シベリア大陸
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シベリア大陸(シベリアたいりく)とは、古生代の初期に地球上に存在していたと考えられている大陸である。現在、シベリア大陸は、シベリアの大部分を構成するクラトン(5億年前頃から安定して存在している安定陸塊)となっている。なおシベリア大陸は、アンガラ大陸とも呼ばれる。
歴史
- 25億年前(古原生代シデリアン)、シベリアはカナダ楯状地と共にアークティカ大陸[注釈 1]の一部だった。
- 11億年前(中原生代ステニアン)、シベリアは超大陸ロディニア大陸の一部だった。
- 7.5億年前(新原生代クリオジェニアン)、ロディニア大陸は分裂し、シベリアは前ローレンシア大陸(en)の一部となった。
- 6億年前(新原生代エディアカラ紀)、前ローレンシア大陸は南部超大陸パノティア大陸の一部となった。
- 5.5億年前(エディアカラ紀)、パノティア大陸は分裂し、ローレンシア大陸、バルティカ大陸、シベリア大陸が誕生した。
- 古生代カンブリア紀まで、シベリア大陸は独立した大陸だった。
- 古生代石炭紀、シベリア大陸は小大陸のカザフスタニアと衝突した。
- 古生代ペルム紀、シベリアとカザフスタニアはバルティカ大陸と衝突し、超大陸パンゲア大陸が誕生した。
脚注
注釈
出典
参考文献
外部リンク
- アジアの地質史 (英語)