「アンチセンス鎖」の版間の差分
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アンチセンス鎖(アンチセンスさ)は、ある配列のDNAやRNAに対して相補的な配列をもつDNA断片やRNA断片のこと。DNAにおいてはアデニンとチミン、そしてグアニンとシトシンは結合力をもつため、溶液内あるいは細胞内では相補的な断片同士が結合し、さまざまな影響をもたらす。RNAの場合にはアデニンとウラシルが結合する。
具体例
5'-AATTGCGCGGCCTATA-3' という配列を含むDNA(これ以上長くとも良いし、これよりわずかに短くとも良い)がある場合、
3'-TTAACGCGCCGGATAT-5' というDNA断片は上記のDNAに結合し、他の酵素、RNA、蛋白質、糖鎖が結合することを妨げ、DNAの転写を阻害する。
外部リンク
- テンプレート:脳科学辞典 アンチセンス核酸を用いた遺伝子発現の制御法に関する解説。
- テンプレート:脳科学辞典 細胞膜透過性、安定性などを改善したアンチセンス核酸に関する解説。遺伝子発現の制御に用いる。