ビエネッタ

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ファイル:Tarta helada Viennetta.jpg
ビエネッタのアイスクリーム。アイスクリームがひだ状になっているのが分かる。
(※:拡大画像)

ビエネッタVienettaViennetta)とは、オランダ・ユニリーバ社が国際的に販売しているアイスクリームである。日本では森永乳業と提携、森永ブランドで販売されている。

一時、ユニリーバの日本法人である日本リーバ(現ユニリーバ・ジャパン)単独で「イグロ」ブランドで販売していた時期があった。その後森永乳業との提携ブランドである「エスキモー」ブランドに落ち着いたが、2010年に森永乳業がエスキモーブランドを廃止したことに伴い、同年10月以降順次森永ブランドに置き換わっている。日本以外では引き続きユニリーバブランドで販売される。

概要

ビエネッタは1982年ユニリーバ社の子会社であるイギリスウォールズ・アイスクリームグロスター工場の開発部長ケヴィン・ヒルマン(Kevin Hillman)によって開発された。

オリジナルのビエネッタはベルトコンベアに載ったトレーにバニラアイスクリームをリボン状に絞り出すと同時にチョコレートの層を薄く吹き付けて作られ、アイスクリームを絞り出す速度がベルトコンベアの進行速度よりも速いためにアイスクリームがひだ状になる。また、層ごとにアイスクリームを絞り出す速度を替えてひだの厚みに変化をつけた。

ケーキのようなアイスクリームというのがセールスポイントであり、直方体のケーキのような形と大きさで売られているため、切り分けて食べるのが普通である。アイスクリームのやわらかい舌触りと冷たいチョコレートのぱりぱりした歯触りの対比が特徴。

現在、日本においてはバニラチョコレートの2種類がある。アイスクリームに薄いチョコレートをかぶせたものが層になっており、いちばん上の層は波模様を形成している。サイズはこれまでのパーティサイズに加え、ハーフサイズに替わって2011年5月からはカップも発売されている。2012年4月には季節限定フレーバーとして「ティラミス(カップサイズ)」が登場している。

海外におけるビエネッタ

現在、ユニリーバ社の工場で生産された同名の商品が欧米各国で発売されている。海外では日本には無い味があり、またアイスの層の模様が日本のものと異なる場合がある。

外部リンク