ブロードメディア

提供: miniwiki
移動先:案内検索

ブロードメディア株式会社: Broadmedia Corporation)は、東京都港区に本社をおくマルチメディア配信会社。

概要

世界がブロードバンド化・デジタル化して行く環境の中で、それを先取りした「技術プラットフォームを持つコンテンツ事業者」として、「コンテンツの調達能力」と「それを安定的にかつ高品質で配信する技術」の双方を併せ持つ独自性が強みのユニークな会社。

創業事業のCS放送会員サービスを柱とした時期から積極的に事業展開を行い、現在は「コンテンツ」、「放送」「スタジオ」、「技術」、「ネットワーク営業」の5つのセグメントで事業を行っている。

コンテンツ事業では、独自の特許技術を活用したテレビやスマートフォン向けにクラウドゲームサービスを提供。また新作の洋画・邦画・ドラマを中心としたマルチデバイス向け映像配信サービスの提供や、インターネットを活用した新しいeラーニングのスタイルで広域通信制高等学校を運営している。
放送事業では、日本で唯一の釣り専門チャンネル「釣りビジョン」「BS釣りビジョン」(BS251ch)の放送・制作・番組販売等を行っている。
スタジオ事業では、外国映画・ドラマのテレビ放映権の販売、日本語版制作(字幕・吹替)、DVDビデオの権利仕入・発売・プロモーション、映画製作、劇場配給、映画宣伝等を行っている。
技術事業では、CDNサービスの提供や、高度な配信技術の開発、インターネットセキュリティー関連事業、映画館への配信システムと配信サービスの提供を行う「デジタルシネマ」サービス、ホテル向けインターネットサービスの保守・運用等を行っている。
ネットワーク営業事業では、ブロードバンド回線・ISPサービス・携帯端末等の販売を行っている。

沿革

主な子会社

G-cluster

G-cluster
メーカー ブロードメディア
種別 据置型ゲーム機
世代 第8世代
発売日 2013年6月20日
外部接続 IEEE 802.11 g/n
USB
テンプレートを表示

G-cluster(ジークラスタ)はHDMI端子でテレビに繋ぐ手のひらサイズの小型クラウドゲーム機[2]シンクライアント)。日本では2013年6月20日に発売[2]。専用端末である「G-cluster」のほかに、「Gクラスタ」が搭載されたテレビでも利用することができる。

「月額500円プラン」と「単品購入」が用意されている。提供タイトルとしてはユービーアイソフトコナミデジタルエンタテインメント日本ファルコムスクウェア・エニックスコーエーテクモゲームスなどが参入。

PC向けゲームコントローラが使えるほか、専用の無料アプリを使うことによってスマートフォンなどをコントローラ代わりに利用できる[2]

特許取得技術であるクラウド配信技術「Gクラスタ」技術を利用している。「Gクラスタ」は、ゲームの全てのプログラム処理をサーバー側で行い、その結果描画される映像をブロードバンドを通じてストリーミングでテレビ、PC、タブレット、スマートフォンなど各種端末に配信することで、さまざまなゲームを楽しむことができる。この技術は「T's TV」やひかりTVゲームNTTぷらら)、J:COMゲーム(ジュピターテレコム)にも使われている。

クランクイン!ビデオ

「クランクイン!ビデオ」は、マルチデバイス対応の映像配サービスで、子会社のハリウッドチャンネル株式会社が運営している。新作映画、ドラマを中心とした作品をTV・PC・スマートフォン・タブレット向けに配信している。月額900円(税別)で毎月2,000円分のポイントが使える「プレミアムプラン」のほか、単品購入も可能。
(2015年8月に「T's TVレンタルビデオ」と「ドラMAXアリーナ」を統合し、「クランクイン!ビデオ」にリニューアル。)

ルネサンス高等学校

子会社のルネサンス・アカデミー株式会社が、eラーニングを活用した教育環境で、全国広域通信制・単位制高校である「ルネサンス高等学校」、「ルネサンス豊田高等学校」、「ルネサンス大阪高等学校」を運営している。

釣りビジョン

子会社の株式会社釣りビジョンが、衛星基幹放送事業者として日本で唯一の釣り専門チャンネル「釣りビジョン」「BS釣りビジョン」(BS251ch)の放送・制作・番組販売等を行っている。

「釣りビジョン」は1998年の創業以来、365日24時間、釣りを中心としたアウトドア関連の番組を放送している。自社制作のオリジナル番組を基本とし、磯、沖、バス、フライ、ソルトウォータールアーをはじめ、鮎・シロギス等の季節の釣りや、海外での釣行記、また、ヘラブナ・渓流釣り・投げ釣り等の普段地上波民放局ではあまり取り上げられないジャンルの釣りに到るまで、意欲的に番組化、放送している。

脚注・出典

外部リンク