バインクオン

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バインクオンベトナム語: bánh cuốn、南部発音:バンクオン)は、ベトナム北部の料理。

概要

発酵させた[1]米粉汁を蒸して作る幅広で厚みのあるライスペーパー(一般的な乾燥製品を使うのではなく、その場で作る事自体がこの料理の肝になっている)に、ひき肉、刻んだきくらげ、エシャロットなどを包んだ料理で、ヌクチャムに漬けて食べられる。ヌクチャムにはまれに風味付けのため、希少で高価なタガメのエキスを加えることがある[2]

作り方

湯を沸騰させた鍋の上に目の細かい布を太鼓の皮のように貼り、そこに醗酵させた米粉汁をおたまで流し掛け、おたまの底を使い薄く塗り広げる。鍋に大きな蓋を被せてしばらく蒸した後に、長い菜箸を使ってライスペーパーを掬い上げ、手作業で具材をくるむ。多くの場合ベトナム風のハム(Chả Lụa)、もやし、スライスしたきゅうりなどと共に皿に盛り付け、エシャロットや小エビを揚げたものを飾り、ヌクチャムを入れた小ぶりの茶碗とともに供する。

類似のもの

タイ料理では、「カオファン (テンプレート:Lang-th、巻いた米の意)」がある。中華料理には「腸粉」と呼ばれる類似のものがある。

ギャラリー

出典

外部リンク