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エルビウム

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エルビウム (: erbium) は原子番号68の元素元素記号Er希土類元素の一つ(ランタノイドにも属す)。灰色の金属で、常温、常圧で安定な結晶構造は六方最密充填構造 (HCP)。比重は9.05、融点は1497 ℃ (1529 ℃という実験値もあり)、沸点は2863 ℃ (2900 °Cという実験値もあり)。空気中で表面が酸化され、高温で燃えて Er2O3 となる。水にゆっくりと溶ける。に易溶。ハロゲンと反応する。常温で常磁性を示す。安定な原子価は3価。

用途

ファイル:Erbium(III)chloride sunlight.jpg
エルビウム(III)塩化物、紫外線を受けるとピンク色の蛍光を発する。

酸化エルビウム(III) Er2O3ガラスの着色剤に使われる(きれいなピンク色になる)。光ファイバーに添加(ドープ)されたり(光信号増幅のため)、YAGレーザーにも添加して利用される(Er:YAGレーザー:医療分野で利用される)。

歴史

モサンデール (C.G.Mosander) が1843年に分離に成功。単体分離は1879年。イットリア鉱石の産地のイッテルビー (Ytterby) が語源。イッテルビーからはエルビウムの他、イットリウムイッテルビウムテルビウム、と合計四つの新元素が発見されている。これらの元素はいずれも、イッテルビーから名称の一部をとって命名された。

同位体

関連項目

外部リンク

テンプレート:エルビウムの化合物