「ヤハウェ」の版間の差分
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預言者[[モーセ]]に啓示されたとされる[[イスラエル]]の神の名。ヤーベ,エホバともいう。 | 預言者[[モーセ]]に啓示されたとされる[[イスラエル]]の神の名。ヤーベ,エホバともいう。 |
2018/8/19/ (日) 21:35時点における最新版
(ヘブライ語: יהוה、フェニキア語: 𐤉𐤄𐤅𐤄、古アラム語: 𐡉𐡄𐡅𐡄)
預言者モーセに啓示されたとされるイスラエルの神の名。ヤーベ,エホバともいう。
ヘブライ語の4子音で表記されるところから4文字 (通常ヘブライ語は3子音) といわれる。「ありてある者」「ともにある者」「あらしめる者」などの意といわれるが定説はない。またモーセが避難した妻の実家ケニ人の神との説もあるが疑わしい。
イスラエル固有の神で,すでにモーセ以前に知られていたらしい。ユダヤ人は過度の尊敬からヤハウェを口にせず,代りにアドナイ (私の主) と呼び,七十人訳 (セプトゥアギンタ) もこれをとってキュリオス (主) と訳している。 70年のエルサレム陥落後,大祭司に相伝された4文字の正確な発音が彼らとともに失われたことも,4文字をアドナイとのみ読む原因となった。
キリスト教ではしばしば「ヤハウェ」の発音を使用している。 (テトラグラマトン )