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+
[[ファイル:Pitching 3.jpg|サムネイル|左]]
{{出典の明記|date=2018年7月}}
 
{{国際化|date=2018年7月|領域=日本}}
 
{{Otheruses|球技のソフトボール|パンクロックバンド|SOFTBALL}}
 
 
{{スポーツ
 
{{スポーツ
| 画像 = [[ファイル:Pitching 3.jpg|200px]]
+
| 画像 =  
| 見出し = 投手のピッチング
 
 
| 競技統括団体 =[[世界野球ソフトボール連盟]]
 
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| 通称 =  
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| ボール = ソフトボール
 
| ボール = ソフトボール
 
}}
 
}}
'''ソフトボール'''(Softball)は、[[野球]]から派生した野球のような[[球技]]で、野球とは投げ方、グラウンドサイズ、使用球、ルールなどが大きく異なっている。野球に比べ、狭い土地でも行うことができ、ボールが野球と比べて安価なため、貧しくても楽しむことができる。日本において'''塁球'''(るいきゅう)ともいう。
+
'''ソフトボール'''(Softball)
  
世界では[[北アメリカ]][[アメリカ合衆国]]・[[カナダ]]、[[アフリカ]]の[[ボツワナ]]、[[アジア]]の[[日本]]、[[オセアニア]]の[[ニュージーランド]]、[[オーストラリア]]、[[パプアニューギニア]]などで女性を中心に行われている。{{要出典範囲|特にアメリカ合衆国においては|date=2018年7月}}レクリエーション・スポーツとして認識され、ソフトボール専用のフィールドも存在し、{{要出典範囲|日本における[[軟式野球]]のような位置づけとして親しまれている|date=2018年7月}}。
+
9人編成の 2チームが,ボール,バット,グローブなどの用具を用いて交互に攻守を行ない,通常 7イニングでの得点の累計により勝敗を決める競技。少年や女子にも楽しめるように,[[野球]]の用具やルールを改めたもの。投手が速い球を投げるファーストピッチソフトボールと,遅い球を投げる[[スローピッチソフトボール]]があり,日本では一般的にファーストピッチソフトボールをさす。1887年アメリカ合衆国のシカゴで屋内野球として考案され,1920年頃から屋外で行なわれるようになった。1933年から全米選手権大会が実施され,1952年に国際ソフトボール連盟 ISFが設立された。日本には 1921年大谷武一によって紹介され,第2次世界大戦後盛んになり,1949年には日本ソフトボール協会が設立された。野球とのおもな相違点は,(1) 塁間距離が 18.29mで,約 9m短い,(2) 投手の投球は下手投げのみ,(3) 投球前に走者は離塁できない,(4) 1試合は通常 7イニング,などである。投手戦が多いため,その後促進ルールとしてタイブレーカー(タイブレークともいう)が採用された。規定の 7回を終えて両チーム同点の場合,延長 8回以降前の回の最終打者を 2塁に置いた状態の無死 2塁からプレーを開始し,勝者が決まるまで試合を行なう。1996年[[アトランタ・オリンピック競技大会]]から女子の正式競技に採用された。しかし,国際的な普及度が低いことを理由に 2012年の[[ロンドン・オリンピック競技大会]]から実施競技からはずされた。
 
 
== 歴史 ==
 
[[1887年]]の[[感謝祭]]の日、[[アメリカ合衆国]][[イリノイ州]][[シカゴ]]において[[ジョージ・ハンコック]]が[[冬季]]に野球を練習するためのスポーツとして発明した。そのため当時は"インドア・ベースボール"や"プレイグラウンドボール"と呼ばれていた。
 
 
 
日本における最初のソフトボールは、[[1921年]]([[大正]]10年)アメリカ留学から帰国した[[東京高等師範学校]]教授 [[大谷武一]]や[[石黒寅次]]によって、学校体操科の遊戯として紹介されたことにはじまる。石黒寅次は、日本初の国際審判員であり、昭和天皇からの勲章をはじめ、総理大臣からも数々の賞を授与された。
 
 
 
== ソフトボールのルール ==
 
=== ファストピッチルール ===
 
投手は打者に対して下手投げでボールを投げる。この際、手首が必ず体側線を通過していなくてはならない。腕を[[風車]]のように1回転させて投げる[[ウインドミル (投球法)|ウィンドミル]]投法が有名。腕を後ろに振り上げてから投げ下ろす[[スリングショット (投球法)|スリングショット]]投法もあるが、現在ではほとんど用いられていない。
 
 
 
日本ではファストピッチルールが一般的なルールとして認識されており、オフィシャルルールブックでも下記のスローピッチに対して、前のページに記載されている。[[国民体育大会]]や[[インターハイ]]などで採用されているルールはこちらである。
 
 
 
=== スローピッチルール ===
 
日本では主に野球に近いファストピッチルールで行われているが、アメリカではレクリエーションとして打撃を楽しむためのスローピッチルールでのゲームをすることが多い。スローピッチルールは様々な年齢層の人々がソフトボールをプレイするために様々なルール上の違いがある。以下、主なファストピッチルールとの違いを記す。
 
 
 
*ピッチャーの投げる投球は山なりで1.5m - 3.0mの高さ(日本ソフトボール協会の場合)でなければならず、ウインドミル投法は禁止
 
*2ストライク後のファウルは三振扱いでアウトになる
 
*バント、盗塁、スライディング、ホームでのクロスプレーは禁止
 
*ワイルドピッチ、パスボールでも走者は進塁できない
 
*敬遠はボールを投げなくても審判にその旨を伝えればよい<ref>このルールは現在ファストピッチでも広がってきている。(野球でいう申告敬遠)</ref>
 
*死球(デッドボール)になっても、一塁に進むことができない
 
*二塁、三塁も一塁と同様に駆け抜けてもオーバーランにはならない
 
*守備はファストピッチルールの9人に1人を加えた10人で行い、ショートフィルダーと呼ばれる10人目の選手は、どこを守ってもよい
 
 
 
以上は、日本ソフトボール協会のルールブックで定められた一般的なルールであるが、これとは別に安全性を重視したルールが採用される場合ある。二塁、三塁にもダブルベースを設置、走者と守備側のクロスプレーによる危険性を排除するため、本塁(ホームプレート)とは別に走者が最後に踏むべきベースであるスコアリングプレートを設置するといった例がある。これらは、[http://www.sports-fukushima.or.jp/Life_Long/NewSports/jss.htm ジョイフル・スローピッチルール]、 [http://www.makule14.com/daiamond.html 全日本健康スローピッチソフトボール連盟ルール]で採用されている。
 
 
 
スローピッチソフトボールは、上記のようにレクリエーションの要素が強く個々の大会でローカルルールが採用される場合もあるため、事前にルールを確認することが望ましい。
 
 
 
また、日本の中学校において2012年から必修となる学校体育ソフトボールもスローピッチルールを基本としている。
 
 
 
=== 野球との代表的な相違点 ===
 
*投手板はあるが[[マウンド]]はなく、ピッチャーズサークル内も他のグラウンドと同じく平坦である。
 
*フィールドの形状は四分円が原則とされる。そのため、本塁から外野フェンスまでの距離はどこをとっても均一となる。また、芝は通常外野のみに敷かれ、内野部分は土のグラウンドが一般的である。
 
*塁間は60フィート(18.29m)で、野球の三分の二の距離である。また外野フェンスまでの最低距離も女子220フィート(67.06m)、男子250フィート(76.26m)と短めになっている。
 
*一塁ベースはダブルベース(白色ベースとオレンジ色のベースがくっついたものであり、両方とも同じ大きさ)を用いる。このダブルベースの置き方は、白色ベースが内側、オレンジ色のベースが外側で、一塁線をまたぐように置く。基本的に野手は白色、打者走者はオレンジ色のベースを使用する(ただし、走者は白色ベースを使用しなければならない)。打者が打撃後、一塁で最初のプレイが行われる場合、打者走者は一塁上のクロスプレーによる野手との接触を避けるため、ファウルラインの外側に設けられたオレンジ色のベースを踏む。一塁を通過して次の塁に進塁する場合などは白色ベースを使用してもよい。
 
*投球は、[[ウインドミル (投球法)|ウインドミル]]や[[スリングショット (投球法)|スリングショット]]、[[エイトフィギュア]]のいずれかの下手投げで行う。この際、肘と手首が体側を通過しなければならない。腕の回転は2回以上回転させるとイリーガルピッチ(不正投球)となる。
 
*イリーガルピッチを行うと、打者には1ボール、走者がいる場合は1つの[[安全進塁権]]が与えられる。野球におけるボークに相当するが打者のボールカウントの変化の有無が異なる。
 
*球種にも野球と異なる点があり、[[ライズボール]]という下から浮き上がる変化球がある。また、反対に落ちるボールは[[ドロップボール]]と呼ばれる。基本的にソフトボールの投球には[[直球|ストレート]]という球種はなく、ライズ系のファストボール、ドロップ系のファストボールといった具合に呼ばれている。
 
*野球のボールデッド、インプレイに加えて、[[ディレードデッドボール]]という一種の[[アドバンテージ]]ルールがある。
 
*ピッチャーが打者への投球でボールをリリースする瞬間より前に離塁をするとその[[走者]]はアウトとなり、その時の投球以降のプレーはすべて無効となる。基本的に投手がピッチャーズサークル(投手板の中心を基準にして半径2.44mの円)内に球を持って入っている場合は走者は離塁できない。
 
*[[イニング]]は7回制で行う。7回の裏終了時点で決着がつかない場合、8回からは無死二塁の状態から始まる[[タイブレーク|タイブレーカー]]を用いた延長戦を行う。その際二塁走者は前のイニングで最後に打撃を完了した選手が入る(この際、二塁走者に代走を起用しても差し支えない)。
 
*スターティングメンバーのみ、一度交代し試合から退いた後も、もう一回のみ再び同じ打順に復帰することができるリエントリー制度がある。そのため、試合の序盤から代走が起用される事も珍しくない。
 
*日本の[[女子]]選手は[[ヘッドスライディング]]を用いることが多い。
 
*[[日本野球機構|NPB]]の[[パシフィック・リーグ]]、[[メジャーリーグベースボール|MLB]]の[[アメリカン・リーグ]]などで採用されている[[指名打者|DH]]制を発展させた形で、DP(Designated Player 指名選手)というルールがある。
 
**打撃を専門に行うDPと、DPの守備だけを代わりに行うFP(Flex Player)(DEFO/DEFence Only)をスターティングメンバーに入れる事ができ、その場合は10名で試合を行うことになる。
 
**DPを使うか使わないかは任意であるが、スターティングメンバーにDPを使わなかった場合、試合途中からDPを使うことはできない。
 
**FP(DEFO)の守備位置に制限はなく、どの守備位置につかせてもよい。
 
**DP・FP(DEFO)の選手にもリエントリー(再出場)が認められる。
 
**DPの選手はいつでもFP(DEFO)の選手の守備も兼ねることが出来る。また、FP(DEFO)の選手はいつでもDPの選手の打撃を兼ねることが出来る。
 
**DPの選手とFP(DEFO)の選手が完全に入れ替わり、DPだった選手が守備のみを、FP(DEFO)だった選手が打撃のみを行うことはできない。
 
**DPはいつでもFP(DEFO)以外の選手の守備も兼務する事が出来る。但し、兼務でのスタートは認められない(プレイボール直後の申告は認められる)
 
**DPが守備を兼ねた選手は打撃だけを行う。(この選手を打撃専門選手(OPO/OFFENSIVE PLAYER ONLYと呼ぶ))つまり試合から退く(打順表から抜ける)ことはなく、打順が来れば打席に立つ。
 
**DPがFP(DEFO)の守備を兼務した場合はFP(DEFO)は試合から退き、試合に出場している選手は10人から9人になる。
 
**FP(DEFO)がリエントリー(再出場)する場合は、10人目の守備専門選手に戻る(出場選手は9人から10人)か、DPの打撃を兼ねる(出場選手は9人のまま)かのどちらかとなる。
 
**DEFOという呼称は2006年からISF(国際)ルールでは[[フレックスプレイヤー]](Flex Player)と改められた。
 
**日本でも2010年のJSAルール改正で[[フレックスプレイヤー]](Flex Player)と改められた。
 
 
 
== 用具 ==
 
=== ボール ===
 
[[ファイル:Softball.jpg|thumb|right|皮製ソフトボール(白色球)]]
 
野球同様、本来は皮革を縫い合わせたものを使用する。いくつかの大きさがあるが、国際大会などで使用されるのは12インチのものである。色は、皮革部分、縫い糸とも白色が一般的であるが、[[2002年]]よりISF(国際ソフトボール連盟)主催の国際試合などでは、皮革部分:黄色、縫い糸:赤のものが使用されるようになった。内部の芯には[[コルク]]や[[カポック]]繊維、発泡[[ポリウレタン]]が用いられる。
 
 
 
日本ではそのほかに、ゴム製のものが公式球として認められており、
 
* 3号球:中学生以上の一般用。大きさは12インチのボールと同じで周囲が30.5cm
 
* 2号球:小学生向け。周囲は28.6cm
 
* 1号球:小学生・低学年向け。周囲は26.7cm。なお、小学生の[[スポーツテスト|体力テスト]]の「ソフトボール投げ」はこのボールを使用する。
 
ゴムボールも白色が基本だが、全面を黄色とするものも公認球として市販されている。
 
 
 
{| class="wikitable" style="text-align:center"
 
|+ オフィシャルボールの規格基準
 
! 名  称!! 周囲と誤差 !! 重さと誤差
 
|-
 
! 1号ボール(ゴム)
 
| 26.70cm ± 0.32cm || 141g ± 5g
 
|-
 
! 2号ボール(ゴム)
 
| 28.58cm ± 0.32cm || 163g ± 5g
 
|-
 
! 3号ボール(ゴム)
 
| 30.48cm ± 0.32cm || 190g ± 5g
 
|-
 
! 3号ボール(皮)
 
| 30.48cm ± 0.32cm || 187.82g ± 10.63g
 
|}
 
 
 
==== 日本のボールメーカー ====
 
[[日本ソフトボール協会]]が、[[2007年]]度に公認球メーカーとして認定しているのは以下の5社である。
 
* [[ミズノ|ミズノ株式会社]]
 
* [[ダルマボール|ダルマボール株式会社]](廃業)
 
* [[内外ゴム|内外ゴム株式会社]]<sup>*</sup>
 
* [[ナガセケンコー|ナガセケンコー株式会社]]<sup>*</sup>
 
* [[ダイワマルエス|ダイワマルエス株式会社]]<sup>*</sup>
 
「*」をつけたメーカーは皮製・ゴム製の両方のメーカーである。それ以外は皮製のみ。
 
<!-- 確認できるまで保留
 
# 主要な野球用品メーカーでは独自ブランドの公認球(特に皮製)を販売しているが、これらはOEM供給品である。
 
-->
 
 
 
=== バット ===
 
ソフトボールは野球と比較すると、野球より大きいボールを、野球より細いバットで打つ。
 
 
 
国内では、ボールに対応する3種のバットがあり、使用するボールに対応したバットを使わねばならない。
 
* 3号バット:3号球を使用する場合にはこのバットを使わねばならない。なお、皮ボール対応のものと、ゴムボール専用のものの区別がある。
 
* 2号バット:2号球、1号球を使用する場合に使われる。
 
* 1号バット:2号球、1号球を使用する場合に使われる。
 
 
 
材質は、木が基本で竹製なども認められているが、現在市販されている公認バットはほぼ全てアルミ等の金属製品やセラミックス製品で、グリップ部分には安全用のテープを巻くことになっている。
 
 
 
{| class="wikitable" style="text-align:center"
 
|+ オフィシャルバットの規格基準
 
! 名  称 !! 長  さ !! もっとも太い部分<br />の直径と誤差 !! 重  さ !! 安全グリップ
 
|-
 
! 1号バット
 
| 78.8cm以内 || 5.08cm以内<br />+0.79mm || 1.08kg以内 || 23.1cm以上<br />34.6cm以内
 
|-
 
! 2号バット
 
| 81.3cm以内 || 5.08cm以内<br />+0.79mm || 1.08kg以内 || 23.8cm以上<br />35.8cm以内
 
|-
 
! 3号バット
 
| 86.36cm以内 || 5.72cm以内<br />+0.79mm || 1.08kg以内 || 25.4cm以上<br />38.1cm以内
 
|}
 
 
 
このように各号のバットについては下限規定がない項目が多い。従って、極端な場合ではあるが、例えば長さ78.8cm、最大直径5.150cm、質量700g、安全テープが34cmのバットは1 - 3号のいずれにも適合する。無論、同一バットが複数の号の認定を受けることは出来ない。しかし、小学生の場合には現実に1号にも適合するバットが2号バットとして販売されていることが多い。従って、購入時には号数よりも長さや質量に注意して、自分に合ったものを選択することが肝要である。
 
 
 
== オリンピック ==
 
[[夏季オリンピック]]では、1996年の[[アトランタオリンピック|アトランタ大会]]にて、女子のみが[[野球]]と共に正式種目になった。当初はアトランタ大会限定とされたが、その後[[2008年]]の[[北京オリンピック|北京大会]]まで開催された。
 
 
 
しかし、「五輪の肥大化に歯止めをかける」との[[国際オリンピック委員会]](IOC)の方針により、[[ロンドンオリンピック (2012年)|2012年ロンドン大会]]では、野球と共に競技種目から外された。このため、関係者は[[2016年]]大会での復活を目指し、除外決定直後からPR活動を続けたものの、IOCは[[2009年]][[8月13日]]、2016年大会の開催競技には加えないことを決定した。
 
 
 
これらの過程では、男子の野球と女子のソフトボールとがペアとして扱われている。競技種目からの除外については、共に日米などの一部主要国以外の国々(特に欧州)で普及度が高いとはいえないこと、さらに野球で[[メジャーリーグ]]選手の出場がなく、世界最高レベルの競技が行われていないことが理由とされている。復活が成らなかったのも同じ理由とされたが、当該決定において追加候補とされた[[ゴルフ]]は既に様々な“頂上決戦”が存在するのに、ソフトボールにとって頂上決戦は五輪しかなく、五輪で行われることによってより普及が図れるとして、関係者から異論が出された。2020年東京大会では、男子は野球・女子はソフトボールが2種目1競技として、2008年北京大会以来の正式競技として復帰が決定した。
 
=== ページシステム ===
 
{{main|トーナメント方式#ページシステム方式}}
 
*準決勝は予選の (A) 1位と2位、 (B) 3位と4位が対戦し、 (A)の試合の勝利チームは自動的に決勝戦へ、 (B)の試合の敗者はその時点で負け抜けとなる。
 
*翌日、準決勝 (C) として、 (A) 敗者と (B) 勝者が決勝戦進出のもう1つの枠をかけて対戦し、その勝者が準決勝 (A) 勝者と優勝を争う。
 
*: [[アテネオリンピック (2004年)|2004年のアテネ五輪]]では、準決勝3試合を8月22日の1日で一括して開催し、その翌日(23日)決勝を行った。
 
:また2006年[[世界女子ソフトボール選手権|世界選手権]](北京)では予選リーグの上位8カ国(各組4位まで)が出場しているため変則な方式が採用されている。
 
:*(準々決勝)
 
::A1位vsB2位(A)、B1位vsA2位(B)→それぞれの勝者は自動的に準決勝進出。
 
::A3位vsB4位(C)、B3位vsA4位(D)→それぞれの勝者は前者はAの敗者と(E)、後者はBの敗者と(F)それぞれ敗者復活戦を行いそこで勝てば準決勝進出。
 
::準決勝進出チームは成績上4位以上確保のため[[北京オリンピック]]出場権獲得
 
:*(準決勝)
 
::Aの勝者vsBの勝者(G)→勝者は自動的に決勝戦進出。
 
::Eの勝者vsFの勝者(H)→勝者はGの敗者と3位決定戦(I)を行い、勝てば決勝戦進出。
 
:*(決勝戦)
 
::Gの勝者vsIの勝者による対戦で優勝を決める。
 
::(これらの詳細は[http://www.ntv.co.jp/softball/outline.html このサイト]を参照されたし)
 
::なお、[[中華人民共和国]]は当大会と北京五輪のホスト国であるため、ベスト4に入った場合には規定により準々決勝敗者復活戦におけるEの敗者vsFの敗者による5位決定戦(勝者が北京五輪出場)を行う。
 
<!--
 
== 選手 ==
 
;投手
 
*[[上野由岐子]]
 
*[[坂井寛子]]
 
*[[坂本直子]]
 
*[[高山樹里]]
 
;捕手
 
*[[山路典子]]
 
;内野手
 
*[[宇津木麗華]]
 
*[[宇津木妙子]]
 
;外野手
 
*[[岩渕有美]]
 
*[[斎藤春香]]
 
*[[佐藤由希]]
 
*[[山田恵里]]
 
-->
 
 
 
==日本のソフトボール・トップリーグ==
 
*[[日本ソフトボール協会]]の詳述を参照
 
 
 
=== 女子日本リーグ ===
 
[[ビックカメラ女子ソフトボール高崎|ビックカメラ高崎]](最多優勝10回)、[[トヨタ自動車]](優勝8回)[[豊田自動織機]](優勝8回)、[[太陽誘電]](優勝6回)の4チームがずば抜けた実力を持っている。
 
 
 
=== 男子日本リーグ ===
 
*男子東日本リーグ
 
デンソー、埼玉県庁クラブ、ホンダエンジニアリング、YKK、豊田自動織機、トヨタ自動車、岐阜エコデンSC、大阪グローバル
 
 
 
*男子西日本リーグ
 
ダイワアクト、平林金属、旭化成、大阪桃次郎、高知パシフィックウェーブ、ジェイテクト、オール福岡、Neo長崎、愛媛ウエスト
 
 
 
== 大学 ==
 
=== 女子 ===
 
[[日本体育大学]](最多優勝回数18回)、[[東京女子体育大学]](優勝15回)の2校がずば抜けた実力を持っている。
 
 
 
== 大会一覧 ==
 
*[[世界女子ソフトボール選手権]]大会
 
*世界男子ソフトボール選手権大会
 
*世界女子大学ソフトボール選手権大会
 
*世界男子大学ソフトボール選手権大会
 
*[[全日本総合女子ソフトボール選手権大会]]
 
*[[全日本総合男子ソフトボール選手権大会]]
 
*全日本実業団女子ソフトボール選手権大会
 
*全日本実業団男子ソフトボール選手権大会
 
*全日本クラブ女子ソフトボール選手権大会
 
*全日本クラブ男子ソフトボール選手権大会
 
*[[全日本大学ソフトボール選手権大会]]
 
*[[国民体育大会]]
 
*[[全国青年大会]]
 
*[[全国スポーツ祭典]]
 
*[[ジャパンカップ国際女子ソフトボール大会]]
 
*USAワールドカップ
 
*カナダカップ
 
*パシフィック男子ソフトボール国際大会
 
*全日本小学生ソフトボール大会
 
*春季全日本小学生ソフトボール大会
 
 
 
=== 男子 ===
 
[[日本体育大学]]([[2009年]]度インカレ優勝-最多優勝回数28回)、[[国士舘大学]](優勝4回)、[[早稲田大学]](優勝4回)の3校がずば抜けた実力を持っている。
 
近年では[[中京大学]]、[[中京学院大学]]、なども力をつけてきている。
 
*関西リーグ
 
*: [[京都産業大学]]、[[立命館大学]]、[[神戸学院大学]]、[[同志社大学]]、[[関西大学]]が他を圧する実力を持っているが、他の地域に比べ中堅層([[大阪体育大学]]、[[四天王寺大学]]、[[京都大学]]など)が厚い。
 
*東海リーグ
 
*: 15大学参加、2部制リーグ。近年、[[中京大学]]、[[中京学院大学]]がほかの大学を圧倒。次点に[[岐阜聖徳学園大学]]などが続く。
 
*: 1部:[[中京大学]]、[[中京学院大学]]、[[岐阜聖徳学園大学]]、[[日本福祉大学]]、[[愛知大学]]、[[愛知学院大学]]
 
*: 2部:[[名古屋大学]]、[[静岡大学]]、[[愛知教育大学]]、[[名古屋商科大学]]、[[中部大学]]、[[常葉大学]]、[[南山大学]]、[[名城大学]]、[[東海学園大学]]
 
*: (順不同 平成20年3月現在)
 
*[[東京都大学ソフトボールリーグ|東京都リーグ]]
 
*: 日本体育大学、国士舘大学、早稲田大学の3校を擁し、大学では最もレベルが高いリーグとされている。
 
*: 1部:[[日本体育大学]]・[[早稲田大学]]・[[国士舘大学]]・[[中央大学]]・[[学習院大学]]・[[桜美林大学]]
 
*: 2部:[[慶應義塾大学]]・[[専修大学]]・[[成蹊大学]]・[[東京農業大学]]・[[明治大学]]・[[立教大学]]
 
*: 3部:省略
 
*: (順不同 平成20年3月現在)
 
*
 
*関東リーグ
 
 
 
== ソフトボールを扱った作品 ==
 
=== 漫画 ===
 
*[[ウインドミル (漫画)|ウインドミル]]([[橋口たかし]])
 
*[[しまっていこー!]](伊藤実)
 
*[[スローステップ]]([[あだち充]])
 
*[[ソフトボールは好きかしら?]]([[中村かなこ]])
 
*[[千秋しまってこー!!]]([[重野なおき]])
 
*[[美晴♥ライジング]]([[大谷じろう]])
 
*ライジング([[わたべ淳]])
 
*[[高校デビュー]]([[河原和音]])
 
 
 
=== 映画 ===
 
*[[ソフトボーイ]](2010年公開)
 
*[[私たちの時代]](2011年公開)
 
*[[ソフテン!]](2014年公開)
 
 
 
=== テレビアニメ ===
 
*[[ふたりはプリキュア Splash Star]](日向咲)
 
 
 
=== テレビドラマ ===
 
*[[初森ベマーズ]](2015年)
 
 
 
=== ノンフィクション ===
 
*回れ、風車([[山際淳司]])
 
 
 
== 著名なソフトボール経験者 ==
 
*[[岡本綾子]] - [[プロゴルファー]]。[[ダイワボウホールディングス|大和紡績]]ソフトボール部の選手(エース兼4番打者)として[[1971年]]の和歌山国体で優勝。その後に[[ゴルフ]]へ転向。
 
*[[今いくよ・くるよ]] - [[漫才]]コンビ。高校時代に全国大会で準優勝を経験(記事内の該当項目参照)。シドニーから北京にかけ、オリンピックでは3大会連続で日本代表を現地で応援<ref>[http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2008/08/12/12.html]{{リンク切れ|date=2017年9月}}</ref>。
 
*[[北陽]] - [[お笑いタレント|お笑いコンビ]]。高校時代のソフトボール部のチームメイトでコンビを結成。北京オリンピックでの日本代表金メダルの際にはお祝いコメントを寄せた<ref name="news24">日テレニュース24 [https://web.archive.org/web/20140708214308/http://www.ntv.co.jp/pda/news/117084.html 新山千春さん、ソフトボール日本代表を祝福](2014年7月8日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])による。</ref>。
 
*[[藤岡奈穂子]] - [[プロボクサー]]。トーテックソフトボール部の選手([[遊撃手]])として国体にも出場。その後[[ボクシング]]へ転向。
 
*[[大嶋匠]] - [[プロ野球]]・[[北海道日本ハムファイターズ]]。ソフトボール界初の[[プロ野球選手]]。
 
*[[川端友紀]] - 女子プロ野球選手。[[塩野義製薬]]ソフトボール部から野球に転向。
 
*[[ダレノガレ明美]] - [[タレント]]。中学校時代はソフトボール部に所属し、全国大会出場経験あり。ポジションは[[捕手]]。
 
*[[白石麻衣]]([[乃木坂46]])- 中学校時代にソフトボール部に所属。ポジションは[[二塁手]]。
 
 
 
== 脚注 ==
 
{{脚注ヘルプ}}
 
{{Reflist}}
 
 
 
== 関連項目 ==
 
*[[野球]]
 
*[[女子野球]]
 
*[[女子スポーツ]]
 
*[[国際ソフトボール連盟]]
 
*[[日本ソフトボール協会]]
 
*[[スローピッチソフトボール]]
 
*[[ティーボール]]
 
*[[車いすソフトボール]](派生種目)
 
*[[シドニーオリンピックにおけるソフトボール競技]]
 
*[[アテネオリンピック (2004年) におけるソフトボール競技]]
 
*[[北京オリンピックにおけるソフトボール競技]]
 
*[[ナショナル・プロ・ファストピッチ]]
 
*[[公立学校]]
 
  
 
== 外部リンク ==
 
== 外部リンク ==
{{Commons|Category:Softball}}
 
 
*[https://web.archive.org/web/20130715025653/http://www.isfsoftball.org/index.asp ISF] - [[国際ソフトボール連盟]] {{en icon}}
 
*[https://web.archive.org/web/20130715025653/http://www.isfsoftball.org/index.asp ISF] - [[国際ソフトボール連盟]] {{en icon}}
 
*[http://www.softball.or.jp JSA] - [[日本ソフトボール協会]] {{ja icon}}
 
*[http://www.softball.or.jp JSA] - [[日本ソフトボール協会]] {{ja icon}}
*[http://sportsclick.jp/magazine/softball/new/index.html ソフトボール・マガジン]- [[ベースボール・マガジン社]]の専門雑誌
 
*[http://www.ne.jp/asahi/softball/get-win/ ソフトボール基礎講座] - 厚木商業女子ソフトボール部協力
 
*[http://www.ikz.jp/ 行くぜ!Webソフトボール・ベースボール] - ソフトボールチーム支援
 
*[http://www.softball-ex.com/ ソフトボールエクスプローラ] - ソフトボールチーム支援
 
  
 
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2018/9/4/ (火) 22:42時点における最新版

Pitching 3.jpg
 ソフトボール
統括団体 世界野球ソフトボール連盟
起源 1887年アメリカ合衆国
イリノイ州
クラブ数 かたり
特徴
身体接触 有(本塁上のクロスプレーなど)
選手数 グラウンド上:友達
男女混合
カテゴリ 屋外競技
ボール ソフトボール
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ソフトボール(Softball)

9人編成の 2チームが,ボール,バット,グローブなどの用具を用いて交互に攻守を行ない,通常 7イニングでの得点の累計により勝敗を決める競技。少年や女子にも楽しめるように,野球の用具やルールを改めたもの。投手が速い球を投げるファーストピッチソフトボールと,遅い球を投げるスローピッチソフトボールがあり,日本では一般的にファーストピッチソフトボールをさす。1887年アメリカ合衆国のシカゴで屋内野球として考案され,1920年頃から屋外で行なわれるようになった。1933年から全米選手権大会が実施され,1952年に国際ソフトボール連盟 ISFが設立された。日本には 1921年大谷武一によって紹介され,第2次世界大戦後盛んになり,1949年には日本ソフトボール協会が設立された。野球とのおもな相違点は,(1) 塁間距離が 18.29mで,約 9m短い,(2) 投手の投球は下手投げのみ,(3) 投球前に走者は離塁できない,(4) 1試合は通常 7イニング,などである。投手戦が多いため,その後促進ルールとしてタイブレーカー(タイブレークともいう)が採用された。規定の 7回を終えて両チーム同点の場合,延長 8回以降前の回の最終打者を 2塁に置いた状態の無死 2塁からプレーを開始し,勝者が決まるまで試合を行なう。1996年アトランタ・オリンピック競技大会から女子の正式競技に採用された。しかし,国際的な普及度が低いことを理由に 2012年のロンドン・オリンピック競技大会から実施競技からはずされた。

外部リンク





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