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セルジューク朝

セルジューク朝 (ペルシア語: سلجوقیان‎, 現代トルコ語: Büyük Selçuklu Devleti)

オグズ族の一分派であるセルジューク・トルコ族の建てたイスラム王朝 (1037~1157) 。 10世紀に族長セルジュークに率いられ,東方からシルダリア下流に移ってきてイスラム化した。その孫トグルル・ベグの時代にホラーサーンに進出し,王朝の基礎を築いた。彼は 1055年バグダードに入城して,アッバース朝カリフからスルタンの称号を受けた。第2代アルプ・アルスランは小アジア,シリア,アルメニア,パレスチナに進出。第3代マリク・シャー (在位 1072~92) の時代に最盛期を迎え,大宰相ニザームル・ムルクの補佐を得て,軍事的封建制 (イクター ) を中心に国家体制を整え,多くの公共施設を建設した。セルジューク朝の拡大とその小アジアへの進出とはビザンチン帝国を脅かし,十字軍遠征の起因となった。マリク・シャーの没後,王朝は分裂し,カラ・キタイ (西遼 ) の侵入とオグズの反乱のうちに滅びた。この王朝はイスラム帝国としての統治機構と文化とをもったが,軍事機構にはトルコ的形態が強い。ガザーリーやオマル・ハイヤーム,ニザーミーのような学者,文人を輩出し,ニザーミヤ学院が各地に建てられ,イスラム文化の発展に貢献した。なお,この大セルジューク朝から分裂した小王朝をそれぞれ,ケルマーン・セルジューク朝 (41~1186) ,アナトリア (ルーム) ・セルジューク朝(1077~1307) ,シリア・セルジューク朝 (1078~1117) ,イラク・セルジューク朝 (17~94) と呼ぶ。



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