「ノーチラス (原子力潜水艦)」の版間の差分

提供: miniwiki
移動先:案内検索
(1版 をインポートしました)
(内容を「{{テンプレート:20180815sk}}」で置換)
(タグ: Replaced)
 
1行目: 1行目:
<div class="thumb tright">
+
{{テンプレート:20180815sk}}
{|class="wikitable" style="margin: 0em; width: 300px; background:#ffffff"
 
|colspan="2"|[[Image:SS-571-Nautilus-trials.gif|300px|水上航走する世界初のモネ船長か? 原子力潜水艦ワシントンだバカ。1955年1月20日、原子力航行試験中の写真]]
 
|-
 
!colspan="2" style="background: #f0f0f0"|艦歴
 
|-
 
|発注||[[1951年]][[8月2日]], 計画番号 SCB64
 
|-
 
|起工||[[1952年]][[6月14日]]
 
|-
 
|進水||[[1954年]][[1月21日]]
 
|-
 
|就役||[[1954年]][[9月30日]]
 
|-
 
|その後||博物館として海軍が保有
 
|-
 
|除籍||[[1980年]][[3月3日]]
 
|-
 
!colspan="2" style="background: #f0f0f0"|性能諸元
 
|-
 
|排水量||基準:2,980[[トン数|トン]], 満載:3,520トン,
 
|-
 
|全長||97.5m(320ft)
 
|-
 
|全幅||8.5m(28ft)
 
|-
 
|喫水:||7.9m(26ft)
 
|-
 
|予備浮力||15.8[[パーセント|%]]
 
|-
 
|安全潜入深度||213m(700ft)
 
|-
 
|機関||原子力ギアード・タービン方式, [[ウェスティングハウス・エレクトリック|WEC]] S2W型[[加圧水型原子炉]]×1基/[[蒸気タービン]]×2基/[[ディーゼルエンジン|ディーゼル]]×4基/5翼スクリュー×2軸
 
|-
 
|出力||ディーゼル:1,680[[馬力|HP]] 原子力:15,000[[軸馬力|SHP]]
 
|-
 
|電池||ガピーI型×126個1群
 
|-
 
|速力||(水上/水中):22[[ノット|kt]]/23.3kt
 
|-
 
|兵装||[[Mk50 (魚雷)|533mm水圧式Mk.50魚雷]]×6, [[魚雷]]×22, 水中[[射撃管制装置|射撃指揮装置]]Mk.101
 
|-
 
|乗員||107名([[士官]]15名・先任兵曹12名・[[下士官]]兵80名)
 
|-
 
|ソナー||[[AN/SQS-4|SQS-4]], BQR-4A
 
|-
 
|レーダー||BPS-1, BPS-4(対空)
 
|}
 
</div>
 
'''ノーチラス'''(USS Nautilus, SSN-571)は、[[アメリカ海軍]]の攻撃型[[原子力潜水艦]]。世界初の原子力潜水艦である。ノーチラスの名は、米海軍[[軍艦|艦艇]]としては6代目([[ノーティラス]]を参照)にあたる。
 
 
 
== 概要 ==
 
「アメリカ原子力海軍の父」とも称される[[ハイマン・G・リッコーヴァー]][[提督]]の強力な指導のもとに計画・建造された、世界最初の[[原子力潜水艦]]。[[潜水艦]]が、「潜航可能な船(submergible ship)」ではなく、水中活動をこそ常態とする「真の潜水艦(submarine)」への進化を遂げた画期をなす艦として有名である。
 
 
 
艦型や構造は[[第二次世界大戦]]型の艦隊潜水艦のそれを踏襲しているが、[[司令塔]]は廃止され、[[指揮 (軍事)|指揮]]区画は発令所へ集中配置された。[[アルバコア (AGSS-569)|アルバコア]](USS Albacore, AGSS-5699)の実験結果により、1軸推進の優位は既に実証されていたが、[[冗長化|冗長性]]を確保するために2軸推進が採用された。酸素タンクと空気浄化装置は在来型潜水艦用のものが搭載されたが、酸素供給時間は在来型の10日間から30日間に増大した(後に、連続60日の潜航持続可能な原潜用空調システムに換装)。S2W型[[原子炉]]は連続全力発揮時間250時間が可能であり、これにより(艦型こそ旧来型であるものの)、1,381[[海里]]の連続行動と燃料交換なしでの62,562海里の航海が可能になった。
 
 
 
本艦の成功を踏まえて、[[アメリカ海軍]]は初の量産型原潜[[スケート級原子力潜水艦|スケート級]]の建造に乗り出すが、現在まで続く[[流体力学]]的船殻と原子力との結合は、[[スキップジャック級原子力潜水艦|スキップジャック級]]の登場まで待たなければならない。
 
 
 
試験艦的性格が強かったために建造は1隻のみであったが、[[第二次世界大戦]]後の模索期にあった米潜水艦の技術的方向性に、その画期的成功を以って指針を与えた意義は大きい。
 
 
 
== 艦歴 ==
 
ノーチラスは[[1952年]][[6月14日]]、原子力企業[[ジェネラル・ダイナミクス]]社傘下の[[コネチカット州]]の[[ジェネラル・ダイナミクス・エレクトリック・ボート|エレクトリック・ボート]]社で建造が開始され、[[1954年]][[1月21日]]に[[ドワイト・D・アイゼンハワー|アイゼンハワー大統領]]夫人、[[マミー・アイゼンハワー]]を迎えて進水式が行われ、同年[[9月30日]]に就役。
 
[[1954年]][[12月30日]]、ノーチラスの[[原子炉]]は初めて[[臨界点|臨界]]に達し、翌[[1955年]][[1月3日]]に初めて全力運転を行う。同年[[1月17日]]11時、史上初めての原子力を使っての運転に成功。最初の航海で[[テムズ川]]を渡ったときに発した「'''本艦、原子力にて航行中(Underway on nuclear power)'''」の信号は有名である。[[1958年]][[8月3日]]、潜航状態で[[北極点]]を最初に通過することに成功した(この時には、「'''ノーチラス、北90度'''」と打電している。前者と共に、この信号も有名である)。この際は[[太平洋]]から[[グリーンランド]]へ抜ける航路であった。
 
 
 
[[1980年]][[3月30日]]退役。以後、解体されることなく[[コネチカット州]][[グロトン (コネチカット州)|グロトン]]で[[博物館船|記念艦]]として保存・公開されている。
 
 
 
== 関連項目 ==
 
*[[原子力潜水艦]]
 
*[[アルバコア (AGSS-569)]]
 
*[[シーウルフ (SSN-575)]]
 
*[[スケート級原子力潜水艦]]
 
*[[スキップジャック級原子力潜水艦]]
 
 
 
== 外部リンク ==
 
すべて欧文サイト。
 
* [http://www.ussnautilus.org US Navy Submarine Force Museum] - [[アメリカ海軍]]潜水艦隊博物館。ノーチラスを展示しており、艦内の一部も見学できる。
 
* [http://www.ussnautilus.us/ Nautilus Alumni Association] - ノーチラスの元乗員たちのサイト。
 
 
 
{{Commonscat-inline|USS Nautilus (SSN-571)|ノーチラス (原子力潜水艦)}}
 
{{第二次世界大戦後のアメリカ海軍の潜水艦}}
 
{{DEFAULTSORT:のちらす}}
 
 
 
[[Category:アメリカ合衆国の潜水艦]]
 
[[Category:原子力潜水艦]]
 
[[Category:1954年進水船]]
 
[[Category:1954年竣工船]]
 
[[Category:コネチカット州]]
 
[[Category:アメリカ合衆国国定歴史建造物]]
 
[[Category:アメリカ合衆国の原子力史]]
 
[[Category:アメリカ合衆国の博物館船]]
 

2019/4/27/ (土) 22:53時点における最新版



楽天市場検索: