「ドレイクの方程式」の版間の差分
提供: miniwiki
細 |
細 |
||
1行目: | 1行目: | ||
'''ドレイクの方程式'''(ドレイクのほうていしき、{{lang-en|Drake equation}}) | '''ドレイクの方程式'''(ドレイクのほうていしき、{{lang-en|Drake equation}}) | ||
− | + | 銀河系に星間通信できるような文明がどれくらいあるか、を推定する式。アメリカのドレイク[[Frank Drake]](1930― )により1961年に提案された。 | |
N=N<sub>s</sub> × f<sub>p</sub> × n<sub>e</sub> × f<sub>l </sub>× f<sub>i</sub> × f<sub>c</sub> × L | N=N<sub>s</sub> × f<sub>p</sub> × n<sub>e</sub> × f<sub>l </sub>× f<sub>i</sub> × f<sub>c</sub> × L | ||
11行目: | 11行目: | ||
Nは上記のN<sub>s</sub>のような各パラメータの取り方により大きく変わる。N<sub>s</sub>からn<sub>e</sub>までのパラメータは最近だいぶ確からしい数値が観測されつつあるが、f<sub>l</sub>からLまでのパラメータは不確実性が大きく正確なNが出せていない。とくに文明を維持継続できる時間であるLはむずかしく、Nは1から100万まで種々の値が提案されている。 | Nは上記のN<sub>s</sub>のような各パラメータの取り方により大きく変わる。N<sub>s</sub>からn<sub>e</sub>までのパラメータは最近だいぶ確からしい数値が観測されつつあるが、f<sub>l</sub>からLまでのパラメータは不確実性が大きく正確なNが出せていない。とくに文明を維持継続できる時間であるLはむずかしく、Nは1から100万まで種々の値が提案されている。 | ||
− | + | {{テンプレート:20180815sk}} | |
{{デフォルトソート:とれいくのほうていしき}} | {{デフォルトソート:とれいくのほうていしき}} | ||
[[Category:天文学]] | [[Category:天文学]] |
2018/10/14/ (日) 00:54時点における最新版
ドレイクの方程式(ドレイクのほうていしき、英語: Drake equation)
銀河系に星間通信できるような文明がどれくらいあるか、を推定する式。アメリカのドレイクFrank Drake(1930― )により1961年に提案された。
N=Ns × fp × ne × fl × fi × fc × L
それぞれの記号の意味は以下のとおりである。
Nは、銀河系にある星間通信できるような地球外文明の数。Nsは、銀河系に毎年生成する恒星数。fpは、その恒星に惑星系がある確率。neは、その惑星系で生命が存在可能な惑星数。flは、その惑星に生命が発生する確率。fiは、その生命が知的生物に進化する確率。fcは、その知的生物が星間通信できるような文明を発展できる確率。Lは、その文明を維持継続できる時間。
Nは上記のNsのような各パラメータの取り方により大きく変わる。Nsからneまでのパラメータは最近だいぶ確からしい数値が観測されつつあるが、flからLまでのパラメータは不確実性が大きく正確なNが出せていない。とくに文明を維持継続できる時間であるLはむずかしく、Nは1から100万まで種々の値が提案されている。