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[[ファイル:Rice Japonica Koshihikari.jpg|thumb|240px|<center>収穫前のコシヒカリの稲穂</center>]]
 
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[[ファイル:Koshihikari.jpg|thumb|240px|<center>[[精米]]後のコシヒカリ</center>]]
 
[[ファイル:Koshihikari.jpg|thumb|240px|<center>[[精米]]後のコシヒカリ</center>]]
'''コシヒカリ'''は、[[日本]]の[[イネ]]の品種名および銘柄名<ref group="注">日本国内における米の品種名表示で「越光」と表記した場合には[[JAS法]]違反となる。中国への輸出などで、漢字(中国語)で表す場合は「越光」と書くことが多いが、「越光」は中国国内で商標が取得されているため、輸出コシヒカリには事実上「越光」は使用できない。</ref>。科学的にも[[種苗法]]上でも<ref name="PrefNiigataKoshihikariBL4">[http://www.pref.niigata.lg.jp/nosanengei/1221175992244.html 4 コシヒカリBLの品種名に係る法律上の規定](新潟県)</ref>コシヒカリとは異なる品種である[[コシヒカリBL]]も「コシヒカリ」との銘柄で販売されている。
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'''コシヒカリ'''
  
== 概要 ==
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米の品種のひとつ。福井県農事試験場で「農林22号」「農林1号」の交配により作出。1956年命名。越南17号。命名は同種を奨励品種とした新潟県によるもので「越の国に光輝く米」との意。茎が長く倒れやすい、イモチ病に弱いといった欠点があるが、粘りが強く食味良好で、全国的に消費者の支持が高い、代表的な銘柄米。
[[File:まほら米.jpg|thumb|200px|販売用に袋詰めされたコシヒカリ]]
 
コシヒカリという品種は1つであるが、コシヒカリという銘柄(消費者が買う段階の商品名)にはコシヒカリ(品種)と多数の品種を含む[[コシヒカリBL]]という品種群が含まれる。現在、「新潟県産コシヒカリ」という銘柄は、9割以上がコシヒカリBLという品種群であり<ref>[https://www.s.affrc.go.jp/docs/report/report25/no25_p5.htm 農業を支える基盤リソース-遺伝資源-]([[農林水産省]] 農林水産研究開発レポート)</ref>、コシヒカリ(品種)とは異なる。
 
  
コシヒカリ(品種)は、[[東北地方]]以南の日本各地で栽培される品種である<ref>[[農業・食品産業技術総合研究機構]] - [http://ineweb.narcc.affrc.go.jp/search/fukyumenseki_ken2.html?ineCode=ETU00170&nen=2005 2005年(平成17年)「コシヒカリ(越南17号)」の都道府県別作付面積]</ref>。[[1956年]](昭和31年)、水稲農林100号「コシヒカリ」として命名登録された<ref name="koshihikari">[http://ineweb.narcc.affrc.go.jp/search/ine.cgi?action=inedata_top&ineCode=ETU00170  品種情報:越南17号 コシヒカリ](イネ品種・特性データベース)</ref>。[[1979年]](昭和54年)から作付面積1位を続け、2005年には作付比率38%であった<ref group="注">統計資料では、直近のデータである[[2005年]](平成17年)まで作付面積1位を続けている。[http://ineweb.narcc.affrc.go.jp/search/fukyumenseki_hinsyu.html?hinsyumei=ETU00170 コシヒカリの作付面積]</ref>。
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{{テンプレート:20180815sk}}
 
 
[[米]]の粘りが強く食味に優れる品種であるが、栽培上は倒伏しやすい、[[いもち病]]などに弱いなどの欠点も併せ持つ<ref name="raireki">[http://ineweb.narcc.affrc.go.jp/search/bunsyo.html?ineCode=ETU00170#B004 来歴・特性概要・奨励品種採用の理由]</ref>。[[新潟県]][[魚沼郡|魚沼地域]]がコシヒカリBLの一大産地として広く知られており、全国に出荷される。魚沼産は1989年産から2016年産にかけて[http://www.kokken.or.jp/ 日本穀物検定協会]による[[食味官能試験|食味ランキング]]で、最上位である「特A」の格付けが維持されていた<ref>{{cite news|url=http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20180308379282.html|title= 魚沼コシ特A陥落 原因探る 県会常任委 検討会議設置へ|date=2018-03-08|accessdate=2018-03-12|publisher=[[新潟日報]]}}</ref>。近年では海外での日本食ブームもあり、[[アメリカ]] [[カリフォルニア]]でもコシヒカリの栽培が行われている。
 
 
 
コシヒカリと言う名前の由来は、北陸地方の国々を指す「越の国」と「光」の字から「越の国に光かがやく」ことを願って付けられた名前である。名付け親は元旧新潟県農業試験場長の国武正彦<ref>読売新聞 2017年6月13日 17面。</ref>。
 
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| caption = 2014年度 - 15年度の新潟県のコシヒカリILの品種構成<ref name="PrefNiigataKoshihikariBL2">[http://www.pref.niigata.lg.jp/nosanengei/1215712857692.html 2 コシヒカリBLの開発状況と特性](新潟県)</ref>
 
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== 育成経過 ==
 
[[1944年]](昭和19年)に、新潟県農業試験場の[[高橋浩之]]により「[[農林22号]]」と「[[水稲農林1号|農林1号]]」との交配が行われたが、この[[雑種]]は[[第二次世界大戦|戦時下]]の状況悪化のため翌年の栽培は見送られた。
 
 
 
[[1946年]](昭和21年)、戦争終了後、[[育種学|育種]]事業が再開され、前述の雑種(雑種第一代)の栽培が行なわれた。この年の11月に高橋は転出したため、この交配組合せの育成は、仮谷桂と池隆肆に引き継がれた。[[1947年]](昭和22年)には、雑代第二代の栽培と選抜が行なわれた。選ばれた雑種第三代の種子の一部(20粒とも伝えられる)は、[[福井農事改良実験所]](現:福井県農業試験場)に送られ、[[福井県]]で育成が行なわれることとなった。[[福井県]]での担当者は、石墨慶一郎と岡田正憲である。
 
 
 
[[福井県]]での[[1948年]](昭和23年)から[[1952年]](昭和27年)までの育種の結果、有望な2系統が育成され、「越南14号」「'''越南17号'''」の系統名が与えられた(越南14号は後に、農林91号として登録され「ホウネンワセ」の品種名がついた)。[[1953年]](昭和28年)から「越南17号」について、20府県での[[適応性試験]]が行なわれた。結果は茎が弱く倒れやすい、[[いもち病|穂首いもち]]に弱い、未熟粒(青米)が多い、収量も多くないなど、否定的な結果が多いものであった。
 
 
 
育成地の[[福井県]]でも、[[奨励品種]]採用が見送られたほどの成績であったが、越南17号を救ったのは、採用県の新潟県とそれに賛同した千葉県であった。[[1955年]](昭和30年)に越南17号は、新潟県・千葉県の奨励品種となる。新潟県が奨励品種としたのは、当時の主要品種である農林21号よりも葉いもち耐性が優れ、収量が安定しており、米質も農林21号同様非常に優れていたためである<ref name="raireki" />。また、農家が肥料を与えすぎる傾向があり、そのため草丈が伸びてイネが倒れてしまいやすい事から、あえて多肥栽培に向かない、作りにくい品種を選びそれを解決しようとしたためとも言われている。
 
 
 
一方で[[有機農法]]を推進する立場からは、多肥栽培に向かない=[[有機質肥料|有機肥料]]に向かない、病虫害に弱い=農薬の大量散布が必要、という観点から、批判的な意見もある。
 
 
 
新潟・千葉の2県での奨励品種決定を受けて、[[福井県]]では越南17号の命名登録を行なうことになった。福井県側から、新潟県側に命名の依頼が行なわれた。新潟県は、両県がかつて含まれていた「[[越国]]」(こしのくに)に因み、「越の国に光輝く米」と言う願いを込めて「コシヒカリ」と命名した。コシヒカリは、[[1956年]](昭和31年)に農林登録され、農林品種としては農林100号の番号がついた。後に、育成者の代表として石墨は、日本育種学会賞や農林大臣賞を受賞している。
 
<!-- 不用?
 
また、[[国武正彦]]によって「木枯らしが吹けば色なき越の国 せめて光れや稲 越光」と詠まれている<ref>新潟県公式サイト - [http://www.pref.niigata.jp/norin/syokutomidori/syok/syun_info/oct/koshihikari_index.html コシヒカリ]</ref>。 -->
 
 
 
ちなみに[[ササニシキ]]も「農林22号」と「[[水稲農林1号|農林1号]]」との交配から生まれたコメである。「農林22号」と「[[水稲農林1号|農林1号]]」との交配から直接生まれたのはコシヒカリと[[ハツニシキ]]があるが、ササニシキはハツニシキの耐倒伏性を少しだけ改善したものである。コシヒカリとササニシキは兄弟親戚品種である。
 
 
 
; 交配系譜<ref name="koshihikari" /><ref name="sasanishiki">[http://ineweb.narcc.affrc.go.jp/search/ine.cgi?action=inedata_top&ineCode=TOH00780 品種情報:東北78号 ササニシキ](イネ品種・特性データベース)</ref><ref>[http://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1111/spe1_01.html aff(あふ) バックナンバー 2011年 > 11年11月号目次 > 特集1 食の未来を拓く 品種開発(1) 農林水産省]</ref>
 
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{{familytree | | | | | |01|01=農林150号<br/>東北78号<BR/>(ササニシキ)}}
 
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== 日本各地への普及 ==
 
[[ファイル:Rice_field_on_Japan_20070829.jpg|thumbnail|260px|<center>収穫時期のコシヒカリ([[兵庫県]])</center>]]
 
[[日本穀物検定協会]]による平成20年度の「米の食味ランキング」において最高の「特A」を得たコシヒカリの産地は、[[山形県]]の内陸、[[下越地方|下越]]以外の[[新潟県]]の全域、[[福島県]]の[[会津]]、[[群馬県]]の[[北毛]]、[[長野県]]の[[東信地方|東信]]、[[山梨県]]の[[国中地方|峡北]]だった<ref>[http://www.kokken.or.jp/ranking_area.html 米の食味ランキング](日本穀物検定協会)</ref>。この内、新潟県の[[魚沼コシヒカリ|魚沼]]産が一番高値で取引されている<ref>新潟米情報センター - 卸売価格 - [http://www.niigatamai.info/userimg/16837/平成19年産米の卸売価格(20年5月).pdf 平成19年産米の卸売価格(平成20年5月)]</ref>。すなわち、食味の良い産地は新潟県周辺の内陸部に集中しているが、これらの地域では夏季に[[フェーン現象]]などで昼間に高温になりながらも夜間は[[熱帯夜]]になりづらいという気候の特徴が共通している。また近年では、誕生した[[福井県]]産も最高ランクを立て続けに獲得している。
 
 
 
これらの「特A」産地以外では、[[栃木県]]が[[1957年]]にコシヒカリの耐冷性に注目し、県北部での普及品種として採用した。また、[[鹿児島県]]([[1960年]])や[[宮崎県]]([[1961年]])では、早期栽培用の品種として採用するなど、[[南東北]]から[[南九州]]までコシヒカリの栽培地は広がっている。高温下でも外観品質が低下しないこと(但し熱帯夜により夜間の気温が30[[セルシウス度|℃]]を超えたままの日が続くと出穂後の実入りが悪くなる)、および穂発芽(多雨や倒伏による浸水で穂のまま発芽してしまうこと)への抵抗性が非常に強いことが、コシヒカリが広く普及した理由である。[[福井県]]での採用は遅めの[[1972年]]である。
 
 
 
なお、コシヒカリと掛け合わせることで、新たな品種の育成が各地で多数試みられている<ref name="ko">[http://ineweb.narcc.affrc.go.jp/search/ine.cgi?action=oyahinsyu&ineCode=ETU00170 コシヒカリを親にした品種一覧](イネ品種・特性データベース)</ref>。代表的な品種として、[[あきたこまち]]<ref name="akita">[http://ineweb.narcc.affrc.go.jp/search/ine.cgi?action=inedata_top&ineCode=AKI00310 品種情報:秋田31号 あきたこまち](イネ品種・特性データベース)</ref>・[[ヒノヒカリ]]<ref name="hinohikari">[http://ineweb.narcc.affrc.go.jp/search/ine.cgi?action=inedata_top&ineCode=NAN01020 品種情報:南海102号 ヒノヒカリ](イネ品種・特性データベース)</ref>・[[ひとめぼれ]]<ref name="hitome">[http://ineweb.narcc.affrc.go.jp/search/ine.cgi?action=inedata_top&ineCode=TOH01430 品種情報:東北143号 ひとめぼれ](イネ品種・特性データベース)</ref>・[[森のくまさん (米)|森のくまさん]]<ref name="kuma">[http://ineweb.narcc.affrc.go.jp/search/ine.cgi?action=inedata_top&ineCode=KUM00020 品種情報:熊本2号 森のくまさん](イネ品種・特性データベース)</ref>* [[はるみ (米)|はるみ]]<ref>[http://ineweb.narcc.affrc.go.jp/search/ine.cgi?action=kouhai&ineCode=Z0002467 ヒカリ新世紀 交配組合せ](イネ品種・特性データベース)</ref>がある。
 
 
 
== コシヒカリの生育特性 ==
 
一例として、[[福井県]]でのコシヒカリの栽培時期を示す。
 
* 播種日 … 4月25日
 
* 田植日 … 5月21日
 
* 出穂期 … 8月9日
 
* 登熟期間 … 8月19日〜9月18日
 
注)登熟期間の開始日は、出穂期+10日目の日としている。
 
 
 
== コシヒカリBL ==
 
{{Main|コシヒカリBL}}
 
[[コシヒカリBL]]とは、[[いもち病]]に抵抗性を持つように改良された新たな品種群である。BLとは、いもち病抵抗性系統の意味であるBlast resistance Lines(ブラスト・レジスタンス・ラインズ)の略。新潟県で育成・栽培されるコシヒカリ新潟BL1号〜12号の12品種が嚆矢である。[[2005年]]から[[新潟県]]で作付けされるコシヒカリのほとんどがコシヒカリBLである。なお、[[富山県]]でも独自のコシヒカリBLを育成している<ref name="ko" />。
 
 
 
== 関連品種 ==
 
<!-- 「近縁率」は独自研究です。遺伝学上の「近縁係数」「近交係数」と紛らわしいので、独自の「近縁度」はやめて下さい-->
 
=== 祖先品種 ===
 
* [[愛国 (米)]]
 
* [[陸羽20号]]
 
* [[亀の尾]]
 
* 陸羽132号
 
* [[水稲農林1号|農林1号]]
 
* 農林22号
 
 
 
=== 姉妹品種 ===
 
いずれも「農林22号」×「農林1号」の交配組合せ。
 
* ヤマセニシキ
 
* ハツニシキ - 東北農業試験場([[1954年]])
 
* ホウネンワセ
 
* 越路早生
 
 
 
=== 子品種 ===
 
一覧については「コシヒカリを親にした品種一覧」<ref name="ko" />を参照。
 
* [[初星]]<ref>[http://ineweb.narcc.affrc.go.jp/search/ine.cgi?action=inedata_top&ineCode=AIC00260 品種情報:愛知26号 初星](イネ品種・特性データベース)</ref> - 愛知県農業総合試験場([[1977年]])
 
* [[あきたこまち]]<ref name="akita" /> - 秋田県農業試験場([[1984年]])
 
* [[ヒノヒカリ]]<ref name="hinohikari" /> - 宮崎県総合農業試験場([[1989年]])
 
* [[ユメヒカリ]]<ref>[http://ineweb.narcc.affrc.go.jp/search/ine.cgi?action=inedata_top&ineCode=SAI01860 品種情報:西海186号 ユメヒカリ](イネ品種・特性データベース)</ref> - 九州農業試験場([[1990年]])
 
* [[ひとめぼれ]]<ref name="hitome" /> - 宮城県古川農業試験場([[1991年]])
 
* [[森のくまさん (米)|森のくまさん]]<ref name="kuma" /> - 熊本県農業研究センター農産園芸研究所([[1996年]])
 
* [[ヒカリ新世紀]]<ref>[http://ineweb.narcc.affrc.go.jp/search/ine.cgi?action=kouhai&ineCode=Z0002467 ヒカリ新世紀 交配組合せ](イネ品種・特性データベース)</ref>
 
* [[コシヒカリBL]]
 
* [[五百川 (米)|五百川]]
 
* [[はるみ (米)|はるみ]]<ref>[http://ineweb.narcc.affrc.go.jp/search/ine.cgi?action=kouhai&ineCode=Z0002467 ヒカリ新世紀 交配組合せ](イネ品種・特性データベース)</ref> JA[[全農]] 営農・技術センター
 
 
 
=== 孫品種 ===
 
* [[こしいぶき]] - ひとめぼれ×どまんなか
 
* [[しまひかり]]<ref>[http://ineweb.narcc.affrc.go.jp/search/ine.cgi?action=inedata_top&ineCode=WAT02140 品種情報:渡育214号 しまひかり](イネ品種・特性データベース)</ref> - 北海道立道南農業試験場([[1980年]])
 
* [[キヌヒカリ]]<ref>[http://ineweb.narcc.affrc.go.jp/search/ine.cgi?action=inedata_top&ineCode=HOK01220 品種情報:北陸122号 キヌヒカリ](イネ品種・特性データベース)</ref> - 北陸農業試験場([[1988年]])
 
* [[あきげしき]] - [[ヒノヒカリ]]×九系919(西海199号)
 
* [[はえぬき]] - [[あきたこまち]]×庄内29号 - 山形農業試験場庄内支場([[1990年]])
 
 
 
=== ひ孫品種 ===
 
* [[きらら397]]<ref>[http://ineweb.narcc.affrc.go.jp/search/ine.cgi?action=inedata_top&ineCode=JYI03970 品種情報:上育397号 きらら397](イネ品種・特性データベース)</ref> - 北海道立上川農業試験場([[1988年]])
 
 
 
=== その他 ===
 
* [[ササニシキ]]<ref name="sasanishiki" /> - 宮城県農業試験場古川分場([[1963年]]):コシヒカリの姉妹品種「ハツニシキ」の子品種。
 
 
 
==コシヒカリを題材にした楽曲==
 
; 「コシヒカリ音頭」(歌:[[林家こん平]])
 
: 1979年発売。[[日本コロムビア|コロムビア・レコード]]のヒット賞を受賞した。
 
; 「私こしひかり」(歌:[[米米CLUB]])
 
: 1991年発表のアルバム「[[米米CLUB (アルバム)|米米CLUB]]」に収録の楽曲。因みにヴォーカルはジェームス小野田(小野田安秀)。ただし宮城県でのコンサートに限っては「私ササニシキ」として歌われた。
 
 
 
== 脚注 ==
 
{{脚注ヘルプ}}
 
=== 注釈 ===
 
{{Reflist|group="注"}}
 
 
 
=== 出典 ===
 
{{Reflist|2}}
 
 
 
== 参考文献 ==  <!-- {{Cite journal}} -->
 
* {{Cite book|和書
 
|author = [[菅洋]]
 
|title = 稲 : 品種改良の系譜
 
|year = 1998
 
|publisher = [[法政大学出版局]]
 
|series = ものと人間の文化史86
 
|isbn = 4-588-20861-6
 
|pages = 14-15・60・152・202・265-268・282-283頁
 
}}
 
 
 
== 関連項目 ==
 
<!-- {{Commonscat|Rice varieties of Japan}} -->
 
* [[イネ]]
 
* [[魚沼コシヒカリ]]
 
* [[北条米]]
 
 
 
== 外部リンク == <!-- {{Cite web}} -->
 
* [http://www.niigatamai.info/ 新潟米情報センター]
 
* [http://www.pref.niigata.lg.jp/nosanengei/1204823747830.html 新潟県農林水産部「コシヒカリBL」]
 
* [http://ineweb.narcc.affrc.go.jp/index.html 独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 作物研究所「イネ品種・特性データベース」]
 
  
 
{{DEFAULTSORT:こしひかり}}
 
{{DEFAULTSORT:こしひかり}}
 
[[Category:イネの品種]]
 
[[Category:イネの品種]]

2018/9/22/ (土) 12:17時点における版

収穫前のコシヒカリの稲穂
精米後のコシヒカリ

コシヒカリ

米の品種のひとつ。福井県農事試験場で「農林22号」「農林1号」の交配により作出。1956年命名。越南17号。命名は同種を奨励品種とした新潟県によるもので「越の国に光輝く米」との意。茎が長く倒れやすい、イモチ病に弱いといった欠点があるが、粘りが強く食味良好で、全国的に消費者の支持が高い、代表的な銘柄米。



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