「アラブ・マグレブ連合」の版間の差分

提供: miniwiki
移動先:案内検索
(1版 をインポートしました)
 
1行目: 1行目:
[[ファイル:Emblem_of_Maghreb.svg|thumb|right|200px|AMUの旗]]
 
  
'''アラブ・マグレブ連合'''(アラブ・マグレブれんごう、Arab Maghreb Union, AMU)は、[[北アフリカ]]の通称、[[マグリブ|マグレブ]]と呼ばれる5ヶ国が同じ歴史、文化を共有した背景から連帯、進歩、諸権利の保護を目的とし、[[1989年]]に創設された経済協力機構。本部は[[モロッコ]]の[[ラバト]]。
+
'''アラブ・マグレブ連合'''(アラブ・マグレブれんごう、Arab Maghreb Union, AMU)
 
 
加盟国間における自由な人や物の移動など最終的には[[欧州共同体]]に似た地域共同体の設立を目標に掲げ、その前段階として加盟国間での関税及び非関税障壁撤廃による自由貿易地域化を提唱している。
 
 
 
== 加盟国 ==
 
[[ファイル:Arab Maghreb Union (orthographic projection).svg|thumb|250px|right|加盟国]]
 
 
 
* {{DZA}}
 
* {{LBA}}
 
* {{MTN}}
 
* {{MAR}}
 
* {{TUN}}
 
 
 
== マラケシュ条約 ==
 
マラケシュ条約とは、アラブ・マグレブ連合の設立を定めた[[条約]]。
 
1988年6月10日、[[アルジェリア]]の[[ゼラルダ]]に5カ国の首脳が集まり、アラブ・マグレブ連合の設立を合意。
 
1989年2月17日、モロッコの[[マラケシュ]]おいて調印された。
 
 
 
== 外部リンク ==
 
* [http://www.maghrebarabe.org/ 公式サイト]
 
 
 
{{地域統合}}
 
{{アラブ・マグレブ連合}}
 
  
 +
1989年2月に創設されたリビア,チュニジア,アルジェリア,モロッコ,モーリタニアの5ヵ国からなる経済協力機構。加盟国間の経済,文化協力を促進し,ヒト,モノ,カネ,サービスの移動を自由化し,EC型の共同市場の創設を目指している。事実,AMU諸国内の貿易は 89年の約 23億ディアルから,91年には約 66億ディアルへと2年間で約3倍増した。しかし,西サハラ問題をはじめさまざまな点で意見の相違があり,93年2月の AMU外相会議で地域機関創設の延期を決定,新たに強固な基盤で再出発することになった。
 
{{DEFAULTSORT:あらふまくりふれんこう}}
 
{{DEFAULTSORT:あらふまくりふれんこう}}
 
[[Category:国際機関]]
 
[[Category:国際機関]]
37行目: 15行目:
 
[[Category:チュニジアの国際関係]]
 
[[Category:チュニジアの国際関係]]
 
[[Category:ラバト]]
 
[[Category:ラバト]]
{{International-org-stub}}
 

2019/4/25/ (木) 16:11時点における最新版

アラブ・マグレブ連合(アラブ・マグレブれんごう、Arab Maghreb Union, AMU)

1989年2月に創設されたリビア,チュニジア,アルジェリア,モロッコ,モーリタニアの5ヵ国からなる経済協力機構。加盟国間の経済,文化協力を促進し,ヒト,モノ,カネ,サービスの移動を自由化し,EC型の共同市場の創設を目指している。事実,AMU諸国内の貿易は 89年の約 23億ディアルから,91年には約 66億ディアルへと2年間で約3倍増した。しかし,西サハラ問題をはじめさまざまな点で意見の相違があり,93年2月の AMU外相会議で地域機関創設の延期を決定,新たに強固な基盤で再出発することになった。