二神島

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二神島
座標 東経132度31分53.4秒北緯33.930111度 東経132.5315度33.930111; 132.5315
面積 2.15 km²
海岸線長 10 km
最高標高 90.8 m
所在海域 瀬戸内海
所属国・地域 日本愛媛県
地図
二神島の位置
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二神島(ふたがみじま)とは、瀬戸内海の中部に位置する忽那諸島に属する。島嶼群では南西に位置する。行政区画は愛媛県松山市に属する。(旧 温泉郡中島町

自然

  • 周囲 10 km
  • 面積 2.15 km2
  • 東西に細長い形をしており、島の南側は切り立った崖が続く。

歴史

  • かつては島に松が多く、松島と呼ばれていた。
  • 1500年頃、藤原鎌足の流れを組むといわれる豊田家が長門国から移住。二神氏を名乗り、祭祀等を執り行っていた。
  • 室町時代から江戸期にかけての文書『二神文書』が残っている。

産業

  • かんきつ栽培(かんきつ農業)、水産業(タコ等) 特に、釣島などとともに、たこつぼ漁で知られ、漁港にはつぼが山積となっており、特徴的な漁港景観を形成している。

社会

2007年度の児童3名。
2008年10月 児童が「二神島-歴史と芸術の島-」と題するリーフレットを作成
2009年4月以後から休校となっている。
  • 中学校はなし。
  • 人口 166人(平成22年国勢調査)
  • 世帯 98戸(平成22年国勢調査)
  • 瀬戸内の他の小島同様、極端に高齢化が進んでいる。2013年現在、島内に12歳未満の子供はいない。

交通

  • 二神港が唯一の島外との交通手段。
    • 中島汽船の、松山港(高浜港)からの西線の高速艇、カーフェリーが発着。

その他

  • 漁業を中心として他の島しょから離れていたがゆえに、近代化されていない生活が色濃く残っていたことから、1972年に『ナショナルジオグラフィック』誌で大きく取り上げられた。[1]
  • 日本テレビ進ぬ!電波少年』の企画「電波少年的無人島脱出」で、挑戦者のRマニアの2人が生活した無人島は近隣の由利島であり、イカダを作って脱出し辿り着いた先が二神島である。

関連図書

  • 角川日本地名大辞典編纂委員会編『角川日本地名大辞典38 愛媛県』角川書店、1981年、566頁、912頁

脚注

外部リンク