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'''パリ大学'''(仏:'''Université de Paris''')は、[[フランス|フランス共和国]]の[[パリ]]、[[クレテイユ]]および[[ヴェルサイユ]]の3大学区にある13の[[大学]]の総称である。多くの[[ノーベル賞]]受賞者を送り出している他、[[法学]]、[[政治学]]、[[科学]]、[[物理学]]、[[神学]]などの分野で優秀な学者を輩出している。また芸術の教育機関としても名高い。
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'''パリ大学'''(仏:'''Université de Paris'''
  
== 概説 ==
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大部分パリに所在する 13の単位キャンパスから成るフランスの共学制大学。国庫によって維持されるが高度に自治的である。単位キャンパスはI~XIIIの番号が付けられ,たとえばIには経済学・法学など,VIには数学・物理学など,それぞれ固有の学部もしくは学科を擁する。
パリ大学の起源は[[12世紀]]前半であり、1970年に第1から第13大学までの独立した大学群に編制された。大学は[[1257年]]にフランスの神学者 [[ロベール・ド・ソルボン]] ([[:fr:Robert de Sorbon|fr]]) が神学部学生用のソルボンヌ寮を設立して以降「ソルボンヌ ([[:fr:Sorbonne|Sorbonne]])」または「ラ・ソルボンヌ (La Sorbonne)」と呼ばれるが、大学が必ずしもソルボンの思想に基づいているわけではない。現在の13校の中で第1から第4大学までがソルボンの意思を受け継ぐ伝統的な教育を行っており、そのうち3校(第1、第3と第4大学)はソルボンヌを冠としている。
 
  
ソルボンヌにあるパリ大学区 ([[:fr:Académie (éducation en France)|Académie de Paris]]) には8校の総学長が存在し、現在の会長・総学長はPatrick Gérard、副学長はEdouard Husson。ちなみに、パリ大学の学長ないし総学長には、[[ジャンヌ・ダルク]]の異端審問にあたった中心の[[ピエール・コーション]]も就いていた。
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1968年の高等教育改革法に基づき 70年に改編された。前身は,1170年頃創立のパリ大学で,これはノートルダム大聖堂付属学校から発展,教員,学生それぞれの自治団体ウニベルシタスを形成,教皇庁の支援でアルプス以北のキリスト教神学の一大中心に成長した。中世の完成期には神学,教会法学,医学の3上級学部と教養学の下級学部とから成り,各学部長はドワイアンと呼ばれ,最初教養学部長であったレクトール (学長) が結果的に全大学を統括するにいたった。 16~17世紀には各学寮 ([[コレージュ]] ) の独立性が強まり大学は実質的に学寮の連合体となった。なかでも有名だった学寮は[[ソルボンヌ]]で,1257年頃神学者 R.[[ソルボン]]によって設立され,パリ大学神学部の代名詞となった。フランス大革命 (1789~99) とナポレオンの学制改革の結果,パリ大学は,新設のフランス大学の大学区 (アカデミー) の1つとなり,神学部などの廃止,自然科学部の創設などが行われ,特定の政治や宗教の教説から中立の態度をとった。
  
教育課程は3段階に構成され、第1課程(3年)と第2課程(2年、医学系は4年)の前半が日本の[[教養課程|教養]]・[[専門課程]]に該当し、第2課程の後半と第3課程(3年)が[[大学院]]に該当する。
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20世紀なかばには,おもに法学部,医・薬学部,自然科学部,文学部などを有し,600以上の講座があった。フランス全土だけでなく,海外からも多くの留学生がきている。
 
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第1大学は[[初期雇用契約]]導入([[2006年]])や大統領[[ニコラ・サルコジ]]の改革方針([[2007年]])に反対する[[バリケード]][[ストライキ]]が行なわれるなど、21世紀に入っても[[学生運動]]が盛ん、且つその拠点とされる大学である。
 
 
 
== 沿革 ==
 
パリ大学は、[[ボローニャ大学]]や[[オックスフォード大学]]、[[ケンブリッジ大学]]、[[サラマンカ大学]]、[[モンペリエ大学]]や[[トゥールーズ|トゥールーズ大学]]などと共に、12〜13世紀に設立されたヨーロッパ最古の部類に入る[[中世大学]]の一つで、その起源は[[1150年]] - [[1170年]]までさかのぼる。
 
* 創設期には3つの上級学部([[神学]]・[[法学]]・[[医学]])の下に、学芸部が設置されていた。
 
* [[1211年]]にローマ教皇により、法的に「大学」として認められた ([[ストゥディウム・ゲネラーレ]])。
 
* [[1257年]]に[[ルイ9世 (フランス王)|ルイ9世]]の宮廷司祭であった'''ロベール・ド・ソルボン'''(Robert de Sorbon, [[1201年]]-[[1274年]])が貧しい神学部学生のための[[ソルボンヌ]]学寮を設立。
 
* [[1259年]]に教皇の許可を得られ、以後ソルボンヌは後には神学部、ひいてはパリ大学そのものの代名詞となった。以来100以上の学寮が作られている。
 
* 中世では全ヨーロッパを教育対象としたカトリック大学であった。しかし、ローマ教皇に庇護された大学の特権も、[[1499年]]、[[ルイ12世 (フランス王)|ルイ12世]]の頃にはその乱用を忌まれて剥奪されている。
 
* [[フランス革命]]以降、フランス全国の大学が中断に遇い、代わって[[高等師範学校 (フランス)|エコール・ノルマル・シュペリウール]]などの[[グランゼコール]]が設けられた。
 
* [[1808年]]、[[ナポレオン・ボナパルト|ナポレオン]]の[[フランス第一帝政|第一帝政]]時代にフランス帝国大学 ([[:fr:Université de France|Université de France]]) 令により全国は16の大[[学区]](アカデミー)に分割され、パリ大学区には5学部(神学・[[法学]]・医学・[[理学]]・[[文学]])がおかれた。
 
* [[1896年]]、新制パリ大学が発足
 
* [[1969年]]の高等教育基本法によって現在の大学制度が成立した。学部は廃止されて、応用数学、英米文学などの専門的な研究・教育単位であるユニテ(unité<!--単位-->、ユニット)に再編され、パリ大学も、1大学区1大学制から、20前後のユニテからなる13の独立した大学に改組された。 パリ第3大学(新ソルボンヌ、Sorbonne Nouvelle)は、この高等教育基本法に基づいて[[1970年]]に新制大学の1つとして設立された大学である。ユニテは1大学に一つのみではなく、複数の大学に重複している。
 
* [[1984年]]に高等教育法が制定された。これは1968年法の精神を推し進めると同時に,大学の使命として,研究の振興・雇用政策(職業化),社会的・文化的不平等の緩和を強調している。また,これまで大学とは別の体系をなし、実学を学ぶ高等専門大学([[グランゼコール]])などをこの法律の適用対象に含めている。
 
*[[2018年]]1月1日に、パリ第4大学とパリ第6大学合併した、新しいソルボンヌ大学へ。
 
 
 
== 構成 ==
 
[[File:Universite de Paris Faculte de droit DSC 1945w.jpg|thumb|right|260px|パリ第1大学(パンテオン・ソルボンヌ)・パリ第2大学(パンテオン・アサス)、[[5区 (パリ)|パリ5区]]パンテオン広場からの眺め]]
 
* [[パリ第1大学]] (パンテオン・ソルボンヌ):法学・哲学・政治学・歴史学・経営学・経済学
 
* パリ第2大学 (パンテオン・アサス<ref>校名は、[[5区 (パリ)|パリ5区]]パンテオン広場 ([[:fr:Place du Panthéon|Place du Panthéon]]) 界隈と、[[6区 (パリ)|パリ6区]]アサス通り ([[:fr:Rue d'Assas|Rue d'Assas]]) 界隈に校舎があることから名付けられた。また、旧パリ大学の法学部及び経済学部はパリ第2大学が継承しているとされている (フランス語版 [[:fr:Université Panthéon-Assas|Université Panthéon-Assas]] 及び [[:fr:Faculté de droit de Paris|Faculté de droit de Paris]] を参照)</ref>):法学・政治学・経済学
 
* パリ第3大学 (新ソルボンヌ):文学・東洋語
 
* パリ第4大学 (パリ・ソルボンヌ):文学・歴史学・哲学・言語学
 
* パリ第5大学 ([[ルネ・デカルト]]):[[医学]]・[[歯学]]・[[薬学]]・[[法学]]・[[心理学]]・[[教育学]]
 
* [[パリ第6大学]] ([[ピエール・キュリー|ピエール]]と[[マリ・キュリー]]):[[理学]]・[[工学]]・医学
 
* パリ第7大学 ([[ドゥニ・ディドロ]]):歴史学・理学・医学・歯学・心理学・数学、東洋語
 
* パリ第8大学 ([[サン=ドニ]]):哲学・[[芸術学]]・[[精神分析学]]・心理学
 
* パリ第9大学 (パリ・ドフィーヌ)<ref>教育大臣管轄下にある社会科学系の特別[[高等教育機関]](グランデタブリスマン、[[:fr:Grand établissement|Grand établissement]])である。</ref>:経済学・管理学
 
* [[パリ第10大学]] ([[ナンテール]]):法学・経営学・経済学・社会学・歴史学・[[地理学]]・文学・心理学・教育学
 
* [[パリ第11大学]] (パリ南):理学・工学・医学・薬学・法学
 
* パリ第12大学 (パリ・[[ヴァル・ド・マルヌ県|ヴァル・ド・マルヌ]]):医学・法学・経済学
 
* パリ第13大学 (パリ北):法学・経済学・文学・医学
 
※正式には全て[[ローマ数字]]表記となる。
 
 
 
== 出身者 ==
 
{{main2|ノーベル賞受賞者など著名な出身者の詳細|:en:University of Paris#Notable alumni}}
 
<!--NHK「フランス語会話」出演者の多くが大学または大学院修士課程の卒業生。-->
 
* [[トマス・アクィナス]]:[[13世紀]]イタリアの神学者、哲学者
 
* [[ミシェル・アフラク]]:シリアの政治家・[[バアス党]]の設立者
 
* [[アレクサンドル・アレヒン]]:ロシアのチェス・プレイヤー
 
* [[テオ・アンゲロプロス]]:ギリシャの映画監督
 
* [[サム・ウォーターストン]]:アメリカの俳優
 
* [[ドミニク・オーリー]]:英語作品女性翻訳家
 
* [[ブトロス・ブトロス=ガーリ]]:第6代[[国連事務総長]]、エジプトの国際法学者
 
* [[レオン・ガンベタ|レオン・ガンベッタ]]:[[フランス第三共和政|第三共和制]]期の政治家<!--仏英語版ではパリ大学出身か、はっきり記述されてないのですが、「(1896年の新制パリ大学発足前ゆえ)パリに出て法学部で学び、カルチエ・ラタンに集う」等と記述されているので、パリ大学に追加しました。-->
 
<!--* [[ロシュ・キャリアー]]:作家→検索しても??でした-->
 
* [[イレーヌ・ジョリオ=キュリー]]:原子物理学者、[[マリ・キュリー]]の娘
 
* [[マリ・キュリー]]:ポーランドの物理学者
 
* [[ギュスターヴ・クールベ]]:[[写実主義]]画家(パリ大学では法学を専攻)
 
* [[エイドリアン・クラークソン]]:第26代カナダ総督
 
* [[ジャクリーン・ケネディ・オナシス]]:[[ジョン・F・ケネディ]]及び[[アリストテレス・オナシス]]の妻
 
* [[ジャン=リュック・ゴダール]]:映画監督
 
* [[シャンタル・ゴヤ]]:歌手、女優。児童向けの歌手として[[1970年代]]半ば以降人気を博した。
 
* [[エティエンヌ・ボノ・ドゥ・コンディヤック]]:[[観念学]]派の哲学者、聖職者
 
* [[フランソワーズ・サガン]]:作家
 
* [[オスマン・サンコン]]:ギニアの元外交官、日本のタレント、著述家
 
* [[ローラン・シュヴァルツ]]:数学者
 
* [[クロード・レヴィ=ストロース]]:[[構造主義]]で有名な[[文化人類学]]者(パリ大学では法学を専攻)
 
* [[ジャン=ピエール・セール]]:数学者
 
* [[ルイ=フェルディナン・セリーヌ]]:作家、医者(パリ大学医学部に編入)
 
* [[スーザン・ソンタグ]]:アメリカの作家
 
* [[ジャン・ル・ロン・ダランベール]]:数学者、哲学者、[[百科全書派]]
 
* [[ポール・デシャネル]]:[[フランス第三共和政|第三共和政]]期の政治家、元フランス大統領(1920年)
 
* [[ドニ・ディドロ]]:[[啓蒙思想家]]、哲学者、百科全書派
 
* [[シュヴァリエ・デオン]]:外交官、[[スパイ]]
 
<!--* [[レイモン・デュシャン=ヴィヨン]]:彫刻家-->
 
* [[マルグリット・デュラス]]:作家(パリ大学では政治学専攻)
 
* [[ガストン・ドゥメルグ]]:第三共和政期の保守政治家、元フランス大統領
 
* [[ジル・ドゥルーズ]]:哲学者
 
* [[ピエール・トルドー]]:カナダの第15代首相
 
* [[フランソワーズ・ドルト]]:精神分析家(パリ大学では医学専攻)
 
* [[ジャック・ドロール]]:政治家、元[[欧州委員会委員長]]
 
* [[ガストン・バシュラール]]:哲学者
 
* [[ロベール・バダンテール]]:政治家
 
* [[ロジェ・ヴァディム]]:映画監督、脚本家
 
* [[オノレ・ド・バルザック]]:作家
 
* [[ロラン・バルト]]:哲学者、[[高等研究実習院]]教授
 
* [[モーリス・バレス]]:[[反ユダヤ主義]]の政治家、小説家([[ナンシー|ナンシー大学]]法学部を中退しパリ大学へ)
 
* [[キャロル・ブーケ]]:女優、モデル
 
* [[ブランコ・ド・ヴーケリッチ]]:ジャーナリスト、[[ゾルゲ諜報団]]
 
* [[エドガール・フォール|エドガー・フォール]]:政治家、元フランス首相。[[フランス国立東洋言語文化研究所]]にも通った。
 
* [[ハビーブ・ブルギーバ]]:チュニジアの初代大統領
 
* [[レオン・ブルム]]:第三共和政期の政治家、[[フランス人民戦線]]期の首相
 
* [[シモーヌ・ヴェイユ (政治家)|シモーヌ・ヴェイユ]]:[[ユダヤ系]]の政治家
 
* [[シャルル=モーリス・ド・タレーラン=ペリゴール]]:[[フランス革命]]〜[[フランス復古王政|復古王政]]期の政治家、貴族
 
* [[アンリ・ベルクソン]]:哲学者
 
* [[クロード・ベルナール]]:医師、生理学者([[リヨン大学]]を中退しパリ大学医学部へ)
 
* [[レイモン・ポアンカレ]]:第三共和政期の政治家、元フランス首相・大統領。[[ルール占領|ルール問題]]で強硬的姿勢。
 
* [[シモーヌ・ド・ボーヴォワール]]:作家、哲学者
 
* [[シャルル・ボードレール]]:評論家、詩人(パリ大学では法学を専攻)
 
* [[エンヴェル・ホッジャ]]:アルバニアの政治家
 
* [[シャルル・ボワイエ]]:俳優
 
* [[シャルル・フレデリク・マルタンス]]:植物学者、[[モンペリエ大学]]附属[[モンペリエ植物園]]長
 
* [[ブノワ・マンデルブロ]]:数学者
 
* [[フランソワ・ミッテラン]]:フランス第4代大統領
 
* [[アレクサンドル・ミルラン]]:第三共和政期の政治家、元フランス首相・大統領
 
* [[ピエール・ムニエ]]:政治家
 
* [[ノーマン・メイラー]]:アメリカのジャーナリスト、作家
 
* [[アンリ・メショニック]]:詩人、言語学者、翻訳者
 
<!--* [[セルジオ・ヴィエイラ・デ・メロ]]:ブラジルの外交官、国連代表-->
 
* [[ギー・ド・モーパッサン]]:作家(パリ大学では法学を専攻)
 
* [[イグナチオ・デ・ロヨラ]]、[[フランシスコ・ザビエル]]、[[ピエール・ファーブル]]ら[[イエズス会]]の[[イエズス会#イエズス会の歴史|「モンマルトルの誓いの7人」]]
 
* [[ヴィクトル・ユーゴー]]:作家、詩人、「[[レ・ミゼラブル]]」
 
* [[エロディ・ユン]]:女優
 
* [[ジャン=バティスト・ド・ラ・サール|聖ジャン=バティスト・ド・ラ・サール]]:司教、近代教育の先駆者
 
* [[アントワーヌ・ラヴォアジエ]]:近代化学の父
 
* [[ジャック・ラング]]:政治家
 
* [[ポール・ランジュバン]]:物理学者。[[ソナー]]開発者
 
* [[アンドレ・ルヴォフ]]:微生物学者
 
* [[ミシェル・ロカール]]:政治家、元フランス首相
 
* [[エドモン・ロスタン]]:劇作家、「[[シラノ・ド・ベルジュラック]]」(パリ大学では法学を専攻)
 
* [[ギー・ド・ロチルド]]:銀行家・[[ロスチャイルド家]]
 
* [[マクシミリアン・ロベスピエール]]:[[フランス革命]]期の政治家
 
* [[ヨハネス21世 (ローマ教皇)|ヨハネス21世]]:[[ローマ教皇]]。[[リスボン]]に生まれ、パリ大学に入学した(一部の歴史家は彼が[[モンペリエ大学]]で学んだと主張する)
 
* [[西園寺公望]]:日本の政治家、元首相
 
* [[千容子]]:元皇族
 
* [[岡本太郎]]:芸術家
 
* [[加藤周一]]:評論家、医学博士
 
* [[篠沢秀夫]]:仏文学者、日本のタレント教授の走り
 
* [[玉村豊男]] : エッセイスト、画家
 
* [[西永良成]]:[[東京外国語大学]]教授
 
* [[小沢僥謳]]:劇作家、演出家、翻訳家
 
* [[平中悠一]]:作家
 
* [[佐伯隆幸]] : [[学習院大学]]名誉教授、演劇評論家
 
* [[野村正人]] : 学習院大学教授
 
* [[吉田加南子]] : 学習院大学教授、詩人
 
* [[中川幸子]]:駐マリ共和国大使、外交官
 
 
 
*; パリ第1大学
 
** [[カーラ・ブルーニ]]:[[ニコラ・サルコジ]]元フランス大統領の妻
 
** [[マニュエル・ヴァルス]]:元フランス首相
 
** [[ホアキン・バラゲール]]:ドミニカ共和国の大統領を3期務めた政治家
 
** [[崔英鎮]]:元駐米韓国大使、元駐コートジボワール[[国際連合事務総長特別代表|国連事務総長特別代表]]
 
** [[松浦茂長]]:元[[フジテレビジョン|フジテレビ]]解説員、元同局パリ支局長
 
** [[杉村靖彦]]:[[京都大学]]准教授
 
 
 
*; パリ第2大学
 
** [[ジャン=ピエール・ラファラン]]:元フランス首相
 
** [[マルティーヌ・オブリー]]:元フランス労働大臣
 
** [[ドミニク・ド・ビルパン]]:元フランス首相、作家
 
** [[フランソワ・オランド]]:フランス第7代大統領
 
** [[マリーヌ・ル・ペン]]:政治家
 
** [[マリオン・マレシャル=ルペン]]:政治家、マリーヌ・ル・ペンの姪
 
** [[セシリア・アティヤス]]:ニコラ・サルコジ元フランス大統領の前妻
 
 
 
*; パリ第3大学
 
** [[佐川一政]]:日本の小説家、[[パリ人肉事件]]で知られる
 
 
 
*; パリ第4大学
 
** [[フランク・ミシュラン]]:[[帝京大学]]教授、歴史学者
 
** [[大谷千正]]:作曲家・音楽学者
 
** [[長塚京三]]:日本の俳優
 
** [[蔵持不三也]]:[[早稲田大学]]教授
 
** [[中島俊克]]:[[立教大学]]教授
 
** [[中条省平]] : 学習院大学教授
 
** [[長谷川輝夫]]:[[上智大学]]教授
 
** [[山下雅之]]:[[近畿大学]]教授
 
** [[石井洋二郎]]:[[東京大学]]教授
 
** [[竹内信夫]]:東京大学名誉教授
 
** [[宮本久雄]]:東京大学名誉教授、元[[上智大学]]教授
 
 
 
*; パリ第5大学
 
** [[フランソワ・フィヨン]]:元フランス首相
 
** [[時津賢児]]:武道家・[[自成道]]代表
 
 
 
*; パリ第6大学
 
{{main|Category:パリ第6大学#著名な卒業生等}}
 
** [[ウェンデリン・ウェルナー]]:数学者、パリ第11大学教授、元[[子役俳優]]
 
** [[ニコラ・ユロ]]:[[エコロジー・持続可能開発・エネルギー省|エコロジー移行・連帯省]]大臣、環境ジャーナリスト(バリ第6大学医学部に学んだ)<!--当人フランス語版参照-->
 
 
 
*; パリ第7大学
 
** [[ジャン=イヴ・ベジオ]]:論理学者
 
** [[ピーター・フランクル]]:ハンガリー出身の数学者、日本のタレント
 
** [[川出良枝]]:[[東京大学大学院法学政治学研究科]]教授
 
** [[林修 (大学教授)|林修]]:[[福島大学]]経済経営学類教授
 
** [[福島知己]]:[[一橋大学]]社会科学古典資料センター専門助手
 
** [[高木美也子]]:[[日本大学]]総合科学研究科教授、コメンテーター
 
** [[岸田るり子]]:小説家
 
** [[石川美子]]:[[明治学院大学]]教授
 
 
 
*; パリ第8大学
 
** [[梅本洋一 (映画評論家)|梅本洋一]] : 映画批評家、『[[カイエ・デュ・シネマ・ジャポン]]』創刊編集長、[[横浜国立大学|横浜国大]]教授
 
** [[椎名亮輔]]:[[同志社女子大学]]教授
 
 
 
*; パリ第9大学
 
** [[ジャン・ティロール]]:経済学者、ノーベル経済学賞受賞者
 
** [[清水耕一]]:[[岡山大学]]教授
 
 
 
*; パリ第10大学
 
{{main|Category:パリ第10大学#卒業生}}
 
** [[ニコラ・サルコジ]]:フランス第6代大統領
 
** [[ドミニク・ド・ビルパン]]:元フランス首相、作家
 
** [[ドミニク・ストロス=カーン]]:経済学者、法律家
 
** [[クリスティーヌ・ラガルド]]:[[国際通貨基金|IMF]]専務理事
 
** [[アンヌ・イダルゴ]]:現パリ市長
 
** [[エマニュエル・マクロン]]:フランス第8代大統領
 
** [[萱野稔人]]:[[津田塾大学]]教授
 
** [[千葉雅也]]:立命館大学大学院先端総合学術研究科准教授
 
 
 
*; パリ第11大学
 
{{main|Category:パリ第11大学#主な出身者}}
 
** [[ジャン=ルイ・ガセー]]:技術者、[[Be (企業)|Be]]社の設立者
 
** [[バートランド・サーレイ]]:技術者、[[アップル (企業)|アップル]]の研究開発担当上級副社長
 
** [[リュディ・ガルシア]]:プロサッカー監督
 
 
 
*; パリ第12大学
 
** [[深水黎一郎]]:作家
 
** [[塚本昌則]]:東京大学教授
 
 
 
*; [[高等研究実習院]]
 
** [[イブラヒム・ルゴヴァ]]:コソボの政治家
 
 
 
*; 関連学校・廃止校
 
** [[ジャック・カッシーニ]]:天文学者。パリ大学の附属校たるコレージュ・デ・キャトル=ナシオン ([[:fr:Collège des Quatre-Nations|Collège des Quatre-Nations]]) 出身<ref>パリ大学の附属校は[[フランス革命]]期まで数十あったが、同校は哲学者や[[啓蒙思想家]]らが育った[[ジャンセニスム]]系の学校で[[ジュール・マザラン]]が設立に関わった学校。コレージュ・ド・マザランとも呼称。[[ナポレオン・ボナパルト]]により現在まで[[フランス学士院]]が校舎を利用。また、他の同校出身者は上記[[アントワーヌ・ラヴォアジエ]](同校からパリ大学へ)や[[ジャン・ル・ロン・ダランベール]](同校からパリ大学で文学や法学等学ぶ)などがいる。</ref>
 
<!--フランス語版によると、パリ大学のコレージュ・ド・キャトル=ナシオン出身。パリ大学に進んだ記述は無い。-->
 
** [[ルイ・クロード・カデ・ド・ガシクール]]:化学者。コレージュ・デ・キャトル=ナシオン出身
 
** [[ニコラ・ド・コンドルセ]]:数学者、哲学者。パリ大学の附属校たるコレージュ・ド・ナヴァル ([[:fr:Collège de Navarre|Collège de Navarre]]) 出身<!--当人フランス語版参照-->
 
 
 
== 日本の提携校 ==
 
* [[駿河台大学]] 短期語学研修提携校
 
* [[法政大学]]  学術一般協定、研究者交流・交換研究員制度
 
 
 
== ソルボンヌ大学が舞台となった作品や設定等 ==
 
* 映画『[[PARIS]]』( [[セドリック・クラピッシュ]]監督、[[ジュリエット・ビノシュ]]主演)に登場する女子大生がソルボンヌ大学の学生という設定となっている。
 
* 映画『[[華麗なる一族 (映画)|華麗なる一族]]』([[山本薩夫]]監督、[[仲代達矢]]主演)に登場する小泉夫人がソルボンヌ大学出身という設定となっている。
 
* [[藤子・F・不二雄]]の漫画に登場する[[魔土災炎]]が、『[[パーマン]]』の作中でソルボンヌ大学を"早退"したと述べている。
 
* [[髭男爵]]の山田ルイ53世がソルボンヌ大学卒業をネタとして自称している。
 
* [[ソフトバンクモバイル]]CMの[[白戸家]]のお父さん 白戸次郎がソルボンヌ大学に留学経験があるという設定となっている。
 
 
 
== 関連項目 ==
 
* [[カルチエ・ラタン]]
 
* [[学区]]
 
* [[フィリップ2世 (フランス王)]](フィリップ・オーギュスト)
 
 
 
== 脚注 ==
 
{{脚注ヘルプ}}
 
{{Reflist}}
 
  
 
== 外部リンク ==
 
== 外部リンク ==
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* [http://www.ac-paris.fr/ Academy of Paris] {{fr icon}}
 
* [http://www.ac-paris.fr/ Academy of Paris] {{fr icon}}
 
* [http://www.sorbonne.fr/ Sorbonne - Universités Paris I, III, IV and V] 公式サイト
 
* [http://www.sorbonne.fr/ Sorbonne - Universités Paris I, III, IV and V] 公式サイト
 
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2018/10/17/ (水) 19:22時点における版

パリ大学
Université de Paris
ラテン語名称Universitas magistrorum et scholarium Parisiensis
校訓 Hic et ubique terrarum (ラテン語)
創立 Circa 1150-1793, 1896-1970, 2018-
学校種別 法人 (ca. 1150-1793), 公立 (1896-1970), 公立 (2018)
所在地 フランスの旗 フランスカルチエ・ラタン及びパリ市内及びパリ近郊
キャンパス Urban
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パリ大学(仏:Université de Paris

大部分パリに所在する 13の単位キャンパスから成るフランスの共学制大学。国庫によって維持されるが高度に自治的である。単位キャンパスはI~XIIIの番号が付けられ,たとえばIには経済学・法学など,VIには数学・物理学など,それぞれ固有の学部もしくは学科を擁する。

1968年の高等教育改革法に基づき 70年に改編された。前身は,1170年頃創立のパリ大学で,これはノートルダム大聖堂付属学校から発展,教員,学生それぞれの自治団体ウニベルシタスを形成,教皇庁の支援でアルプス以北のキリスト教神学の一大中心に成長した。中世の完成期には神学,教会法学,医学の3上級学部と教養学の下級学部とから成り,各学部長はドワイアンと呼ばれ,最初教養学部長であったレクトール (学長) が結果的に全大学を統括するにいたった。 16~17世紀には各学寮 (コレージュ ) の独立性が強まり大学は実質的に学寮の連合体となった。なかでも有名だった学寮はソルボンヌで,1257年頃神学者 R.ソルボンによって設立され,パリ大学神学部の代名詞となった。フランス大革命 (1789~99) とナポレオンの学制改革の結果,パリ大学は,新設のフランス大学の大学区 (アカデミー) の1つとなり,神学部などの廃止,自然科学部の創設などが行われ,特定の政治や宗教の教説から中立の態度をとった。

20世紀なかばには,おもに法学部,医・薬学部,自然科学部,文学部などを有し,600以上の講座があった。フランス全土だけでなく,海外からも多くの留学生がきている。


外部リンク

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