エリアリンク (コンビニエンスストア)
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エリアリンクとは、かつてボランタリーチェーン方式で展開していたコンビニエンスストアである。
概要
エリアリンクは1993年12月15日に設立され、1994年2月1日営業を開始した。1994年12月には僅か20店舗だったが、2002年には215店舗にまでなっている[1]。
このコンビニの特徴として、営業時間・休日・運営などはオーナの判断に委ねられており、大手チェーンのフランチャイズに比べると月々の支払う料金も少ない[2]。
1996年10月には、エリアリンクの他にコスモスジャパン・フレンドマートによって協議会が作られ[3]、1998年4月キャフ商流センター株式会社(後のキャフリテールサポート)を自身が社長となり、東京都墨田区(後に千葉県八千代市)に設立した[4]。
また1998年12月16日には、ワドー企画設計と提携してコンビニとドラッグストアを合わせた店舗を、ダイエー碑文谷店(現在のイオンスタイル碑文谷)隣に「メディ碑文谷」がオープンした[5]。その当時の一ヶ月平均の日販は32万~33万円であり、年間30店舗開店、3年後には100店舗開店を目標に掲げていた。[6]。
その後も経営を行っていたが、2013年9月30日自身の経営するキャフリテールサポートは事業停止し[7]、エリアリンクのホームページにもアクセスができなくなった。そして同年12月11日、東京地方裁判所により破産手続開始決定した[8]。
歴史
- 1993年12月 - 株式会社エリアリンク設立。
- 1994年2月 - 店舗の営業開始。
- 1996年10月 - エリアリンク・フレンドマート・コスモスジャパンの3社によって商品仕入れの協議会を作る。(後のキャフリテールサポート)
- 1998年12月 - コンビニとドラッグストアをあわせた店舗「メディ碑文谷」がオープン。
- 2013年12月 - 東京地方裁判所より破産手続き開始決定。
脚注
- ↑ エリアリンク 会社案内(2001年4月4日時点のアーカイブ)
- ↑ エリアリンク システム概要(2013年7月23日時点のアーカイブ)
- ↑ キャフ商流センター株式会社 沿革(2003年8月7日時点のアーカイブ)
- ↑ 株式会社キャフリテールサポート 沿革(2006年5月24日時点のアーカイブ)
- ↑ エリアリンクがドラッグ+CVSの新業態に取り組み 1998年8月26日 日本食糧新聞
- ↑ エリアリンクの新業態コンビニドラッグ、3月から本格募集 1999年2月17日 日本食糧新聞
- ↑ (株)キャフ・リテールサポートに関する一部報道について(お知らせ)福島県南酒販株式会社 2013年10月9日
- ↑ “裁判所 平成25年(フ)第13203号”, 官報 (国立印刷局) 号外第283号: 23, (2013年12月26日)
関連項目
外部リンク
- エリアリンク公式サイト - 閉鎖。(2013年10月10日時点のアーカイブ)