ケイ・キャット

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株式会社ケイ・キャット (K-CAT) は、大阪府枚方市に本社があった関西電力系のケーブルテレビ局である。社名は旧名京阪ケーブルテレビジョン時代からの略称に由来していた。かつて存在していた同名のゲームセンター運営会社とは一切関係がない。

沿革

  • 1989年2月22日 - 設立。
  • 1989年11月6日 - 開局(HFC方式)。
  • 1998年12月1日 - 関西マルチメディアサービス(現テクノロジーネットワークス)との提携により、ケーブルインターネット「ZAQ」のサービスを開始。
  • 2003年4月1日 - 開局15年を記念して、社名を京阪ケーブルテレビジョンからケイキャット(K-CAT)に変更。
  • 2003年11月21日 - ケイ・オプティコムと業務提携を結び、FTTH光ファイバー)のケーブルテレビ事業「ケイ・キャットeoTV」のサービス開始。(当初は京阪沿線の寝屋川市交野市のみで、HFC方式で提供している枚方市八幡市京田辺市京阪東ローズタウン地域では提供していなかったが、後にエリア拡大。その後2005年7月1日、現在の「ケイ・キャットeo光テレビ」と名称を変える。)
  • 2003年12月25日 - HFC方式での地上デジタル放送の再送信を開始。
  • 2008年8月1日 - 近鉄ケーブルネットワークが担当し、奈良県大阪府四条畷市田原地区で提供している「KCN eo光テレビ」のサービス地域でも「ケイキャットeo光テレビ」を開始し、 近畿全域でのサービスを展開。(KCNとの提携も継続。)
  • 2009年5月1日 - FTTH(ケイキャットeo光テレビ)において、CSハイビジョン放送のサービスを開始。当初はオプション契約用の5チャンネルのみだが、順次ベーシックコースのチャンネルを含め拡大する。
  • 2009年5月18日 - FTTHにおいて、BSデジタル放送のパススルー方式による配信を開始。
  • 2010年5月 - 寝屋川市など一部を除き、HFC・FTTHとも、デジアナ変換によるアナログチャンネルでの放送配信を2011年7月-2015年3月まで行うと発表
  • 2012年10月1日 - ケイ・オプティコム(存続会社)への吸収合併により、法人格消滅。これに伴いFTTH(光ファイバーケーブルテレビ)のサービス名称を「eo光テレビ」に統一して事実上直営化。(HFCも従来の「K-CATサービス」の名称で継続するが、後述のとおり、新規加入は9月30日受付分をもって完全締め切り。)
  • 2016年3月31日 - 「HFCサービスの施設老朽化に伴い、今後の事業継続が困難」として、「K-CATサービス」「K-CAT ZAQインターネットサービス」を廃止、事実上FTTHサービス「eo光」に一本化[1]

出資企業

法人消滅時
かつての主要株主

設立当初は京阪電気鉄道が筆頭株主であったが、その後の増資・他社からの株式譲渡により、関西電力が筆頭株主となった。最終的には子会社のケイ・オプティコムの保有分も含めると関電グループが100%株式を保有していた。

所在地

  • 大阪府枚方市楠葉朝日2丁目3番10号

サービスエリア

HFC形式=一般的なケーブルテレビ回線仕様でのサービスは京阪電鉄沿線の2府3市(下記参照)のみであったが、FTTH方式は関西電力子会社のケイ・オプティコムとタイアップ(2012年10月1日付で事実上直営化)していることにより、近畿2府4県を広域的にカバーしている。

HFC方式

FTTH方式

特記事項

HFCとFTTHではサービス提供事業者が異なり、HFC提供世帯はZAQ、FTTH提供世帯はeo光(ケイ・オプティコム)の回線を利用する。そのためにサービスの変更(HFCからFTTH、またはその逆のFTTHからHFC)を行う場合、現在利用しているサービスを一度解約・撤去した上で、新しく受けるサービスの設置工事をする必要があったが、ケイ・オプティコムへの法人統合に伴い、HFCサービス(K-CATサービス)の新規申し込み(FTTHからHFCへの切り替え、京阪東ローズタウンへの新規入居によるものも含む)は統合前日の2012年9月30日をもって終了となり、10月1日以後の新規申し込みはFTTHサービスのみ(HFCからFTTHへの切り替えも含む)となった。

新規申し込み廃止とされたサービスは「K-CATケーブルテレビサービス」(デジタルパーフェクト、デジタルハイパー、再送信セットトップボックス付きサービス、再送信の4コース)、「K-CAT・ZAQインターネット接続サービス」(ZAQプレミアム、ZAQレギュラー、ZAQスーパーの3コース)で、既存利用者はサービスを解約、またはFTTHへの移行をしない限りは引き続き利用することができた[2]が、施設の老朽化などにより、今後も継続・維持してサービスを展開することが困難になったとして、2016年3月31日をもって廃止[1]されることが決まり、上記サービスを利用している加入者は、現在ケイ・オプティコムが展開しているeo光、ないしはフレッツ光スカパー!スカパー!プレミアムサービスの直接受信など、他社のプロバイダーサービスへの移行が必要(希望されない場合は強制解約)となる。

主な放送チャンネル

HFC方式のみ掲載、FTTH方式はCSを中心にチャンネル番号・構成が異なってしまうので、eo光テレビ#チャンネル参照。

テレビ局

デジタル 放送局
TV011 NHK大阪総合(枚方エリアのみ)
TV011  NHK京都総合(八幡・京田辺エリアのみ)
TV021 NHK大阪Eテレ
TV031 サンテレビ
TV041 毎日放送
TV051 KBS京都
TV061 朝日放送
TV071 テレビ大阪
TV081 関西テレビ
TV101 よみうりテレビ
TV111 K-CATチャンネル
TV112 eo光チャンネル
BS101 NHKBS1
BS103 NHKBSプレミアム
BS141 BS日テレ
BS151 BS朝日
BS161 BS-TBS
BS171 BSジャパン
BS181 BSフジ
BS191 WOWOW
BS200 スター・チャンネル ハイビジョン
BS211 BS11デジタル
BS222 TwellV(トゥエルビ)
C019 ウェザーニューズ
C050 eo光チャンネル 3Dプラス
C205 放送大学テレビ
C218 ビクトリーチャンネル
C220 ショップチャンネル
C222 QVC
C242 ジャパネットチャンネルDX
C243 ジュエリーショッピング★GemsTV
C251 日経CNBC
C256 朝日ニュースター
C257 CNNj
C258 TBSニュースバード
C260 洋画★シネフィル・イマジカ
C261 チャンネルNECO
C262 シアター・テレビジョン
C265 スペースシャワーTV
C266 歌謡ポップスチャンネル
C267 第一興商スターカラオケ
C268 エコミュージックTV
C269 Music Japan TV
C270 MTV
C271 大人の音楽専門TV◆ミュージック・エア
C274 カートゥーン ネットワーク
C276 キッズステーション
C277 旅チャンネル
C278 日テレプラス
C279 MONDO TV
C281 食と旅のフーディーズTV
C282 EXスポーツ
C285 スカイA
C290 タカラヅカ・スカイ・ステージ
C300 J sports 3
C301 FIGHTING TV サムライ
C302 GAORA
C303 ゴルフネットワーク
C306 J sports 1
C307 J sports 2
C308 J sports 4
C309 日テレG+
C310 衛星劇場
C312 ムービープラス
C316 スター・チャンネル プラス
C317 スター・チャンネル クラシック
C318 FOXムービー
C319 V☆パラダイス
C320 囲碁・将棋チャンネル
C321 ディスカバリーチャンネル
C331 KNTV
C360 スーパー!ドラマTV
C361 ファミリー劇場
C362 ホームドラマチャンネル
C363 TBSチャンネル
C370 ヒストリーチャンネル
C372 LaLa TV
C388 グリーンチャンネル1
C389 グリーンチャンネル2
C390 SPEEDチャンネル
C613 フジテレビNEXT(HD)
C706 ザ・シネマ
C707 日本映画専門チャンネル
C708 東映チャンネル
C709 エキサイティング・グランプリ
C717 テレ朝チャンネル
C718 時代劇専門チャンネル
C720 エンタメ〜テレ☆シネドラバラエティ
C721 フジテレビTWO
C722 FOX
C724 アニマックス
C725 AXN
C728 AXNミステリー
C729 アニメシアターX(AT-X)
C730 ディズニー・チャンネル
C731 MUSIC ON! TV
C732 100%ヒッツ!スペースシャワーTVプラス
C736 クラシカ・ジャパン
C739 フジテレビONE
C741 ナショナルジオグラフィックチャンネル
C746 ディズニーXD
C747 動物チャンネル/アニマルプラネット
C749 アジアドラマチックTV★So-net
C753 釣りビジョン
C759 パチンコ★パチスロTV!
C783 CCTV大富
C791 KBS WORLD
C792 Mnet
C900 プレイボーイチャンネル
C901 レインボーチャンネル
C902 ミッドナイトブルー
C904 チャンネル・ルビー
C905 ブルーチェリー
C913 パラダイステレビ
C914 ピンクチェリー
C915 イエローチェリー
C916 ダイナマイトTV
C917 AV王
  • 地上アナログ放送の終了(2011年7月24日正午)以降、2015年3月2日までは地上デジタル放送がアナログ方式に変換して配信されていた。[3]
  • 地上デジタル放送はパススルー方式で配信されている。また、トランスモジュレーション方式でも配信されているが、こちらは2012年2月29日をもって終了する予定である。
  • コミュニティチャンネルである「K-CATチャンネル」と「eo光チャンネル」は、地上デジタル放送と同じ方式で放送されており、STBは不要である。
  • BSデジタル放送はトランスモジュレーション方式で配信されているため、STBが必要である。
  • その他の専門チャンネルスカパー!スカパー!e2の放送信号を使用し、リマックス方式により放送している。基本的にはスカパー!のチャンネル番号に準拠している。
  • 2007年9月1日から、枚方エリアでのKBS京都(デジタル)と八幡・京田辺エリアでのテレビ大阪(デジタル)の放送が開始された。
  • 2011年7月24日から、八幡・京田辺エリアでのサンテレビ(デジタル)の放送が開始された。
  • HFCにおける奈良テレビ放送(091)の再送信は、アナログ・デジタルともに行われていない。
  • 地上アナログ放送・NHK-BSの再送信を除くアナログサービスは、2011年3月31日をもって終了した。
  • NHK-BSのアナログでの再送信は、2011年7月24日をもって終了した。(「デジアナ変換」は行われていない。)
  • JC-HITSエラボサービスを利用してPPVチャンネルを提供していたが、2011年3月31日をもって終了した。
  • 2012年5月9日正午より(これに先駆けて4月25日未明より試験放送中)、ケイキャット(eo光テレビを含む)では、これまでの標準画質サービスで提供していたチャンネルのうち、ハイビジョン対応で放送されるチャンネルについては全てハイビジョンへ一本化されることになった。同5月31日までは移行期間と位置づけて標準画質放送と並列配信するが、それ以後はハイビジョンのみの単独配信となった。[4]

ラジオ局

MHz 放送局
81.8 NHK大阪FM
78.4 放送大学ラジオ
79.4 α-station
81.0 Kiss FM KOBE
79.0 FM OSAKA
78.2 FM COCOLO
78.6 FM802
82.2 e-radio(滋賀県内のみ)

関連項目

外部リンク

出典