ウェザーニューズ

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株式会社ウェザーニューズ: WEATHERNEWS INC.

日本の気象情報会社。

概要

アメリカに本社のあった海洋気象調査会社・オーシャンルーツの日本法人の代表取締役社長だった石橋博良金融機関の協力を得た上で、同社の陸上・航空部門を1億8,000万円で買い取るという、当時としては非常に珍しいMBO(マネジメント・バイ・アウト)方式[注 1]1986年(昭和61年)に設立(設立当時の従業員数は約40人だった[1])。日本における民間総合気象情報サービスの草分け的企業であるとともに、1993年(平成5年)には親会社のオーシャンルーツを吸収合併し、世界最大の民間気象情報会社となっている[2]。 ウェザーニューズとしての創業は1986年(昭和61年)であるが、前身のオーシャンルーツやオーシャンルーツの前身であるパシフィックウェザー・アナリシス・コーポレーションを含めると、約55年にも及ぶ歴史がある(2008年(平成20年)時点)。ちなみに、パシフィック・アナリシス・コーポレーションは太平洋上を航行する船舶に対して、気象航路情報の提供を行っていた企業であり、世界初の民間気象情報会社だった[3]

元々ウェザーニューという社名で設立された後、ウェザーニューへ社名変更している。かつて、同社の子会社にウェザーニュースという会社があったこともあり[注 2]、「ウェザーニュース」と「ウェザーニューズ」は混同されやすいが、「ウェザーニュース」の名称は、同社のインターネットの気象総合サイト、携帯電話向けサイト、BSデジタル放送ケーブルテレビ向け放送の名称となっていて、社名の「ウェザーニューズ」とは使い分けがされている。

企業や自治体に気象情報を提供するだけでなく、ケーブルテレビ向けに地域対象の天気予報を提供している。

コーポレートキャッチフレーズは「Always WITH you!」(どんなときでもあなたとともに!)。

脚注

注釈

  1. 既に当時(1980年代)のアメリカではこの方式が盛んに行われていたが、日本で本格的にこの方法による、会社独立が相次いで行われるようになったのは1990年代後半になってからであった。
  2. 後にダブリュエックス二十四に吸収合併されている。

出典

外部リンク



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