「伝統工芸品」の版間の差分

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伝統工芸品(でんとうこうげいひん)は、一般的には日常生活の用に供され、手工業により製造される織物染色品、陶磁器七宝焼漆器木工品、竹工品、金工品、仏壇仏具和紙文具そろばん)、石工品、人形、郷土玩具、扇子団扇和傘提灯和楽器神祇調度慶弔用品、工芸用具、工芸材料、浮世絵などを指す。しかし、明治時代以降、工業的な大量生産を取り入れたものもあり、用具や材料は日常において用いられないものもあることから、厳密に定義することは難しいが、一部は文化財保護法による美術工芸品として重要文化財重要有形民俗文化財に指定されているものもある。

以下、日本の伝統工芸品を中心に解説する。

概要

日本には現在1192品種の伝統工芸品があるといわれ、企業数は約25,000社、従事者数は約140,000人、生産額は約8,000億円である。

品目数

京都府が最も多く、栃木県福島県島根県茨城県滋賀県東京都山形県香川県三重県と続く。

企業数

京都府が約3,600社と最も多く、石川県の約2,300社、東京都の約1,800社、愛知県の約1,000社、岐阜県の約800社と続く(企業数が判明した主要700品目における統計)。

従事者数

京都府が約26,000人と最も多く、石川県の約9,000人、岐阜県の約8,300人、東京都及び三重県の約5,700人と続く(従事者数が判明した主要700品目における統計)。

種類

国の伝統的工芸品指定は、染織品陶磁器漆器木工竹工品金工品文具和紙、その他に区分され、日本工芸会は、陶芸染織漆芸金工木竹工人形諸工芸という区分を行っている。

伝統工芸品の一覧

参照: 日本の伝統工芸品の一覧

経済産業大臣指定伝統的工芸品

伝統的工芸品産業の振興に関する法律に基づき、経済産業大臣が指定する伝統的工芸品がある。また、各地方自治体が認定する伝統工芸品もある。

関連項目

外部リンク