ニュシアデス(古希: Νυσιαδες, Nysiades)は、ギリシア神話に登場する、幼いディオニューソスと戯れたニューサ山の精霊であるニュンペー(ニンフ)[1]。
彼女たちは、5人あるいは6人、それ7人説ともいわれる。ガイウス・ユリウス・ヒュギーヌスによる『ギリシャ神話集』ではキッセーイス(Cisseis)、ニューサ(Nysa)、エラトー(Erato)、エリフィアー(Eriphia)、ブロミアー(Bromia)、ポリュヒュムノー(Polyhymno)がいる[2]。ヒュアデスと同一視されることもある。
脚注
- ↑ B・エヴスリン/著、小林稔/訳 『ギリシア神話小事典』 社会思想社、169頁。
- ↑ ヒュギーヌス、182。