テバ・ファーマシューティカル・インダストリーズ
提供: miniwiki
テバファーマスーティカル・インダストリーズ(英語: Teva Pharmaceutical Industries Ltd、ヘブライ語: טבע תעשיות פרמצבטיות בע"מ)は、イスラエルの製薬会社。世界15位の医薬品メーカーであり[1]、かつ後発医薬品メーカーでは世界最大である[2] 。
1901年創業。本社はペタク・チクヴァにある。従業員は総数約45000人。売上高は203億ドル(2013年)。ナスダック100指数に組み入れられている。
世界規模で事業を展開している製薬会社である。近年、興和、大洋薬品工業など名古屋の製薬会社との提携を足がかりに、日本への営業展開を促進している。
Contents
歴史
- 1901年 - エルサレムで創業。
- 2008年秋 - 非定型抗精神病薬であるリスペリドンのジェネリック医薬品を発売した。
- 2011年 - 米国プロクター・アンド・ギャンブル社(P&G)の北米を除くOTC事業[3]を統合し、新会社「PGTヘルスケア」(本社:スイス・ジュネーヴ)を設立した。
日本での事業展開
日本でのグループ会社はテバファーマスーティカル、武田テバファーマ(旧・大洋薬品→テバ製薬)、テバエーピーアイ、武田テバ薬品の4社であり、これら4社をテバ・ジャパンと総称している。
テバ製薬設立後は、本社を名古屋市にある旧・大洋薬品本社ビルに設置、新たに全国6支店(北日本、関東、東京、名古屋、大阪、西日本)29営業所を展開し、2015年の売上高1000億円達成を目標とするなど、早期の規模拡大を掲げている。
2009年には興和株式会社との合弁会社である興和テバ株式会社を設立した。2011年には大洋薬品工業と資本提携、事実上の子会社とすることを発表。9月26日に興和との合弁事業の解消を発表。これにより興和テバはテバファーマスーティカル・インダストリーズの100%出資会社となった。11月21日には、同じく子会社化している大洋薬品と興和テバを統合再編し、テバ製薬を設立すると発表した。 統合後の売上高は700億円程度となり、国内トップのジェネリック医薬品企業となる。
注釈
- ↑ “Teva Pharmaceutical Industries—Jerusalem”. Database. Jerusalem, Israel: BioJerusalem. 2011年5月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2011閲覧.
- ↑ Hollis, Liz Jones (2010年8月10日). “Teva – Top 10 Generic Drug Companies 2010”. FiercePharma. Washington, DC, United States: FierceMarkets. 2011年5月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。. November 3, 2010閲覧.
- ↑ 日本では1990年代末期に大正製薬(ヴィックス)や杏林製薬(ミルトン)等に事業売却しているため、営業地域に含まれない。
外部リンク
- 公式ウェブサイト (英語)
- テバファーマスーティカル株式会社 公式サイト
- テバ製薬株式会社のサイト - 日本グループの一社。
典拠レコード: