ヨアシュ (イスラエル王)
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ヨアシュは、北イスラエル王国第12代の王で、エフー(イエフ)王朝第3代の王である。ヨアシとも表記する。
生涯
ヨアハズ(エホアハズ)の子として生まれ、紀元前798年に王位に就いて16年間王位にあった。彼もヤロブアム王の偶像礼拝の伝統を継承した。
預言者エリシャが病床いたヨアシュに弓を射るように命じた。そして、アラムに3回勝つことを預言した。祖父エフー、父エホアハズの時に領土の一部がアラムに奪われていたが、アッシリアがこのアラムを征服するようになり、アラムがアッシリヤに過酷な貢物を課せられて国力の衰えた時に、ヨアシュはアラムのベン・ハダデと戦って、奪われていた領土を取り返した。
ヨアシュはまた、ユダ王国のアマツヤの挑戦に応じ、ベテ・シェメシュの戦いでユダに大勝してアマツヤを捕らえ、エルサレムに進撃して、神殿の財宝と人質をとってサマリアに凱旋した。
参考文献
- 「新聖書辞典」いのちのことば社、1985年