京阪百貨店

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京阪百貨店守口店(京阪電鉄守口市駅と直結)

株式会社京阪百貨店(けいはんひゃっかてん)は、京阪ホールディングス傘下の百貨店である。本社は大阪府守口市に所在。日本百貨店協会加盟。

概説

現在5店舗あり、全て大阪府内にある。

守口店の場所は、1972年昭和47年)に寝屋川市に移転した京阪電鉄守口車庫の跡地である。百貨店としては後発であり、守口店を開店するに当たって、京阪グループには百貨店経営のノウハウが少なかったため、鉄道系百貨店の先輩である阪急百貨店(現在の阪急阪神百貨店)に百貨店準備室の社員を派遣して研修を行った(阪急百貨店への研修は1985年入社の社員まで行われていた)[1]

なお、京阪百貨店は、1932年 - 1946年に存在した京阪デパートや、1952年 - 1985年に存在した京阪デパート(現在の京阪ザ・ストア、当時は京阪電鉄直営)とは別個の企業である。ただし同じ京阪グループに属する。

コーポレート・メッセージは『すがたも心もきれいな百貨店』。

沿革

  • 1983年昭和58年)4月15日 - 「株式会社京阪百貨店」を資本金4億8千万円で設立。
  • 1985年(昭和60年)10月12日 - 京阪守口市駅前(守口車庫・守口工場跡地)にターミナルデパート京阪百貨店が開店。
  • 1990年平成2年)
    • 5月7日 - メルカード店開店(京阪守口ビル1.2階)。
    • 11月2日 - クリスタルタワー内(1 - 2階)に「クリスタルタワー店」を開店。
  • 1994年(平成6年)
    • 9月4日 - 関西国際空港旅客ターミナルビル内(3階)に「関西空港店」を開店。
    • 10月1日 - 京阪枚方市駅高架下の「京阪枚方ステーションモール」内に「ひらかた店」を開店。
  • 1998年(平成10年)5月31日 - メルカード店閉店。
  • 2000年(平成12年)7月19日 - 「クリスタルタワー店」を閉店。
  • 2002年(平成14年)
    • 6月15日 - 「京阪モール」内に『京橋店』地下1階「食品館」を開店。
    • 10月4日 - 京阪モール内に『京橋店モードスタイリング館』が開店。
  • 2004年(平成16年)4月4日 - 「関西空港店」を閉店。
  • 2005年(平成17年)
    • 4月14日 - 「くずはモール」のリニューアルに合わせて「くずはモール店」を開店。
    • 4月29日 - 京阪守口市駅に「スイーツランド」を開店。
    • 9月30日 - ISO14001の認証取得。
  • 2010年(平成22年)10月8日 - 「ポップタウン住道オペラパーク」(JR学研都市線住道駅前)内に「すみのどう店」を開店。(プレオープンは10月5日)
  • 2011年(平成23年)11月10日 - 守口店地階食品フロアをリニュアルオープン。
  • 2014年(平成26年)3月12日 - くずはモールのリニューアルに合わせて、くずはモール店をリニュアルオープン。スーパーマーケットの成城石井が1Fに出店。
  • 2017年(平成29年)3月17日 - 京阪モールのリニューアルに合わせて、モール京橋店1階ファッションフロアをリニューアルオープン。

店舗

  • 守口店守口市) 売場面積27,000 m2
    京阪守口市駅東口に直結している。京阪電気鉄道が所有する『京阪百貨店ビル』に入居している。唯一の単独店舗であり、本社所在地でもある。
  • くずはモール店枚方市) 売場面積13,000 m2
    京阪樟葉駅前にある『くずはモール』の核テナントの一つであり、同モールの旧本館現ミドリノモールの東側一角を占める。
  • ひらかた店(枚方市) 売場面積5,000 m2
    京阪枚方市駅中央口に直結している。同駅の高架下にある『京阪枚方ステーションモール』の核テナントであり、同モールの西側を占める。取扱品目はほぼ婦人服、アクセサリ、化粧品、食料品に特化している。
  • モール京橋店大阪市都島区) 売場面積6,000 m2
    京阪京橋駅中央口に直結している。同駅の高架下にある『京阪モール』の核テナントであり、同モールの東側を占める。取扱品目は婦人服、アクセサリ、化粧品、食料品に特化している。
  • すみのどう店大東市) 売場面積10,000 m2
    JR学研都市線住道駅から北へ徒歩約4分の位置にあるショッピングセンター『ポップタウン住道オペラパーク』の核テナントの一つである。同センター東館の東側を占める。唯一の沿線外店舗。

関連項目

脚注

  1. 京阪電気鉄道株式会社経営統括室経営政策担当/編 『京阪百年のあゆみ』、2011年、745頁。 

外部リンク