。負けても地区大会には参加できる)。第36回以降は沖縄大会が復活し11地区となった。

第23、24回の「■■ / ▲▲」という表記については、「■■大会と▲▲大会のどちらか一方を選択して参加」をあらわす。

※第20回の和歌山(単独県大会)と第27回の大分(台風により後日開催)はそれぞれの地区大会に参加せず。

のぼり旗と横断幕の色
BYR color wheel.svg この項目ではを扱っています。閲覧環境によっては、色が適切に表示されていない場合があります。

都道府県代表制で地区大会が行われる場合、同じ会場で異なる都府県のチームが一斉にクイズに参加することがあるため、参加者の識別用に各都府県に特定の色が割り振られた。○×(YES・NO)クイズなどで参加者を整理するために使われる各都府県の名の入ったのぼり旗や横断幕にその色が使われた他、勝ち抜けチームに配布されていたゼッケン(第17回以降はビブス)も、その色で所属都府県を識別できるようになっていた。色は初めて都道府県代表制が行われた第6回において(単独道県で開催した北海道・沖縄を除く)8の地区大会で参加者の少ない都府県から順に緑→赤→黄→青→橙→桃→白→紫と決められた。現在ではビブスの色で都府県を識別することは行われておらず、のぼりの使用もごく限られた場面となっている。

大会名(第6回当時)
東北大会 青森 秋田 福島 山形 岩手 宮城  
北陸大会 石川 福井 新潟 富山  
関東大会 山梨 栃木 群馬 茨城 千葉 神奈川 埼玉 東京
中部大会 長野 静岡 三重 岐阜 愛知  
近畿大会 和歌山 滋賀 奈良 京都 兵庫 大阪  
中国大会 鳥取 島根 山口 広島  
四国・岡山大会 愛媛 高知 徳島 香川 岡山  
九州大会 宮崎 佐賀 長崎 鹿児島 大分 熊本 福岡  
  • 北海道大会と沖縄大会は属する道県が1つのため、北海道と沖縄には通例色は割り振られていない。ただし全国大会などで使うため、北海道は緑、沖縄は橙ののぼり旗が用意されている。他の都府県では2回戦以降、各チームが所属する都府県の色のゼッケンやビブスなどを着用するが北海道・沖縄では各チームがそれぞれ異なる色のものをつけていた(第29回以降においては北海道・沖縄以外でもビブスの色を統一せず、決勝で各チームが別の色のビブスを着るようになった)。
  • 第17回から、地区大会で使用されるゼッケンがサッカー選手が着るビブスの形になった。また東京都のチームが使用するビブスの色が「紫」から「水色」に変更され、のぼり旗も元々の赤みがかった濃い紫から青みがかった薄紫に変わった。
  • 第8回の北海道大会では以前から札幌のチームばかり勝ちすぎるという声があったためYES-NOクイズの通過が札幌市内の学校から10チーム、札幌市以外の学校(番組では「全道(連合)」と称した)から10チームという趣向で行われた。この時は「札幌」という青ののぼりと横断幕、「全道」という黄ののぼりと横断幕を使った。
過去の全国大会出場枠の変遷
  • 第1回・第2回では関東大会から全国大会を辞退したチームがあり、また第2回の四国・岡山大会も辞退が出ている。また、第32回ではインターネット特別大会から辞退が出ている。このため、全国大会に実際に出場したチームは第1回・第2回は37、第32回は54である。ただし第1回の近畿・山陰大会、第3回の北陸大会でも辞退チームがあったが補欠チームが繰り上げ出場している。番組でその事実が放送されたのはこの2チームだけで、これ以降も辞退による補欠は存在する(第15回の島根や第22回の京都、第32回の長崎、第36回の東京、岐阜、第37回の北海道、茨城、大阪など)[13]

全国大会の形式の一覧

各回で行われた全国大会の形式、実施場所、勝ち残りチーム数の一覧。一部の回については全国高等学校クイズ選手権のクイズ形式も参照。

なお、第1回の全国大会1回戦(第2次予選)までと第20回は、放送ライブラリーに所蔵されており、無料で視聴することができる。

過去の放送のデータ

放送日

※日本テレビでの全国大会の放送日。

第1回 1983年12月31日 第11回 1991年8月23日 第21回 2001年9月7日 第31回 2011年9月9日
第2回 1984年8月28日 第12回 1992年8月28日 第22回 2002年8月30日 第32回 2012年8月31日
第3回 1984年12月31日 第13回 1993年8月27日 第23回 2003年9月12日 第33回 2013年9月13日
第4回 1985年8月28日 第14回 1994年8月26日 第24回 2004年9月3日 第34回 2014年9月12日
第5回 1985年12月31日 第15回 1995年8月25日 第25回 2005年9月2日 第35回 2015年9月11日
第6回 1986年8月27日 第16回 1996年8月30日 第26回 2006年9月1日 第36回 2016年9月9日
第7回 1987年8月28日 第17回 1997年9月12日 第27回 2007年9月7日 第37回 2017年9月1日
第8回 1988年8月26日 第18回 1998年9月4日 第28回 2008年9月5日 第38回 2018年9月14日放送予定
第9回 1989年8月18日 第19回 1999年9月3日 第29回 2009年9月4日
第10回 1990年8月31日 第20回 2000年9月1日 第30回 2010年9月3日
  • 冬の大会は全て大晦日の特別番組として、第1回が3時間半、第3回と第5回が3時間の枠で放送された。
  • 夏の大会は第16回までは8月下旬の放送だったが、第17回以降は9月上旬に放送されている(第22回・第32回は8月)。これは『月刊ザテレビジョン』が1995年に創刊され、8月末放送のクイズの内容が8月中旬の全国大会の収録日前に参加者に知られてしまう事態になったことが一因とされる。
  • 夏冬共に『金曜ロードショー』→『金曜ロードSHOW!』の枠(21:00開始)[17]で放送されてきた。第14回までは2時間、第15回 - 第27回・第33回 - 第37回は2時間30分の枠で放送された。
    • 第28回は「日本テレビ開局55年記念番組」として放送。放送時間は19:00 - 21:24と開始時刻が2時間前倒しされ、『金曜ロードショー』以降の番組は30分繰り下げた。
    • 第29回の放送時間は19:58 - 22:54と、前年より放送時間が30分増えて3時間放送された。
    • 第30回の放送時間は19:56 - 22:54。
    • 第31回は金曜19:00 - 20:54が『金曜スーパープライム』枠になったため、放送時間が21:00 - 23:44となった。
    • 第32回は再び19:56 - 22:54での放送となった。
    • 第33回以降は21:00 - 23:24に放送され、再び2時間30分枠に戻った。

出演者

先述の総合司会、ならびに参加高校生以外の出演者。

メインパーソナリティ

第23回より採用(第25回は除く)。

その他の出演者・進行役など

音楽・効果音

メインテーマ曲

  • 『Hollywood』(メイナード・ファーガソン 彼のLP「HOLLYWOOD」(1982年発表 ソニー・ミュージック原盤)に収録)※第1回・第3回 - 第16回・第18回・第19回・第26回
    • 日本では、1982年に初めにアナログ盤アルバムLPが発売され[24]、デジタルコンテンツでは、2018年2月16日から、iTunes Music Storeの「Memories of Maynard」のアルバム内のダウンロード配信にて、同楽曲のみ入手可能となった。
    • 同アルバムのCDは、日本では未だ発売されてはいないものの、米では、2004年6月に初めてCD発売されている。
    • ファーガソンは、同局の『アメリカ横断ウルトラクイズ』のメインテーマ曲も演奏している。
  • 『Hollywood』(上記の曲の番組オリジナルアレンジ版)※第20回 - 第22回・第25回 - 第27回・第29回・第33回
    • 第20回以降は、事前番組では基本的に『Hollywood』の番組アレンジ版が使用される。
    • ファーガソンが逝去した直後に放送された第26回は、番組アレンジ版の前奏部分の後に、ファーガソン版の本編をつなげて放送した。
    • 第28回・第30回・第31回は本放送では『Hollywood』は使われなかったが、事前番組やスカパーでの地方大会放映では番組アレンジ版やオリジナル版が使われた。
  • タイトル不明 ※第2回
    • メインテーマ曲としては第2回だけでの扱いだったが、これ以降の回の放送においても挿入曲として使用された(例えば、第10回 - 第14回では提供スポンサークレジットのBGMとして使用された)。
    • アレンジが異なるバージョンも存在し、こちらも番組内の挿入曲として使用された。

※上記2曲は、その年のエンディングテーマにも使用された。第23回では、優勝校の栄光学園で行ったロードオブメジャーのスペシャルライブの模様をエンディングに使用した。また第24回の番組内では、大塚愛の他の楽曲も使用された。

  • アクセル』(吉川晃司)※第16回オープニングソング
  • 『やってやろうじゃない』(佳苗)※第17回オープニングテーマ

オープニングテーマ曲

  • 『Rocky Train』(レイモン・ルフェーブル)※第1回・第3回 - 第11回
  • 『A Dream of Victory』(ジェフリー・カウフマン、映画『THE AMERICAN GAME』より)※第1回・第3回 - 第11回

※ 上記2曲は連続して繋げられて使用され、さらにメインテーマの『Hollywood』へと繋げられた。このような一体化した構成で、オープニングの冒頭部分で使われた。なお、『A Dream of Victory』は第27回で再びオープニングに使用された。

イメージソング・応援ソング

第8回・第12回・第14回・第15回は「イメージソング」

  • 『Standing on the Rainbow』(THE CHECKERS)※第8回
  • 『未来はきみのもの』(熊谷幸子)※第12回
  • 『夏よありがとう』(TUBE)※第14回、エンディングテーマと兼用
  • Teenage dream』(DEEN)※第15回、エンディングテーマと兼用

第22回・第25回以降は「応援ソング」

エンディングテーマ曲

エンディングだけで使用された曲を記述する。

その他の音楽・効果音

  • YES-NOクイズ(現・○×クイズ)で考慮・移動する際のBGMは、大人数で移動する時と少人数で走って移動する時の2種類が使い分けられていることが多い。第1回と第3回から第16回までは同じBGMで、番組独自のものを使用していた。第17回以降はほぼ毎回変わっており、回や地区によっては他の音楽作品から流用したBGM(例えば、第21回はアーケードゲーム『GUITARFREAKS』のサウンドトラックの曲『FIRE』だった)の場合もある。ただし第25回は現場では別の曲が使われていたが、放送では第16回以前のBGMに差し替えられた。
  • 勝ち抜けBGMは長年使用されているものから1回きりのものまで数多くあり、場面に応じて複数の種類のBGMが使い分けられている。例えば第25回から第27回まで、アニメ『ロックマンエグゼ』の初代オープニングテーマ『ロックマンのテーマ〜風を突き抜けて〜』のイントロ部が、勝ち抜けジングルとして使用されていた。
  • 問題出題時のSEは、初期から第14回まで基本的に同じであった。第15回以降は、いくつかの新しいSEが登場している。また、場面に応じて複数の種類のSEが使い分けられていることもある。
  • 早押しボタンSE、正誤判定のSEは当初から変わらず現在に至って使用されている。これらのSEは『アメリカ横断ウルトラクイズ』の第6回以降と同じものである(ただし第2回の各地区予選での正解チャイムは少々ちがう音色となっている)。日本テレビの番組で単発のクイズの企画をする時はこのSEを使うことが多く、収録時に別のチャイムを使っていながらアフレコでこのSEに差し替えている例も多々見られる。

スタッフ

ウルトラクイズで協力していたテレビマンユニオンは、この番組には初回から一切携わっていない。

第37回(2017年)

  • 総合演出:河野雄平(第30回 - 第28回は演出)
  • 構成:加藤淳一郎、矢野了平、小堀裕也
  • 問題作成:藤本裕、山田雄也、塩見昌矢、吉本選江、能松あゆみ、野邉紗保莉、坂野真希、松下太志朗、井上慶祐、山本悠介、岩田竜二郎、萱場祥平、林誠也、舛舘康隆、佐々木康彦、古川洋平、近藤仁美、蒔田るみ、大美賀祐貴、山下耕平、山本祥彰(松下〜林・蒔田〜山本祥→第37回 - )
  • 技術:木村博靖、吉田剛、田中健太、後藤俊輔、長崎太資、大島草太、小林真土、村松明、渡辺滋雄、加美山聡、小境健太郎、太田黒健至、飯島友美
  • 美術:日テレアート 高津光一郎(第36回は美術プロデューサー)、栗原純二、北原龍一、伊藤伸朗(栗原〜伊藤→第36回は美術制作)、池田大介、日野信之(池田・日野→第37回 - )
  • 照明(第37回 - ):千葉雄、大野精一
  • モニター(第37回 - ):インターナショナルクリエイティブ
  • CG:藤井彩人、古川滋彦(グレートインターナショナル)、高木陽基(藤井・高木→第37回 - )
  • バーチャル:浅田一花、桾澤勇、狩野博貴(全員→第37回 - )
  • 編集:川口達也(第37回 - )
  • MA:鳥居拓也(第30回 - ) DREAM SPACE
  • 音効:東由美(第37回 - )
  • 特別協力:ウォルト・ディズニー・ジャパン
  • コーディネート:NTV International、FEEA
  • 技術・制作協力:読売テレビ中京テレビ札幌テレビ(以上3局→第36回は協力)、ミヤギテレビテレビ新潟広島テレビ西日本放送福岡放送熊本県民テレビ沖縄テレビ
  • スマホクイズ(第37回 -):HAROID
  • WEB:4Cast.co.jp(第35回 - )
  • マナー監修(第37回 - ):日本ホテルレストランサービス技能協会、大賀香里
  • AI協力(第37回 - ):ヘッドウォータース
  • 制作進行:石原智香(第36回 -、第35回はAP)、増田沙織(第37回 - )
  • TK:長坂真由美
  • デスク:阿部川裕子
  • AP:野上理沙(第35回 -、第33,34回はAD)
  • AD:太田貴昭、水野竜樹、大日野美優、大塚直(水野以降→第37回 - )
  • ディレクター:森石丈浩、中村文彦(中村→第33回はAD)、小倉寛太(第34-36回はAD)、川久保貴之(第33回 - )、赤坂祐貴(第33,35回 - )、二神新(第34,35,37回)、齊藤篤史、伊藤寛昭(齊籐・伊藤→第36回 - )、平野真一(平野→第33,34,37回)、余語風香
  • 演出:藁科誠、飯野修一(2人共→第36回 - 、第33-35回はD、飯野は第29,31,32回もD)
  • プロデューサー:藤森和彦(第36回 - )、大東徹也(第33-35,37回 - 第23回はD、第31,32回はAP)、松本浩明(第35回 - )、本田賢司(第33回 - )、内田智子(内田→第35,37回、第34,36回はAP)、遠藤英幸(第26回- 、第12-22,25回は総合演出、第23回はスーパーバイザー)
  • チーフプロデューサー:松岡至(第37回 - )
  • 制作協力:コスモ・スペースRUMBLE BEE inc.、カメヨ
  • 製作著作:日テレ
過去のスタッフ
  • 構成:松井尚、山口克久、山本洋左右、重城貴之、東海林桂、今村良樹杉本達、神山明久、雀部俊毅、鎌田みわ子、伊東雅司、伊藤忠司、岩瀬公治、西本満博、西宮晋、田中利明、望月潤一郎、藤井靖大、板垣悟司/(第23回)そーたに、(第23,24回)YAS5000野口悠介
  • 問題作成:岩瀬公治、杉浦悦子、吉田明美、栗原宗利、伊藤俊介、三好俊明、岡田泉、長谷川哲哉、宮沢美恵、白畠かおり、樋口美月、三井知子、菅沼めぐみ、西弘子、羽田優治、小川裕司、手嶋三恵子、小山明広、景山真由美、郡司昌代、水野裕司、前原美恵子、岩住希能、竹田康一郎、羽田優治、星田恵子、武野秀俊、木崎元雄、秋利美紀雄、高寺由香、星裕子、板橋めぐみ、後藤裕之、松田敬三、薬丸岳、倉野満、森英樹、斉藤かおり、服部美穂子、戸張冬樹、森脇華代、郡司昌代、古川弘子、五味英明、井上幸治、小山大樹、池田忍、吉屋大樹、脇屋恵子、日高大介、佐藤克典、佐々木亮成、渡部翔太、斎藤恵里奈、岩﨑愛、永江兆徳、岩本侑一郎、高見澤昌史、鈴木隆宏、小池諒、宇都宮裕里、一宮周平、野田修平、入江康介、坂田健、佐藤拓也他
  • 技術(スタッフ):須田昌宏、秋元博、稲葉栄一、田中元一、一本哉、古井戸博、村上孝一、福王寺貴之、勝見明久、小椋敏宏、米田博之、山田祐一、山本聡一、山岸真、牛山雅博、増田秀見、神田洋介、山口裕司、川合亮、正井祥二郎、林洋介、関口文雄、原田真次、新名大作、湯本将司、谷奈央、今野克裕、森川哲男、村上和正、三崎美貴、蔦佳樹、鈴木昭博、安達良、杉村正規、千葉弦毅、中川繁、野澤純平、鎌倉和由、茅野竜徳、加賀金重郎、三山隆浩、木村弥史他
  • 照明:佐野利喜男、渡辺一成、下平好実、小寺勝馬、内藤晋、谷田部恵美、内瀬有紀、名取孝昌 共立
  • PA:東京音研、サムシングコーポレーション(サム→第7-16回)
  • 美術:浜野璋彦、道勧英樹、高野雅裕、小野寺一幸、大竹潤一郎、柳谷雅美、星野充紀、新井敏郎、渡辺次郎、飯尾次郎、小池宏史、杉谷政次、関口信彦、広田幸、新野孝夫、名取貞男、上原憲弘、渡辺俊孝、海老沼浩二、斉木祐一、才原裕二、河尻盛吉、黒沢裕之、内堀真吾、小笠原憲仁、中里昭博、下吉克明、溝口博志、飯村和史、磯野公彦、高橋太一、赤木直樹、堀江剛、磯野公章、岩崎正樹、坂本敏和、富田仁、鶴田しのぶ、日塔薫他
  • CG:青木伸治(第17回)、有働康隆(第27回)、KENEK(第28回)、髙瀬裕章(第29-31回)、岩下みどり(第31,32回)、太田一将(第33回)、室井英男(第34回)、桑原かえで(第35回・太田以降→グレートインターナショナル)
  • バーチャル:中村桂子、斉藤利紀(2人共→第36回)
  • 編集:鈴木教全(第13-16,18-22,25回)、馬場勝(第15,16,18-22,25回)、小村誠(第13-15,20,21回)、宮林茂光(第13,14,16,18-22,25回)、坂田宗一郎(第25回)、高橋亮(第26回)、中山朝生(第27回)、宮下圭介(第27,28回)、田中直人(第28回)、佃豪人(第29-36回)
  • 編集・MA:テレテックメディアパーク(第23,24回)、イメージデジタル(第24回)
  • MA:竹岡良樹(第26,27回)
  • VTR編集:石川浩通(第14回)、島貫麻里子、嶋野淳子(2人共→第16回)
  • VTR編集・MA:オムニバス・ジャパン(第18-22,25回、第17,26,28回は編集・MA、第27回は協力)
  • 音効:江藤純(第13-22,25-36回)、生駒篤則(第13-22,25-27回)、保苅智子(第23,24回)、斉藤文一(第28-36回)、池上哲朗(第33-36回、カロッツア)
  • 編成:西憲彦(第17回)、小野寺徹(第18回)、柴田裕次郎(第24回)、薗田恭子(第26,27回)、大澤弘子(第26回)、瀬戸口正克(第27回)、稲垣眞一(第30回)、下田明宏(第31回)、中村圭吾(第32回)、穂積武信(第33回)
  • システム(第35回):suite ZERO(第27,28,31-34回はWEB)
  • WEB:安蒜泰樹(第22,24-27,28,30,33,34回、第20回はD、第23回はインターネット)、吉田三智子(第27回)、門村隆美(第28,30,32,33回)、今井あやこ(第31回)、平塚剛弘(第32,34回)
  • 営業(第33回):福田一寛、中山大輔
  • 営業企画(第35回):黒木まゆみ
  • 協力:テレビ岩手テレビ金沢テレビ信州静岡第一テレビ日本海テレビ長崎国際テレビ沖縄テレビ読売旅行、4 Corner Film Logistics(4Corner→第35回)
  • 撮影協力:秩父ミューズパーク、東芝ビジョン(2つ共→第36回)
  • コーディネーター:NTV IC、GUAM TV
  • 海外同行医師:石井良幸(第35回まで)
  • AD:渡邊崇士、関口加寿子(第23,24回)、古賀光輝、滝沢賢治、猪股由太郎(第23回)、遊佐豊(第23,25回)、長野幸平(第25,26回)、土井一真、山田裕、岡田拓也、寺脇彩子、福山さつき、暁清花(第24回)、牧嶋拓也、橋本美紀、岸本智行、若林忠裕、曽我翔(第25回)、川村元昭(第26,27回)、川畑良太、柳沢英俊(第26回)、曽場雄太、小林拓弘、椿亮輔、宮崎慶洋、渡辺春佳(第27回)、成瀬陽介(成瀬→第30-32回)、小池徹(第30,31回)、菅原好矢、伊藤茉莉衣、木原健太郎(第30回)、山影真理子(第31,32回)、増山豊、久道恵(第31回)、小沼広達、吉村博行(第32回)、橘内諒太、前田桂、岩長真理(第33,34回)、岩崎小夜子、加納嗣大(第33回)、徳永勇平、関口拓、三浦枝里香(第34回)、壺井卓也、茂手木絢亮、山下沙季、櫻庭和也(櫻庭まで→第35回)、中島慶一郎(第34-36回)、新行内隼人(第36回)
  • ディレクター:石原正一(石原→第9,13回)、松島広司、福地浩之、鯉渕謙二(第9,10回)、山崎哲(山崎→第9,10,13回)、佐藤慶、中川隆行(第9回)、北川千岳、河戸憲男、郷間克雅、西村嘉子/西田弘一(第10回)、萩野泰志(第13回)、山田大介、高岡真司、関本文彦、工藤真樹、山田悦子(第14回)、須田薫、幅田啓之、小林正(小林→第15,16回)、古橋光義(第13-16回)、和佐田幸広、藤田勝彦(藤田→第13-20回)、榊枝英二(第14,15回)、中谷徳秀(第15,16,19-21回)、内川辰郎、佐々木祥江(第15回)、丑山彰、西森尚展、大武智治(丑山〜大武→第16,17回)、長田誠、梅沢正亮(梅沢→17,19回)、比嘉美喜子、渡辺梓(第16回)、諏訪陽介、岡部久雄(第17-19回)、八田元彦、狩野英一、寺地雄一郎、宮和正、三林正典、関根知美、遠山広、小牧敏哉、山田香(第17回)、箕野ちえみ(第13,14,18-20,27回)、和田真史(第18,19回)、溝田崇善、小野里かおる、山田泰文(第18回)、中島聡士(第19,20回)、森誠吾、ジェニファ・ジューンズ、南部洋平、望月華(第19回)、藤木伸一郎、稲葉暁智(稲葉→第20-22回)、原田里美、藤堂和生、山岸利幸(第20回)、三瓶篤樹(第21,22,25回)、続朋彦(第21,22回)、田中保、坂口芳隆、大和田毅、高井麻理美、古庄雄一、森川哲雄(第21回)、平山建司、小澤博之(小澤→第22,25回)、長谷川孝行、相川武史、星名秀隆、真鍋卓、横瀬務、中田洋介、堀江寿(第22回)、寺野慎一郎(第23,24回)、小林一丈(第23回)、亀井清行、長嶺望(第24,26回)、山崎敏光(第24,26,27回)、天野雅洋、植木一実、藤田幸伸(第24回)、稲葉耕作、岩本千恵子(第25回)、浜村俊郎(浜村→第25-28回)、赤間佳彦(第26回)、秋山健一郎、三井保夫(第27回)、石村修司(第27,28回)、宮嶋輝彰(第27,28,30-33回)、佐々竜太郎(第29,34回)、島田総一郎、村田芳信、菊地桂代(第29回)、武末大作(第29,33回)、錦見輔、藤澤季世子(第30回)、久保田公三(第30回、第27回はAD)、増田雄太(第31-35回)、町田巨樹(第30,35回)、井出哲人(第27,31回)、伊藤寛昭(第33,34回)、高木大輔、蔭山彩(第33回)、高橋朋広(第33,35回、第31,32回はAD)、古池健二郎、平井杏奈(平井→第30回はAD)、久道恵(第31回はAD)(古池〜久道→第34回)、島康展(第35回)、熊谷航太郎(第30回はAD)、島ノ江衣未(第32回はAD)、山崎一幸、高見亘(第36-37回)、横山潤(第34-36回)
  • AP:小林和子(第18-20回、第14-17回はD)、有木弘美(第19-22,25回)、北條知子(第22回)、大西威、三浦正義(第23回)、川嶋典子(第23,24回)、小江翼(第24回)、樋口春香(第28回)、常盤吉弘(第29回)、木塚翔子(第29-34回)、島里沙(第33,36回)、小森節子(第34回)
  • 演出:古山晃(第17回、第9,10,18,19回はD)、小野剛寛(第23,24回、第9,10,13,18,19,21回はD)、高野信行(第23,26,27回、第22,25,28回はD)、原島雅之(第26回、第19,20回はD)、高井健司(第27回)
  • スタジオ演出:五歩一勇治(第28-32回)、池谷賢志(第30-32回、第28,29回はD)
  • 総合演出:徳山竜一(第7-10回)、鎌田英考(第11回、第7-10回はD)、加藤幸二郎(第23,24回)、財津功(第26回)、佐藤一(第27回)
  • プロデューサー:江田忠雄(第9,10回)、高木章雄(第11回)、富田秀樹(第12-35回)、中村元気(第16,17回、第14回はD)、伊秩実(第13,17回)、小木裕介(第9,14-16回はD)、木藤憲治(第17,24回)、原園明彦(第18-20,33回、第13-15回はD)、小江幸臣(第18回)、渡部智明(第21回)、関根崇史、杉本光一朗(第22回)、篠宮浩司(第23回)、斎藤匠(第23,24回)、大山恭平(第24回、第30回は編成)、山本愛(第26,27回)、岩崎都(第26-28回)、中川幸美(第27回)、小島友行(第27-29,30回、第25回はD)、本多里子(第28回、第21-27回はAP)、西川宏一(第31,32回、第23,25,28,30回はD、第24,26,27回は演出)、柳喜祥(第32回、第30,31回はAP)、岩間玄(第31回はチーフクリエイター、第32回は総合P)、川添武明(第33,34回、第32回はラインP)、貝山京子(第33,35回、第31,32回はD、第34回はAP)、矢追孝男、菅沼和美(岩間〜菅沼和→第33回)、山口香代(第34回)、脇山浩一(第36回)
  • チーフクリエイター(第31回):高橋正弘(第28,29回は制作、第25-27,30回はCP)
  • チーフプロデューサー:大澤雅彦(第21回)、吉川圭三(第23回)、吉田真(第24回)、黒岩直樹(第27回、第25,26回はP)、岡田泰三(第30回、第21回は編成)、菅沼直樹(第32,33回)、染井将吾(第34,35回)、森田公三(第36回)
  • 企画:五味一男(第28-31回は監修)
  • エグゼクティブディレクター(第20回):吉岡正敏(第15-17回はCP、第18,19回は制作)
  • 制作:高橋進(第1,7回、第9,10回は企画兼務)、篠崎安雄(第15回、第1回は演出、第7,8回はP、第9-14回は総合P)、棚次隆(第20回)、増田一穂(第21回、第16,17回はP、第18-20,22回はCP)

ネット局・地区大会協力局

放送対象地域 放送局 系列 ネット状況
関東広域圏 日本テレビ(NTV) 日本テレビ系列 制作局
北海道 札幌テレビ(STV) 同時ネット
青森県 青森放送(RAB)
岩手県 テレビ岩手(TVI)
宮城県 ミヤギテレビ(MMT)
秋田県 秋田放送(ABS)
山形県 山形放送(YBC)
福島県 福島中央テレビ(FCT)
山梨県 山梨放送(YBS)
新潟県 テレビ新潟(TeNY)
長野県 テレビ信州(TSB)
静岡県 静岡第一テレビ(SDT)
富山県 北日本放送(KNB)
石川県 テレビ金沢(KTK)
福井県 福井放送(FBC) 日本テレビ系列
テレビ朝日系列
中京広域圏 中京テレビ(CTV) 日本テレビ系列
近畿広域圏 読売テレビ(ytv)
鳥取県
島根県
日本海テレビ(NKT)
広島県 広島テレビ(HTV)
山口県 山口放送(KRY)
徳島県 四国放送(JRT)
香川県
岡山県
西日本放送(RNC)
愛媛県 南海放送(RNB)
高知県 高知放送(RKC)
福岡県 福岡放送(FBS)
長崎県 長崎国際テレビ(NIB)
熊本県 くまもと県民テレビ(KKT)
大分県 テレビ大分(TOS) 日本テレビ系列
フジテレビ系列
翌日・土曜日午後に遅れネット
宮崎県 テレビ宮崎(UMK) フジテレビ系列
日本テレビ系列
テレビ朝日系列
同時ネット
鹿児島県 鹿児島読売テレビ(KYT) 日本テレビ系列
沖縄県 沖縄テレビ(OTV) フジテレビ系列 翌週・週末午後に遅れネット

ネット上での企画

高Qアルバム

第20回(2000年)から第34回(2014年)まで、また第36回(2016年)から現在まで番組の公式ホームページで行われている企画で、各地区大会および全国大会の模様を写真で公開するもの(すべての場面が公開されているわけではない)。地区大会は番組放送前からアルバムが公開され、大会の様子をいち早く見ることができる。一方で全国大会は、全国大会放送(日本テレビでの放送日)終了後に公開される。過去の大会分は、第20回から見ることができる。なお、参加者募集や大会自体が実施されていない時期でも高Qアルバムは年中公開されている。

地区大会番組の動画公開

第27回(2007年)は第2日本テレビにおいて地区大会の動画(各系列局が制作した、各地区ローカル向けの番組)が無料公開された。また第35回(2015年)は動画サイトHulu(フールー)で、全10地区大会の模様が無料で、全国大会(本放送と同内容)が有料で公開された。

スポンサー

夏の大会は、第2回から現在までライオングループ(ライオンおよび同社グループ各社。以下「ライオンG」)が冠スポンサーを務めており、番組名に「ライオンスペシャル」の冠がつく。

  • 第11回まではライオンGの独占提供であった。このため、第2回、第4回、第6回ではフジテレビ系『ライオンのいただきます[26]のものよりも豪華なアニメーションを使った、当番組オリジナルのスポンサークレジットが使われていた。
  • 第12回以降はライオンGと複数社の体制となっている。なお、第16回 - 第26回には準筆頭スポンサーも置かれていた。
    • 提供クレジットは「LION」のあとグループ会社のロール紹介→別スポンサーの順番で行われる(第12回 - 第28回は前後、第29回 - 第32回は1部の前クレ・3部の後クレのみ)。
    • 以前は全放送時間通して、全て同じスポンサー構成であった。第29回以降は、ライオンGだけを通しのスポンサーとした3部構成に変更。なお1部と2部の間、2部と3部の間に各放送局別でスポットPTが流れる体制となっている。

冬の大会は、第1回は「ウルトラスペシャル」と題され、レギュラー放送枠のスポンサーが中心(この時は、ライオンも複数社のうちの一社として提供)であった。第3回では日産自動車とレギュラー放送枠のスポンサーの一部、第5回も日産グループを中心とする提供であった。

過去の協力企業

タイアップなどの企画

日本テレビ本社(日本テレビタワー)で夏季に行われるイベント『汐博』→『超 汐留パラダイス!』では、当番組の早押しクイズ体験ブースが催されている。番組で実際に使用されている機材・効果音を用いて、クイズに解答できる。参加者には体験後、番組筆頭スポンサーであるライオン(後述)の景品がプレゼントされる。また、番組での地区大会の期間以後には決定した各都道府県代表校がブースにて公開されている。

近年では、日本テレビの他番組やライオン以外の企業とのコラボレーションが盛んになっている。

  • 第25回では、映画版『タッチ』とのコラボレーション企画で主演の長澤まさみらが西武ドームにかけつけた。
  • 第25回と第26回では準筆頭スポンサーであったベネッセコーポレーション進研ゼミ高校講座とのタイアップ企画で出場した高校生にアルバムの配布を行い、地区大会のワンショットを高校生クイズの番組内限定CMとして放映した。
  • 第27回は『ズームイン!!SUPER』と連動企画で「高校生クイズームイン」と題し、番組内で地区大会の第1問のヒントを紹介していた。またファミリーマートの店舗において、POSレジで全国放送のPRが行われたほか、店内放送でオリエンタルラジオが番組の宣伝をした。
  • 第29回ではコラボレーションが盛んになっている。
    • コナミのアーケードゲーム『クイズマジックアカデミー6』との共同企画として、過去問題の配信やゲーム機によるイベントを実施した[27][28]
      • 過去問題配信期間
      • 全国大会
        • 第1回全国大会『「高校生クイズ杯」春の陣』(期間:2009年5月22日 10:00 - 5月31日 23:59)
        • 第3回全国大会『「高校生クイズ杯」夏の陣』(期間:2009年7月17日 10:00 - 7月26日 23:59)
      • クイズシステムは『クイズマジックアカデミー6』のものであり、高校生クイズとは異なる。
      • 高校生クイズの過去問題には「高校生クイズ」のアイコンが表示され、識別できるようになっている。また、全国大会モードでは問題が表示される黒板に高校生クイズ2009のロゴが表示された。
  • 第29回 - 第32回は スカパー!のコラボ企画で、全地区大会の模様がそれぞれ最大2時間(当初は3時間だった)の枠で放送されるようになった。[29](地方大会は各系列局で1時間で各県の模様を一部カットして放送するものをスカパーでは2時間放送)。スカパー!は、放映する理由を「テレビに映りたい高校生やクイズで真剣に取り組む高校生をより映すため(各地方局の地区予選の放映時間は1時間しか枠がないので、十分に放送ができない)」としている。
  • 第36回はコロプラスマートフォンタブレット端末向けゲームアプリ『クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ』とのタイアップで『真夏のグレートクイズウォー』として展開する。

その他演出面

大どんでん返し

結果発表の際に勝者(敗者)をあたかも敗者(勝者)のように発表し、挑戦者を喜怒哀楽の混乱に陥れる「どんでん返し」はこの番組の恒例・名物となっている。

「知力の甲子園」への視聴者の反応

第28回(2008年)から第32回(2012年)まで続いた「知力の甲子園」路線に対する視聴者の反応は、以下のように賛否両論となっている。

あなたと日テレ
  • 2008年10月19日放送では、日本テレビ放送番組審議会委員から下記のような好意的な意見が示された[30]
    • 非常に難しい問題にどんどん答えていく高校生は素晴らしい。
    • 学力が落ちていなくて素晴らしい。
    • あの番組は未来永劫続けたらいいと思う。
  • 一方で、翌週10月26日放送では、下記のように原点回帰を求める意見や批判もされている[31]
    • 以前のように、知識に運やスポーツなど加えると面白いのではないか。
    • 頭がいいとか進学校ということにとらわれているのではないか。
  • こうした意見に関して、社側は「ずいぶんコンセプトを変えて改革をした1年目で、相当試行錯誤した。いろいろ批判があった点は真摯に受け止めて、来年再来年へと発展させて行きたい。知力の甲子園としてひとつ新しいテーマを確立し、『高校生クイズ』という大会が知力を目指して出たくなるような大会番組になるよう、長い時間をかけてこれから育てて行きたい」と見解を寄せた。この形式は、前述のように2012年まで続けられた。
BPO
  • 2010年9月のお勧め番組として第30回(2010年)大会が紹介された。これに対し「視聴者の意見」のページでは、前述の『あなたと日テレ』と同様に肯定派と否定派に分かれていた。
    • 肯定派
      • これまでの『高校生クイズ』は体力や運に左右されるバラエティー的な要素が大半を占めていたが、今回は問題も答える側もレベルが高く、本格的なクイズ番組になっていたと思う。
    • 否定派 - 2011年7月にも同様の指摘がなされている[32]
      • 最近のクイズ番組は視聴者が楽しめない。レベルの高いクイズも、難関高校の生徒や特定の高学歴芸能人など知識のある者が能力を自慢しているだけで、視聴者の入る余地がない[33]


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書籍

  • 『全国高等学校クイズ選手権』(1 - 16巻、日本テレビ) ※各回の放送内容と全問題(未放送分を含む)を収録。ただし12巻(第12回)以降では地区大会の問題がかなり省略され、YES-NOクイズのみとなっている。
  • 『全国高等学校クイズ選手権 燃えているかーッ!』(日本テレビ、1990年) ※第9回までの問題をジャンル別に抜粋したものと、主要スタッフのインタビューなどを掲載。
  • 『全国高等学校クイズ選手権 - 史上最強の指南書』(全国高等学校クイズ選手権審査委員会・編著、日本テレビ、2000年) ※第17回 - 第19回で出題された問題の一部を収録。
  • 『高校生クイズのヒーローたちに学ぶ 東大・難関大合格の勉強術』(日本テレビ、2011年) ※第29回と第30回の上位に残った人物の受験勉強法を紹介。

ゲームソフト

  • 『全国高等学校クイズ選手権』(PC:Windows95とMacintoshのハイブリッド版、富士通パソコンシステムズ、1996年10月22日
    • 地区大会1回戦/ファーストステージ Yes/Noクイズ
      • 現在の番組内でいう「○×クイズ」と、まったく同じルール。「Yes/No」は前述の通り、発売当時の番組内での呼び方であった。
    • 地区大会準決勝/セミファイナル 生みの親クイズ
      • 7名の偉人の写真と8つの「功績(著名な文学作品、歴史に残る研究成果など)」が表示されるので、制限時間内にそれらをすべて正しく組み合わせられれば、勝ち抜け。
    • 地区大会決勝/ファイナル 3択3連敗しちゃダメよクイズ
      • 参加するのは自分を含めた5チーム。ひたすら3択問題が出題され、これに3問連続で不正解すると失格となる。自分以外のチームが全部失格するまで生き残れれば、全国大会進出。
    • 全国大会1回戦 上京記念ペーパーテスト
      • 3択問題50問を解き、その成績を競う。
    • 全国大会2回戦 クイズ・サイコロコロコロ!!
      • 「すごろく」の要領で行われる。3択問題に1問正解すると、サイコロをふることができる。プレイヤーのコマは、その数だけ進む。途中のマスには「先へワープ」「前に戻される」などのマスもある。規定問題数が過ぎる前にゴールできれば勝ち抜け。
    • 全国大会準々決勝 クイズ・スーパーへ行こう!!
      • まず場に、「しりとりのお題」となる品物が提示される。プレイヤーはスーパーに売っていそうな物が書かれたカード(カードには、商品名が書かれている)のうち、その場に出ている品物と「しりとり」になっているものを探す。これを規定回数クリアできたら、勝ち抜けをかけた3択問題に挑戦。正解できれば勝ち抜け、誤答なら最初からやり直し。制限時間内にクリアしなければならない。
    • 全国大会準決勝 勝負の1分間クイズ
      • 参加するのは自分を含めた4チーム。まず場に、5つの「問題セット」が提示される。セットの中には3択問題が12問入っており、1分以内にできるだけたくさん正解することを目指す。全チームが自らが選んだ12問に対して解答し終わったあと、残った問題セット12問を全体に出題(画面上のルールには「早押し」と書いてあるが、実際に行われるのは早押しではなく、全チームに解答権がある形式)。この合計24問の3択クイズでの正解数で、最下位にならなければ勝ち抜け。
    • 全国大会決勝
      • 3チームで争う。問題はすべて6択で、10ポイント獲得すれば優勝。

映像ソフト

  • 『第30回全国高等学校クイズ選手権 高校生クイズ2010』(バップ、2010年10月27日) ※各地区大会の○×クイズ全問と全国大会の模様を収録。
一般高校生が多数出演するため、肖像権の権利処理は困難であり、また個人情報保護の観点もあり、第20回前後から参加者はビデオソフトに肖像を使われることに同意する誓約書に署名する仕組みに変更されたものの、実際のソフト化に至ったのは現時点ではこの1回限りである。

脚注

  1. 第1回のデータに基づく。ただし、記録上の参加人数は80,799人となっているが、実際は77,781人である。
  2. 放送批評懇談会
  3. 高校生クイズ 路線変更(読売新聞) - インターネットアーカイブによる保存ページより
  4. 『QUIZ JAPAN Vol.5』(セブンデイズウォー 2015年12月)での日高大介の対談で福澤は、他の掛け声のアイデアとして「ビクトリー!」「チャージ!」「ボンバー!」などがあがったと語っている。後述の通り、「ビクトリー!」「ボンバー!」は後の大会で実際に総合司会や代理司会の掛け声として使われた。
  5. 水樹奈々「夢かなった」沖縄初ライブ - スポーツ報知 2011年6月27日(Webアーカイブ)
  6. ライオンスペシャル 全国高等学校クイズ選手権。ただし後期の回では、あまりに参加者が少ない予選で飛び入り参加を募ったこともある。
  7. 例外として、初期は参加者が非常に多かったことから同一校の応募チームが多数だった際に抽選で出場チームを制限する場合や、同一校が地区大会決勝の枠を独占したことを受けて翌年に1つの学校が地区大会決勝に進めるチーム数を制限した例もある。また第22回で実施されたアメリカ・ニューヨーク大会は、学校単位ではなく、個人戦で勝ち抜いた3名をまとめ「アメリカ代表チーム」として全国大会に参加させた。
  8. 「高校生クイズ」に異変? 強豪校の男子を退け、地区代表は女子ばかり”. BuzzFeed Japan (2016年7月31日). . 2016閲覧.
  9. 2017年7月25日に行われた。
  10. 第35回のみ1人5000ドル
  11. 現在は宮城第一高校、男女共学。
  12. 当初は北陸・新潟大会と発表されていたが、北陸新幹線開業の影響で新潟への交通の便が極めて悪くなったため、急遽変更された。
  13. この辞退は別の高校が代表になった場合のことをいう。第14回の山梨でも辞退が起きているが同じ高校の別チームが代表になっているので対象外。これとは別に第4回の四国・岡山大会では代表チームが応募手続きの不備で失格になったため補欠が出場している。
  14. 投票対象チームが今回地方大会で代表となった場合は、その投票は無効になる。
  15. 15.0 15.1 「特Q」は、「特急」+「Q(Quiz=クイズ)」のもじり。
  16. 16.0 16.1 同施設は、翌年2005年に閉館した。
  17. 『金曜ロードショー』→『金曜ロードSHOW!』をネットしていないテレビ大分(翌日の午後に放送)と沖縄テレビ(翌週の午後に放送)は時差放送。2006年まではテレビ宮崎も時差放送だった。
  18. 筆頭スポンサーであるライオンの衣料用洗剤「トップ」CMに出演。
  19. 筆頭スポンサーであるライオンの歯磨き商品「クリニカ」CMに出演。
  20. “DAIGO、『高校生クイズ』メインパーソナリティーに就任”. ORICON STYLE. (2016年8月31日). http://www.oricon.co.jp/news/2077611/full/ . 2016閲覧. 
  21. 映画『タッチ』とのコラボレーション。
  22. “乃木坂46が「全国高校生クイズ」の番組サポーターに”. スポーツ報知. (2016年5月22日). http://www.hochi.co.jp/entertainment/20160522-OHT1T50185.html 
  23. “超特急「高校生クイズ」の応援アーティストに!”. スポーツ報知. (2016年6月13日). http://www.hochi.co.jp/entertainment/20160612-OHT1T50166.html . 2016閲覧. 
  24. 当時のCBSソニーより発売。レコード番号:25AP2317
  25. もともとはテレビアニメ『モーレツ宇宙海賊』のテーマ曲でもあった。
  26. 1991年1月7日~2016年3月31日まで放送されていた『ライオンのごきげんよう』の前身番組。
  27. クイズマジックアカデミー6公式サイト
  28. オンライン対戦クイズゲーム「クイズマジックアカデミー6」日本テレビ系「高校生クイズ」とコラボレーション - コナミデジタルエンタテインメント(2009.04.30)
  29. スカパー!×日テレ 第29回 高校生クイズ 全13地区大会(skyperfectv.co.jp)
  30. 2008年10月19日「あなたと日テレ」
  31. 2008年10月26日「あなたと日テレ」
  32. 視聴者の意見/BPO - 2011年7月
  33. 視聴者の意見/BPO - 2010年9月

関連項目

外部リンク


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