イルデフォンソ
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イルデフォンソ | |
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崇敬する教派 | ローマ・カトリック教会 |
守護対象 | トレド |
イルデフォンソ(Ildefonso de Toledo, 606年 - 667年1月23日[1])は7世紀のスペイン、トレドにおける大司教[2]。後にその地の守護聖人となる。『聖母マリアの純潔処女性』を記したことと[2]、8世紀における異端との闘争で知られる[3]。
経歴
606年生誕[4]。貴族の出身だったイルデフォンソは幼少期にトレド近郊のアガリ修道院に入り、後に修道院長となってトレド教会会議に出席した[5]。西ゴート王レケスウィントの要望で657年にトレドの大司教となる[2][5]。
伝承
聖母被昇天の祭日に聖母の出現があった[4]。聖処女を連れた聖母マリアからイルデフォンソは式服を授かったと言われている[4]。
脚注
出典
- ↑ Poncelet, Albert (1910年). “St. Ildephonsus”. The Catholic Encyclopedia. New York: Robert Appleton Company. 2017年6月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2017閲覧.
- ↑ 2.0 2.1 2.2 吉川 1980, p. 118.
- ↑ “《聖イルデフォンソへのカズラ授与》”. ルーブル美術館. 2017年6月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2017閲覧.
- ↑ 4.0 4.1 4.2 吉川 1980, p. 112.
- ↑ 5.0 5.1 Cross, Frank Leslie; Livingstone, Elizabeth A. (2005), “Ildefonsus, St”, The Oxford Dictionary of the Christian Church (Oxford University Press): 824, ISBN 9780192802903
参考文献
- 『エル・グレコ』14巻 集英社〈世界美術全集〉、1980年10月1日。 NCID BN0163612X。
- 吉川逸治 「作品解説」、『エル・グレコ』 (集英社)、1980年10月1日。
外部リンク
典拠レコード: