マルク(通貨)

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(ドイツ語: Mark)

マルク
Deutsche Mark

通常はドイツ連邦共和国の通貨であるドイツマルクをさし,1マルク (通常 DMと略称) は 100ペニヒ pfennig。

1871年のドイツ帝国成立時を起源とし,1923年レンテンマルク Rentenmark,24年ライヒスマルク Reichsmarkと2度の通貨改革を経て,第2次世界大戦後西ドイツマルクと東ドイツマルク (1964年以降はマルク) に2分化したが,90年の両ドイツ統一に際しては,東ドイツマルクを一定額までの現金・預金 (14歳以下 2000マルク,15歳以上 59歳以下 9000マルク,60歳以上 6000マルク) については1対1で,一定額をこえる現金・預金については2対1の交換比率で西ドイツマルクと交換できた。スイスフランとともに世界の最強通貨の一つと目されており,ヨーロッパ連合 EU共同フロート内においても最強通貨となることが多い。ヨーロッパ通貨制度 EMSの下では中心的通貨となり,EMS加盟国内で固定相場制を維持する一方,域外通貨に対しては変動相場制をとっている。

なお,99年1月のユーロ導入に際しては1ユーロ=1.95583マルクの交換レートとなった.