ケンブリッジ学派

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Cambridge school

A.マーシャルを創始者とし,A.ピグーJ.M.ケインズD.ロバートソンらによって継承されていった,限界革命以降のイギリスの正統派経済学。限界主義の立場に立ち,価格決定論上需要面にも留意しつつ,主として供給面の事情から経済現象を解明した古典学派の伝統を豊かに継承し,理論面での精緻性よりも現実問題との対応やその解明を重視するなど,同じく限界革命の線上にあるとはいっても,当時のヨーロッパ大陸の他の諸学派とはかなり異なった特徴をもっている。

しばしば部分的均衡理論 (分析) で特徴づけられているが,これはその時間分析と密接な関係をもっており,また当時の他の学派に比して相対的に長期の歴史問題に対しても関心が深い。