ははじま丸 (3代)
テンプレート:Infobox 船 ははじま丸は、伊豆諸島開発が運航している貨客船。本項目では、2016年就航の3代目を取り扱う。
概要
ははじま丸 (2代)の代船として渡辺造船所で建造され、2016年7月1日に就航した。
共有建造制度を利用して建造された鉄道建設・運輸施設整備支援機構との共有船である。
就航航路
- 航路延長59km、所要時間2時間、おがさわら丸の父島入出港日は接続するダイヤで運航される[1]。運休日は、農協、漁協、前田商店等と同様に、おがさわら丸の運行に準じて設定され、曜日には無関係。
設計
おがさわら丸 (3代)と同様、前船と比較して大型・高速化しており、世界遺産登録後の旅客数増加に対応すべく旅客定員が増やされ、ハンディキャップルーム、授乳室、多目的室などが新たに設けられた。バリアフリー化充実のため、客席は1層に集約され、スロープ式タラップが導入された。また、クジラや海鳥(カツオドリが多い)の多い航路特性を活かすため、サンデッキ、ブリッジ下に本船の全周を眺望可能な回廊を設けるなど、ホエールウォッチングやバードウォッチングを考慮したスペースを拡充している。
機関構成は、1基1軸から2基2軸となり、航海速力の向上と操船性の向上による離着岸作業の短縮により、航海時間は10分短縮され2時間となった。
船内
旅客の快適性に配慮して一人あたりのスペースが2.4倍に拡大され、電源コンセント、旅客用冷蔵庫、荷物置きスペースが設置されている。喫煙エリアは船尾側。
船室
- 特別室A(6名)
- 特別室B(4名)
- 二等室
画像
- Hahajima maru 3rd 20160916 at port of Hahajima.jpg
3代目ははじま丸が母島・沖港に着岸中 後方より20160916撮影
- Hahajima maru 3rd 20160915 at port of Chichijima island.jpg
3代目ははじま丸 父島・二見港に接岸中 20160915撮影
- Hahajima maru 3rd 20160921 funnel mark.jpg
3代目ははじま丸の煙突マーク
- Hahajima maru 3rd 20160915 tablet.jpg
3代目ははじま丸 銘板 船上で20160915撮影
- Hahajima maru 3rd 20160917 under the navigation.jpg
3代目ははじま丸 航行中 20160917に撮影
- Hahajima maru 3rd 20160915 the bow. The cover of the container room closed.jpg
3代目ははじま丸 ブリッジ下の回廊より船首方向を見たところ。コンテナ室は蓋が閉まっている。前方に見えるのは母島。20160915撮影
- Hahajima maru 3rd 20160917 take from Mount Syoukenzaki at Hahajima island.jpg
3代目ははじま丸が母島・沖港に着岸中。20160917に小剣崎山より撮影。着岸時の影響で一部の海水が濁っている
- Hahajima maru 3rd 20160917 turning under the navigation.jpg
3代目ははじま丸が航行中に向きを変えた。20160917に撮影
- Hahajima maru 3rd 20160921 at Chichijima island.jpg
3代目ははじま丸 父島・二見港に着岸中を20160921に撮影
- Hahajima maru 3rd the seat in the cabin 20160915.jpg
3代目ははじま丸 船内の椅子席を20160915に撮影
脚注
- ↑ “伊豆諸島開発 父島 - 母島”. 伊豆諸島開発株式会社. . 2017閲覧.
<references>
で定義されている name "CRUISE_20160329" の <ref>
タグは、先行するテキスト内で使用されていません。