佐古駅
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佐古駅(さこえき)は、徳島県徳島市佐古二番町にある、四国旅客鉄道(JR四国)の駅である。駅番号は高徳線がT01、徳島線がB01である。標高2.8 m[1]。
年表
- 1935年(昭和10年)3月20日 - 鉄道省高徳本線吉成 - 当駅間開業にともない、徳島本線徳島 - 蔵本間に設置。
- 1974年(昭和49年) - 北口改札開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR四国の駅となる。
- 1993年(平成5年)7月27日 - 高架化完成[2]。
なお1993年の高架化以前は、簡単なヤードがありコンテナを含む貨物列車が行き来していた。現在はJR四国バスの駐車場となっている。
利用可能な鉄道路線
国鉄分割民営化以前は徳島線(当時は徳島本線)の終点を徳島駅としており、当駅 - 徳島駅間は高徳線と徳島線の重複区間とされていた。また高徳線全通時に先に開通していた徳島線との合流地点に開設された駅であり、その名残から、当駅の所属線は徳島線となっている。ただし、民営化時の基本事業計画では徳島本線ではなく高徳本線の方に所在地が記載され、高徳本線の駅とみなされていたようである[3]。本稿では基本事業計画に倣い高徳線を優先して表記する。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する高架駅。高徳線上下列車の列車交換は出来るが、徳島線上下列車の列車交換は出来ない。ホームの両側は防音壁で囲まれている。
駅全体は、青色を基調としており、駅舎(コンコースなど)の天井や防音壁などに、青色が使われている。駅舎(高架下)の北半分がガラス張りであるなど、かなり近代的な構造となっている。1階のコンコースから2階のホームまで、エレベーターで上ることができる。階段もある。
- トイレは、駅舎内(改札内)1階に男女用が1つずつと、車イス用のトイレが1つ、駅舎の外に男女用が1つずつある。
- 1階の駅舎内、コンコースや2階のホームなど、いろいろな場所に、点字ブロックが設けられている。
- 1階に駅事務室、コンコース、自動券売機、有人きっぷうりばなどがある。自動券売機横にキヨスク(四国キヨスク)(営業時間:7時10分-17時55分)があったが、閉店して、跡地に飲料自動販売機2台設置している。
駐輪場(仮)が、駅の横(高架下)にある。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■徳島線 | 上り | 徳島・阿南方面 | |
下り | 穴吹・阿波池田方面 | |||
2 | ■高徳線 (■鳴門線含む) |
下り | 徳島・阿南方面 | 一部1番のりば |
上り | 高松・鳴門方面 |
- 配線上、徳島駅方面の徳島線専用線路から2番のりばに出入りすることは出来ないため、徳島線列車は両方向とも1番のりばを使用する。高徳線列車は両方向とも主に2番のりばを使用するが、高徳線列車同士の行違い時には1番のりばも使用する。
- 2番のりばはホーム側にかなり傾いている。
特徴
- 佐古駅 - 徳島駅間は線路は2線あるが、単線が2本(徳島線と高徳線)併設されている単線併設区間であり、複線とは見なされない。そのため高徳線・徳島線の列車がこの区間を並走する光景がたまに見られる。
- 列車の接近時には、2階のホームで、自動アナウンス(接近放送)が流れる。
- ホームは1番のりば、2番のりばともに線路側に傾いているため、ベビーカーや車イス利用者に対して、注意する旨の表記がある。
- 前述のとおり、2番のりばに停車する列車や、2番のりばを通過する列車は頭上をかすめる。また、その際に警笛が鳴らされることも少なくない。
- 1階のコンコースでは、列車の運行状況を案内するアナウンスのみが流れる。
- 当駅は全特急列車停車駅の徳島駅の隣の駅ということもあり、特急列車は停車しない。ただし、ごく一時期だが、ダイヤの制約上徳島駅で「うずしお」と徳島線普通列車との接続が出来ないために、高松行きが1本のみ停車したことがあった。
- 駅事務室には、早朝、夜間、昼休み時間以外は、駅員が常駐している。四国各県の代表駅の隣駅としては、有人なのは当駅のみである。
利用状況
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駅周辺
- 徳島県道150号佐古停車場線
- 国道192号(南に約300m)
- 徳島JA会館(北側すぐ)
- ブレーメン愛犬クリエイティブ専門学校
- 尾上和裁学園
- キョーエイ佐古店
- 川島病院
バス
※2013年9月までは駅前に乗り入れる系統があったが系統再編で廃止となっている。