サテライトキャンパス

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サテライトキャンパスとは、大学大学院の本部から地理的に離れた場所に設置されたキャンパスのことである。予備校学習塾などでもみられる他、広域通信制高校で本校外の学習センターのことをキャンパスと称する高校もある。

サテライトキャンパスの設置場所は、通学者にとって利便性の高い、大都市の都心部(官庁街オフィス街)、ターミナル駅周辺である場合が多い。ただし、一般にそのような場所の地価は高価であるため、専用のビルなどを新設する例は少なく、商業ビル内に比較的小規模な教室を設ける例が多い。

また、都市部以外でも、地方の大学や公共団体との連携により設置されるケース(例:慶應義塾大学鶴岡タウンキャンパス・新川崎タウンキャンパス・早稲田大学本庄キャンパス)もある。
さらに、大学通信教育では同様の施設を学習センターと称することが多い。

1990年代後半からサテライトキャンパスの設置数は増え始め、現在では全大学の1割ほどがサテライトキャンパスを設置していると言われている。

機能

サテライトキャンパスの機能として、以下のようなものがある。

  • 社会人向け教育サービスの提供
社会人(とくに現役就労者)向けの専門教育を提供する。社会人のキャリアアップにつながる専門科目として、経済経営法律関係の講義が多く、現役就労者の需要に沿った教育サービスが提供されている。詳細は社会人大学院専門職大学院夜間大学院を参照。
  • 大学間協定に基づく教育サービスの提供
複数の大学間で単位互換などの協定を締結し、その協定に参加する大学の学生であれば、サテライトキャンパスにおいて他大学が提供する講義の受講を単位として認定する。
  • 大学の公開講座
一般市民向けの公開講座。退職者主婦など、社会の幅広い層に提供される教育サービス。大学が有する高度な知的資源を提供し、受講者の知的関心に応えようとするものや、資格試験講座のようなものなど、さまざまな授業内容を提供している。
  • 大学の広報活動の拠点

これらのサテライトキャンパスにおける教育は、実際に講師が赴き講義をする場合と、テレビ電話衛星放送等で遠隔講義する場合がある。

日本の大学のサテライトキャンパス

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