下総台地

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下総台地(しもうさだいち)

千葉県の北半を占める洪積台地。面積 2345km2。台地の最高点は房総半島中部の土気 (千葉市南東部) 付近で標高 96m。北西端の野田平では 15mで,南東から北西に向かってゆるく傾斜。砂を主とする海成層で表面は関東ローム層に覆われ,乾燥性が強い。台地面の大部分は原野,平地林で,樹枝状の浸食谷が入り込み,水田に利用されてきた。中世末から近世にかけて崖端の開発が進み,新田村が成立。平坦な台地面は,小金五牧,佐倉七牧の野馬放牧地として利用され,明治以後は習志野,下志津演習地など一部を軍用地に利用。第2次世界大戦後は麦類,サツマイモ,ラッカセイなどを産し,全国有数の畑作卓越地として知られたが,近年は施設野菜の栽培,酪農が盛ん。巨大な住宅団地や内陸工業地,さらに新東京国際空港 (成田国際空港 ) が建設されて変貌が著しい。



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