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'''ヘカメーデー'''({{lang-grc-short|'''Ἑκαμήδη'''}}, {{ラテン翻字|el|Hekamēdē}})は、[[ギリシア神話]]の人物である。[[長母音]]を省略して'''ヘカメデ'''とも表記される。[[テネドス島]]のアルシノオスの娘。[[トロイア戦争]]において、[[アキレウス]]がテネドス島を攻略したさいに捕虜となった。この戦いで[[ピュロス (ギリシャ)|ピュロス]]王[[ネストール]]の策謀が優れていたので、ヘカメーデーはネストールに褒美として与えられ、以後仕えた<ref>『イーリアス』11巻。</ref>。ネストールが傷ついた[[マカーオーン]]を戦場から助け出し、自分の幕屋に連れ帰ったとき、マカーオーンの世話をした<ref>『イーリアス』14巻。</ref>。
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'''ヘカメーデー'''({{lang-grc-short|'''Ἑκαμήδη'''}}, {{ラテン翻字|el|Hekamēdē}}
  
== 脚注 ==
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[[ギリシア神話]]の人物である。[[長母音]]を省略して'''ヘカメデ'''とも表記される。[[テネドス島]]のアルシノオスの娘。[[トロイア戦争]]において、[[アキレウス]]がテネドス島を攻略したさいに捕虜となった。この戦いで[[ピュロス (ギリシャ)|ピュロス]]王[[ネストール]]の策謀が優れていたので、ヘカメーデーはネストールに褒美として与えられ、以後仕えた<ref>『イーリアス』11巻。</ref>。ネストールが傷ついた[[マカーオーン]]を戦場から助け出し、自分の幕屋に連れ帰ったとき、マカーオーンの世話をした<ref>『イーリアス』14巻。</ref>。
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== 参考文献 ==
 
*[[ホメロス]][[イリアス]](上・下)』[[松平千秋]]訳、[[岩波文庫]](1992年)
 
*[[高津春繁]]『ギリシア・ローマ神話辞典』、[[岩波書店]](1960年)
 
  
 
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2018/10/27/ (土) 17:45時点における最新版

ヘカメーデー古希: Ἑκαμήδη, Hekamēdē

ギリシア神話の人物である。長母音を省略してヘカメデとも表記される。テネドス島のアルシノオスの娘。トロイア戦争において、アキレウスがテネドス島を攻略したさいに捕虜となった。この戦いでピュロスネストールの策謀が優れていたので、ヘカメーデーはネストールに褒美として与えられ、以後仕えた[1]。ネストールが傷ついたマカーオーンを戦場から助け出し、自分の幕屋に連れ帰ったとき、マカーオーンの世話をした[2]




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  1. 『イーリアス』11巻。
  2. 『イーリアス』14巻。