ビスマルク海

提供: miniwiki
2018/8/8/ (水) 09:37時点におけるAdmin (トーク | 投稿記録)による版 (1版 をインポートしました)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先:案内検索
ビスマルク海
Bismarck Sea
場所 オセアニア
種類
語源 オットー・フォン・ビスマルク
親水域 太平洋
パプアニューギニアの旗 パプアニューギニア
自治体 マダン

ビスマルク海(ビスマルクかい Bismarck Sea)は、太平洋の南西部のパプアニューギニア近隣にある海域である。名称は、ビスマルク諸島と同じく、ドイツ首相であるオットー・フォン・ビスマルクにちなむ。

南西をニューギニア島に、北から南東にかけてをビスマルク諸島(アドミラルティ諸島ニューアイルランド島ニューブリテン島)に囲まれている。南西のダンピール海峡ヴィティアス海峡English版を通じて、ソロモン海と結ばれている[1]。広さは東西約700km、南北約350km、最大水深は約2,500m[2]である。沿岸の主な町としてはラバウルマダンなどがある。

第二次世界大戦中の1943年3月3日-4日に、この海域でビスマルク海海戦があった[3]

範囲

国際水路機関(IHO)はビスマルク海の範囲を以下のように定義している[4]

  • 南西: ニューギニア島の北東の海岸

鉱物資源

近年のビスマルク海海底の探査により、硫化物亜鉛を含む層が発見された。それらが浅い、穏やかな海に分布しているので、これらの調査結果は非常に重要である。パプアニューギニアは、国際法に基づきこれらの鉱物の採掘の権利を有する[5]

関連項目

脚注

  1. Bismarck Sea”. Encyclopædia Britannica. . 2007閲覧.
  2. http://www.britannica.com/EBchecked/topic/67058/Bismarck-Sea
  3. Pacific War Maps”. . 2007閲覧.
  4. Limits of Oceans and Seas, 3rd edition”. International Hydrographic Organization (1953年). 2011年10月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 7 February 2010閲覧.
  5. The Mineral Wealth of the Bismarck Sea”. Scientific American Digital. . 2007閲覧.

外部リンク

座標: 東経148度南緯4度 東経148度-4; 148