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(内容を「『'''タッチ'''』 あだち充による日本漫画作品。『週刊少年サンデー』(小学館)に1981年から1986年まで…」で置換)
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{{Infobox animanga/Header
+
『'''タッチ'''
|タイトル=タッチ
 
|ジャンル=[[野球漫画]]、[[ラブコメディ|ラブコメ]]
 
}}
 
{{Infobox animanga/Manga
 
|作者=[[あだち充]]
 
|出版社=[[小学館]]
 
|他出版社={{flagicon|TWN}} [[大然文化]]、[[青文出版社]](新装版)<br />{{flagicon|HKG}} [[天下出版]]<br />{{flagicon|China}} 天津人民美术出版社
 
|連載=[[週刊少年サンデー]]
 
|開始=[[1981年]]
 
|終了=[[1986年]]
 
|冊数=26冊
 
}}
 
{{Infobox animanga/TVAnime
 
|総監督=[[杉井ギサブロー]]
 
|監督=[[ときたひろこ]]
 
|音楽=[[芹澤廣明]]
 
|アニメーション制作=[[グループ・タック]]
 
|製作=[[アサツー ディ・ケイ|旭通信社]]、[[東宝|東宝株式会社]]<br />グループ・タック
 
|放送局=[[フジテレビジョン|フジテレビ]][[フジネットワーク|系列]]
 
|放送開始=[[1985年]][[3月24日]]
 
|放送終了=[[1987年]][[3月22日]]
 
|話数=101話
 
}}
 
{{Infobox animanga/Movie
 
|タイトル=タッチ 背番号のないエース
 
|監督=杉井ギサブロー
 
|制作=グループ・タック(アニメーション制作)
 
|封切日=[[1986年]][[4月12日]]
 
|上映時間=93分
 
}}
 
{{Infobox animanga/Movie
 
|タイトル=タッチ2 さよならの贈り物
 
|監督=はしもとなおと<br />杉井ギサブロー(総監督)
 
|制作=グループ・タック(アニメーション制作)
 
|封切日=1986年12月13日
 
|上映時間=80分
 
}}
 
{{Infobox animanga/Movie
 
|タイトル=タッチ3 君が通り過ぎたあとに
 
|監督=[[永丘昭典]]<br />杉井ギサブロー(総監督)
 
|制作=グループ・タック(アニメーション制作)
 
|封切日=[[1987年]][[4月11日]]
 
|上映時間=83分
 
}}
 
{{Infobox animanga/TVAnime
 
|タイトル=タッチ Miss Lonely Yesterday あれから君は…
 
|総監督=杉井ギサブロー
 
|監督=永丘昭典
 
|アニメーション制作=グループ・タック
 
|製作=[[日本テレビ放送網]]、東宝株式会社<br />小学館、[[バップ]]<br />グループ・タック
 
|放送局=日本テレビ系列
 
|放送開始=[[1998年]][[12月11日]]
 
|放送終了=(スペシャル)
 
}}
 
{{Infobox animanga/TVAnime
 
|タイトル=タッチ CROSS ROAD〜風のゆくえ〜
 
|総監督=杉井ギサブロー
 
|監督=永丘昭典
 
|アニメーション制作=グループ・タック
 
|製作=日本テレビ放送網、東宝株式会社<br />小学館、バップ<br />グループ・タック
 
|放送局=日本テレビ系列
 
|放送開始=[[2001年]][[2月9日]]
 
|放送終了=(スペシャル)
 
}}
 
{{Infobox animanga/Footer
 
|ウィキプロジェクト=[[プロジェクト:漫画|漫画]]・[[プロジェクト:アニメ|アニメ]]
 
|ウィキポータル=[[Portal:漫画|漫画]]・[[Portal:アニメ|アニメ]]
 
}}
 
{{ウィキプロジェクト アニメ}}
 
『'''タッチ'''』は、[[あだち充]]による[[日本]]の[[漫画]]作品。『[[週刊少年サンデー]]』([[小学館]])に[[1981年]]から[[1986年]]まで連載された。高校野球を題材に、双子の兄弟である上杉達也・和也と幼馴染の浅倉南の3人を軸にした恋愛を絡めて描いている。
 
[[単行本]]に[[文庫本]]などを合計したコミックスの総売上は2004年時点で1億部を超える<ref>{{Cite news |url=http://www.toho.co.jp/movienews/0412/08touch_kk.html |title=傑作純愛ラブストーリー「タッチ」が、長澤まさみさん主演で実写化! |newspaper=東宝 映画トピックス |publisher=東宝 |date=2004-12-13 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20041217021434/http://www.toho.co.jp/movienews/0412/08touch_kk.html |archivedate=2004-12-17}}</ref>。全作品の単行本発行部数が2億部(2008年時点)を突破したあだち充<ref>『[[週刊少年サンデー]]26号』[[2008年]][[6月11日]]号</ref>にとっても最大のヒット作であり、[[テレビアニメ]]、[[アニメーション映画|劇場用アニメ]]として[[アニメ]]化もされ、[[実写]]の[[テレビドラマ]]や[[映画]]も製作された。単行本(新書判)全26巻、ワイド版全11巻、文庫版全14巻、[[完全版コミックス|完全版]]全12巻。第28回(1982年度)[[小学館漫画賞]]受賞。
 
  
== 作品解説 ==
+
[[あだち充]]による[[日本]][[漫画]]作品。『[[週刊少年サンデー]]』([[小学館]])に[[1981年]]から[[1986年]]まで連載された。
[[高校野球]]と恋愛の2本を軸にしたストーリー展開である。分類としては[[野球漫画]]だが、野球に興味が薄い人間にも受け入れられたのは、普遍的なテーマ性が作品全体に表れているためである。こうした作風は本作より先に『[[週刊少年サンデー超|週刊少年サンデー増刊号]]』で連載していた『[[ナイン (漫画)|ナイン]]』の路線を踏襲したものである。
 
  
それまでは原作者を立てたり隔週での連載を行っていたあだちにとって、本作が初のオリジナルの週刊連載。タイトルの『タッチ』は、『[[ナイン (漫画)|ナイン]]』や『[[みゆき (漫画)|みゆき]]』を踏襲する3文字の単語かつ野球用語であることから着想を得て、バトンタッチの意味を込めることを考えついたという。これは弟の夢を兄が受け継いでいくことを表しており、弟・和也の死は連載開始前から決定されていた<ref>{{Cite |和書 |title=ダ・ヴィンチ 2012年12月号|date=2012-11-06 |publisher=メディアファクトリー |quote=「できのいい弟がいなくなって、残されたできの悪いやつが頑張る。亡くなるところまでは最初にちゃんと考えておいたんで、そんなに苦労はしないで描けたんですよ。」 }}あだち充2万字インタビュー&解体全書より。</ref><ref name=movie2005pamphlet>{{Cite |和書 |title=実写映画「タッチ」劇場用パンフレット |date=2005-9-10 |publisher=東宝 |quote=インタビュアー「「タッチ」というタイトルですが、通常は達也と和也がその状況や立場をタッチする意味ですよね?」あだち充「はい。(中略)当時は「みゆき」も「ナイン」も三文字ぐらいで決めていたから。(笑)兄弟の片方が死んでバトンタッチする展開や達也という名も後から考えましたね。とにかく、あまり限定されないイメージですよ。」 }}「監督×原作者あだち充対談」より。</ref><ref name="kamentotsu">『[[ゲッサン]]』2016年11月号 pp.106-107「カメントツの漫画ならず道」。2016年10月12日発行・発売。</ref><ref name="davinci20161022">{{Cite web |url=http://ddnavi.com/news/329541/a/ |title=『タッチ』のタイトルの由来にファン衝撃「驚きすぎて声も出ないわ(呆然)」 |accessdate=2016-10-23 |date=2016-10-22 |work=[[ダ・ヴィンチニュース]] |publisher=[[カドカワ]]}}</ref><ref>{{Cite |和書 |title=少年サンデーグラフィック 劇場用アニメ タッチ3 背番号のないエース |date=1986-5-7 |publisher=[[小学館]] |pages=53 |quote=Q「タッチの意味は」A「カタカナ三文字で野球に関係する言葉とだけ考えていたので『タッちゃん』とダブったのは偶然です。」}}「おもわず答えた…充先生、ハイ!! Q&A 100」より。</ref>。当時の編集部はあだちを信頼しきって三角関係が最後まで延々と続くと思い込み、担当編集者がいくら和也が死ぬと報告しても取り合わなかった結果、入稿の翌日から内容を直せないように2日間連絡を断たれるという非常事態となってしまった{{refn|group="注"|当時の担当編集者から「人気のあるキャラだから殺すな」と散々言われていたものの、死なないように描かされるのを嫌がったあだちは、原稿を置いて行方をくらませたと話している<ref name="kamentotsu"/><ref name="davinci20161022"/>。}}。この死者が生者を呪縛するテーマをもって漫画評論家の[[夏目房之介]]は、ラブコメの名作と評する一方で、『[[あしたのジョー]]』『[[エースをねらえ!]]』と連なる作品と位置付けた。和也が死んだ際にはスタッフで和也の[[告別式]]が行われ、和也役の[[難波圭一]]が弔辞を担当した。当初に構想したバトンタッチ劇となる7巻以後、ストーリー展開が重くなるのをなるべく軽妙にしようとあだちが参考にしたのはテレビドラマ『[[池中玄太80キロ]]』であったという<ref>『「ダメ!」と言われてメガヒット』p.73</ref>。
+
双子の兄弟が幼馴染みのマネージャーとともに野球部で甲子園をめざす青春漫画。
  
本作での主人公の兄弟関係の設定は、あだち充と兄の漫画家・[[あだち勉]]の関係の反映という見方も存在する<ref>『コミック・フィギュア王 平成版』[[ワールドフォトプレス]]、1999年</ref>。序盤においては表面上は賢弟愚兄の物語だが、ストーリーの進行につれて弟への遠慮もあって隠していた才能を兄が開花させていく。
+
小学館少年サンデーコミックス全26巻。第28回(1982年)小学館漫画賞 少年・少女部門受賞。
  
途中時々出てくる「達也の悪夢」(弟との比較がさまざまな形で出てくる夢)が、約束でもあり超えるべき壁だった甲子園出場を果たしてからは一切出てこないなど長期連載中にひそかに張られた伏線とその解消がある。終盤では、柏葉英二郎監督代行とその兄、柏葉英一郎との気持ちの交錯も描かれた。
+
1985年~1987年フジテレビ系列でアニメが放映。
  
[[1970年代]]まで主流だった野球漫画の[[スポ根]]ものの定石を否定、あるいは[[パロディ]]化するような面も見られる。たとえば、達也が甲子園出場間際に強豪ライバルとおぼしき面々が一堂に会して名乗りを上げるシーンがある。これは野球漫画のみならず[[スポーツ漫画]]によくあるシーンであるが、本作では「覚えきれない」としてこれらの面々がそれ以後描かれず切り捨てられている。甲子園で試合しているシーンも一切ない。最終回でライバル新田明男から再戦を要求されると、達也は取り合わずに「もういいよ、疲れるから」と応じている。
+
1986年~1987年にかけて劇場用アニメが3作品公開されたほか、2005年には犬童一心監督による実写映画が公開された。
  
単行本7巻まで続いてきた3人の関係を一変させるなど、それまでの三角関係と異なった展開も、当時としては新鮮であった。高校野球を題材にした恋愛漫画では、主である野球少年に対し常に[[マネージャー]]や観客としてヒロインは従の関係だったが、[[新体操]]のアイドルとしてヒロインを野球とは別の分野で大きく活躍させた点も、それまでに無いものであった。
+
{{テンプレート:20180815sk}}
 
 
同時期に連載が進んでいた『[[陽あたり良好!]]』『[[みゆき (漫画)|みゆき]]』の登場人物・高校が一部登場する。『みゆき』の舞台である青華高校は、和也が1年生の時の甲子園地区予選1回戦で明青学園と対戦し敗れている。新田由加と揉め事になった不良をいなした原田が「おれは青華高校の間崎」と偽称するシーンがある。『陽あたり良好』の舞台である明条高校が甲子園地区予選を戦った球場は、『タッチ』などに登場するものと規格が同じである。
 
 
 
== あらすじ ==
 
'''[[上杉達也]]'''、'''上杉和也'''は[[双生児]]。スポーツにも勉強にも真剣に取り組む弟の和也に対して、何事にもいい加減な兄の達也。そして隣に住む同い年の'''[[浅倉南]]'''。3人は小さい時から一緒に行動している、いわば[[幼馴染]]だった。そして互いが互いを異性として意識し始める。物語のスタート時、3人は中学3年生である。3人は微妙な三角関係のまま同じ高校へ進む。
 
 
 
「甲子園に連れて行って」という南の夢を叶えるため、1年生でありながら野球部のエースとして活躍する和也だったが、地区予選決勝に向かう途中に交通事故死する。
 
 
 
そして達也は和也の「南の夢を叶える」という夢を継ぐために野球部に入るが、キャッチャーの松平に嫌われ、相手にしてもらえない。しかし、南や周りのチームメイトに相手にするよう強く勧められ、遂に松平と達也はバッテリーを組む。
 
 
 
達也たちは2年生になる。達也は勢南高校の西村と須見工の新田と知り合い、ライバル意識を持つ。彼らとは野球においてのライバル意識のほか、浅倉南に共通して恋愛感情を抱き、4人の間で四角関係が築かれていく。西村はピッチャーで持ち球のカーブを駆使し、甲子園出場を期待されていた。一方、新田のポジションはサードで地区最強の打者だった。彼がいる限り須見工の甲子園出場は間違いなしと周囲で騒がれていた。2年生の甲子園の地方予選では、西村が所属する勢南高校と対戦して延長戦の末敗れる。
 
 
 
達也たちは3年生となる。その頃、野球部の監督が病気で入院して、明青学園の校長は同校OBの柏葉英一郎に監督代行を任せようとする。だが、英一郎は海外出張中であった。明青学園野球部に恨みを持つ弟の柏葉英二郎がこのことを知り、英一郎の自宅に侵入、明青学園の校長から英一郎宛の電話を受ける。
 
 
 
兄になりすました柏葉は、野球部の監督代行として部員を指導し始め、野球部員全員を疲労させて選手生命を断ち、恨みを晴らそうとする。しかし、野球部からは一人も去ること無く、夏の甲子園の地方予選を迎える。達也はライバル意識を持つ新田に勝ち、南を甲子園に連れていく強い意志を持っていて、柏葉の過酷な指導に屈することはなかった。
 
 
 
達也と南にとって高校生活最後の夏を迎える。地方大会初戦で柏葉は、控え選手を先発ピッチャーに起用して明青学園を1回戦で敗退させようとする。しかしチームの結束力は固く、失点を打撃でカバーし1回戦を突破する。
 
 
 
そして、いよいよ甲子園出場をかけて決勝戦に挑む明青学園。対戦相手は新田の所属する須見工だった。試合は延長に入り、明青は10回表に1点勝ち越し裏の守りにつく。そして、2アウト2塁でバッターは強打者の新田。新田はその前の打席でホームランを打っており、観客も須見工の監督もこの場面では新田を敬遠するだろう、と思っていた。しかし達也は、自分の力を最大限に引き出してくれるのは新田しかいないと考え、敬遠せず勝負する。新田はファウルで粘る。その力は互角、見ている人すべてが息をこらして勝負の行方を見つめる。その結果、新田は三振、達也は南と共に甲子園に行くことができた。
 
 
 
甲子園への出場が決まったのち、漫画では、達也は河原で浅倉南に愛している、と自分の気持ちを伝えている。
 
 
 
テレビアニメの最終回では、達也は電話で浅倉南に愛の告白をしている<ref group="注">テレビスペシャル版では原作通り河原で告白した設定になっている。</ref>。
 
 
 
== 登場人物 ==
 
{{リンクのみの節}}
 
{{Main|タッチの登場人物}}
 
 
 
== 私立明青学園高等部 ==
 
上杉達也・和也兄弟、浅倉南らが通っている[[高等学校]]。所在地は[[東京都]]で、明青学園[[中等部]]も存在する。
 
 
 
原作の校舎モデルは、[[群馬県立前橋商業高等学校]]の旧校舎である。
 
 
 
制服のデザインは漫画およびアニメと映画で異なり、漫画やアニメでは黒のシンプルな学ランだが、映画ではグレーのブレザーになっている。なお、女子の制服であるブレザーは、当時作者が取材していた甲子園で活躍した[[滋賀県立甲西高等学校]]の制服をモデルにしている。
 
 
 
作中で存在が判明している運動部としては、[[野球]]部、[[サッカー]]部、[[バレーボール]]部、[[体操競技|体操]]部、[[新体操]]部、[[柔道]]部、[[ボクシング]]部、[[テニス]]部がある。中でも野球部の活動は盛んで、和也が1年生の時は甲子園地区予選準優勝、達也が3年生の時には甲子園で優勝している。それ以降、甲子園からは遠ざかり、2012年に連載開始した『[[MIX (漫画)|MIX]]』では、甲子園に出場したのは達也がエースだった時代が最初で最後の出場という設定になっている<ref name="e20120515">[http://www.excite.co.jp/News/reviewbook/20120515/E1337010280942.html?_p=3 『タッチ』の南ちゃんが44歳!? あだち充の新連載「MIX」が始動![3]] - エキサイト 2012年5月15日</ref>。しかし、『[[KATSU!]]』の作中では、ラジオで明青学園が16年ぶりに甲子園出場したという実況中継が流れており、決勝戦まで勝ち進んで同作の登場人物・岬新一率いる神奈川県代表の港星高校に敗れているシーンが描かれていた。『MIX』連載以降は『KATSU!』にあった2度目の甲子園出場の設定は引き継がれなかった{{#tag:ref|あだち充の他作品でも、こういった設定の矛盾が存在し、数々の前例がある<ref name="e20120515"/>。|group="注"}}。
 
 
 
== テレビアニメ ==
 
[[1985年]][[3月24日]]から[[1987年]][[3月22日]]まで[[フジテレビジョン|フジテレビ]][[フジネットワーク|系列]]にて放送。全101話。
 
 
 
[[アサツー ディ・ケイ|旭通信社]]が長く担当して来たフジテレビの[[フジテレビ系列日曜夜7時台枠のアニメ|日曜19:00枠]]は、[[1982年]]の『[[さすがの猿飛]]』([[土田プロダクション|土田プロ]])、[[1984年]]の『[[Gu-Guガンモ]]』([[東映アニメーション|東映動画]])と、[[小学館]]の『[[週刊少年サンデー]]』系の漫画を原作とする企画ラインが続き、本作もその延長上にある。企画を立てた旭通信社の[[片岡義朗]][[プロデューサー]]は「キャラクター商品が売りづらい」という反対の声を押し切ってアニメ化を実現<ref>[[小黒祐一郎]]「この人に話を聞きたい 第七四回 片岡義朗」『[[アニメージュ]]』2005年3月号、[[徳間書店]]。</ref>。
 
 
 
制作にあたり、[[1983年]]から1984年にかけて放送された[[あだち充]]原作のスペシャルアニメ『[[ナイン (漫画)|ナイン]]』3部作を担当した[[杉井ギサブロー]]、[[前田実]]といったクリエイターによりスタッフを編成し、[[東宝]]と[[グループ・タック]]が製作会社となっている。1985年[[12月22日]]放送で31.9%の視聴率を上げたのを始め、常に視聴率20%以上を稼ぐ人気番組となった。劇場アニメ映画も3作が製作された。
 
 
 
後番組は同じ布陣によるあだち充作品のアニメ化『[[陽あたり良好!]]』が放映されている。
 
 
 
人気のみならず、質の面でも評価を受け、アニメ業界関係者によって選考される[[日本アニメ大賞]]・アトム賞を受賞。背景美術を担当して作品を支えた[[小林七郎]][[美術監督]]も本作により美術部門最優秀賞を獲得した。
 
 
 
第2部終了時に放送された[[総集編]]では全て過去に放送されたシーンでありながら、一部に台詞や口調が違っていたりする場面が見られるため、[[アフレコ]]のみ再度録り直されている可能性がある。一例として、本放送で和也が亡くなった時に霊安室で達也が言ったセリフ「きれいな顔してるだろ、死んでるんだぜ…それで…」の「で」が聞き取りにくかったこともあり、テレビ局に「亡くなった人を『それ』扱いとはひどい」などといった苦情が寄せられていた(原作ではちゃんと『それで』となっている)。総集編では、はっきり『それで』と聞き取れる状態になっていた。
 
; 原作との相違点
 
原作での明青学園vs佐田商業で明青学園は8回コールドでの勝利であるが、アニメでは上杉達也が吉田剛からヒットを放ち7回コールドで勝利している。原作の最後までは描かれず、甲子園出場のため明青一行が[[兵庫県]]に到着した直後、達也が南に電話で愛を告白するところで完結となっている。
 
 
 
=== 声の出演 ===
 
{{Main|タッチの登場人物}}
 
 
 
* [[上杉達也]] - [[三ツ矢雄二]]
 
* [[上杉和也]] - [[難波圭一]]
 
* [[浅倉南]] - [[日高のり子|日髙のり子]]
 
* 松平孝太郎 - 林家こぶ平(現・[[林家正蔵 (9代目)|林家正蔵]])
 
* 新田明男 - [[井上和彦 (声優)|井上和彦]]
 
* 新田由加 - [[冨永みーな|冨永み〜な]]
 
* 原田正平 - [[銀河万丈]]
 
* 坂田 - [[稲葉実]]
 
* 黒木武 - [[塩沢兼人]]
 
* 西村勇 - [[中尾隆聖]]
 
* 吉田剛 - [[塩屋翼]]→[[堀川りょう|堀川亮]]
 
* 西尾茂則 - [[北村弘一]]
 
* 西尾佐知子 - [[鶴ひろみ]]
 
* 上杉信吾・パンチ - [[千葉繁]]
 
* 上杉晴子 - [[小宮和枝]]
 
* 浅倉俊夫 - [[増岡弘]]
 
* 柏葉英二郎 - [[田中秀幸 (声優)|田中秀幸]]
 
* 柏葉英一郎 - [[内海賢二]]
 
* 佐々木 - [[難波克弘]]→[[石田彰]]
 
* 中嶋・藤本・おじさんA - [[関俊彦]]
 
* 校長・ボクシング部員-[[玄田哲章]]
 
 
 
=== スタッフ ===
 
* 原作 - [[あだち充]]
 
* 企画 - 岡正、[[片岡義朗]]
 
* 総監督 - [[杉井ギサブロー]]
 
* シリーズ監督 - [[ときたひろこ]]
 
* アニメーション監督 - 前田庸生
 
* シリーズ文芸構成 - 高星由美子(第56話まで)、並木敏(第57話から)
 
* 総作画監督 - [[前田実]]
 
* 美術監督 - [[小林七郎]]
 
* 音楽 - [[芹澤廣明]]
 
* 音楽制作協力 - 東宝音楽出版
 
* 音響監督 - [[藤山房伸|藤山房延]]
 
* タイトルアニメーション - 杉井ギサブロー、前田実、永丘昭典
 
* プロデューサー - 中尾嘉伸(第79話まで)→[[亀山千広]](第80話から)、藤原正道、対木重次
 
* 制作協力 - [[ジュニオ ブレイン トラスト|スタジオジュニオ]]、[[ぎゃろっぷ|スタジオ・ぎゃろっぷ]]、[[キティ・フィルム]]
 
* 製作 - 旭通信社、東宝株式会社、[[グループ・タック]]
 
 
 
=== 主題歌 ===
 
第1期オープニングテーマ「タッチ」を筆頭に、[[岩崎良美 (歌手)|岩崎良美]]が歌った主題歌がヒットした。レコード会社[[ポニーキャニオン|キャニオン・レコード]]側は当初、プロモーションのため新人歌手の起用を提示したが、監督の[[杉井ギサブロー]]がこれに抵抗。話し合いがもつれるうちに[[あだち充]]の世界を表現できる実力のある歌手ということで、キャニオン所属歌手の中から岩崎良美で落ち着いたという<ref>「杉井ギサブローのアニメでお茶を VS [[田中公平]]アニソン王道ど真ん中!! SPECIAL対談」『アニメージュ』2004年2月号、徳間書店。</ref>。あだちは元々岩崎のファンであることを公言しており、主題歌への起用を喜んでいた<ref>『[[週刊少女コミック]]増刊号』[[1982年]][[9月16日]]号</ref><ref>[[2010年]][[12月25日]]『アニメ「タッチ」驚きの初回!涙の最終回!』([[NHK衛星第2テレビジョン|NHK BS2]])</ref>。
 
発売当時は、ベストテンにも入らず爆発的なヒットこそしなかった([[オリコンチャート|オリコン]]最高12位、売上24.7万枚)が、結果的に長く愛され岩崎の代表曲となった<ref>[http://news.livedoor.com/article/detail/4287573/ 岩崎良美が「タッチ」主題歌の意外な事実を告白] ライブドアニュース 2009年8月7日</ref><ref name="yomiuri">松崎剛「[https://web.archive.org/web/20100123173439/http://otona.yomiuri.co.jp/people/graffiti/graf100120.htm 青春グラフィティー 姉と比べられプレッシャー~岩崎良美さん (3)]」『[[読売新聞]]』2010年01月20日 - 2010年1月23日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]]</ref>。
 
 
 
オープニング主題歌「タッチ」は、21世紀に入った現在でも[[日本の高校野球]]では[[応援歌]](ヒッティングマーチ)の定番とされているなど人気は高く、その後も数々のカバーがされている。なお、あだち充の母校[[群馬県立前橋商業高等学校]]では「タッチを演奏すると負ける」と言われ全く使用されていなかったが、2007年に解禁されたことが報じられる。この際、あだちは「遅いよ」とコメントしていたという<ref>『[[朝日新聞]]』[[2007年]][[8月13日]]夕刊</ref>。
 
 
 
第2期エンディングテーマ「青春」は、[[1986年]]の[[第58回選抜高等学校野球大会]]の[[選抜高等学校野球大会入場行進曲|入場行進曲]]となった<ref name="yomiuri" />。その影響か第2期 - 第3期の移行ではOPとED双方の曲に使用期間にズレが生じているが、OPの主題歌表示は「青春」を使用していた回を含め「チェッ!チェッ!チェッ!」「約束」になっており、その理由は諸説あり今も不明。第4期オープニング・エンディング(エンディングは最終回まで)のみ、[[夢工場 (バンド)|夢工場]]が主題歌を担当した。
 
 
 
; オープニング
 
* 「[[タッチ (岩崎良美の曲)|タッチ]]」(第1話 - 第27話)歌 - [[岩崎良美 (歌手)|岩崎良美]]
 
* 「[[愛がひとりぼっち]]」(第28話 - 第56話)歌 - 岩崎良美
 
* 「[[チェッ!チェッ!チェッ!]]」(第57話 - 第79話)歌 - 岩崎良美
 
* 「[[ひとりぼっちのデュエット]]」(第80話 - 第93話)歌 - [[夢工場 (バンド)|夢工場]](現・The Blimp Club)
 
* 「情熱物語」(第94話 - 第101話)歌 - 岩崎良美
 
 
 
; エンディング
 
* 「君がいなければ」(第1話 - 第27話)歌 - 岩崎良美
 
* 「[[愛がひとりぼっち|青春]]」(第28話 - 第62話)歌 - 岩崎良美
 
* 「約束」(第63話 - 第79話)歌 - 岩崎良美
 
* 「君をとばした午後」(第80話 - 第101話)歌 - 夢工場(現・The Blimp Club)
 
 
 
=== 挿入歌 ===
 
OP・ED曲や出演声優の日高のり子・三ツ矢雄二・難波圭一の他、音楽部門全体を担当した芹澤廣明・ミス南コンテストグランプリの浅倉亜季などの楽曲も使用された。タッチの楽曲は劇場版を含めカバーが多いため、複数の人物が歌っている曲も多いが、劇場版からの流用以外はBGMを含め音楽全般を網羅したCDボックス「タッチTVシリーズ音楽編」に収録されている物を基準とする。現在カバーバージョンは殆ど廃盤の為入手はかなり困難だがテレビシリーズのDVDボックスに特典として一部が収録されており、現在もインターネット通信販売などで入手可能。
 
* 「僕たちのSomeday」歌 - 三ツ矢雄二
 
* 「好きになるなら」 / 「ホワイト・ドリーム」 / 「夢で逢いたい」歌 - 日高のり子
 
* 「夏の便り」歌 - [[難波圭一]]
 
* 「星のシルエット」 / 「風のメッセージ」 / 「永遠のランナー」歌 - 芹澤廣明
 
* 「野球」(ベースボール)歌 - 岩崎良美
 
* 「南の風・夏少女」 / 「雨の中のワンボーイ」歌 - [[浅倉亜季]]
 
* 「[[蒼いメモリーズ]]」 / 「[[蒼いメモリーズ#収録曲|好きで、ごめん。]]」歌 - [[内海和子]]
 
* 「[[背番号のないエース]]」歌 - [[ラフ&レディ]]。本来劇場版主題歌であり、上記CDにも収録されていないが、第2部で数回挿入歌として使用されている。
 
 
 
その他、最終回では後番組の初代OP曲「[[陽あたり良好!]]」(浅倉亜季)がテレビから流れている形で使用されている(逆に『陽あたり良好!』では初期放送で数回「雨の中のワンボーイ」が使用されている)。
 
 
 
=== 各話リスト ===
 
; 第1部
 
{| class="wikitable" style="font-size:small"
 
|-
 
!話数!!放送日!!サブタイトル!!脚本!!コンテ!!演出!!作画監督
 
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|第1話||'''1985年'''<br />3月24日||誰がなんと言おーとオレたち双子です!!||rowspan="2"|高星由美子||rowspan="4"|-||[[ときたひろこ]]||[[前田実]]
 
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|第2話||3月31日||女の直感! チョッチ気になる達也の才能||rowspan="2"|[[早川啓二]]||山本哲也
 
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|第3話||4月7日||思わず初登板! 和也の名前でお騒がせ!?||rowspan="3"|水城ゆう||[[辻初樹]]
 
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|第4話||4月14日||見たか? 見ないか!? 南の日記!!||[[坂田純一]]||[[谷口守泰]]
 
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|第5話||4月21日||熱血バトンタッチ! ゴールは正確にネ!?||野寺三郎||宇井孝司||[[高橋ナオヒト|音無竜之介]]
 
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|第6話||4月28日||ウワサは本当!? 南と和也の気になる関係||[[土屋斗紀雄]]||池田はやと||ときたひろこ||前田実
 
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|第7話||5月5日||えッホント!! 達也と南が結婚しちゃう!?||高星由美子||坂田純一||早川啓二||辻初樹
 
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|第8話||5月12日||達也打ちます!! ホンキで兄弟対決!?||[[柳川茂]]||野寺三郎||井上修||福山映二
 
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|第9話||5月19日||達也と原田クンのア・ブ・ナ・イ友情!||水城ゆう||rowspan="2"|-||早川啓二||辻初樹
 
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|第10話||5月26日||みんな悩んで気分はすっかり高校生デス!||土屋斗紀雄||坂田純一||谷口守泰
 
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|第11話||6月2日||来たれ野球部! 微妙に揺れる達也の心!!||柳川茂||野寺三郎||ときたひろこ||音無竜之介
 
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|第12話||6月9日||初練習! ハツラツ和也とヨレヨレ達也!?||水城ゆう||池田はやと||宇井孝司||前田実
 
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|第13話||6月16日||和也心配です! 恋のスランプ孝太郎くん||土屋斗紀雄||rowspan="2"|-||rowspan="2"|早川啓二||辻初樹
 
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|第14話||6月23日||不満です? 南と和也はベストカップル!?||[[金春智子]]||小和田良博
 
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|第15話||6月30日||これは事件です! 達也が南を平手打ち!!||立花あずま||野寺三郎||井上修||福山映二
 
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|第16話||7月7日||せつないネ! 和也のハートはレモン色!||高星由美子||rowspan="3"|-||坂田純一||谷口守泰
 
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|第17話||7月14日||ファースト・キス! 南より愛をこめて!?||柳川茂||早川啓二||小和田良博
 
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|第18話||7月21日||達也の気持ちはちょっとフクザツです!||土屋斗紀雄||池田はやと||前田実
 
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|第19話||8月4日||忘れたい忘れない!? 二人の大事な思い出||水城ゆう||野寺三郎||宇井孝司||遊佐和重
 
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|第20話||8月11日||どーするの? 達也の優しさすれちがい!!||金春智子||-||早川啓二||[[神村幸子]]
 
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|第21話||8月18日||それでもカッちゃんは南のために甲子園||柳川茂||野寺三郎||井上修||福山映二
 
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|第22話||8月25日||いよいよプレーボール! 和也VS寺島!||土屋斗紀雄||rowspan="3"|-||坂田純一||島崎克美
 
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|第23話||9月8日||南に届け! 出るか!? 恋の逆転タイムリー||柳川茂||池田はやと||前田実
 
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|第24話||9月22日||甲子園まであと1つ南の夢もあと1つ!||土屋斗紀雄||早川啓二||山本哲也
 
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|第25話||9月29日||南の一番長い日! 早く来てカッちゃん!!||金春智子||[[芝山努]]||宇井孝司||遊佐和重
 
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|第26話||10月6日||試合終了! 君がいなければ…||rowspan="2"|高星由美子||rowspan="2"|池田はやと||井上修||福山映二
 
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|第27話||10月13日||短かすぎた夏…カッちゃんにさよなら!||鈴木卓夫||遊佐和重
 
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; 第2部
 
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!話数!!放送日!!サブタイトル!!脚本!!コンテ!!演出!!作画監督
 
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|第28話||'''1985年'''<br />10月20日||第2部開始 エースのいない野球部なんて…||立花あずま||rowspan="3"|-||[[永丘昭典]]||前田実
 
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|第29話||10月27日||アレ? 優しいタッちゃんボクサー失格!?||柳川茂||早川啓二||山本哲也
 
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|第30話||11月3日||栄光の背番号1やってやれない訳はない||土屋斗紀雄||坂田純一||河村佳江
 
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|第31話||11月10日||剛腕達也! でもコントロールが課題です||金春智子||芝山努||井上修||福山映二
 
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|第32話||11月17日||俺は和也の恋女房デモ気になるバカ兄貴||立花あずま||rowspan="2"|-||早川啓二||山本哲也
 
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|第33話||11月24日||誕生新体操の星! 南はやっぱり天才!?||並木敏||永丘昭典||前田実
 
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|第34話||12月1日||がんばれ達也! ハラハラドキドキ初登板||水城ゆう||池田はやと||[[水谷貴哉]]||小和田良博
 
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|第35話||12月8日||何かと心配!? 近頃ウワサの南ちゃん!||柳川茂||rowspan="2"|-||坂田純一||河村佳江
 
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|第36話||12月15日||2人きり! 南と達也のアブナイ夜!?||土屋斗紀雄||早川啓二||阿部司
 
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|第37話||12月22日||めざせ甲子園! ただいま野球部合宿中!!||石川良||ときたひろこ||井上修||福山映二
 
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|第38話||12月29日||予選一回戦! 頭脳派タッちゃん登場!!||金春智子||池田はやと||宇井孝司||高倉佳彦
 
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|第39話||'''1986年'''<br />1月5日||実力拝見! クールな新田とガッツ西村!!||水城ゆう||rowspan="5"|-||水谷貴哉||松岡秀明
 
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|第40話||1月12日||熱投2回戦! タッちゃんVSガッツ西村||並木敏||永丘昭典||前田実
 
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|第41話||1月19日||雨の延長11回! 2死満塁!! バッター西村||土屋斗紀雄||早川啓二||阿部司
 
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|第42話||1月26日||もう一つの延長戦!? 南をめぐる四角関係||金春智子||坂田純一||河村佳江
 
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|第43話||2月2日||揺れるエース達也!! 新田と南が急接近!?||柳川茂||[[望月智充]]||後藤真砂子
 
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|第44話||2月9日||由加の探偵物語! 南と達也はどこへ行く||並木敏||池田はやと||山崎友正||福山映二
 
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|第45話||2月16日||エースを狙え! 僕が上杉のライバルだ!!||土屋斗紀雄||ときたひろこ||鈴木卓夫||遊佐和重
 
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|第46話||2月23日||ライバル宣言! 上杉和也を越えてくれ!!||水城ゆう||rowspan="3"|-||水谷貴哉||清水恵子
 
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|第47話||3月2日||対決須見工! えッ!? ピッチャー吉田!!||金春智子||坂田純一||河村佳江
 
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|第48話||3月9日||遂に上杉登場! 新田、オレと勝負だ!!||並木敏||石井文子||後藤真砂子
 
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|第49話||3月16日||ダメ兄貴返上! 甲子園が見えてきた!!||柳川茂||鈴木卓夫||井上修||福山映二
 
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|第50話||3月23日||放課後デート!? 南と新田は危ない関係!!||土屋斗紀雄||[[小華和ためお]]||殿河内勝||棚橋正人
 
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|第51話||3月30日||納得しない!? 南が達也に恋人宣言!!||水城ゆう||小林和彦||水谷貴哉||山内昇寿郎
 
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|第52話||4月6日||恋の3元中継! ジャマ者はお前だ!!||金春智子||rowspan="2"|-||坂田純一||河村佳江
 
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|第53話||4月13日||達也の課外授業…思い過ごしも恋の内!||rowspan="2"|並木敏||小林和彦||後藤真砂子
 
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|第54話||4月20日||第2部完・いよいよ最後の甲子園だゾ!!||鈴木卓夫||殿河内勝||棚橋正人
 
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|第55話||4月27日||総集編I 思い出は美し過ぎて…||rowspan="2"|高星由美子||rowspan="2"|-||rowspan="2"| 池田はやと||rowspan="2"|前田実
 
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|第56話||5月4日||総集編II エースは誰にも渡さない!
 
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; 第3部
 
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!話数!!放送日!!サブタイトル!!脚本!!コンテ!!演出!!作画監督
 
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|第57話||'''1986年'''<br />5月11日||第3部開始・謎の新監督がやってくる!!||高星由美子||rowspan="3"|-||水谷貴哉||清水恵子
 
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|第58話||5月18日||オレは柏葉! 甘ったれは許さない!!||金春智子||坂田純一||河村佳江
 
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|第59話||5月25日||嵐の明青野球部! 南が去ってまた一難||水城ゆう||小林和彦||後藤真砂子
 
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|第60話||6月1日||新マネージャー大苦戦! やっぱり南が一番||柳川茂||池田はやと||山崎友正||福山映二
 
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|第61話||6月8日||オイ柏葉! 南を賭けて勝負だ!!||高星由美子||-||水谷貴哉||清水恵子
 
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|第62話||6月15日||セピア色の2人! 南と新田の海岸物語||金春智子||芝山努||箕ノ口克己||金子勲
 
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|第63話||6月22日||サングラスの奥の秘密! 柏葉は何者?||水城ゆう||rowspan="3"|-||永丘昭典||窪秀己
 
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|第64話||6月29日||仁義なき練習試合! 鬼監督のお手並拝見||土屋斗紀雄||坂田純一||河村佳江
 
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|第65話||7月6日||ガンバレ南! ギブ・アップは似合わない!||rowspan="2"|並木敏||小林和彦||後藤真砂子
 
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|第66話||7月13日||南が生徒会長? アイドルは何かと大変!||殿河内勝||山崎友正||福山映二
 
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|第67話||7月20日||ムムッ見えてきたぞ! 柏葉監督の正体!!||萩田寛子||rowspan="2"|-||水谷貴哉||清水恵子
 
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|第68話||7月27日||ストップ・ザ・達也! 由加のむりやりデート作戦!!||水城ゆう||池田はやと||江口摩吏介
 
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|第69話||8月3日||夢は甲子園! 退部届はあわてずに!!||高星由美子||小鹿英吉||吉田健次郎||金子勲
 
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|第70話||8月17日||夏まじか! どこまで続く落ちこぼれ騒動||柳川茂||rowspan="2"|-||永丘昭典||鈴木大司
 
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|第71話||8月24日||夏合宿突入! 鬼監督が待っている!!||萩田寛子||坂田純一||河村佳江
 
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|第72話||8月31日||鬼より恐い? お嬢様由加の合宿料理!!||水城ゆう||池田はやと||山崎友正||福山映二
 
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|第73話||9月7日||包丁人由加! グルメの道は険しく遠い!!||柳川茂||rowspan="3"|-||水谷貴哉||清水恵子
 
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|第74話||9月14日||遂にきた! 南と由加のクッキング大戦争||萩田寛子||鈴木卓夫||江口摩吏介
 
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|第75話||9月21日||お料理騒動完結!? 隠し味は南のスパイス||[[島田満]]||小林和彦||後藤真砂子
 
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|第76話||9月28日||気にして新体操! 南は達也を待っている!?||水城ゆう||天海ひろし||岡田聡||金子勲
 
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|第77話||10月5日||予選組み合わせ決定! いよいよ夏本番!!||萩田寛子||rowspan="3"|-||rowspan="2"|永丘昭典||鈴木大司
 
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|第78話||10月12日||総集編I・浅倉南18才! ただいま青春進行形!!||rowspan="2"| ||rowspan="2"|前田実
 
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|第79話||10月19日||総集編II・ファイト明青!! 柏葉なんか怖くない||古川雅士<br />鈴木卓夫
 
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; 第4部
 
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!話数!!放送日!!サブタイトル!!脚本!!コンテ!!演出!!作画監督
 
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|第80話||10月26日||本日予選一回戦! やる気だけは負けないぜ!!||萩田寛子||-||阿部司||清水恵子
 
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|第81話||11月2日||とんでもない一回戦! 本当の敵は柏葉!?||水城ゆう||坂田純一||小柴純弥||河村佳江
 
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|第82話||11月9日||見えたぞ! 柏葉兄弟のふか〜い謎||rowspan="2"|島田満||池田はやと||山崎友正||福山映二
 
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|第83話||11月16日||どうする達也二回戦! 孝太郎大ピンチ!!||rowspan="2"|-||阿部司||清水恵子
 
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|第84話||11月23日||由加チャン危機一髪!! 押しかけデートもほどほどに||水城ゆう||小林和彦||後藤真砂子
 
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|第85話||11月30日||執念の対決?! 今頃あいつがカムバック!||萩田寛子||rowspan="2"|池田はやと||殿河内勝||[[渡辺はじめ]]
 
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|第86話||12月7日||負けてたまるか三回戦! エースの力を見せてやる!||立花あずま||山崎友正||福山映二
 
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|第87話||12月14日||意外!? 柏葉ロマンス! 南に似ている恋心||水城ゆう||rowspan="3"|-||坂田純一||河村佳江
 
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|第88話||12月21日||復讐じゃない!? NOサインで4回戦!!||萩田寛子||棚橋一徳||木場田実
 
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|第89話||12月28日||達也はエース? 背中に感じるプレッシャー!?||rowspan="2"|清水東||水谷貴哉||山内昇寿郎
 
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|第90話||'''1987年'''<br />1月4日||準々決勝! 明青VSピッチャーが3人!?||rowspan="2"|池田はやと||[[高柳哲司]]||渡辺はじめ
 
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|第91話||1月11日||番狂わせ!? まだまだ勝負は判らない!||島田満||山崎友正||福山映二
 
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|第92話||1月18日||せつないイメージ重なるネ! 達也は南の予想以上!||金春智子||rowspan="3"|-||坂田純一||河村佳江
 
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|第93話||1月25日||出た!? 監督命令! 心に傷持つ柏葉采配!||萩田寛子||棚橋一徳||柴田和子
 
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|第94話||2月1日||準決勝真最中! なるかタッちゃん大記録!||水城ゆう||水谷貴哉||山内昇寿郎
 
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|第95話||2月8日||祝決勝進出! 運命は柏葉の手の中に!||萩田寛子||池田はやと||高柳哲司||渡辺はじめ
 
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|第96話||2月15日||あと1つで甲子園! 叶えたい! 和也の約束||島田満||rowspan="3"|-||[[本郷みつる]]||後藤真砂子
 
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|第97話||2月22日||GOGO明青! 勝利に向かってプレーボール!||金春智子||水谷貴哉||山内昇寿郎
 
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|第98話||3月1日||誰のための決勝戦!? 本当の達也を見せて!||清水東||坂田純一||河村佳江
 
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|第99話||3月8日||もう後が無い!? 出るか! 柏葉サイン!||萩田寛子||棚橋一徳||[[高本宣弘]]||山本哲也
 
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|第100話||3月15日||勝つぞ明青! 甲子園は俺たちを待っている!||金春智子||rowspan="2"|池田はやと||高柳哲司||渡辺はじめ
 
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|第101話||3月22日||新しいスタートライン・上杉達也は浅倉南を…||高星由美子<br />並木敏||山崎友正||福山映二
 
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=== 再放送 ===
 
本放送終了後、[[フジテレビジョン|フジテレビ]]が[[再放送]]権を喪失してからは、様々な局で再放送が行われている。
 
 
 
地上波[[キー局]]では[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]にて[[1990年代]]中盤から[[2000年代]]中盤にかけて再放送が度々行われた<ref group="注">同じ原作者による作品『[[みゆき (漫画)|みゆき]]』『[[陽あたり良好!]]』もフジテレビで本放送された後、日本テレビにて再放送が行われたことがあった。</ref>。
 
 
 
日本テレビにおける再放送の時間帯は午前枠と午後枠に行った事例がある。1998年では[[#劇場版・TVスペシャル|スペシャル(新作)]]放送の関係から[[夏休み]]期間からスペシャル本放送前の12月上旬まで、16時台の再放送[[帯番組|帯]]枠(月曜 - 木曜)で集中的に放送された。1996年前後と2002年から2005年までは、夏休み期間の40日内で平日の午前中(多くの場合10:25 - 11:20まで)に放送。最初の期間が1部と2部、翌年の夏休みが3部と4部。これを繰り返していた(これは作品のテーマでもある[[全国高等学校野球選手権大会|夏の高校野球]]の期間と同じである)。これらの枠で再放送される際は後番組が[[フライングスタート]]の『[[ニュースプラス1]]』あるいは『[[NNNニュースダッシュ]]』前の[[ミニ番組]]枠がある関係で、番組時間を短縮する必要があった。[[主題歌|オープニング曲]]は独自に短く編集し、映像はオリジナル(ノンテロップ)で原作・監督など最低限の[[クレジットタイトル]](製作者(フジテレビ・東宝)も省略)を新たに作成した[[スーパーインポーズ (映像編集)|スーパーインポーズ]]に載せたものとなっており、エンディングは放送されない形態が多かった<ref group="注">1995年前後に[[銀河鉄道999]]が日本テレビの16時枠で再放送された場合も同様。</ref><ref group="注">フルバージョンのオープニング・エンディングも、フジテレビのクレジットを省略したものが後年番組販売用に製作されている。</ref>。[[2006年]]以降、日本テレビで再放送は行われていない。
 
 
 
[[NHK衛星第2テレビジョン|NHK BS2]]では「[[衛星アニメ劇場|夏休みアニメスペシャル]]」の枠で劇場版3部作が2006年7月23日〜25日に放送された。
 
 
 
本放送を行ったフジテレビでは1987年に再放送が行われた。また、系列局で放送されたところもある。フジテレビ系列のテレビ静岡では平日の17:25 - 17:55または16:55 - 17:24で再放送が行われていたことがある。系列外の[[全国独立放送協議会|独立局]]で放送されたケースもある。2010年11月16日及び2014年4月7日より[[東京メトロポリタンテレビジョン|TOKYO MX]]で再放送を行っている<ref group="注">TOKYO MX版の2010年11月開始放送分では前番組終了後に本映像のアイキャッチ映像をベースにした[[クロスプログラム]]が入り、その画面左下で達也役の[[三ツ矢雄二]]が「タッチ、このあとすぐ」と言う台詞が入る(2014年開始版にはこのクロスプログラムは使用されていない)。</ref>。さらに[[2013年]][[4月1日]]からは同じく独立局の[[京都放送|KBS京都]]にて再放送を行っており、平日の朝7時30分 - 8時の時間帯で放送。
 
 
 
CSでは[[キッズステーション]]がテレビアニメ版と劇場版アニメ版の放映権を取得して、1999年頃より断続的に再放送を行っている<ref group="注">それ以前の1994年頃から1997年頃まで同局において、[[ポリドール映像販売会社]](現:[[ユニバーサルミュージック (日本)]]のビデオソフト部門)によるテレビアニメ版VHSビデオ全巻の通信販売の60秒CMが放送されていた。</ref>。
 
 
 
2012年10月5日からは[[ワールド・ハイビジョン・チャンネル|TwellV]]にて、毎週金曜20:30 - 21:00の時間帯で再放送が開始され、2013年4月6日からは20:00 - 21:00に放送枠が拡大された。
 
 
 
=== 映像ソフト化 ===
 
劇場版公開終了後(1980年代後半)に、小学館を発売元・東宝を販売元とした劇場版VHSソフトと、3作品を収録した[[LD-BOX]]「タッチ 劇場版」が発売。
 
 
 
1990年代に[[キティ・フィルム|キティエンタープライズ]]を販売元としたテレビアニメ全話収録の[[LD-BOX]]「TVシリーズ レーザーディスクコレクション」が発売。1995年以降キティエンタープライズは[[ポリグラム]]傘下入りしたため(後の[[マーキュリー・レコード|キティMME]]→[[ユニバーサルシグマ]])、[[ポリドール映像販売会社]]による通信販売が行われていた。2004年11月26日に全話収録のDVD-BOXが東宝から発売。
 
* 「実写版 タッチ」の公開を記念し、2005年8月26日に劇場版3作品を収録したDVD-BOXと単巻DVDが発売された。2006年2月24日~3月24日に単巻DVDが発売。全17巻。
 
 
 
「タッチ Miss Lonely Yesterday あれから君は」のVHSソフトと[[レーザーディスク|LD]]ソフトが2000年6月に発売(発売元:小学館 販売元:東宝)「タッチ Miss Lonely Yesterday あれから君は」のDVDが2001年2月21日発売(発売元:小学館 販売元:[[バップ]])「タッチ CROSS ROAD〜風のゆくえ〜」のDVDが2001年5月21日発売。(上記DVD版と同じ)2006年3月24日に上記2作品を同時収録したDVDがバップから発売。また、同日より上記単巻DVDをマスターとしたレンタルDVDの供給をバップから開始。
 
 
 
== 劇場アニメ ==
 
劇場版はテレビアニメ版のスタッフとキャストによるものであるが、原作に忠実だったテレビアニメに対して、オリジナル要素を織り交ぜて再構成されている。例として、
 
*達也と孝太郎が和也健在の時点で親しい間柄である。(「1」)
 
*新田が1年の時点で須見工レギュラーになっている。(「1」)
 
*野球部マネージャー・西尾佐知子の名前が児島悠子に代わり教師(野球部部長)役として登場。(「1」、「2」。「2」で退職し「3」には登場しない)
 
*西村のいる勢南のユニフォームのデザインが異なる。(「2」)
 
*新田が達也に対し、逆転サヨナラホームランを放っている。(「2」)
 
*新田の妹・新田由加が登場しない。(「3」)
 
*南が新体操を辞めて野球部のマネージャーに復帰した。(「3」)
 
*明青-須見工の決勝戦の得点順が、須見工が先制し、終盤になって明青が逆転する展開となっている。(「3」。原作では明青が先制し、その後同点となって延長10回に達也のホームスチールで勝ち越す)
 
 
 
製作は、東宝、フジテレビ、グループ・タック、旭通信社など。東宝系で公開。
 
 
 
第1作である『背番号のないエース』は、2年後に公開された劇場アニメ『[[きまぐれオレンジ☆ロード#あの日にかえりたい|きまぐれオレンジ☆ロード あの日にかえりたい]]』([[望月智充]]監督)において、作中で登場人物が鑑賞する映画作品として、一部が二次使用されている。
 
 
 
=== タッチ 背番号のないエース ===
 
1986年4月12日公開。同時上映は[[吉川晃司]]主演『テイク・イット・イージー』。配給収入は9億円<ref>{{Cite journal|和書|year=1987|title=1986年邦画4社〈封切配収ベスト作品〉|journal=[[キネマ旬報]]|issue=[[1987年]]([[昭和]]62年)[[2月]]下旬号|pages=130|publisher=[[キネマ旬報社]]}}</ref>。
 
 
 
; スタッフ
 
* 原作 - あだち充
 
* 監督 - 杉井ギサブロー
 
* アニメーション監督 - 前田庸生
 
* 脚本 - [[原田眞人|原田遊人]]<ref group="注">映画監督の[[原田眞人]]であるが、息子の[[原田遊人]](当時小学生)の名前を名義に用いている。</ref>、並木敏、杉井ギサブロー
 
* 作画監督 - 前田実、遊佐和重
 
* 絵コンテ - [[永丘昭典]]、池田はやと
 
* 美術 - 金村勝義
 
* 編集 - 古川雅士
 
* 音楽 - 芹澤廣明
 
* 音響監督 - 藤山房延
 
* プロデューサー - 藤原正道、岡正、片岡義朗
 
* 制作プロデューサー - 対木重次
 
* アニメーション制作 - グループ・タック
 
* 製作 - 東宝株式会社、フジテレビジョン、旭通信社
 
 
 
; 主題歌
 
* 「[[背番号のないエース]]」(オープニング)歌 - [[ラフ&amp;レディ]]
 
* 「[[背番号のないエース|ガラスの青春(ティーンネイジ)]]」(エンディング)歌 - ラフ&amp;レディ
 
 
 
; 挿入歌
 
* 「スノー・イン・サマー」歌 - 芹澤廣明
 
* 「Dreamin' Kids」歌 - 日高のり子
 
* 「[[OH!! POPSTAR]]」歌 - [[チェッカーズ]]
 
 
 
=== タッチ2 さよならの贈り物 ===
 
1986年12月13日公開。同時上映は「[[恋する女たち (氷室冴子)#映画|恋する女たち]] 」([[斉藤由貴]]主演・[[大森一樹]]監督)。
 
 
 
; スタッフ
 
* 原作 - あだち充
 
* 総監督 - 杉井ギサブロー
 
* 監督 - はしもとなおと
 
* アニメーション監督 - 前田庸生
 
* 脚本 - [[金春智子]]
 
* 作画監督 - [[江口摩吏介]]
 
* 画面構成 - 前田実
 
* 絵コンテ - [[小林治 (アニメ演出家)|小林治]]
 
* 美術 - 金村勝義
 
* 撮影監督 - [[杉村重郎]]
 
* 編集 - 古川雅士
 
* 音楽 - 芹澤廣明
 
* 音響監督 - 藤山房延
 
* プロデューサー - 藤原正道、岡正、片岡義朗
 
* 制作プロデューサー - 対木重次
 
* アニメーション制作 - グループ・タック
 
* 製作 - 東宝株式会社、フジテレビジョン、旭通信社、小学館、オービー企画
 
 
 
; 主題歌
 
* 「さよならの贈り物」(オープニング)歌 - [[ブレッド&バター]]
 
* 「岸辺のフォトグラフ」(エンディング)歌 - ブレッド&バター
 
 
 
; 挿入歌
 
* 「哀しみのカレリア」歌 - 芹澤廣明
 
 
 
=== タッチ3 君が通り過ぎたあとに -DON'T PASS ME BY- ===
 
1987年4月11日公開。同時上映は「[[いとしのエリー (漫画)|いとしのエリー]]」([[国生さゆり]]・[[前田耕陽]]主演、佐藤雅道監督)。
 
 
 
; スタッフ
 
* 原作 - あだち充
 
* 総監督 - 杉井ギサブロー
 
* 監督 - [[永丘昭典]]
 
* アニメーション監督 - 前田庸生
 
* 協力監督 - はしもとなおと
 
* 脚本 - 高星由美子、杉井ギサブロー
 
* 作画監督 - 江口摩吏介
 
* 画面構成 - 前田実
 
* 絵コンテ - [[芝山努]]、前田康成、[[水谷貴哉]]、鈴木卓夫
 
* 美術 - 金村勝義
 
* 撮影監督 - 杉村重郎
 
* 編集 - 古川雅士
 
* 音楽 - 芹澤廣明
 
* 音響監督 - 藤山房延
 
* プロデューサー - 藤原正道、岡正、片岡義朗
 
* 制作プロデューサー - 対木重次
 
* アニメーション制作 - グループ・タック
 
* 製作 - 東宝株式会社、フジテレビジョン、旭通信社、小学館、オービー企画
 
 
 
; 主題歌
 
* 「[[君が通り過ぎたあとに -Don't Pass Me By-]]」(オープニング)歌 - [[THE ALFEE]]
 
* 「[[君が通り過ぎたあとに -Don't Pass Me By-|FOR THE BRAND-NEW DREAM]]」(エンディング)歌 - THE ALFEE
 
 
 
; 挿入歌
 
* 「18番目のサマーホリデー」歌 - 芹澤廣明
 
 
 
※挿入曲はいずれも「アニメーション タッチ オリジナル全曲集」に収録。
 
 
 
== テレビスペシャル ==
 
テレビスペシャルは、1998年に『'''タッチ Miss Lonely Yesterday あれから君は…'''』、2001年に『'''タッチ CROSS ROAD〜風のゆくえ〜'''』を[[日本テレビ放送網|日本テレビ]][[日本テレビネットワーク協議会|系列]]の『[[金曜ロードショー]]』枠で放送した。原作にないオリジナルの続編(作者の[[あだち充]]は原案者として)で、前者は大学に進学した達也と南を主軸とした物語、後者は「和也を知らない世界」での達也自身としての野球を目指して渡米し、独立系[[マイナーリーグ]]チームで投げる達也を主軸とした物語である。制作は日本テレビ、東宝、小学館、バップ、グループ・タックによるもので、2005年公開の実写映画版の制作委員会にもフジテレビではなく日本テレビが参画している。
 
 
 
=== タッチ Miss Lonely Yesterday あれから君は… ===
 
1998年12月11日放送。
 
 
 
; スタッフ
 
* 原案 - あだち充
 
* 総監督・絵コンテ - 杉井ギサブロー
 
* 監督・絵コンテ - 永丘昭典
 
* 助監督 - [[木村隆一]]
 
* 脚本 - 金春智子
 
* 作画監督 - 前田実
 
* 美術監督 - 金村勝義
 
* 撮影監督 - 渡辺英俊
 
* 編集 - 古川雅士
 
* 音楽 - 芹澤廣明
 
* 音響監督 - 藤山房伸
 
* プロデューサー - 山下洋、藤原正道、植田文郎、大島満、対木重次
 
* アニメーション制作 - グループ・タック
 
* 製作 - [[日本テレビ放送網]]、東宝株式会社、小学館、[[バップ]]、グループ・タック
 
 
 
; 主題歌
 
* 「タッチ(フライデーナイト・バージョン)」歌 - 沢井なつ美 & Quick-Times
 
* 「Hi Hi High」歌 - [[熊谷幸子]]
 
 
 
; 挿入歌
 
* 「あれから、君は…」歌 - 芹澤廣明
 
* 「Song For You」歌 - 熊谷幸子
 
 
 
=== タッチ CROSS ROAD〜風のゆくえ〜 ===
 
2001年2月9日放送。
 
 
 
; スタッフ
 
* 原案 - あだち充
 
* 総監督 - 杉井ギサブロー
 
* 監督 - 永丘昭典
 
* 監督助手 - 雄谷将仁、[[小林智樹]]、志村宏明
 
* 脚本 - 金春智子、杉井ギサブロー
 
* 総作画監督 - 前田実
 
* 作画監督 - 江口摩吏介、高田晴仁、田村一彦、阿部航
 
* 絵コンテ - 永丘昭典、杉井ギサブロー、小林治
 
* 総美術監督 - 金村勝義
 
* 美術監督 - 井置敦
 
* 撮影監督 - 舘信一郎
 
* 編集 - 古川雅士
 
* 音楽 - 芹澤廣明
 
* 音響監督 - 藤山房伸
 
* プロデューサー - 山下洋、斎春雄、植田文郎、大島満、対木重次
 
* アニメーション制作 - グループ・タック
 
* 製作 - 日本テレビ放送網、東宝株式会社、小学館、バップ、グループ・タック
 
 
 
; 主題歌
 
* 「風のゆくえ」歌 - 坂本サトル
 
 
 
; 挿入歌
 
* 「青い扉」歌 - 坂本サトル
 
* 「青春」歌 - 佐伯日菜子
 
* 「タッチ」歌 - 芹澤廣明
 
 
 
== 実写ドラマ ==
 
{{基礎情報 テレビ番組
 
| 番組名 = タッチ
 
| 画像 = <!-- [[File:|200px]] ※「File:」の後に画像ファイルを貼る。画像サイズの変更は「200px」の数字を変える。 -->
 
| 画像説明 =
 
| ジャンル = [[テレビドラマ]]
 
| 放送時間 = 月曜19:30 - 20:54
 
| 放送分 = 84
 
| 放送枠 = 月曜ドラマランド
 
| 放送期間 = [[1987年]][[6月1日]]
 
| 放送回数 = 1
 
| 放送国 = {{JPN}}
 
| 制作局 = [[フジテレビジョン|フジテレビ]]
 
| 企画 = 岡正
 
| 製作総指揮 =
 
| 監督 =
 
| 演出 = 植木善晴
 
| 原作 = [[あだち充]]
 
| 脚本 = 胡桃哲
 
| プロデューサー = [[宅間秋史]]<br />[[高橋勝]]
 
| 出演者 = [[岡本健一]]<br />[[浅倉亜季]]
 
| ナレーター =
 
| 音声 =
 
| 字幕 =
 
| データ放送 =
 
| OPテーマ =
 
| EDテーマ = 「[[月曜ドラマランド]]」と同じ
 
| 時代設定 =
 
| 外部リンク =
 
| 外部リンク名 =
 
| 特記事項 =
 
}}
 
[[フジテレビジョン|フジテレビ]][[フジネットワーク|系列]]の「[[月曜ドラマランド]]」(毎週月曜日19:30 - 20:54、[[日本標準時|JST]])で1987年6月1日に放送された。
 
 
 
南役は1986年に開催されたミス南コンテストグランプリの[[浅倉亜季]]。達也と和也は[[男闘呼組]]の[[岡本健一]]が一人二役で演じた。プロデューサーは岡正、音楽は芹澤廣明がアニメと共通だった。
 
 
 
; 原作及びアニメ版との相違点
 
和也が車に撥ねられ、臨終のシーンが登場し、ストーリーが達也と南が和也の死から立ち直るまで描かれている。
 
 
 
アニメ版エンディングテーマ「君をとばした午後」が劇中歌で流れている。EDテーマを[[おニャン子クラブ]]が歌っている(月曜ドラマランド枠で放送していたため)。
 
 
 
達也が悪送球をしてチームが逆転負けするシーンがある。
 
 
 
原作では最終話で達也の部屋に優勝記念の盾が飾られていることで明青学園が甲子園で優勝した設定になっている。原作、アニメ共に甲子園での描写は省かれたが、『タッチ Miss Lonely Yesterday あれから君は…』では決勝相手の尾知商業を3-2で破り優勝している。このとき達也は151km/hを投げ、その後ドラフトを断り大学に進学する。南も[[インターハイ]][[新体操]]で個人総合優勝を果たしている。
 
 
 
; キャスト
 
* 上杉達也 / 上杉和也 - [[岡本健一]]
 
* 浅倉南 - [[浅倉亜季]]
 
* [[芹沢直美 (アイドル)|芹沢直美]]
 
* 水沢絵里
 
* [[清水章吾]]
 
* [[生田悦子]]
 
* [[五月みどり]]
 
* [[小沢和義]]
 
* [[筧利夫]]
 
* [[レオナルド熊]]
 
* [[清川元夢]]
 
* [[大高洋夫]]
 
* [[宇治正高]]
 
* 木暮毅
 
* 中村晴美
 
* [[佐久間哲]]
 
* 浅野豪孝
 
* 工藤陽一
 
* 石谷泰一
 
* 山本恵美子
 
* 桑名優香
 
* 瀬崎友美
 
* [[小須田康人]]
 
* 中西一雅
 
* [[羽根田陽一]]
 
* 新名裕
 
* [[森奈津子]]
 
* 伏見哲
 
* [[城谷光俊]]
 
* 山崎功順
 
* 清水貴美
 
* [[平辻朝子]]
 
 
 
; スタッフ
 
* 脚本 - 胡桃哲
 
* 演出 - 植木善晴
 
* 企画 - 岡正
 
* 企画プロデューサー - 宇佐美廉
 
* プロデューサー - [[宅間秋史]]、[[高橋勝]]
 
* 制作協力 - オービー企画、[[ジャニーズ事務所]]、[[テクノマックス|ACT(現:テクノマックス)]]、[[フジアール|フジテレビ美術センター(現:フジアール)]]
 
* 制作 - フジテレビ、[[アズバーズ]]
 
 
 
== 実写映画 ==
 
{{Infobox Film
 
| 作品名 = タッチ
 
| 原題 =
 
| 画像 =
 
| 画像サイズ =
 
| 画像解説 =
 
| 監督 = [[犬童一心]]
 
| 脚本 = 山室有紀子
 
| 原案 =
 
| 原作 =
 
| 製作 = [[本間英行]]<br />山中和成
 
| 製作総指揮 =
 
| ナレーター =
 
| 出演者 = [[長澤まさみ]]<br />[[斉藤祥太]]<br />[[斉藤慶太]]
 
| 音楽 = [[松谷卓]]
 
| 主題歌 = [[YUKI (歌手)|YUKI]]「[[歓びの種]]」
 
| 撮影 = [[蔦井孝洋]]
 
| 編集 = [[普嶋信一]]
 
| 制作会社 =
 
| 製作会社 =
 
| 配給 = [[東宝]]
 
| 公開 = {{flagicon|JPN}} 2005年9月10日
 
| 上映時間 = 116分
 
| 製作国 = {{JPN}}
 
| 言語 = [[日本語]]
 
| 製作費 =
 
| 興行収入 = 12億円
 
| 前作 =
 
| 次作 =
 
}}
 
2005年に[[東宝]]系で公開。主演は[[長澤まさみ]]。達也と和也の役を双子の[[斉藤祥太]]・[[斉藤慶太|慶太]]兄弟が演じている。原作ベースにしたオリジナルストーリーとなっている。
 
 
 
; 原作との相違点
 
主役が達也から南に変更。原作では連載開始時から既に他界していた南の母が登場(但し回想シーンのみ)。南が野球部に正式に退部届を提出した。南が[[新体操]]部員ではないため、[[レオタード]]姿も無し(当初はあだちの要望により、新体操をするシーンを出す予定だった)。
 
 
 
達也の甲子園出場年次が原作では3年だが映画版では2年。和也は[[スライダー (球種)|スライダー]]も投げていた。達也が[[少年野球]]の経験あり。
 
 
 
明青学園は原作では東東京地区であったが、映画版では西東京地区。柏葉監督、西村勇、新田由加、佐々木など、登場しないキャラクターがいる。佐々木が登場しないことに伴い、対戦相手データ収集は南が行なったことになっている。応援席で原田の隣にいるのが南でなく、ソノコという新登場人物。西尾監督のキャラが大きく違い、娘の佐知子も登場しない。
 
 
 
明青学園 - 須見工の決勝戦で、先攻後攻が逆(明青学園が後攻)、達也のホームスチールが単独ではなく一塁三塁の場面であり、さらにアウトになる。また、最後の新田との対戦がホームランでサヨナラになるようなピンチではなくなっている。須見工のユニフォームが無地ではなく、縦縞になっている。ロゴもローマ字から漢字の縦書きに替わっている。新田が左バッターになっている(右投左打)。そのため、最後のシーンではショートがサードではなくセカンドのほうに寄るよう孝太郎から指示が出ている。
 
 
 
; キャスト
 
{{Main|タッチの登場人物}}
 
 
 
* 浅倉南 - [[長澤まさみ]](少女時:[[奈良瞳]]・[[矢吹奈子]]{{refn|group="注"|現在は[[HKT48]]のメンバー。映画公開当時、子役として活動していた。}}<ref>{{Cite news|url=http://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/1510553.html|title=HKT矢吹奈子、映画「タッチ」南役にメンバー驚き|newspaper=nikkansports.com|publisher=日刊スポーツ新聞社|date=2015-07-21|accessdate=2016-04-23}}</ref>)
 
* 上杉達也 - [[斉藤祥太]](少年時:[[渋谷龍生]])
 
* 上杉和也 - [[斉藤慶太]](少年時:[[渋谷樹生]])
 
* 原田正平 - [[RIKIYA]]
 
* 松平孝太郎 - [[平塚真介]]
 
* 黒木武 - [[上原風馬]]
 
* 日向小百合 - [[安藤希]]
 
* 新田明男 - [[福士誠治]]
 
* 上杉晴子 - [[風吹ジュン]]
 
* 矢部ソノコ - [[若槻千夏]]
 
* 岡本先生 - [[徳井優]]
 
* 部長先生 - [[山崎一]]
 
* 体育教師 - [[高杉亘]]
 
* ボクシング部監督 - [[渡辺哲]]
 
* ボクシング選手 - [[内山高志]](現・WBA世界[[スーパーフェザー級]]王者)
 
* 浅倉しのぶ - [[生田智子]]
 
* 津川英二 - [[本田博太郎]]
 
* 上杉信悟 - [[小日向文世]]
 
* 浅倉俊夫 - [[宅麻伸]]
 
* 草野球チーム([[茨城ゴールデンゴールズ]])監督・欽ちゃん - [[萩本欽一]]
 
 
 
; スタッフ
 
* 監督 - [[犬童一心]]
 
* 製作 - [[本間英行]]
 
* プロデューサー - 山中和成
 
* 原作 - [[あだち充]]/『タッチ』(小学館/少年サンデーコミックス刊)
 
* 脚本 - 山室有紀子
 
* 撮影 - [[蔦井孝洋]]
 
* 視覚効果プロデュース - [[小川利弘]]
 
* 美術 - 小川富美夫
 
* 編集 - [[普嶋信一]]
 
* 音楽 - [[松谷卓]]
 
* 照明 - 疋田ヨシタケ
 
* 録音 - 矢野正人
 
* VFXスーパーバイザー - 坂美佐子、荒木史生
 
* VFXディレクター - [[太田垣香織]]
 
* 助監督 - 熊澤誓人、[[兼重淳]]
 
* 製作統括 - [[島谷能成]]、[[亀井修]]、[[奥野敏聡]]、平井文宏
 
* 音響制作 - [[東宝サウンドスタジオ]]
 
* 映像制作 - [[東宝映像美術]]
 
* 制作 - [[東宝映画 (企業)|東宝映画]]
 
 
 
; 「タッチ」制作委員会
 
* [[小学館]]
 
* [[日本テレビ放送網|日テレ]]
 
* [[東宝]]、
 
* [[オー・エル・エム]]
 
 
 
; テーマ曲
 
* 主題歌 - 「[[歓びの種]]」歌 - [[YUKI (歌手)|YUKI]]
 
* 挿入歌 - 「タッチ」歌 - [[ユンナ]]
 
* 挿入歌 - 「夢の続き」歌 - ユンナ
 
 
 
; 主なロケ地
 
* [[群馬県]][[高崎市]]・[[群馬県立高崎東高等学校]]
 
* [[埼玉県]][[さいたま市]]・[[埼玉県営大宮公園野球場]]
 
 
 
長澤まさみの出身地([[静岡県]][[磐田市]])を[[遠鉄バス|バス]]の運行エリアとする[[遠州鉄道]]が、[[ICカード]]「[[ナイスパス (遠州鉄道)|ナイスパス]]」利用者を対象に、当映画の[[試写会]]に抽選で招待するキャンペーンを行った。[[浜松市]]の[[TOHOシネマズ]]では「ナイスパス」提示による当映画の料金割引も実施した。
 
 
 
== ゲーム ==
 
テレビアニメと映画を制作した東宝より、ゲーム化作品が発売された。
 
; タッチ 
 
: パソコン[[PC-8800シリーズ|PC-8801/SR]]向けの[[アドベンチャーゲーム]]。1987年1月に発売。
 
{{コンピュータゲーム
 
| Title = シティ・アドベンチャー<br />タッチ<br />ミステリー・オブ・トライアングル
 
| Genre = [[アクションゲーム]]
 
| Plat = [[ファミリーコンピュータ]]
 
| Dev = [[コンパイル (企業)|コンパイル]]
 
| Pub = [[東宝]]
 
| Play = 1 - 2人
 
| Media = [[ロムカセット]]
 
| Date = [[1987年]][[3月14日]]
 
| Sale = <!-- 出荷・販売本数 -->
 
| etc = <!-- その他の情報 -->
 
}}
 
; シティ・アドベンチャー タッチ ミステリー・オブ・トライアングル
 
: [[ファミリーコンピュータ]]向けの[[アクションゲーム]]。1987年3月14日発売。
 
: 異次元空間に落ちた愛犬パンチの10匹の子供たちを助けるために、上杉達也・和也の双子と幼馴染のヒロイン浅倉南の3人が異次元に向かい、パンチで攻撃したり野球のボールなどを投げて異次元の敵と戦うという設定<ref name="FCmanual">シティ・アドベンチャー タッチ ミステリー・オブ・トライアングル 取扱説明書</ref><ref name="exmax">{{Cite |和書 |author= |title=EX MAX! 2008年6月号 |date=2008-4-26 |publisher=[[ぶんか社]] |page=114 }}</ref><ref name="natsukashi">{{Cite |和書 |title=懐かしファミコン パーフェクトガイド |date=2016-6-1 |publisher=マガジンボックス |series=M.B.MOOK |page=17 }}</ref><ref name="choufami">{{Cite |和書 |chapter=タッチ ミステリー・オブ・トライアングル |title=超ファミコン(電子書籍版) |date=2013-11-1 |publisher=[[太田出版]] |ref={{SfnRef|}} }}</ref>。野球についてはボールを投げる点ぐらいであり、原作の世界観とは大きく異なるゲーム内容となっている<ref name="exmax"/><ref name="choufami"/>。
 
: 攻撃力0の浅倉南を引き連れながら、無駄に多くて強い敵を倒しながら広いフィールドを歩き回るゲーム内容であり、難易度は高い<ref name="exmax"/>。
 
: クリア同然の状態から始められるパスワードが存在するが、原作およびファンを馬鹿にしたような非常に下品なパスワードであったため、これにあだちが激怒し、原作をゲーム化することが二度とできなくなったといわれている<ref name="exmax"/><ref name="natsukashi"/><ref group="注">ただし、このゲームが発売されたあとも、1987年12月に『[[陽あたり良好!]]』([[PC-8800シリーズ|PC-8801/SR]])が発売されており、その後も2009年2月に発売された『[[サンデー×マガジン 熱闘!ドリームナイン]]』([[ニンテンドーDS]])に本作より[[上杉達也]]、『[[H2 (漫画)|H2]]』より[[H2の登場人物#主要人物|国見比呂]]、『[[クロスゲーム]]』より樹多村光が出演している。</ref>。{{-}}
 
 
 
== ミュージカル ==
 
子供向けに翻案したミュージカル([[バヤリース|バャリース]]MUSICAL 主催 フジテレビジョン)が[[1987年]]春、上演された。[[坂上忍]](上杉達也・和也)、[[工藤夕貴]](浅倉南)、[[林家正蔵 (9代目)|林家こぶ平]](現・九代目林家正蔵)(松平孝太郎)、[[柄沢次郎]](新田明男)、[[岡本舞子]](新田由加)出演。
 
 
 
ストーリーは原作に準拠していたが、オリジナルの歌が入るため、原作の雰囲気とは大きく異なる。
 
 
 
== ラジオ ==
 
『[[オールナイトニッポン]]』の[[特別番組]]として、'''浅倉南のオールナイトニッポン'''(あさくらみなみ-)が放送された。パーソナリティーは浅倉南役の[[日高のり子]]。放送時間は[[2004年]][[9月29日]] 水曜1部 深夜 25:00~27:00。タッチのアニメ20周年とアニメ版DVD-BOX発売を記念して放送され、日高以外にも上杉達也役の[[三ツ矢雄二]]や上杉和也役の[[難波圭一]]も登場。浅倉南としてのトークはオープニングのみで以降は名乗ってはいないものの、「私のもどかしい純愛」と題してメールを募集したほか、日高自身の当時の裏話等のトークを行った。また、日高にとってオールナイトニッポンの担当は『[[笑福亭鶴光のオールナイトニッポン]]』以来となった。
 
 
 
== その他 ==
 
週刊少年サンデーと週刊少年チャンピオン両誌の印刷を請け負っていた印刷所で原稿の混入が起こり、第40話が前週の週刊少年チャンピオンにフライングして掲載されてしまう出来事があった。二百部が大阪に出回った。
 
 
 
劇場アニメ第1作である『背番号のないエース』は、1988年に公開された劇場アニメ『[[きまぐれオレンジ☆ロード#あの日にかえりたい|きまぐれオレンジ☆ロード あの日にかえりたい]]』の中で、登場人物が映画館で鑑賞する映画として一部が二次使用されている。
 
 
 
2014年、『[[雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!]]』にて「タッチ芸人」と題して特集を組まれた。
 
 
 
== 脚注 ==
 
{{脚注ヘルプ}}
 
=== 注釈 ===
 
{{Reflist|group=注}}
 
=== 出典 ===
 
{{Reflist|2}}
 
 
 
== 参考文献 ==
 
{{脚注の不足|date=2016年10月|section=1}}
 
* 根岸康雄取材・文『オレのまんが道2 まんが家インタビュー』([[1990年]]、小学館)
 
* [[夏目房之介]]『消えた魔球 熱血スポーツ漫画はいかにして燃えつきたか』([[1991年]]、[[双葉社]])
 
* 『別冊宝島288 70年代マンガ大百科』([[1996年]]、[[宝島社]]) - スポ根ものとの関係。
 
* [[岡田斗司夫]]『オタク学入門』(1996年、[[太田出版]]) - 「少年マンガ国盗物語」でマンガ誌の部数争いにおいて果たした役割に言及。
 
* 夏目房之介『マンガはなぜ面白いのか その表現と文法』([[1997年]]、[[NHK出版|日本放送出版協会]])
 
* 西村繁男『まんが編集術』([[1999年]]、[[白夜書房]]) - ライバル誌だった『[[週刊少年ジャンプ]]』からの見方。
 
* [[米澤嘉博]]『戦後野球マンガ史 手塚治虫のいない風景』([[2002年]]、[[平凡社]])
 
* [[大塚英志]]『キャラクター小説の作り方』([[2003年]])、[[講談社現代新書]]) - ラブコメマンガ史における位置。
 
* [[伊集院光]]『球漫 野球漫画シャベリたおし!』([[2003年]]、[[実業之日本社]])
 
* 宇都宮滋一『「ダメ!」と言われてメガヒット 名作マンガの知られざる制作現場』([[2004年]]、東邦出版)
 
* 夏目房之介『マンガの深読み、大人読み』([[2004年]]、イーストプレス)
 
* [[竹熊健太郎]]『マンガ原稿料はなぜ安いのか? 竹熊漫談』(2004年、イーストプレス)
 
 
 
== 外部リンク ==
 
* テレビアニメ
 
** [http://www.toho-a-park.com/touch-tv/ タッチ - 東宝]
 
** [http://www.mxtv.co.jp/touch/ TOKYO MX内 アニメHP]
 
* 劇場アニメ
 
** {{Allcinema title|149741|タッチ 背番号のないエース}}
 
** {{Kinejun title|17670|タッチ 背番号のないエース}}
 
** {{Movie Walker|mv17491|タッチ 背番号のないエース}}
 
** {{Eigacom title|41449|タッチ 背番号のないエース}}
 
** {{Allcinema title|149977|タッチ2 さよならの贈り物}}
 
** {{Kinejun title|17777|タッチ2 さよならの贈り物}}
 
** {{Movie Walker|mv17598|タッチ2 さよならの贈り物}}
 
** {{Eigacom title|41450|タッチ2 さよならの贈り物}}
 
** {{Allcinema title|150088|タッチ3 君が通り過ぎたあとに -DON'T PASS ME BY-}}
 
** {{Kinejun title|17818|タッチ3 君が通り過ぎたあとに -DON'T PASS ME BY-}}
 
** {{Movie Walker|mv17639|タッチ3 君が通り過ぎたあとに -DON'T PASS ME BY-}}
 
** {{Eigacom title|41451|タッチ3 君が通り過ぎたあとに -DON'T PASS ME BY-}}
 
* テレビスペシャル
 
** [http://www.vap.co.jp/touch/index.html TVスペシャル「タッチ」] - バップによる作品紹介
 
* 実写映画
 
** [http://blogs.yahoo.co.jp/coffee_minamikaze2005/ Coffee南風] - 映画版の公式ブログ
 
** {{Allcinema title|322113|タッチ}}
 
** {{Kinejun title|36747|タッチ}}
 
** {{Movie Walker|mv34904|タッチ}}
 
** {{Eigacom title|1714|タッチ}}
 
** {{IMDb title|0489569|タッチ}}
 
 
 
{{前後番組
 
|放送局=[[フジテレビジョン|フジテレビ]][[フジネットワーク|系列]]
 
|放送枠=[[フジテレビ系列日曜夜7時台枠のアニメ|日曜19時台前半枠]]
 
|番組名=タッチ
 
|前番組=[[Gu-Guガンモ]]
 
|次番組=[[陽あたり良好!]]
 
}}
 
 
 
{{タッチ (漫画)}}
 
{{あだち充}}
 
{{小学館漫画賞少年少女部門}}
 
{{グループ・タック}}
 
{{杉井ギサブロー監督作品}}
 
{{ときたひろこ監督作品}}
 
{{永丘昭典監督作品}}
 
{{リダイレクトの所属カテゴリ
 
|collapse=
 
|header=この記事は以下のカテゴリでも参照できます
 
|redirect1=タッチ 背番号のないエース
 
|1-1=日本のテレビアニメの劇場版
 
|1-2=1986年のアニメ映画
 
|1-3=杉井ギサブローの監督映画
 
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|2-1=日本のテレビアニメの劇場版
 
|2-2=1986年のアニメ映画
 
|redirect3=タッチ3 君が通り過ぎたあとに -DON'T PASS ME BY-
 
|3-1=日本のテレビアニメの劇場版
 
|3-2=1987年のアニメ映画
 
|3-3=永丘昭典の監督映画
 
|redirect4=CITY ADVENTURE タッチ MYSTERY OF TRIANGLE
 
|4-1=1987年のコンピュータゲーム
 
|4-2=ファミリーコンピュータ用ソフト
 
|4-3=コンパイルのゲームソフト
 
}}
 
  
 
{{デフォルトソート:たつち}}
 
{{デフォルトソート:たつち}}

2018/9/23/ (日) 16:53時点における最新版

タッチ

あだち充による日本漫画作品。『週刊少年サンデー』(小学館)に1981年から1986年まで連載された。

双子の兄弟が幼馴染みのマネージャーとともに野球部で甲子園をめざす青春漫画。

小学館少年サンデーコミックス全26巻。第28回(1982年)小学館漫画賞 少年・少女部門受賞。

1985年~1987年フジテレビ系列でアニメが放映。

1986年~1987年にかけて劇場用アニメが3作品公開されたほか、2005年には犬童一心監督による実写映画が公開された。



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