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{{Otheruses}}
 
{{世界の市
 
|正式名称 = マンハッタン区(ニューヨーク市)<br />ニューヨーク郡(ニューヨーク州)
 
|公用語名称 = Manhattan Borough<br />New York County
 
|愛称 = The City
 
|標語 =
 
|画像 = NYC wideangle south from Top of the Rock.jpg
 
|画像サイズ指定 =
 
|画像の見出し =
 
|市旗 = Flag of Manhattan.png
 
|市章 =
 
|位置図 =Manhattan Highlight New York City Map Julius Schorzman.png
 
|位置図サイズ指定 =150px
 
|位置図の見出し =マンハッタン区 / ニューヨーク郡
 
|下位区分名 = {{USA}}<!--必須-->
 
|下位区分種類1 = 州
 
|下位区分名1 = [[ニューヨーク州]]
 
|下位区分種類2 = 市
 
|下位区分名2 = [[ニューヨーク市]]
 
|最高行政執行者称号 =[[区長]]
 
|最高行政執行者名 ={{仮リンク|スコット・ストリンガー|en|Scott Stringer}}<!-- 日本語表記の用例あり -->
 
|最高行政執行者所属党派 = [[民主党 (アメリカ)|民主党]]
 
|成立区分 =
 
|成立日 =
 
|規模 =区/郡
 
|総面積(平方キロ) =87.46
 
|総面積(平方マイル) =33.77
 
|陸上面積(平方キロ) =59.47
 
|陸上面積(平方マイル) =22.96
 
|水面面積(平方キロ) =28.0
 
|水面面積(平方マイル) =10.81
 
|水面面積比率 =31.2
 
|市街地面積(平方キロ) =
 
|市街地面積(平方マイル) =
 
|都市圏面積(平方キロ) =
 
|都市圏面積(平方マイル) =
 
|人口の時点 =2006年
 
|人口に関する備考 =
 
|総人口 =161万1,581
 
|人口密度(平方キロ当たり)=25,846
 
|人口密度(平方マイル当たり)=66,940
 
|都市圏人口 =
 
|都市圏人口密度(平方キロ)=
 
|都市圏人口密度(平方マイル)=
 
|市街地人口 =
 
|等時帯 =[[東部標準時]]
 
|協定世界時との時差 =-5
 
|夏時間の等時帯 =[[東部夏時間]]
 
|夏時間の協定世界時との時差=-4
 
|緯度度=40 |緯度分=47 |緯度秒=25 |N(北緯)及びS(南緯)=N
 
|経度度=73 |経度分=57 |経度秒=35 |E(東経)及びW(西経)=W
 
|標高(メートル) =
 
|標高(フィート) =
 
|公式ウェブサイト =[http://www.mbpo.org Manhattan Borough President]<!-- 区長の名前をサイトネームに含めるのは避ける -->
 
|備考 =マンハッタン区はニューヨーク市の[[行政区]]、ニューヨーク郡はニューヨーク州の[[郡 (アメリカ合衆国)|郡]]。両者の領域は同じ。
 
}}
 
  
[[File:Hamilton Park, Jersey City.JPG|right|220px|thumb|{{仮リンク|ハミルトン・パーク|en|Hamilton Park, (Weehawken, New Jersey)}}から望むマンハッタン島]]
+
'''マンハッタン'''(Manhattan、{{IPA-en|mænˈhætn}}
  
'''マンハッタン'''(Manhattan、{{IPA-en|mænˈhætn}})は、[[アメリカ合衆国]][[ニューヨーク州]][[ニューヨーク市]]の地区名で、[[ハドソン川]][[河口]]部の[[中州]]である'''マンハッタン島''' (Manhattan Island)、あるいは、マンハッタン島が大部分を占める'''マンハッタン区''' (Manhattan Borough) <!-- 「マンハッタン区」に対応する名称は確認しがたいが、http://www.mbpo.org/ では“Manhattan Borough President”, “Office of Manhattan Borough”としており、http://www.nyc.gov/html/nypd/html/transit_bureau/borough_manhattan.shtml にも“Manhattan Borough”の用例がある -->のことである。ニューヨーク州の'''ニューヨーク[[郡 (アメリカ合衆国)|郡]]''' (New York County) の郡域もマンハッタン区と同じである。マンハッタンはニューヨーク市の中心街とされる。
+
アメリカ合衆国,ニューヨーク市の5区 (バラ) の1つ。ニューヨーク郡をなす。ハドソン川とイースト川に囲まれたマンハッタン島その他の島から成る。世界の商業,金融,文化の中心地で,市街は東西南北に走る道路で区切られ,ブロードウェーがこれと対角線をなして通っている。オランダ西インド会社が交易の拠点として開き,ニューアムステルダムと名づけたが,1664年にイギリス領となり,ニューヨークに改名された。
  
ニューヨーク州の行政上の[[州都]]はニューヨーク市のほぼ真北233[[キロメートル]](145[[マイル]])にある[[オールバニ (ニューヨーク州)|オールバニ]]に置かれているが、アメリカ最大の[[都市圏人口]]を背景にした経済・文化面の影響力により、[[ウォール街]]を擁するニューヨーク市のマンハッタンがニューヨーク州の中心であるともいえる。
+
1825年のエリー運河の開通とともに急速に発展し,98年ニューヨーク市を構成する区となった。証券取引所のあるウォール街,[[エンパイア・ステート・ビル]]などの商業中心地の摩天楼群,芸術家の集るグリニッチビレッジやソーホー地区,セントラルパーク,国連本部などのほか,[[メトロポリタン美術館]][[リンカーン・センター]][[コロンビア大学]],その他の文化,教育施設が集中している。ニューヨーク市の象徴である自由の女神像はハドソン川河口のリバティ島にある。5区の中で最も人口密度が高い。面積 81km<sup>2</sup>。人口 148万 7536 (1990)
  
== 概要 ==
+
{{テンプレート:20180815sk}}  
[[File:Manhattan2 2 amk.jpg|right|220px|thumb|摩天楼]]
 
ニューヨーク市を構成する5つの[[行政区 (ニューヨーク)|行政区]]の1つであり、[[ニューヨーク市役所]]の所在地である。他の4区は[[クイーンズ区]]・[[ブルックリン区]]・[[ブロンクス区]]・[[スタテンアイランド区]]である。
 
 
 
[[5番街 (マンハッタン) |5番街]]や[[タイムズスクエア]]などの繁華街があり、世界中からの観光客をひきつけている他、世界を代表する金融街の一つである[[ウォール街]]がある。また[[国連本部]]はマンハッタン島に置かれているが、この土地は全加盟国で共有する国際領土となっている。一般的に「ニューヨーク」と言えば、ニューヨーク州ではなく、ニューヨーク市とりわけマンハッタンを意味することが多い。
 
 
 
マンハッタンはアメリカ最大の都市圏人口を持つニューヨーク市(約800万人)の中心であり人口は約160万人と推定されている。[[イタリア]]系や[[ユダヤ]]系、[[中華人民共和国|中国]]系、[[プエルトリコ]]系など多くの人種が混在する街であり、地域ごとに異なった文化が形成されている。また、「[[人種のるつぼ]]」「[[ビッグ・アップル (ニューヨーク市)|ビッグ・アップル]]」などと称される。
 
 
 
また[[ニューヨーク]]では[[シカゴ]]とともに19世紀後半から世界に先駆けて[[高層ビル]]の建設が始まり、マンハッタンには多数の超高層ビルが密集している。これらは『[[超高層ビル|摩天楼]]』と呼ばれ、象徴的なマンハッタンの景観を形成している。
 
 
 
== 地理 ==
 
[[File:New York STS058-081-038.jpg|thumb|220px|right|衛星写真]]
 
 
 
{{Main|{{仮リンク|ニューヨーク市の地理|en|Geography of New York City}}}}
 
 
 
マンハッタン区は、マンハッタン島と小さな諸島([[ルーズベルト島]]、[[ガバナーズ島]]、[[エリス島]]、[[ランドールズ島]]、[[ワーズ島]]、[[ミル・ロック]]、[[ウ・タント島]])、そして北米大陸のごく一部地域({{仮リンク|マーブル・ヒル|en|Marble Hill, Manhattan}})からなる<ref>ニューヨークのシンボルである[[自由の女神像]]が建つ[[リバティ島]]はニューヨーク市ではなく連邦政府の直轄区域である。他方、エリス島の一部はニュージャージー州の領域である</ref>。
 
 
 
=== マンハッタン島 ===
 
マンハッタン島は、西を[[ハドソン川]]、東を[[イースト川]]と[[ハーレム川]]、北を[[スパイテン・ダイヴィル川]](および[[ハーレム川運河]])、南を[[アッパー・ニューヨーク湾]]によって囲まれている。幅は約4 km、長さ約20 kmで、ほぼ南北方向に細長い形状をしている。面積は58.8 km{{sup|2}}で、東京の山手線の内側(約64 km{{sup|2}})にほぼ相当する。[[ブロンクス区|ブロンクス]]に隣接する{{仮リンク|マーブル・ヒル|en|Marble Hill, Manhattan}}もかつてはマンハッタン島の一部であったが、スパイテン・ダイヴィル川の付け替えにより現在はマンハッタン島から分離している。
 
 
 
マンハッタン島は1枚の岩盤から構成されており、島の大部分を構成している[[基盤岩]]はマンハッタン片岩 (''Manhattan Schist'') と呼ばれる[[雲母]]の[[結晶片岩]]である。この岩は強度が高く、その構成成分の[[変成岩]]は[[パンゲア大陸]]が形成された過程で作られた。この岩盤上は高層ビルの建設に適しており、[[ロウワー・マンハッタン|ダウンタウン]]と[[ミッドタウン]]の表面はこの岩石に富んでいるためこれらのエリアには高層ビルが多く建ち並んでいる<ref>{{cite web
 
| title= How ancient collision shaped New York skyline
 
| first=Helen | last=Quinn
 
| url= http://www.bbc.co.uk/news/science-environment-22798563
 
| work=BBC Science
 
| publisher= BBC.co.uk
 
| date= 2013-06-06
 
| accessdate=2013-06-13 }}</ref><ref> [http://andromeda.rutgers.edu/~jmbarr/skyscrapers/bedrockJuly2010.pdf]</ref>。[[セントラルパーク]]にはマンハッタン片岩の[[露頭]]があり、{{仮リンク|ラット・ロック|en|Rat Rock}}はその一例である<ref>John H. Betts ''[http://www.johnbetts-fineminerals.com/jhbnyc/articles/nycminerals1.htm The Minerals of New York City]'' originally published in Rocks & Minerals magazine, Volume 84, No. 3 pages 204–252 (2009).</ref><ref>{{cite web
 
| first=Andrea | last=Samuels
 
| url=http://www.microscopy-uk.org.uk/mag/artnov08macro/Samuels/
 
| title=An Examination of Mica Schist by Andrea Samuels, Micscape magazine. Photographs of Manhattan schist
 
| publisher=Microscopy-uk.org.uk
 
| date=
 
| accessdate=2013-04-20 }}</ref>。
 
 
 
地形は沿岸部に向かって極緩い傾斜があるほか、[[ロウワー・マンハッタン|ダウンタウン]]から[[アッパー・マンハッタン|アップタウン]]に向けては緩やかに上る地形となっている。これは[[コロンビア大学]]付近を頂上とし、[[モーニングサイド・ハイツ (マンハッタン)|モーニングサイド・ハイツ]]などの高所を抜けると北に向けて大きく下がり{{仮リンク|125丁目|en|125th Street (Manhattan)}}が谷間となる。そこから北は再び高度は上がり、マンハッタン北部の[[インウッド (マンハッタン)|インウッド]]まで高台が続く。埋め立ては、沿岸の埠頭部分などに限られている。
 
 
 
=== その他の小島 ===
 
[[ルーズベルト島]]は、マンハッタン島の東を流れるイースト川の中州であり、南北に細長い島である。その先は[[クイーンズ|クイーンズ区]]となる。[[ニューヨーク市地下鉄]]の駅があり、マンハッタン島とは[[ルーズベルト・アイランド・トラムウェイ]]([[索道|ロープウェイ]])でも結ばれている。
 
 
 
[[ガバナーズ島]]はマンハッタン島の南の[[ニューヨーク湾]]にある。かつては、マンハッタン島の至近距離にありながら、[[沿岸警備隊]]の中枢施設があり公共輸送機関はなかった。しかし、2003年1月に国から州および市へ1ドルで売却され、一般に開放されて、現在ではマンハッタン島南端の[[バッテリー・パーク]]からフェリーが運航されている。イギリス植民地時代の総督の保養地であり、独立戦争では対英軍のための要塞、南北戦争では南軍の捕虜収容所となった。
 
 
 
[[エリス島]]は、マンハッタン島の南西部ハドソン川河口付近にあり、移民博物館となっている。こちらへもバッテリー・パークからフェリーが運航されている。
 
 
 
いずれの島も、マンハッタン島との間の橋はない。ルーズベルト島は、[[クイーンズ]]に繋がる橋がある。橋の数が少ないのは意図的なものでマンハッタンからの経済流出を防ぐためである。そのため、マンハッタン区とその他のニューヨーク市区域の光景は大きく異なる。東側のイースト川には、クイーンズ/ブルックリン地区と結ぶ5本の橋が、ハーレム川には15本の橋が架かっている。また、地下鉄の線路が7本走る。これに対し[[ニュージャージー州]](西側・ハドソン川)には橋が1本、道路トンネルが2箇所、鉄道トンネルが2本通っているのみである。これは、イースト川は市内を流れる川であるのに対し、ハドソン川は州を区切る川であることによる。合衆国において、州が独立性の高い構成単位であることを示していると言われる。
 
 
 
{{See also|ニューヨーク市の橋とトンネル}}
 
 
 
;地名
 
Manhattanの名は[[インディアン]]部族<!--[[アメリカ先住民]]は民族名ではありません-->の[[レナペ|デラウェア]](レナペ)語の「丘の多い島」を意味する "Mannahate"、"Manna-hata" に由来するとされる。一方、レナペ族は宣教師のジョン・ヘッケウェルダーに、"Manahachtanienk"(マナハクタニエンク)から来たと説明している。これは「我々がみな、酔っぱらいにされた島」という意味である。
 
 
 
== 気候 ==
 
[[File:East Village in 2006 blizzard 06.jpg|right|220px|thumb|2006年降雪]]
 
緯度としては日本の[[青森県]]に位置し、やや冷涼な気候ではあるが、区分上は温帯気候である。
 
* '''春''':冬の期間が長く、春は4月頃から始まる。
 
* '''夏''':気温は最高でも摂氏約33〜5度程度であるが、多湿であり、体感温度は高い。いわゆる盛夏は1か月程度である。6月くらいから9月中旬。
 
* '''秋''':9月下旬から10月の短い期間。
 
* '''冬''':11月〜3月までと冬は比較的長い。セントラルパークの沼が完全に凍るなど冷え込みは厳しく摂氏-10度程になり、海からの風により体感温度は最低-25度近くになることもある。
 
 
 
[[ハリケーン]]の進路に当たることもあるが、大西洋岸を北上する途中で勢力を弱めることが多い。夏場には夕立が多い。梅雨がないので降雨量は日本に比べ少ない。冬場の冷え込みは厳しいが、降雪はそれほど多くない。降った場合でも街の熱と除雪により直ぐに除去される。気温は日中でも摂氏マイナス10〜15度ほどになる。沿岸都市のため、海から吹く風が強い日が秋を中心に見られ、体感温度を下げる。湿度は比較的低い。都市部特有の[[ヒートアイランド現象]]の影響がある。秋・冬は北方からの冷たい空気、夏は大西洋南方からの暖かい空気により気温の変化がもたらされる。
 
 
 
== 歴史 ==
 
[[Image:Lenapehoking.png|left|200px|thumb|かつての[[レナペ|レナペ族]](デラウェア族)インディアンの勢力範囲]]
 
{{Main|ニューヨーク市の歴史}}
 
ニューヨーク州はアメリカ建国13州のうちの11番目の州である。
 
 
 
もともとこの地には、[[レナペ|レナペ族]](デラウェア族)、[[ワッピンガー|ワッピンガー族]]などの[[インディアン]]部族が[[ウィグワム]]による移動型集落を形成し、トウモロコシや豆、カボチャなどを栽培し、狩猟採集の生活を営んでいた。領土的にはレナペ族がほぼ独占していた。
 
 
 
* [[1524年]]:レナペ族の乗るカヌーが、探検家[[ジョバンニ・ダ・ヴェラッツァーノ]]の船と現在でいう[[ニューヨーク港]]で出会っている。彼は[[ロングアイランド]]と[[スタテンアイランド]]を発見したが、[[マンハッタン島]]には到達しなかった。
 
* [[1609年]]:[[オランダ]]人の資金援助でマンハッタンにたどり着いた[[ヘンリー・ハドソン]]の名が[[ハドソン川]]の由来となっている。ハドソンの船の乗組員のロバート・ジュエットは、この島について航海日誌に「マンナ・ハッタ (Manna-hata)」と記述している。
 
* [[1613年]]:[[オランダ]]人の毛皮取引商[[:en:Juan (Jan) Rodriguez|Juan Rodriguez]]が、商売のためにマンハッタン島に到達し、ヨーロッパ人で初めて現在の[[ニューヨーク]]市域内の住人となった。
 
* [[1614年]]:オランダ人[[アドリアン・ブロック]]の探検したエリア(ニューヨークを含む)に、祖国の名にちなんだ[[ニューネーデルラント|ニーウ・ネーデルラント]]の設立が宣言された。
 
* [[1624年]]:[[ガバナーズ島]]がニュー・ネーデルランドの最初の恒久的入植地となる。
 
* [[1625年]]:マンハッタン島最南端に[[フォート・アムステルダム]]が建設され、ニーウ・ネーデルラントの首都として[[ニューアムステルダム|ニーウ・アムステルダム]]がこの場所に設立された。この年が、ニューヨーク市の公式創立年となっている。
 
* [[1626年]]:この年、オランダ[[西インド会社]]がマンハッタンを「[[インディアン]]たち<!--[[ネイティブアメリカン]]は民族名ではありません-->から24ドル相当で買い取った」と一般に言われている。が、これは実際には、60ギルダー分の交易品との交換だった。60ギルダーがどれくらいの価値かというと、「1626年当時に、ビールの大ジョッキを2400杯買うことができるくらいの金額」である。ただしオランダ人入植者に「マンハッタンを売った」という部族は、レナペ族ではなく、実はマンハッタン島を縄張りにしておらず、レナペ族とオランダ人の抗争の漁夫の利を狙って騙したのだった。また、そもそもインディアンには「土地を金で売る」という文化は無かったので、この取引自体理解していたかどうか疑わしい。実際、島を買い取ったと思い込んだオランダ人とレナペ族とは長く抗争が続いた。
 
* [[1664年]]:[[イングランド]]国王[[チャールズ2世 (イングランド王)|チャールズ2世]]の弟、[[ヨーク公]]ジェームズ(後の[[ジェームズ2世 (イングランド王)|ジェームズ2世]])が{{仮リンク|第二次英蘭戦争 (英蘭戦争)|en|Second Anglo-Dutch War|label=第二次英蘭戦争}}に勝利し、この地を制し、現在の市名ニューヨークに改名した。
 
 
 
[[File:Mulberry Street NYC c1900 LOC 3g04637u.jpg|right|220px|thumb|[[1900年]]のマンハッタン。現在もこのような景色は至る所に残る]]
 
[[File:Manhattan_1931.jpg|thumb|220px|right|[[1931年]]撮影]]
 
 
 
* [[1776年]]:[[アメリカ独立戦争]][[ニューヨーク・ニュージャージー方面作戦]]においてマンハッタンは、[[キップス湾の上陸戦]]([[9月15日]])、[[ハーレムハイツの戦い]]([[9月16日]])および[[ワシントン砦の戦い]]([[11月16日]])の舞台となった。これらの戦いの後、ニューヨークはイギリス軍に占領された。
 
* [[1783年]]:イギリス軍がニューヨークから撤退({{仮リンク|撤収の日 (ニューヨーク州)|label=撤収の日|en|Evacuation Day (New York)}}参照)。
 
* [[1785年]]-[[1788年]]:[[連合規約]]の下で、ニューヨークが第5代目の首都となる。
 
* [[1789年]]:[[アメリカ東海岸|東海岸]]の都市の中でも発展を見せていたニューヨークは、[[ジョージ・ワシントン]]が初代[[アメリカ合衆国大統領|大統領]]に就任した年、わずか1年だけ[[合衆国憲法]]の下で最初の[[首都]]となった(その後、[[フィラデルフィア]]、続いて[[ワシントンD.C.]]へ移動)。
 
* [[1792年]]:[[すずかけ協定]]によって[[ニューヨーク証券取引所]]が設立される。
 
* [[1811年]]:ニューヨーク州政府が、マンハッタン島北部の都市計画「[[1811年委員会計画]]」を策定。これにより、マンハッタンの農場を結ぶブルーミングデール・ロード(現在の[[ブロードウェイ (ニューヨーク)|ブロードウェイ]])を除き、地形や旧道に関係なくグリッド状の街区が形成されることとなる。
 
* [[1853年]]:ニューヨーク州議会により正式に[[セントラル・パーク]]が公園用地として指定される。
 
* [[1870年]]:[[メトロポリタン美術館]]が開館。
 
* [[1886年]]:[[エリー運河]]の開通以降、市には続々と[[移民]]が押し寄せ大都市へと発展した。移民を迎え入れる自由の国の象徴として[[フランス]]より[[自由の女神像]]が贈呈された。
 
* [[1898年]]:マンハッタンと{{仮リンク|ウェスト・ブロンクス|en|West Bronx}}(1873年にマンハッタンだけであったニューヨーク市に併合、1895年にもウェスト・ブロンクスの残りの地区が併合される)だけであったニューヨーク市が、{{仮リンク|イースト・ブロンクス|en|East Bronx}}、[[ブルックリン区|ブルックリン]]、[[クイーンズ区|クイーンズ]]、および[[スタテンアイランド]]を併合し現在と同じ範囲となる([[シティ・オブ・グレーター・ニューヨーク]]参照)。
 
* [[1904年]]:[[ニューヨーク市地下鉄]]の最初の路線がマンハッタン島を南北に開通。
 
* [[1929年]]:[[10月24日]]にニューヨーク株式市場([[ウォール街]])で株価が大暴落したことに端を発した[[世界恐慌]]が起こる。
 
* [[1931年]]:[[エンパイア・ステート・ビルディング]]が完成。
 
* [[1945年]]:エンパイア・ステート・ビルディングにアメリカ陸軍航空隊の[[B-25 (航空機)|B-25]][[爆撃機]]が激突。
 
* [[1998年]]:ニューヨーク市は[[市制]]に移行して200年、5区になって100年を迎えた。
 
* [[2001年]]:[[9月11日]]に[[アメリカ同時多発テロ事件]]が起こり、[[世界貿易センタービル]]の両棟が破壊された。
 
 
 
== 地区 ==
 
[[File:Chelsea1183.JPG|right|220px|thumb|チェルシー]]
 
[[File:Upper West Side - Broadway.jpg|right|220px|thumb|セントラルパーク・ウェスト]]
 
[[File:Harlem - Morningside.jpg|right|220px|thumb|モーニングサイドハイツ]]
 
[[File:Harlem - W125st - Madison Avenue.jpg|right|220px|thumb|ウェスト・ハーレム]]
 
[[File:Ninth-north.jpg|right|220px|thumb|ヘルズ・キッチン]]
 
[[File:Washington square park.jpg|upright|220px|thumb|ワシントン・スクエア]]
 
 
 
=== 通り ===
 
{{See also|マンハッタンの通りの一覧}}
 
地図上の南北をあらわす向きから、マンハッタン島内の最南端[[ロウアーマンハッタン]]を中心に「[[ダウンタウン (マンハッタン)|ダウンタウン]]」と呼び、北側を「[[ミッドタウン]]」および「[[アップタウン (マンハッタン)|アップタウン]]」と呼ぶ。これは、日本語の「上り、下り」に該当する。[[ニューヨーク市地下鉄]]などの交通機関での行先・方面表示にもダウンタウン・アップタウンの表記が使われる。一方、マンハッタン島内の東西に走るバス、地下鉄などは「{{仮リンク|クロスタウン|en|Crosstown traffic (Manhattan)}}」とよばれる。[[ブロードウェイ]]はマンハッタン島の最南端から最北端まで貫く通りで、元々はインディアンの小道であった。
 
 
 
日本語では、マンハッタンにおける東西方向の道(クロスタウン・ストリート)に付けられる名称「Street(ストリート)」を「―丁目」、南北方向の道である「Avenue(アベニュー)」を「―番街」と呼称するのが慣例となっている。ニューヨークに関する著作の多い作家、[[常盤新平]]は、次のように述べている<ref name="tokiwa" />。
 
 
 
<blockquote>
 
(マンハッタンの)数字のストリートについては僕は丁目と訳してきた。たとえば、フォーティー・セカンド・ストリートを42丁目と訳せるのが嬉しいのだ。ストリートに対応する『丁目』というのがあるのは素晴らしいことだと思う。(中略)ニューヨークを舞台にした小説を読んでいて、57番ストリートとか、42番ストリートと訳してあるのをみると、とたんにページを閉じてしまいたくなる<ref name="tokiwa">常盤新平 『キミと歩くマンハッタン』 [[講談社]]、1988年、P116-7</ref>。
 
</blockquote>
 
<blockquote>
 
フィフス・アヴェニューは、僕は5番街と書く。パーク・アヴェニューはパーク・アヴェニューで、パーク街と書くことはない。パーク街ではなんだかみすぼらしい感じがする。マディスン・アヴェニューは、マディスン街と書くこともある。
 
</blockquote>
 
 
 
マンハッタン島内で一番大きな[[マンハッタンの通りの一覧|数字の通り]]は、ストリートは220丁目({{仮リンク|マーブル・ヒル|en|Marble Hill, Manhattan}}まで含めたマンハッタン区では228丁目)でアベニューは[[13番街]]である<ref>[[アルファベット・シティ]]には追加の[[アベニューA]]から[[アベニューD|D]]がある。</ref>。当初の[[1811年委員会計画]]では115丁目までの予定だったが<ref>[http://www.nytimes.com/2005/10/23/realestate/23scap.html Are Manhattan's Right Angles Wrong, by Christopher Gray]</ref>、後にマンハッタンの北端の220丁目まで格子状道路は拡張された。東から西へ、または南から北へ進むにつれて数字は増えていく。
 
 
 
これらのアベニューの道幅は{{convert|100|ft|m|-1}}で、クロスタウン・ストリートの道幅は通常{{convert|60|ft|m|0}}だが、そのうち15は{{convert|100|ft|m|-1}}の道幅で作られている。両方向通行の[[34丁目]]、[[42丁目]]、[[57丁目]]や{{仮リンク|125丁目|en|125th Street (Manhattan)}}などがそうで、これらの通りはショップが充実している<ref>[http://www.library.cornell.edu/Reps/DOCS/nyc1811.htm Remarks of the Commissioners for laying out streets and roads in the City of New York, under the Act of April 3, 1807] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20070610165318/http://www.library.cornell.edu/Reps/DOCS/nyc1811.htm |date=2007年6月10日 }}, [[Cornell University]]. Accessed May 2, 2007. "これらの通りは基本的に60フィート幅だが、14、23、34、42、57、72、79、86、96、106、116、125、135、145、155丁目は100フィート幅になっており、これらの通りのブロックの幅は約200フィートである。"</ref>。クロスタウン・ストリート間のブロックの幅は約{{convert|200|ft|m|-1}}で、アベニュー間のブロックの幅は約は{{convert|800|ft|m|-1}}である。
 
 
 
マンハッタンの大部分の通りは厳密な格子状に計画的に作られた結果、[[マンハッタンヘンジ]]([[ストーンヘンジ]]の派生語)と呼ばれる現象を年に二回見ることができる。これは、その東西の通りは真の東西方向から約28.9°傾いているため、[[夏至]]を挟んで約20日前後の日は太陽が東西の通りのちょうど中心に沿った地平線に沈むという現象である。マンハッタンヘンジが起きる日没時には、ビルの間をまっすぐ太陽の光が伸びてくるのを目にすることができる。
 
 
 
=== ネイバーフッド ===
 
{{See also|マンハッタンの近隣住区の一覧}}
 
マンハッタンはその特徴などから、さらに細かく特定のエリア(ネイバーフッド)を指して以下のような名称(愛称)が付けられている。
 
地区毎の特徴はリンク先項目および[[マンハッタンの近隣住区の一覧|マンハッタンの地区名の一覧]]を参照のこと。
 
 
 
* [[フィナンシャル・ディストリクト (マンハッタン)|フィナンシャル・ディストリクト]]
 
* [[シヴィック・センター (マンハッタン)|シヴィック・センター]]
 
* [[サウス・ストリート・シーポート]]
 
* [[トライベッカ (マンハッタン)|トライベッカ]]
 
* [[チャイナタウン (マンハッタン)|チャイナ・タウン]]
 
* [[リトル・イタリー (マンハッタン)|リトル・イタリー]]
 
* [[ソーホー (ニューヨーク)|ソーホー]]
 
* [[ロウアー・イースト・サイド]]
 
* [[グリニッジ・ヴィレッジ]]
 
* [[イースト・ヴィレッジ]]
 
* {{仮リンク|ミートパッキング・ディストリクト|en|Meatpacking District, Manhattan}}
 
: [[14丁目]]の西端付近一帯をいう。かつてはガンゼヴォート・マーケットとして知られていたが、20世紀前半に精肉業種の工場などが多く立地したことからこの地域呼称が付けられた。1990年代後半から高級化が進み、有名ブランド店やレストランなど注目が集まるような出店があったことからエリアとしての認識が高まった。
 
* [[チェルシー (ニューヨーク)|チェルシー]]
 
* [[グラマシー]]
 
* {{仮リンク|フラットアイアン・ディストリクト|en|Flatiron District}}
 
: [[マディソン・スクエア・パーク]]の南の一帯をいう。ハイテク産業が多く集まっていたことから、[[シリコン・バレー]]をもじった[[シリコン・アレー]]がこの地から広まった。
 
* {{仮リンク|ノマド (マンハッタン)|label=ノマド|en|NoMad, Manhattan}}
 
: [[マディソン・スクエア・パーク]]の北の一帯 (NOrth of MADison Square Park) をいう。一時は廃れていたが、近年ブティックやレストラン街として再び活性化してきている。
 
* [[キップス・ベイ (マンハッタン)|キップス・ベイ]]
 
* [[マーリー・ヒル (マンハッタン)|マーリー・ヒル]]
 
* {{仮リンク|タートル・ベイ|en|Turtle Bay, Manhattan}}
 
: 41丁目から53丁目付近のレキシントン街より東の一帯をいう。[[グランドセントラル駅]]のすぐ東のエリアで、[[国連本部]]も所在するオフィス街である。日本企業のオフィスも多く、そのため日系レストランや居酒屋も多く所在する。[[2番街 (マンハッタン) |2番街]]沿いには[[バー (酒場)|バー]]が多く並ぶ。
 
* {{仮リンク|ガーメント・ディストリクト|en| Garment District, Manhattan}}
 
: 34丁目から42丁目、5番街から[[9番街 (マンハッタン) |9番街]]に囲まれた一帯をいう。ガーメントとは[[衣服]]のことであり、多くのファッション関連産業がこのエリアに集まっている。
 
* [[シアター・ディストリクト]]
 
* [[ヘルズ・キッチン]]
 
* [[アッパー・イースト・サイド]]
 
* [[アッパー・ウェスト・サイド]]
 
* [[モーニングサイド・ハイツ (マンハッタン)|モーニングサイド・ハイツ]]
 
* [[ハーレム (ニューヨーク市)|ハーレム]]
 
* [[ワシントンハイツ (マンハッタン)|ワシントンハイツ]]
 
* [[インウッド (マンハッタン)|インウッド]]
 
 
 
=== 住所 ===
 
{{main|マンハッタン住所算法}}
 
マンハッタン島内における主要な通りの住所を見つけるには[[マンハッタン住所算法]]が一般に用いられる。これはニューヨーク市の電話帳やガイドブックの他、[[MTAバス]]の地図でも用いられている。
 
 
 
== 経済 ==
 
{{Main|ニューヨーク市の経済}}
 
[[File:Citigroup_center.jpg|right|220px|thumb|[[シティグループ・センター]]]]
 
[[File:Time-Warner-Center.JPG|right|220px|thumb|[[タイム・ワーナー・センター]]]]
 
 
 
[[ニューヨーク証券取引所]]や[[ウォール街]]が代表するように、[[シティグループ]]や[[CBS]]、[[メットライフ]]や[[モルガン・スタンレー]]などがひしめく、アメリカの経済の中心地であり、アメリカを代表する大企業の本社が多数存在する。メディア、ファッションや広告業界の世界的な中心地のひとつであり、また、[[芸術]]面でも大きな影響力を持つと評価されている。
 
 
 
=== マンハッタンに本拠を置く企業 ===
 
* [[シティグループ]]
 
* [[JPモルガン・チェース]]
 
* [[アメリカン・エキスプレス]]
 
* [[メットライフ]]
 
* [[モルガン・スタンレー]]
 
* [[ゴールドマン・サックス]]
 
* [[メリルリンチ]]
 
* [[ダウ・ジョーンズ]]
 
* [[ブルームバーグ (企業)|ブルームバーグ]]
 
* [[ニューヨーク・タイムズ]]
 
* [[CBS]]
 
* [[タイム・ワーナー]]
 
* [[オグルヴィー&メイザー]]
 
* [[マッキャンエリクソン・ワールドワイド]]
 
* [[ラルフ・ローレン]]
 
* [[トミー・ヒルフィガー]]
 
* [[ダナ・キャラン]]
 
* [[ディーン・アンド・デルーカ]]
 
 
 
== 文化 ==
 
{{Main|{{仮リンク|ニューヨーク市の文化|en|Culture of New York City}}}}
 
 
 
マンハッタンには多くの世界的に有名な美術館や博物館が所在しており、その芸術コレクションは世界有数である。また劇場やコンサートホールなどの文化施設も充実している。
 
 
 
=== 文化施設 ===
 
;劇場・コンサートホール・スタジアム
 
* [[リンカーン・センター]]
 
* [[カーネギー・ホール]]
 
* [[ラジオシティ・ミュージックホール]](ロックフェラー・センター内)
 
* [[ブロードウェイ・シアター]]
 
* [[マディソン・スクエア・ガーデン]]
 
* [[アポロ・シアター]]
 
 
 
;美術館・博物館
 
* [[メトロポリタン美術館]]
 
* [[ニューヨーク近代美術館]] (MoMA)
 
* [[グッゲンハイム美術館]]
 
* [[ホイットニー美術館]]
 
* [[クーパー・ヒューイット国立デザイン博物館]]
 
* [[アメリカ自然史博物館]]
 
* [[イントレピッド海上航空宇宙博物館]]
 
 
 
=== マンハッタンに本拠を置くスポーツチーム ===
 
* [[ニューヨーク・ニックス]] (NBA)
 
* [[ニューヨーク・レンジャース]] (NHL)
 
* [[ニューヨーク・リバティ]](WNBA、ホームスタジアムは[[プルデンシャル・センター]]だがマディソン・スクエアガーデンをホームとして使用することもある)
 
;かつてマンハッタンに本拠を置いていたスポーツチーム
 
* ニューヨーク・ジャイアンツ(MLB、現[[サンフランシスコ・ジャイアンツ]])
 
* [[ニューヨーク・ヤンキース]] (MLB)
 
* [[ニューヨーク・メッツ]] (MLB)
 
* [[ニューヨーク・ジャイアンツ]] (NFL)
 
* [[ニューヨーク・ジェッツ]] (NFL)
 
* [[ニューヨーク・コスモス]] (NASL)
 
 
 
== 観光 ==
 
[[File:UN building.jpg|thumb|right|220px|国連本部ビル]]
 
[[File:Museum of Modern Art New York 2005-04-28.jpg|right|220px|thumb|ニューヨーク近代美術館]]
 
 
 
=== ランドマークと見どころ ===
 
* [[セントラル・パーク]]
 
* [[国際連合本部ビル|国連本部ビル]]
 
* [[メトロポリタン美術館]]
 
* [[ニューヨーク近代美術館]] (MoMA)
 
* [[アメリカ自然史博物館]]
 
* [[5番街 (マンハッタン) |5番街]]
 
* [[グランド・セントラル・ターミナル]]
 
* [[ロックフェラーセンター]]
 
* [[リンカーン・センター]]
 
* [[カーネギー・ホール]]
 
* [[マディソン・スクエア・ガーデン]]
 
* [[ブロードウェイ]]
 
* [[タイムズスクエア]]
 
* [[ワシントン・スクエア公園|ワシントン・スクエア]]
 
* [[ハイライン]]
 
* [[クライスラー・ビルディング]]
 
* [[エンパイア・ステート・ビルディング]]
 
* [[フラットアイアンビルディング]]
 
* [[ウォール街]]
 
* [[ニューヨーク証券取引所]]
 
* [[ワールドトレードセンター (ニューヨーク)|ワールドトレードセンター]]
 
* [[ダコタ・ハウス]]
 
* [[グリニッジ・ヴィレッジ]]
 
* [[リトル・イタリー (マンハッタン)|リトル・イタリー]]
 
* [[チャイナ・タウン]]
 
 
 
;教会
 
* [[セント・パトリック大聖堂 (ニューヨーク)|セント・パトリック大聖堂]]
 
* [[トリニティ教会 (ニューヨーク市)|トリニティ教会]]
 
* [[ニューヨーク大聖堂]]
 
 
 
;パブリックアート
 
* [[Love (彫刻)|LOVEオブジェ]]
 
* [[チャージング・ブル]]
 
 
 
=== 公園 ===
 
{{Main|ニューヨーク市の公園一覧}}
 
 
 
* [[セントラル・パーク]]
 
** [[コロンバス・サークル]]
 
** [[グランド・アーミー・プラザ (マンハッタン)|グランド・アーミー・プラザ]]
 
** [[ストロベリー・フィールズ (記念碑)|ストロベリー・フィールズ]]
 
* [[マディソン・スクエア]]
 
* [[ユニオンスクエア (ニューヨーク市)|ユニオン・スクエア]]
 
* [[ワシントン・スクエア]]
 
* [[ハイライン]]
 
* [[ニューヨーク市庁舎|シティ・ホール・パーク]]
 
* [[バッテリー・パーク]]
 
 
 
;[[アメリカ合衆国ナショナル・モニュメント]]
 
* {{仮リンク|アフリカ人墓地ナショナル・モニュメント|en|African Burial Ground National Monument}}
 
* [[キャッスル・クリントン|クリントン城ナショナル・モニュメント]]
 
* [[フェデラル・ホール]]国定記念物
 
* {{仮リンク|グラント将軍国定記念物|en|General Grant National Memorial}}
 
* {{仮リンク|ガバナーズ島ナショナル・モニュメント|en|Governors Island National Monument}}
 
* {{仮リンク|ハミルトン・グレインジ国定記念物|en|Hamilton Grange National Memorial}}
 
* {{仮リンク|ロウワー・イースト・サイド・テネメント記念館|en|Lower East Side Tenement Museum}}
 
* {{仮リンク|自由の女神ナショナル・モニュメント|en|Statue of Liberty National Monument}}(エリス島およびリバティ島を含む国定歴史保護地区。このうちエリス島の一部はマンハッタン区に含まれる。)
 
* {{仮リンク|セオドア・ルーズベルト生誕地国立史跡|en|Theodore Roosevelt Birthplace National Historic Site}}
 
<!--* {{仮リンク|パブリック・スクール14|en|Public School 14}}-->
 
 
 
=== 建築 ===
 
{{Main|{{仮リンク|ニューヨーク市の建築|en|Architecture of New York City}}}}
 
 
 
ニューヨークは[[シカゴ]]とともに1880年頃から1930年頃までに建てられた初期の[[高層ビル]]が多く存在する街である。このためマンハッタンでは、[[ネオゴシック様式]]、[[ボザール様式]]や[[アール・デコ|アールデコ様式]]といった特徴的な初期の高層建築を近代的なビルとともに見ることができる。[[クライスラー・ビルディング]]と[[エンパイア・ステート・ビルディング]]はアールデコ様式の代表作であり、[[リーバ・ハウス]]、[[国連本部ビル]]と[[シーグラム・ビルディング]]は[[インターナショナルスタイル]]の代表作であるとされる。シカゴの[[シアーズ・タワー]]が1973年に完成するまで、世界一高い高層ビルの多くはマンハッタンに建てられたビルであった。
 
 
 
;かつて世界一高かった高層ビル
 
* [[ニューヨークワールドビル]](1955年解体)
 
* [[マンハッタンライフビル]](1930年解体)
 
* [[パークロウビル]]
 
* [[シンガービル]](1968年解体)
 
* [[メトロポリタンライフタワー]]
 
* [[トランプビル]]
 
* [[ウールワースビル]]
 
* [[クライスラー・ビルディング]]
 
* [[エンパイア・ステート・ビルディング]]
 
* 旧[[ワールドトレードセンター (ニューヨーク)|ワールドトレードセンター]](2001年[[アメリカ同時多発テロ事件]]により倒壊)
 
 
 
;20世紀後半の特徴的な高層ビル
 
* [[メットライフビル]]
 
* [[シティグループ・センター]]
 
* [[ソニービル (ニューヨーク)|ソニービル]]
 
 
 
;高層ビル登場以前の古い建築
 
* [[フランシス・タバーン]] - 1719年築。現存するマンハッタン最古の建築物をうたっているが、1832年から1852年にかけて火災の修復のため大部分が改築されている<ref>現存するニューヨーク市最古の建築物は、1652年築の[[ブルックリン]]の[[:en:Wyckoff House|ワイコフ・ハウス]]。</ref>。
 
* [[セント・ポール教会]] - 1764年築。現存するマンハッタン最古の[[教会堂]]。ニューヨーク市の教会堂の中でも三番目に古い<ref>現存するニューヨーク市最古の教会堂はFlushing Friends Meeting House(1694年)、次いで[[スタテンアイランド]]のSt. Andrew's Church(1709年)。建物は現存していないが、ニューヨーク市で最初期に設立された教会は[[協同改革派プロテスタント・オランダ教会]](1633年)</ref>。
 
* [[モリス=ジュメイル・マンション]] ([[:en:Morris–Jumel Mansion|en]]) - 1765年築。
 
* [[ダイクマン・ハウス]] - 1784年築。マンハッタンに現存する唯一の[[農家]]。
 
* [[エドワード・ムーニー・ハウス]] - 1785年築。現存するマンハッタン最古の[[テラスハウス]]。
 
* [[ブリッジ・カフェ]] - 1795年築。現存するマンハッタン最古の木造建築。
 
* [[グレイシー・マンション]] - 1799年築。[[ニューヨーク市長]]官邸。
 
<!-- 19世紀
 
* [[ハミルトン・グレインジ]] ([[:en:Hamilton Grange National Memorial|en]]) - 1802年築。
 
* [[J.クルー|J. Crew]] Liquor Store - 1809年築。235 W Broadwayに所在。
 
* [[:en:Angel Orensanz Center|Anshe Slonim Synagogue]] - 1849年築。現存するマンハッタン最古の[[シナゴーグ]]。-->
 
 
 
== ショッピング ==
 
マンハッタン内および周辺エリアの住人の平均収入が高い上、世界各国から観光客が集まるため、これらの高所得層をターゲットにしたデパートやブティック、ショッピングモールが多数存在する。
 
 
 
=== デパートおよびショッピングモール ===
 
[[File:Bergdorf Goodman.jpg|right|220px|thumb|バーグドルフ・グッドマン]]
 
[[File:MacysDepartmentStoreNewyork.jpg|right|220px|thumb|メイシーズ]]
 
 
 
* [[サックス・フィフス・アヴェニュー]]
 
* {{仮リンク|バーグドルフ・グッドマン|en|Bergdorf Goodman}}
 
* [[ブルーミングデールズ]]
 
* [[バーニーズ・ニューヨーク]]
 
* [[メイシーズ]]
 
* [[ロード・アンド・テイラー]]
 
* {{仮リンク|ヘンリ・ベンデル|en|Henri Bendel}}
 
* [[トランプ・タワー]]
 
* [[タイム・ワーナー・センター]]
 
 
 
=== ブランド店 ===
 
* [[ティファニー]]
 
* [[ハリー・ウィンストン]]
 
* [[ブルックス・ブラザーズ]]
 
* [[ラルフ・ローレン]]
 
* [[アバクロンビー&フィッチ]]
 
* [[トミー・ヒルフィガー]]
 
* [[マックスマーラ]]
 
 
 
=== その他 ===
 
* {{仮リンク|チェルシー・マーケット|en|Chelsea Market}}
 
* {{仮リンク|ライムライト・マーケットプレイス|en|Limelight Marketplace}}
 
* [[ディーン・アンド・デルーカ]]
 
 
 
== ホテル ==
 
{{Main|ニューヨーク市のホテル}}
 
 
 
アメリカの金融、メディアの中心地であるだけでなく、上記のように多数の観光名所があるので、ランドマーク的な最高級[[ホテル]]から国際チェーンの大規模ホテル、[[デザイナーズホテル]]、長期滞在用の格安ホテルまで揃っている。ビジネス、観光客のいずれもが年間を通じて訪れるので、ホテルの稼働率はきわめて高い。特に高級ホテルは国連総会の期間中の稼働率が高くなる。
 
 
 
=== 最高級ホテル ===
 
[[File:Waldorf-park.jpg|right|220px|thumb|ウォルドルフ=アストリア]]
 
* [[ウォルドルフ=アストリア]]
 
* {{仮リンク|プラザ・アテネ|en|Plaza Athénée}}・ニューヨーク
 
* [[プラザホテル]]
 
* {{仮リンク|ザ・ピエール|en|The Pierre}}
 
* [[ジュメイラ・インターナショナル|ジュメイラ]]・[[エセックスハウス]]ホテル
 
* [[セント・レジス]]
 
* [[フォーシーズンズ・ホテル]]・ニューヨーク
 
* マーク
 
* {{仮リンク|シェリー・ネザーランド|en|Sherry Netherland Hotel}}
 
* [[トランプインターナショナル・ホテル・ニューヨーク]]
 
* [[リッツ・カールトン]]・ニューヨーク
 
* [[マンダリン・オリエンタルホテルグループ|マンダリン・オリエンタル]]・ニューヨーク
 
* [[香港&上海ホテルズ|ペニンシュラ]]・ニューヨーク
 
* {{仮リンク|ザ・セタイ・フィフスアベニュー|en|The Setai Fifth Avenue}}
 
 
 
=== 高級ホテル ===
 
* ニューヨーク・[[ヒルトン]]
 
* ニューヨーク・[[マリオット・マーキス]]
 
* [[シェラトン]]・マンハッタン・アット・タイムズスクエア
 
* シェラトン・ニューヨーク・ホテル&タワーズ
 
* [[ダブリュー・ホテル|W]]ニューヨーク
 
* [[ハイアットホテルアンドリゾーツ|グランド・ハイアット]]
 
* [[ソフィテル]]・ニューヨーク
 
* [[ミレニアム&コプトーン・ホテルズ|ミレニアム]]・ブロードウェイ
 
* [[ウェスティン]]・ブロードウェイ
 
* {{仮リンク|アルゴンキン・ホテル|en|Algonquin Hotel}}
 
* キタノ・ニューヨーク
 
* {{仮リンク|ル・パーカー・メリディアン|en|Le Parker Meridien}}
 
 
 
=== 中級ホテル ===
 
* {{仮リンク|ニューヨーク・ヘルムズレイ|en|The New York Helmsley Hotel}}
 
* ヘルムズレイ・ミドルタウン・ホテル
 
* ミレニアム・UNプラザ
 
* [[ホリデイ・イン]]・ミッドタウン・マンハッタン
 
* ホリディ・イン・ブロードウェイ
 
* [[ノボテル]]・ニューヨーク
 
* コンフォート・イン・マンハッタン
 
* {{仮リンク|ミルフォードプラザ|en|Milford Plaza Hotel}}・アット・タイムズスクエア
 
* {{仮リンク|ルーズベルト・ホテル (ニューヨーク)|label=ルーズベルト・ホテル|en|The Roosevelt Hotel (New York)}}
 
 
 
=== 一般ホテル ===
 
* [[デイズ・イン]]・ホテル・ニューヨークシティ・ブロードウェイ
 
* [[ベストウエスタンホテルズ|ベストウエスタン・プレジデント・ホテル]]
 
* {{仮リンク|エコノロッジ|en|Econo Lodge}}・タイムズスクエア
 
* {{仮リンク|ホテル・ペンシルベニア|en|Hotel Pennsylvania}}
 
* ウエリントン・ホテル
 
 
 
=== デザイナーズホテル ===
 
* {{仮リンク|パラマウント・ホテル|en|Paramount Hotel}}
 
* {{仮リンク|ロイヤルトン・ホテル|en|Royalton Hotel}}
 
* ハドソン
 
* アレックス
 
* ソーホー・グランド・ホテル
 
 
 
== 交通 ==
 
{{Main|{{仮リンク|ニューヨーク市の交通|en|Transportation in New York City}}}}
 
 
 
マンハッタンは、全米で最も自動車の所有率が低い地域として[[原油価格]]の高騰などでも他の地域に比べれば、比較的経済的ショックを受けにくい耐久力を持つと言われる。アメリカの都市では例外的に、公共交通機関が発達している点が理由として指摘される。
 
 
 
=== MTA交通網 ===
 
[[File:NYC subway simplified map 50pct-optimized.png|220px|right|thumb|市内全域の地下鉄路線図]]
 
{{See also|メトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティ}}
 
 
 
マンハッタンの公共交通機関は、MTA (Metropolitan Transportation Authority) が運営する地下鉄とバスが主である。
 
 
 
料金は、地下鉄・バス共に1回2.75ドルの固定運賃製で、1回乗車券のほか、一定金額をプリペイド方式でチャージ可能なペイ・パー・ライド、1日乗車券・期間乗車券・定期券に相当するアンリミッテッド・メトロカード(期間内制限無しに乗車可能)が7日31ドル、30日116.5ドルで販売されている。乗車から2時間以内にされる対向方向以外への乗り換えであれば、追加料金は掛からずに乗換えることができる。
 
 
 
地下鉄・バス共に、ラッシュ時の混雑は余り酷いものではない。朝のラッシュ時でも乗車率は約120%で、身をひしめき合わせるほどではない。その他の時間帯の乗車率はおよそ60%である。タイムズスクエア駅などが比較的大きいが、[[新宿駅]]の5分の1程度の大きさである。
 
 
 
地下鉄でのアナウンスは少ない。旧来型の車両の場合、地下鉄の車掌が早口で次の駅名とドアが閉まることを告げるが聞き取りにくことが多い。新しい車両の場合には、録音音声によりアナウンスされ、車内に設置されたディスプレイでの表示と併せ、改善が見られる。地下鉄駅のプラットホームでのアナウンスは例外的で、車両が到着する際の案内はほぼない。また、バスの車内ではアナウンスは原則ない。乗車時に運転手に依頼すれば、特定の目的地に到着した際に教えてはくれる。
 
 
 
==== 地下鉄 (Subway) ====
 
[[File:NYCSub 7 Grand Central.jpg|220px|thumb|right|地下鉄駅]]
 
[[File:Empty_subway_in_NYC.jpg|220px|right|thumb|新型の地下鉄]]
 
[[File:R44 Interior.jpg|220px|thumb|right|旧型の地下鉄]]
 
{{See also|ニューヨーク市地下鉄|マンハッタンのニューヨーク市地下鉄駅の一覧}}
 
 
 
マンハッタンには地下鉄が張り巡らされている。地上の交通が交通渋滞によりスムーズでない場合には、一番速い移動手段となることも多い。他区を走る(Gを除く)全ての地下鉄はマンハッタンに通じている。各路線は1・2・3、N・R・Wなどの記番号と路線の色で区別されている。同じ区間を走っている場合でも、ローカル(各駅停車)とエクスプレス(急行)には別の記番号が振られている。例えばRとNは同じ路線を走る各駅停車と急行である。原則として終日運転である。
 
 
 
時刻表はウェブサイトなどに存在するが、駅構内などに掲示はなく、運行上も時刻を意識しているようには見えず、列車の運行頻度を予測するのに役立つ程度である。列車の運転間隔がまちまちになりやすく、時間調整のための長時間停車や、運転間隔を詰めるための停車駅通過などが行われる。これらは随時行われるが、通過運転を開始する際には駅停車中にアナウンスがある。また、ホームに進入してきた列車が警笛を散発的に鳴らしている場合には、停車予定の車両がそのまま通過することが多い。
 
 
 
マンハッタンを南北に走る路線は、南行をDowntown(都心)方面、北行をUptown(郊外)方面と呼称される。マンハッタンを東西に横切る場合や、マンハッタンを離れて走る場合には、Bronx方面などの地区名で指定されることもある。終着駅が明示されることは少なく、従来型の車両では上り下りの表示の区別はされていない。
 
 
 
地下鉄は治安や衛生の点で悪名が高いが、治安や車両の衛生面は近年改善されている。車体・車内への落書きもかなり目立たなくなっている。ただ、駅施設は全般的に古く、汚いことが多い。マンハッタン内では日中に危険を感じる場面は少ないが、深夜・早朝などは利用者の数が少なく、運行本数が減少するため危険な場所であると理解されている。また、死角などになる場合を避けるため、閑散時にはホーム中心部などの指定場所にて待つことが推奨されている。ターミナルなどの大きな駅を除けば、公共用のトイレはほぼ設置されていない。
 
 
 
地下鉄の車両は、徐々に更新されており<!--[[川崎重工業|カワサキ]]製の(注:カワサキだけでなく、ボンバルディアやGE製の新しい車両もある)-->比較的新しい車両が多い路線もある。従来型の車両は非常に古く、汚れていることも多い。イスは全てプラスチック製でクッションはなく、手すりはあるがつり革はない。冷暖房が壊れていることも多くある。ドアの開閉は無造作で無理やり閉じるドアに身体をこじ入れる駆け込み乗車も見られる。車掌はほぼ中央の車両に乗っている。
 
 
 
エレベーターが未だ設置されていない駅も多い為、車椅子の乗客が階段の上、または下にいる場合、1番近くにいる男性客4人が手助けをすることが規範であるとされ、進んで実践する人々も多い。
 
 
 
==== バス ====
 
[[File:NYCTA_Orion_7_HEV_6702.jpg|right|220px|thumb|[[MTAバス]]]]
 
{{See also|MTAリージョナル・バス・オペレーションズ|マンハッタンのバス路線の一覧}}
 
 
 
アメリカの多くの都市におけるバスは[[自家用車]]を所有できない[[貧困層]]や学生、新住居者の移動手段であることが多いが、例外的にマンハッタンでは一般住民や旅行者にも広く使われる公共交通となっている。地上を走っているため明るく、比較的安全な乗り物と考えられている。車両は標準的な車両が用いられており、比較的古いものではないことが多い。
 
 
 
地下鉄同様に24時間運行され、全てのバスが[[障害者]]・[[高齢者]]や[[車椅子]]のための昇降機を備えている[http://www.mta.info/nyct/facts/ffbus.htm]。
 
 
 
必ず、車椅子の乗客を最初に乗降させる決まりがあり、運転手が車椅子の乗客の乗降をサポートする(車椅子用乗降エレベーターは後部ドアに設置)。盲目者の乗客が停留所にいる場合、盲目者に合わせて停車する。
 
 
 
地下鉄と共通の[[プリペイドカード]]を使用でき、相互の乗り換えも可能な場合がある。マンハッタン内部では短い間隔で停留所が設置されているが、停留所名は一般になく案内する車内アナウンスもない。馴れていない場所などでは、乗車中も自ら現在地を把握している必要がある。
 
 
 
中心部などでは、交通渋滞や路上駐車などが原因で、慢性的に交通の流れが悪い箇所が多数あるため、時間帯などによっては、極端に時間を要するルートもある。
 
 
 
エクスプレスというバスが運行しており、地下鉄が通じていないスタテンアイランド区などとを往復している。観光バスのようなバスでの運行が多いが、乗車料金が5ドルで、アンリミテッド・カードは使用できない。[[地下鉄]]が運休などをした時には振替バスが走る時がある。
 
 
 
=== タクシー (Yellow Cab) ===
 
[[File:Cabs.jpg|right|220px|thumb|[[イエローキャブ (タクシー)|イエロー・キャブ]]]]
 
{{Main|{{仮リンク|ニューヨーク市のタクシー|en|Taxicabs of New York City}}}}
 
 
 
:''ニューヨークのタクシーについては「[[イエローキャブ (タクシー)|イエローキャブ]]」の記事も参照''
 
 
 
ニューヨークを特徴付ける黄色の車両のタクシーは、中心部の日中であれば、相当の台数が走っており、街角で空車を見つけて利用することも容易である。夕刻の劇場周辺や雨天時など、多くの人間が集まるエリアや状況、時間帯には極端に空車が少なくなることも多い。慢性的に交通渋滞や混雑が発生しているので、所要時間を読みにくいが、ドア・ツー・ドアで滞在地から目的地まで車で移動できるため地下鉄・バスに比べ安全性は高い。
 
 
 
日本でのタクシー料金に比べて運賃は割安である。料金は初乗りが2.50ドル。その後は5分の1マイル (321 m) ごとに40セントが追加され、低速で走行している場合には時間制として60秒に40セント追加される。深夜料金は50セント割り増しのほか、平日夕方のラッシュ時には追加料金として1ドルが請求される。橋、トンネルや高速道路の料金は別途請求される。また、チップとして一般に運賃の10〜20%を追加して支払う。通常は「Keep your change(おつりは取っておいて)」と言って、お釣りがないようにして支払うケースが多い。100ドルなどの高額紙幣での支払いは、運賃が高額でお釣りが少ない場合などを除き拒絶されることも多い。
 
 
 
マンハッタン以外の他区や、マンハッタンでも治安が悪い場所にはほとんど走っていない。屋根の上のタクシーの番号を示す部分のランプが付いているのが空車だが、OFF DUTYのランプも点灯している場合は回送である。ドアは自分で開閉する。人数や行き先などで公然と乗車拒否されることも珍しくないが、チップの交渉により乗車できる場合もある。目的地がニューアーク空港などの州外になる場合には、州外の営業が禁止されているため帰りの費用相当として二倍の運賃を求められることもある(この場合、州外へ出る橋やトンネルまでの分は無関係であるため、そこまでの料金を確認する習慣がある)。
 
 
 
タクシーの運転手は70%強が移民1世であるといわれ、あまり英語がきれいでない場合も多い。「16」と「60」(「シックスティーン」と「シクスティ」)のように紛らわしい言葉は、「ワン・シックス」、「シックス・ゼロ」などと確認したほうが無難である。また、観光客だけでなく地元民にとってさえ著名な建物やホテル名などを目的地として告げても理解されないことも多く、中心部であれば番街と丁目で指定し、それ以外であれば道路名と番地に加え、大まかな位置は指示できるようにしておく必要がある。紙に番地を書いて見せたり、地図を指したりすればより間違いない。
 
 
 
日本のタクシーとサービス面で大きく異なるのは、乗車拒否が日常的にあることである。特に深夜などに顕著であり、運転手は車を止め窓だけを開けて、目的地を客に尋ねる。そして、目的地がマンハッタン以外や治安の悪い場所の場合「No!」といってそのまま走り去ることがある。ニュージャージー州などには深夜は100%乗車拒否されるといっても過言ではないため、滞在地がマンハッタンでない場合は、深夜の交通手段は、他の帰宅方法を用意しておく必要がある。
 
 
 
2007年末よりカーナビを搭載した車両が出始め、後部座席で現在地の確認、ニュースなど複数の情報が見られるディスプレイが設置された。数年後には全てのタクシーに設置する予定である。しかし現在カーナビを搭載していない車両も多く、ニューヨークのタクシードライバーは近年の東京の新人ドライバーと比べても劣るほど道を知らない為、利用者も最低限の道案内をできるようにしたほうがよい。
 
 
 
空港などでは、正式な認可を受けていないジプシーキャブ(白タク)といわれる違法タクシーが客引きがトラブルの原因と考えられている。正式な認可を受けたタクシーは全て黄色に塗装されている。正式なタクシーの場合でもメーターが正常に作動しているかを確認すべきであり、運転手がメーターの不作動や遠回りなどの違法行為を行った際は登録番号を控え通報することで対応をしてもらうことができる。
 
 
 
=== 自動車の運転 ===
 
[[File:0460New York City NYPD.JPG|right|thumb|200px|ニューヨーク市警パトカーとマンハッタンの一般的な道路]]
 
 
 
マンハッタンでの自家用車の保有率はアメリカで最も低いが、面積が狭く[[人口密度]]が高いため、交通量は多い。車両は右側通行である。マンハッタン内の道路の多くは[[一方通行]]であり、対面通行は一部の比較的大きな通りに限られる。アメリカでの一般とは異なり、マンハッタン内では赤信号時の右折は禁止されている。
 
 
 
警察官による駐車違反の取り締まりは厳しい。また、「トラフィック・ポリス」という警官がおり、交差点で笛を吹き自動車を誘導する。信号機が動作していても、渋滞緩和のため、時間帯によって交通量の多い車線を信号が赤であっても通行させて交通の流れを向上させる役割を担う。
 
 
 
短期滞在なら[[国際運転免許証]]と他国の免許証により自動車を運転することが認められるが、ニューヨーク市で車を所有するにはニューヨーク州の免許が必要となり、アメリカのいくつかの州と同じく他州の免許証を保持していても認められない。他州の免許からの書き換え以外は、他国の免許からの書換えであっても新規取得と全く同じ手続きや講習が必要である。
 
 
 
[[オートバイ|バイク]]の数が非常に少ない。理由は、盗難に遭いやすいこと、強盗などから運転者の保護がなされないこと、マンハッタンの交通事情から危険であることなどが挙げられる。そのほかには、アメリカではバイクは日常的な乗り物ではなく、娯楽的な乗り物の扱いであることなども考えられる。
 
 
 
マンハッタンは南北に長く東西に短い島のため、東西への移動距離は少ないので、東西に走るクロスタウン・トラフィックは基本的に道幅が狭い。東西方向の高速道路は{{仮リンク|トランス・マンハッタン高速道路|en|Trans-Manhattan Expressway}}のみで、過去に持ち上がった{{仮リンク|ミッド・マンハッタン高速道路|en|Mid-Manhattan Expressway}}と{{仮リンク|ロウワー・マンハッタン高速道路|en|Lower Manhattan Expressway}}の計画は破棄された。
 
 
 
=== サイクリング ===
 
{{See also|{{仮リンク|ニューヨーク市のサイクリング|en|Cycling in New York City}}}}
 
近年、マンハッタン内の道路脇に自転車道の整備が進んできている。
 
 
 
== 島外(市外)との交通 ==
 
=== ロングアイランド鉄道 (Long Island Rail Road) ===
 
[[File:LIRR map.svg|right|220px|thumb|ロングアイランド鉄道路線]]
 
[[File:NJT railmap.svg|right|thumb|220px|ニュージャージー鉄道路線図]]
 
[[File:PATH 836.JPG|right|220px|thumb|PATH鉄道]]
 
[[File:Staten island ferry verrazano.jpg|right|220px|thumb|スタテンアイランド・フェリー]]
 
{{See also|ロングアイランド鉄道}}
 
 
 
マンハッタン島の東、イースト川を越えた土地は、クイーンズ、ブルックリンなどを含む東京都程の東西に伸びる細長く大きな島[[ロングアイランド]]である。その島を走る鉄道が[[ロングアイランド鉄道]]である。
 
 
 
ロングアイランドにはニューヨーカーに人気のジョーンズビーチなどがあり、彼らの気軽な海水浴、ピクニックの場所となっている他、ロングアイランド鉄道は毎日740本の運行本数と26万人にも上る乗客数で通勤としても使用されている全米最大の鉄道である。
 
 
 
マンハッタンからの乗車は7番ストリート&33丁目の[[ペンシルベニア駅 (ニューヨーク)|ペンシルベニア駅]](通称「ペンステーション」)から乗車できる。この駅は他の電車も発着しているが、名前の頭文字をとった'''LIRR'''という電車に乗る。地下鉄の駅と接続されているが、地下鉄が汚く古い駅なのに対し、ペン駅は近年改装を終えたばかりの非常に綺麗で清潔な場所である。しかしトイレの汚さは想像を絶するものがある。
 
 
 
切符は駅の窓口のほか電車内でも購入できるが、窓口が開いている時間は3ドル割り増しになる。地下鉄と違い料金は行き先によって異なる。ラッシュアワー(平日午前6〜10時・午後4〜8時)以外のOFF PEAKチケットは30%割引になる。5〜11歳は半額。65歳以上は各種割引がある。
 
 
 
=== メトロノース鉄道 (Metro-North Rail Road) ===
 
{{See also|メトロノース鉄道}}
 
 
 
[[グランドセントラル駅]]から発着しており、NY州アップステイト、コネティカット州、マサチューセッツ州など北方に向かう鉄道である。
 
 
 
'''Harlem Line'''
 
* ウェストチェスター (Westchester)、ペルハム (Pelham)、パーチェス (Purchase) などに伸びる。日本人駐在員が多く在住するスカースデールやハーツデール、ヨンカーズなどの近郊住宅地との間を結ぶことから日本人の乗客も多く、「オリエント・エクスプレス」との異名を取ったこともある。
 
 
 
'''Hudson Line'''
 
* ダッチェス地区に伸びる。
 
 
 
'''New Heaven Line'''
 
* [[コネティカット州]]に向かい[[ボストン]]市方面に伸びる。
 
 
 
=== ニュージャージー (Transportation to New Jersey) ===
 
ニュージャージー州はマンハッタンの真隣にある州であり、そこからの通勤者、通学者も非常に多いが、ニューヨークとは州が違うため、ニューヨーク市地下鉄は通っていない。そのため、ハドソン川を越える交通機関がある。
 
 
 
'''[[パストレイン|PATH鉄道]] (Port Authority Trans-Hudson)'''
 
* マンハッタンからは33丁目、23丁目、14丁目、9丁目などに駅があり、料金は距離に関係なく2.75ドル(5歳以下無料)。
 
 
 
'''[[ニュージャージー・トランジット|ニュージャージー交通]] (New Jersey Transit)'''
 
* 広範囲にNJをカバーする鉄道網で、マンハッタンの[[ペンシルベニア駅 (ニューヨーク)|ペンシルベニア駅]]に発着。
 
* ラッシュアワー以外の乗車料金は25%割引。
 
 
 
'''バス'''
 
* [[ポート・オーソリティ・ターミナル|ポート・オーソリティ・バス・ターミナル]]と{{仮リンク|ジョージ・ワシントン・ブリッジ・バス・ステーション|en|George Washington Bridge Bus Station}}から出ている。
 
* 行き先は40本近くある。
 
* いったんマンハッタンを出たらニューヨークとはシステムが異なる。ニュージャージーのバスは、乗ったらまず運転手に行き先を告げる。そしてその区画の料金を支払う。
 
 
 
'''フェリー'''
 
* マンハッタンから2箇所運行しており、AM6〜PM0まで10〜15分間隔で、通勤・通学の足としても使われている。
 
 
 
=== スタテンアイランド・フェリー (Staten Island Ferry) ===
 
{{See also|スタテン島フェリー}}
 
 
 
マンハッタンの南、自由の女神が立つリバティ島のさらに南にニューヨーク市のスタテンアイランド区がある。アメリカならではの住宅街が広がる完全な島であり、マンハッタンとを結ぶ橋・トンネルはなくブルックリンに巨大な橋が架かっているのみである。スタテンアイランド・フェリーは全て無料。マンハッタンの夜景や自由の女神を横切って走るフェリーはニューヨーカー達のビュースポットでもある。2〜3台運行しており、20分間隔程で往復している。
 
 
 
同島に陸路で行くルート例としては、地下鉄でブルックリンまで行き、そこからバスで橋を渡る。
 
 
 
=== ヘリコプター ===
 
イースト川のピア6にあるマンハッタンの公営ヘリポート([[ダウンタウン・マンハッタン・ヘリポート]])と、ニュージャージー州の[[ニューアーク国際空港]]との間を[[ヘリコプター]]シャトルが8-10分で結んでいる。
 
 
 
== 教育 ==
 
[[File:New York Public Library May 2011.JPG|thumb|[[ニューヨーク公共図書館]] ]]
 
{{Main|{{仮リンク|ニューヨーク市の教育|en|Education in New York City}}}}
 
 
 
マンハッタン区の教育は多くの公立および私立の機関によって行われている。区内の公立学校は、アメリカで最も大きな公立学校システムである[[ニューヨーク市教育局]]によって実施されている<ref>[http://www.city-data.com/us-cities/The-Northeast/New-York-Education-and-Research.html New York: Education and Research], City Data. Retrieved September 10, 2006.</ref>。[[チャーター・スクール]]には{{仮リンク|ハーレム・サクセス・アカデミー|en|Harlem Success Academy}}や{{仮リンク|パブリック・プレップ|label=ガールズ・プレップ|en|Public Prep}}がある。また、2011年時点では[[ノーベル賞]]受賞者の輩出数が世界一多い[[コロンビア大学]]を始め、その他[[大学]]がマンハッタン区に校舎を構えている。
 
 
 
主な教育機関
 
* [[イェシーバー大学]]
 
* [[コロンビア大学]]
 
* [[ジュリアード音楽院]]
 
* [[セント・ジョーンズ大学]]
 
* [[マウントサイナイ医科大学]]
 
* [[マンハッタン音楽学校]]
 
* [[ニュースクール大学]]
 
* [[ニューヨーク大学]]
 
* [[ニューヨーク州立大学]]
 
* [[ニューヨーク市立大学]]
 
* [[ロックフェラー大学]]
 
* [[フォーダム大学]]
 
* [[ペース大学]]
 
 
 
== ギャラリー ==
 
[[File:Skyline-New-York-City.jpg|center|thumb|1000px|マンハッタン全貌]]
 
[[File:NYC Top of the Rock Pano.jpg|center|thumb|500px|マンハッタン夜景]]
 
<div align="center">
 
<gallery>
 
File:Manhattan amk.jpg|ダウンタウン方面
 
File:New-York-Jan2005.jpg|アップタウン方面
 
File:NYC wideangle south from Top of the Rock.jpg|ミッドタウン
 
File:Brooklyn from the Air.jpg|ブルックリン方面から
 
File:Vista aérea de Times Square desde el Empire State Building.jpg|タイムズスクエア夜景
 
File:Lower Manhattan by night.jpg|ダウンタウン夜景
 
File:Manhattan night march USA2.jpg|ダウンタウン方面夜景
 
File:Manhattan night march USa.jpg|ミッドタウン夜景
 
File:Wtc-2004-memorial.jpg|9.11記念式典
 
File:Empire State Building Feb 2006.jpg|[[エンパイア・ステート・ビルディング]]
 
File:Chrysler Building 2007.JPG|[[クライスラー・ビルディング]]
 
File:GE Building by David Shankbone.JPG|[[ロックフェラーセンター]]
 
File:Ground Zero.jpg|[[ワールドトレードセンター (ニューヨーク)|世界貿易センタービル]]跡地
 
File:CentralParkFromAboveCropped.jpg|[[セントラルパーク]]
 
File:Centralpark fg01.jpg|セントラルパーク園内
 
File:NYC Times Square wide angle.jpg|[[タイムズスクエア]]
 
 
 
File:Photos NewYork1 032.jpg|[[ニューヨーク証券取引所]]
 
File:MET NYC.jpg|[[メトロポリタン美術館]]
 
File:Columbia University 01.jpg|[[コロンビア大学]]
 
File:Grand Central Station Main Concourse Rectilinear projection Jan 2006.jpg|[[グランド・セントラル駅]]
 
File:Carnegie Hall-I.JPG|[[カーネギーホール]]
 
File:Union Square.jpg|[[ユニオンスクエア (ニューヨーク市)|ユニオン・スクエア]]
 
File:ColumbusCirclefromTimeWarnerCenterNYC20050807.jpg|[[コロンバス・サークル]]
 
File:Fifth Avenue.jpg|[[5番街 (マンハッタン) |5番街]]
 
File:GreenwichVillage.JPG|[[グリニッジ・ヴィレッジ]]
 
File:Cooper Union by David Shankbone.jpg|[[イースト・ヴィレッジ]]
 
File:Mercer6630.JPG|[[ソーホー (ニューヨーク)|ソーホー]]
 
</gallery>
 
</div>
 
 
 
==脚注==
 
<references />
 
 
 
== 関連項目 ==
 
{{Commonscat|Manhattan, New York City}}
 
 
 
=== 人物 ===
 
* [[マイケル・ブルームバーグ]]
 
* [[ドナルド・トランプ]]
 
* [[カーイン・リョン]]
 
* [[ウディ・アレン]]
 
* [[フランク・シナトラ]]
 
* [[ロバート・デニーロ]]
 
* [[エド・サリヴァン]]
 
* [[デビッド・レターマン]]
 
* [[ジェイ・レノ]]
 
 
 
=== その他 ===
 
* [[ニューヨーク州の郡一覧]]
 
* [[アメリカ同時多発テロ]]
 
* [[リムジン]]
 
;番組・映画・小説
 
* [[レイト・ショー・ウィズ・デイヴィッド・レターマン]]
 
* [[セックス・アンド・ザ・シティ]]
 
* [[ティファニーで朝食を]]
 
*[[ゴシップガール]]
 
;マンハッタンを冠するもの
 
* [[マンハッタン化]]
 
* [[マンハッタン計画]]
 
* [[マンハッタンカフェ]]
 
* [[シバーム|砂漠のマンハッタン]]
 
* [[マンハッタン (カクテル)]]
 
* [[マンハッタン (歌)]]
 
* [[マンハッタン (映画)]]
 
 
 
== 外部リンク ==
 
* [http://www.nylovesyou.com/ ニューヨークトラベル情報]
 
* [http://life.time.com/history/lower-manhattan-before-9-11-classic-photos-of-downtown-new-york/?iid=lf%7Cmostpop#1 Lower Manhattan: Where New York Was Born] - ''LIFE.TIME.com([[ライフ (雑誌)|ライフ]])''.画像アーカイブ.2013年9月10日閲覧.
 
 
 
{{ニューヨーク}}
 
{{ニューヨーク州}}
 
{{Normdaten}}
 
 
{{DEFAULTSORT:まんはつたん}}
 
{{DEFAULTSORT:まんはつたん}}
 
[[Category:マンハッタン|*]]
 
[[Category:マンハッタン|*]]
 
[[Category:ニューヨーク州の郡]]
 
[[Category:ニューヨーク州の郡]]
 
[[Category:中州]]
 
[[Category:中州]]

2019/4/26/ (金) 09:34時点における最新版

マンハッタン(Manhattan、英語発音: [mænˈhætn]

アメリカ合衆国,ニューヨーク市の5区 (バラ) の1つ。ニューヨーク郡をなす。ハドソン川とイースト川に囲まれたマンハッタン島その他の島から成る。世界の商業,金融,文化の中心地で,市街は東西南北に走る道路で区切られ,ブロードウェーがこれと対角線をなして通っている。オランダ西インド会社が交易の拠点として開き,ニューアムステルダムと名づけたが,1664年にイギリス領となり,ニューヨークに改名された。

1825年のエリー運河の開通とともに急速に発展し,98年ニューヨーク市を構成する区となった。証券取引所のあるウォール街,エンパイア・ステート・ビルなどの商業中心地の摩天楼群,芸術家の集るグリニッチビレッジやソーホー地区,セントラルパーク,国連本部などのほか,メトロポリタン美術館リンカーン・センターコロンビア大学,その他の文化,教育施設が集中している。ニューヨーク市の象徴である自由の女神像はハドソン川河口のリバティ島にある。5区の中で最も人口密度が高い。面積 81km2。人口 148万 7536 (1990) 。



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