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{{基礎情報 会社
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|社名 = ちばレインボーバス株式会社
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'''ちばレインボーバス株式会社'''
|英文社名 = Chiba Rainbow Bus Co., Ltd.
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|ロゴ = [[ファイル:Crb 259.jpg|300px]]
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[[1998年]][[6月1日]]に[[京成電鉄]]より分社化して営業を開始した[[京成グループ]]のバス会社である。京成電鉄バス部門の分社化としては、[[ちばフラワーバス]]に続く2社目であり、京成電鉄船橋営業所(後の[[京成バス]]船橋営業所、現・京成バス[[京成バス習志野出張所|新都心営業所習志野出張所]])の分車庫であった船尾車庫および、松戸営業所の分車庫であった白井車庫を継承している。
|種類 = 株式会社
 
|市場情報 =
 
|略称 = レインボーバス
 
|国籍 = {{JPN}}
 
|郵便番号 = 270-1345
 
|本社所在地 = [[千葉県]][[印西市]]船尾1377番地
 
|設立 = [[1998年]][[10月6日]]
 
|業種 = 5050
 
|事業内容 = 一般乗合旅客自動車運送事業<br />一般貸切旅客自動車運送事業<br />特定旅客自動車運送事業
 
|代表者 = [[代表取締役]]社長 森 勉
 
|資本金 = 9000万円
 
|売上高 =
 
|総資産 =
 
|従業員数 = 110人
 
|決算期 =
 
|主要株主 = [[京成電鉄]](80%)<br />京成バス(20%)
 
|主要子会社 =
 
|関係する人物 =
 
|特記事項 =
 
|外部リンク = http://www.chiba-rainbow-bus.jp/
 
|}}
 
'''ちばレインボーバス株式会社'''は、[[1998年]][[6月1日]]に[[京成電鉄]]より分社化して営業を開始した[[京成グループ]]のバス会社である。京成電鉄バス部門の分社化としては、[[ちばフラワーバス]]に続く2社目であり、京成電鉄船橋営業所(後の[[京成バス]]船橋営業所、現・京成バス[[京成バス習志野出張所|新都心営業所習志野出張所]])の分車庫であった船尾車庫および、松戸営業所の分車庫であった白井車庫を継承している。
 
  
 
営業エリアは主に[[印西市]]、[[白井市]]([[千葉ニュータウン]])およびその周辺地域である。神崎線、白井線、鎌ヶ谷線の三長距離路線がある。会社設立後、京成から引き継いだ路線の効率化を徹底的に進め、1998年から3年の間に7度にわたるダイヤ改正を行っている。
 
営業エリアは主に[[印西市]]、[[白井市]]([[千葉ニュータウン]])およびその周辺地域である。神崎線、白井線、鎌ヶ谷線の三長距離路線がある。会社設立後、京成から引き継いだ路線の効率化を徹底的に進め、1998年から3年の間に7度にわたるダイヤ改正を行っている。
  
 
さらに、[[北総交通 (千葉県)|北総交通]]が運行してきた路線バスの小林線、滝野循環線を引き継いで2017年4月1日より運行開始している。
 
さらに、[[北総交通 (千葉県)|北総交通]]が運行してきた路線バスの小林線、滝野循環線を引き継いで2017年4月1日より運行開始している。
 
== 沿革 ==
 
ちばレインボーバスの営業開始年は1998年と比較的新しいが、同社の運行する神崎線、白井線(および木下線)、鎌ヶ谷線それぞれの歴史は、戦前(昭和初期)より始まる。
 
 
=== 習志野自動車による木下へのバス(戦前) ===
 
神崎線(現、津田沼駅〜木下駅)の起源は、薬円台に事務所を置いていた個人事業者白井保四郎による1927年10月5日に船橋駅〜大和田(現在の市役所付近?)および新木戸〜睦村の平戸間の開通である。なお、白井によるバス事業の創業は同年3月11日の谷津〜津田沼駅〜大久保〜実籾線からである。その後、1933年に佐山(今の神崎橋付近か)、1935年頃に船尾を通り木下まで全通した。その後、白井はおそらく1935年7月15日(後述)に個人事業者から習志野自動車株式会社への法人化を行った。
 
 
それからまもない1937年1月に京成電鉄が同社の路線を買収し、習志野営業所(現・船橋営業所)を津田沼駅近傍に設置した。ちなみに、習志野自動車株式会社はバス路線を手放した後、保険代理業に業種転換し、現在でも[http://www.keisei-hoken.co.jp/ 京成保険コンサルティング]として存続している。同社の設立年月日は1935年7月15日になっており、前述した個人事業者の法人化がこの日のようである。京成としての神崎線の開通の経緯は以上の通りである。なお、習志野営業所およびその後の船橋営業所については、[[京成バス船橋営業所]]の記事を参照されたい。
 
 
=== 松戸〜白井を走るバス(戦前) ===
 
鎌ヶ谷線(五香駅、鎌ヶ谷市役所、白井駅、白井車庫間の路線)の起源は、松戸に事務所を置いていた個人事業者大江六郎による1928年3月1日の松戸駅〜五香〜六実〜佐津間間の開通である。その2年後の1930年10月1日に藤ヶ谷まで延長している。なお、当時の地図によれば、佐津間、藤ヶ谷付近の道路の敷設状況は今と異なっており、停留所も別の場所にあったようである。
 
 
その後、法人化を経て1935年11月に京成電鉄が買収を行い、松戸営業所を設置した。当時は新京成電鉄の設立前で、六実、佐津間、藤ヶ谷方面はおろか、八柱、五香方面でさえ、バスが唯一の大量輸送手段(注:車両は今より小型であるが。)であった。また、翌月には渡辺乗合自動車を買収し、松戸〜市川・流山・金町の3線も引き継いだ。
 
 
=== 中山〜木下へのバス(戦前) ===
 
現在の白井線(西船橋駅〜白井駅・白井車庫)および木下線(白井駅〜木下駅など)の起源は、森田祐吉経営の共立乗合自動車による中山〜木下線である。共立乗合自動車は、この他、中山〜大野間、木下〜岩戸間も路線を有していた。その後、1943年7月14日に京成電鉄が共立乗合自動車を買収し、市川営業所を開設した。同営業所は同時に、京成の既存の路線(市川船橋線、国分線等)と併せて担当する。当時の市川営業所は、現在の本八幡駅南側に位置する市川交通自動車の八幡車庫である。その後戦争が激しくなり、物質およびエネルギーの調達の都合から1944年前後に不要不急の路線は廃止または休止。
 
 
== 本社および営業所 ==
 
[[ファイル:Chibarainbowbus headoffice.jpg|thumb|right|230px|本社営業所(船尾車庫)]]
 
ちばレインボーバスの本社は[[千葉県]][[印西市]]船尾にあるが、営業所を兼ねており「本社営業所」と呼んでいる。なお、車庫の名前は船尾車庫であり、これは京成電鉄の頃の名称を引き継いでいる。この他、[[千葉県]][[白井市]]神々廻(ししば)に白井車庫があり、白井線、鎌ヶ谷線、西白井線、法典線の4線はこの車庫の担当となっている。
 
 
== 現行路線 ==
 
=== 船尾車庫担当 ===
 
====スクールバス====
 
<!--[[ファイル:Chibarainbowbus tdu.jpg|thumb|東京電機大学のスクールバス]]←削除?-->
 
* 木下駅 - [[千葉ニュータウン中央駅|中央駅]] - [[東京電機大学]](中央駅非経由便あり)
 
* 勝田台駅 - 東京電機大学
 
* 勝田台駅 - 成徳大学
 
* 津田沼駅・八千代緑が丘駅 - [[秀明八千代中学校・高等学校]]
 
* 八千代緑が丘駅 - [[秀明大学]]
 
 
==== 送迎バス ====
 
* 千葉ニュータウン中央駅 - フコク生命
 
* 千葉ニュータウン中央駅 - 東京海上日動火災
 
 
==== 神崎線 ====
 
* [[津田沼駅]] - サンシャイン前 - [[八千代緑が丘駅]] - 秀明大学 - 船尾車庫 - [[千葉ニュータウン中央駅|中央駅]] - [[木下駅]](一部便にミヤコシ、サンシャイン前非経由便、八幡神社非経由便、千葉ニュータウン中央駅非経由便あり)
 
* 八千代緑が丘駅 - 八千代西高校 - 睦小学校
 
** 1927年10月5日:[白井保四郎]船橋駅 - 平戸入口が開通。(船橋駅 - 大和田と同時に開通)
 
** 1933年2月1日:[白井保四郎]船橋駅 - 神崎橋に延長。
 
** 1935年7月15日:[習志野乗合自動車]習志野乗合自動車となる。
 
** 1935年頃:木下駅 - 船尾(場所不明)を開通。
 
** 1937年1月20日:[京成]京成となる。(神崎橋 - 船尾間の開通日不明。)
 
** 昭和:[京成]船橋駅 - 武西(神崎停留所と谷田停留所の中間付近)が開通。(のち廃止)
 
** 1962年2月1日:[京成]草深線(木下駅 - 開拓事務所前(現・原青年館付近))が開通。出入で津田沼十字路 - 開拓事務所前もあった。
 
** 1970年頃:[京成]津田沼駅 - 木下駅に短縮変更。津田沼駅 - 船尾車庫(ワンマン)と船尾車庫 - 木下駅(ツーマン)に分割する。
 
** 1945年9月3日:[京成]草深線が武西 - 開拓事務所前に変更。
 
** 1974年頃:[京成]草深線が廃止される。
 
** 1977年頃:[京成]全線ワンマン化に伴い、津田沼駅 - 木下駅の通し運行が復活し、木下駅【南口】発着に変更される。(大森 - 六軒を大型バスワンマンで通行することが困難なため。)
 
** 1988年頃:[京成]八千代国際大学(1998年より秀明大学)経由便が新設される。当時は八千代国際大学入口との往復による経由。
 
** 平成:[京成]中央駅経由便が新設される。
 
** 平成:[京成]大学経由便を大学および学園五丁目経由に変更。
 
** 1996年4月27日:[京成]八千代緑が丘駅経由となる。八幡神社経由便の新設。萱田線短縮代替として、緑が丘駅 - 八千代西高校 - 睦小学校便を新設し、船尾車庫担当となる。
 
** 1998年6月1日:レインボーとなる。
 
** 2003年5月7日:朝夕の便が八千代緑が丘駅で分割される。同時に八千代緑が丘駅および船尾車庫での乗り継ぎ運賃制度(乗り換えても通し運賃)が開始される。全便が秀明大学経由となる。
 
 
==== 高花線 ====
 
* 千葉ニュータウン中央駅 - 電話局 - 原山三丁目 - 高花団地入口 - 高花六丁目 - 高花
 
* 千葉ニュータウン中央駅 - 電話局 - 原山三丁目 - 高花二丁目 - 高花六丁目 - 高花
 
* 船尾車庫 - 高花団地入口 -高花六丁目 - 高花
 
* [[新鎌ヶ谷駅]] - 中央駅 - 電話局 - 原山三丁目 - 高花二丁目 - 高花六丁目 - 高花
 
** 1984年3月19日:[京成]ニュータウン線(千葉ニュータウン中央駅 - 電話局 - 船尾車庫)を開通。
 
** 不明:[京成]千葉ニュータウン中央駅 - 電話局 - 高花団地入口 - 高花に延長。高花 - 船尾車庫を開通。
 
** 1996年4月27日:[京成]千葉ニュータウン中央駅 - 電話局 - 高花二丁目 - 高花を開通。
 
** 1998年6月1日:レインボーとなる。高花線に改称。
 
** 2014年5月17日:高花二丁目経由便のうち土曜・休日の4往復を新鎌ヶ谷駅へ延長。
 
 
==== 北口循環線 ====
 
* 中央駅【北口】 - 牧の木戸一丁目 - 木刈四丁目 - 桜台三丁目 - 中央駅【北口】
 
** 1984年3月25日:[京成]木刈線(中央駅【南口】 - 牧の木戸一丁目 - 木刈四丁目)を開通。白井車庫担当。
 
** 1998年6月1日:レインボーとなる。本社営業所担当。
 
** 2000年6月1日:中央駅 - 牧の木戸地区 - 木刈地区 - 桜台地区 - 中央駅に変更。駅北口発着に変更。北口循環線となる。
 
** 2003年3月1日:桜台中学校経由に変更。
 
** 2003年9月1日:朝の便について、木刈四丁目を終点とした東西それぞれの往復運行に変更。
 
 
==== 北総循環線 ====
 
* 新鎌ヶ谷駅 - [[白井駅]]北口 - 桜台3丁目 - 木刈中学校 - ビジネスモール中央 - 中央駅【北口】
 
** 2017年7月31日:運行開始。
 
 
==== 西の原線 ====
 
* [[印西牧の原駅]]→西の原小学校→西の原中学校→印西牧の原駅
 
* 印西牧の原駅 - 高花一丁目 - 船尾車庫
 
* 印西牧の原駅 - (西の原団地循環) - 高花一丁目 - 原山団地 - 中央駅
 
** 1995年4月1日:[京成] 印西牧の原駅の開業と同時に、西の原団地循環と船尾車庫との出入線が開通。(それまでは千葉ニュータウン中央駅から無料送迎バスの運行があった。)
 
** 平成:高花四丁目経由の出入便を廃止。
 
** 1998年6月1日:レインボーとなる。
 
** 2003年12月1日:印西牧の原駅 - (西の原団地循環) - 中央駅便の運行が開始。
 
 
==== 西の原外循環線 ====
 
* 中央駅【北口】→ビジネスモール中央→ジョイフル本田東→印西牧の原駅北口→東の原二丁目→西の原四丁目→ビジネスモール中央→中央駅【北口】
 
** 2017年7月31日:運行開始。1日2本。
 
 
==== 小林線 ====
 
* [[小林駅 (千葉県)|小林駅]] - 牧の里中央 - 印西牧の原駅北口 - ジョイフル本田 - 印旛明誠高校
 
** 2017年4月1日:運行開始
 
 
[[北総交通 (千葉県)|北総交通]]が運行してきた小林線を引き継ぎ2017年4月1日より運行開始した。
 
 
==== 滝野循環線 ====
 
* 印西牧の原駅 - 滝野公園 - 滝野中央 - 滝野公園 - 印西牧の原駅
 
** 1997年3月24日:[京成]開通。
 
** 1998年6月1日:レインボーとなる。
 
** 2002年10月1日:滝野公園、滝野二丁目西経由となる。
 
** 2009年7月1日:[[北総交通]]へ移管。
 
** 2017年4月1日:北総交通のバス事業廃止により、再び当社での運行に戻る。
 
 
当社からの移管後、[[北総交通 (千葉県)|北総交通]]が運行してきた滝野循環線を同社のバス事業廃止により再び引き継いだ。
 
 
==== コミュニティバス ====
 
* [[印西市ふれあいバス]]
 
 
=== 白井車庫担当 ===
 
==== 白井線 ====
 
* [[西船橋駅]] - 古作 - [[鎌ヶ谷大仏駅]] - [[白井駅]] - 白井車庫
 
** 1928年11月27日:[石塚寅吉]中山駅 - 若宮 - 上山新田が開通。
 
** 1932年7月10日:[石塚寅吉]中山駅 - 鎌ヶ谷(木下街道上だが場所不明)に延長。
 
** 1933年10月15日:[石塚寅吉]中山駅 - 白井に延長。
 
** 戦前:[森田祐吉]森田祐吉の路線となる。
 
** 1939年頃:[森田祐吉]中山駅 - 若宮 - 白井 - 木下駅に延長。木下駅 - 岩戸が開通。
 
** 1942年7月14日:[京成]京成となる。木下線((市川車庫 - )中山駅 - 若宮 - 木下駅北口)と呼称。木下駅 - 岩戸間は詳細不明。
 
** 1970年頃:[京成]前・白井車庫(のち法目道、現・白井市役所)で分割され、中山駅発着が西船橋駅発着・古作経由に変更。白井線【市川】(西船橋駅 - 古作 - 前・白井車庫、木下線(前・白井車庫 - 木下駅【北口】)となる。
 
** 1973年7月16日:[京成]現・白井車庫が神々廻に移転されたことを受けて、西船橋駅 - 現・白井車庫に延長。
 
** 1991年3月31日:[京成]白井駅経由に変更。
 
** 1998年6月1日:レインボーとなる。
 
** 1999年10月1日:全線がラポワール(現・笹塚)経由に変更。
 
 
白井線は、西船橋駅から古作、木下街道を経由して白井車庫へ向かう路線である。西船橋駅 - 白井駅間の折り返し便もあり、あわせて1時間に1 - 3本程度の頻度で運行されている。戦前に個人事業者が開業した中山駅 - 木下駅間の路線(木下線)が戦後に前・白井車庫で分割され、これより南側が西船橋駅 - 白井車庫間の運行に改められ、白井線と呼ばれるようになった。近年では中山競馬場周辺の道路や木下街道の渋滞が目立ち遅延が目立っている。また競馬開催時には臨時便を運行したり、船尾車庫から大型車の応援を出している。
 
 
==== 鎌ヶ谷線 ====
 
* [[五香駅]]東口 - クリーンセンター入口 - [[六実駅]] - [[高柳駅]] - 下総航空基地 - 白井工業団地 - [[白井駅]]・白井車庫
 
* 五香駅東口→火の見下→鎌ヶ谷市役所(休日片道1便のみ運行)
 
* [[鎌ケ谷市|鎌ヶ谷市役所]] - [[新鎌ヶ谷駅]] - 高柳駅 - 下総航空基地 - 白井工業団地 - 白井駅・白井車庫
 
* 五香駅東口 - しいの木台 - 高柳駅西口
 
** 1928年3月1日:[大江六郎]松戸 - 佐津間が開通。
 
** 1930年3月1日:[大江六郎]松戸 - 藤ヶ谷に延長。
 
** 1935年11月21日:[京成]京成となる。松戸営業所担当。
 
** 1935年12月1日:[京成]松戸駅 - 五香 - 六実 - 向台(矢の橋のやや西,その後基地経由に変更) - 白井(当時の役場、すなわち現公民館前)に延長。白井線【松戸】となる。
 
** 1936年1月15日:[京成]八柱線(松戸駅 - 八柱霊園)が開通。
 
<!--** 1950年11月1日:[京成]大町線(松戸駅 - 八柱 - 大町)が開通。(経過地不明)-->
 
** 1959年2月1日:[京成]平塚線(松戸駅 - 五香 - 六実 - 向台(その後基地経由に変更) - 中村 - 平塚)が開通。
 
** 1960年3月10日:[京成]沼南ゴルフ場線(松戸駅 - 五香 - 高柳新田(現・クリーンセンター入口) - 沼南ゴルフ場)が開通。
 
** 1963年8月30日:[京成]沼南ゴルフ場線が松戸駅 - 沼南農協前に延長。
 
** 1964年3月21日:[京成]富塚線(松戸駅 - 五香 - 六実 - 下総航空基地 - 富塚)を開通。
 
<!--** 1970年頃:[京成]松戸 - 大町線を廃止。(上記の通り、八柱とは関係ないかもしれない。)-->
 
** 1960年代後半:[京成]常盤平駅経由便と東店舗前経由便の開通。
 
** 1987年:[京成]沼南ゴルフ場線が廃止される。代替としてクリーンセンター入口・篭益経由下総航空基地発着便が新設される。向台経由便がすべて下総航空基地経由に変更される。
 
** 1991年3月31日:[京成]五香駅西口・五香以西の定期運行を廃止。松戸駅発着便のすべてが五香駅西口発着に変更。松戸駅 - 八柱霊園間は臨時運行となる。白井便が白井停留所を白井公民館と改称の上、白井駅または白井車庫まで延長。白井工業団地便が河原子台経由白井駅または白井車庫まで延長。平塚便が中村経由から白井工業団地経由に変更。鎌ヶ谷市役所発着便の開通。
 
** 1998年6月1日:レインボーとなる。ただし、鎌ヶ谷役所 - 白井方面に限り、柏井車庫担当に変更の上で京成が継続して運行。白井公民館経由便と平塚発着便はすべて京成による鎌ケ谷市役所からの運行となる。
 
** 1998年10月19日:[京成]平塚発着便および白井公民館経由が廃止。
 
** 1999年1月16日:[レインボー]五香駅西口発着便が五香駅東口発着に変更。[レインボー、京成]高柳経由の全便が高柳駅を迂回経由するようになる。
 
** 1999年4月1日:京成から鎌ヶ谷市役所 - 白井駅便が譲受され、鎌ヶ谷線の全便がレインボー単独運行となる。
 
** 1999年10月1日:六実駅発着便が新設。
 
** 2002年4月1日:五香駅東口 - しいの木台が開通。
 
** 2003年11月10日:五香 - 白井方面便について、一部の便を除き五香駅 - 六実駅および高柳駅 - 白井方面に分割する。鎌ヶ谷市役所 - 白井方面便についてはそのまま。
 
** 2004年3月31日:鎌ヶ谷市役所便が新鎌ヶ谷駅入口経由から新鎌ヶ谷駅経由に変更。
 
** 2010年4月19日:五香駅東口 - しいの木台の路線を高柳駅西口まで延伸開業。
 
 
==== 西白井線 ====
 
* 新鎌ケ谷駅 - 大山口中学校 - 西白井1 - 西白井7 - 富塚 - 白井工業団地 - 白井車庫
 
* 新鎌ケ谷駅 - 大山口中学校 - 西白井1 - 西白井7 - [[セブンパーク アリオ柏]]
 
** 2005年4月:白井市西白井地区にて住宅分譲が開始されたことに伴い、限定貸切として同地区と新鎌ケ谷駅及び西白井駅を結ぶ住民用シャトルバスが運行開始される。
 
** 2006年4月1日:上記区間を一般乗合路線として開設。西白井駅便は廃止。
 
** 2011年2月16日:ダイヤ改正実施。
 
** 2016年4月21日:同年4月25日に、柏市大島田にセブンパーク アリオ柏が開業することに伴い、一部路線をセブンパークアリオ柏行きとする<ref>{{Cite web|title=西白井線『セブンパーク アリオ柏』行き開設に伴う時刻改正を致します。|url=http://www.chiba-rainbow-bus.jp/article/2016-0403.html|date=2016-04-18|publisher='''ちばレインボーバス'''|accessdate=2016-04-18}}</ref>。
 
 
==== 法典線 ====
 
* 馬込沢駅 - 法田中学校 - エステ・シティ - 桐畑
 
* 馬込沢駅 - 法田中学校 - エステ・シティ - 法典公園グラスポ
 
** 2007年4月3日:開通
 
** 2011年9月1日:エステ・シティ - 法典公園グラスポ間が開通。平日昼間の一部便を馬込沢駅 - 法典公園グラスポ間の運転に変更。
 
 
船橋市法典(藤原)地区周辺は、周辺にある木下街道([[千葉県道59号市川印西線]])などの幹線道路の渋滞により、交通の便が損なわれていた。そのため、地元自治会では地元自治体や関係交通機関に改善等の申し入れを行ってきた。この取り組みについては[[日本放送協会|NHK]]の番組「[[難問解決!ご近所の底力]]」にも紹介された([https://web.archive.org/web/20070909052905/http://www.nhk.or.jp/gokinjo/backnumber/041118_3.html NHKで放映の内容])。この路線は同番組を契機に渋滞対策として地元自治会とちばレインボーバスによる協議によって開設された路線である。ちばレインボーバス側からは採算ラインと想定される人数以上乗らない場合撤退がありうるとの条件が提示されている。この路線を走行するバスには「フラワー号」という愛称がつけられている。なお、法典線・白井線ともに同名の「馬込沢駅」バス停があるが、前者は駅西口の前、後者は駅東口そばの木下街道沿いと所在場所が異なることに注意。
 
 
2011年9月1日のダイヤ改正より、平日昼間のみ法典公園グラスポへの乗り入れを開始する。このダイヤ改正より、平日の昼間は馬込沢駅 - 桐畑間と馬込沢駅 - 法典公園グラスポ間のバスが1本ずつ交互で運行されている。
 
 
==== コミュニティバス ====
 
* [[白井市循環バス]][http://city.shiroi.chiba.jp/detail/004-004369.html 「ナッシー号」]{{リンク切れ|date=2018年3月 |bot=InternetArchiveBot }}
 
* [[ききょう号|鎌ケ谷市コミュニティバス「ききょう号」]]:ききょう東線・ききょう東線2
 
 
=== 路線の重複 ===
 
船尾車庫の神崎線と白井車庫の白井線はそれぞれ[[船橋新京成バス]]習志野営業所(旧習志野新京成バス)の津田沼線の津田沼駅 - 八千代緑が丘駅間(新京成側には「八幡神社」経由便は存在しない)と船橋新京成バス鎌ヶ谷営業所の鎌ヶ谷線の馬込沢 - 鎌ヶ谷大仏駅(新京成側では「鎌ヶ谷大仏」。また隣のバス停である「配給所前」はちばレインボーバスの路線は停車しない。)と重複しているが、いずれも定期券の共通利用等の制度は存在していない<ref>神崎線では回数券で津田沼駅〜車検場で共通使用が出来た。当時は新京成の八千代緑が丘行きはなかった。</ref> (京成バスグループ14社発行のダイヤモンドパス、こどもんどころパスのみ共通利用可)。重複区間は神崎線においてはミヤコシ停留所を境にちばレインボーバスと新京成バスの運賃制度<ref>初乗り運賃は10円高いが1キロ程長く設定されている。ただし次の区間はいきなり50円上がる。</ref>が切り替わり、白井線においては重複区間のみ新京成バスと同じになっている。 同じ場所でも一部バス停名が固有名詞は同じでも後に続く方角等が異なっている。運賃制度が切り替わる区間を跨いだ利用は近距離でも割高になる。ただし、船橋新京成バスにおいて実証試験している二和グリーンハイツ線も二和道(馬03)および丸山道(馬04)から馬込沢駅(新京成側では「馬込沢駅入口」)まで重複するが二和グリーンハイツ線は全線新京成の運賃制度となっている。
 
 
== 廃止路線 ==
 
=== 船尾車庫担当 ===
 
==== アウトレット線 ====
 
* 千葉ニュータウン中央駅 - [[印旛日本医大駅]] - [[酒々井プレミアム・アウトレット]]
 
** 土休日に3往復のみ運転。千葉ニュータウン中央駅 - 印旛日本医大駅間のみでの利用はできなかった。
 
** 2014年7月19日:運行開始
 
** 2016年3月27日:廃止<ref>[http://www.chiba-rainbow-bus.jp/article/2016-0301.html 路線廃止についてのお知らせ]</ref>。
 
 
====スクールバス(東京電機大学)====
 
 
* 千葉ニュータウン中央駅 - 臨時駐車場 - 東京電機大学
 
**2012年10月6日:秋葉祭シャトルバスとして運行開始。通常授業日は運行されず、秋葉祭開催時のみ運行。
 
**2017年10月8日:秋葉祭の終了に伴い、廃止。
 
* 船尾車庫 - 千葉ニュータウン中央駅 - 東京電機大学
 
**2012年10月6日:秋葉祭シャトルバスの入出庫便として運行開始。通常授業日は運行されず、秋葉祭開催時のみ運行。
 
**2017年10月8日:秋葉祭の終了に伴い、廃止。
 
* 新鎌ヶ谷駅 - 西白井駅 - 東京電機大学
 
**2011年10月9日:第10回秋葉祭に合わせて1日限定で運行。2.5往復運行した。
 
 
=== 白井車庫担当 ===
 
==== 木下線 ====
 
* 白井駅〜白井〜白井車庫〜亀成〜木下駅
 
* 白井駅〜白井〜谷田
 
* 白井駅〜福祉センター〜千葉ニュータウン中央駅
 
** 1928年11月27日:[石塚寅吉]中山駅〜若宮〜上山新田が開通。
 
** 1932年7月10日:[石塚寅吉]中山駅〜鎌ヶ谷(木下街道上だが場所不明)に延長。
 
** 1933年10月15日:[石塚寅吉]中山駅〜白井に延長。
 
** 戦前:[森田祐吉]森田祐吉の路線となる。
 
** 1939年頃:[森田祐吉]中山駅〜若宮〜白井〜木下駅に延長。木下駅〜岩戸が開通。
 
** 1942年7月14日:[京成]京成となる。木下線((市川車庫〜)中山駅〜若宮〜木下駅北口)と呼称。木下駅〜岩戸間は詳細不明。
 
** 1959年4月12日:[京成]谷田線(市川車庫〜中山駅〜若宮〜白井〜谷田)が開通。
 
** 1959年12月10日:[京成]名内線(市川車庫〜中山駅〜若宮〜白井〜名内橋)が開通。
 
** 1970年頃:[京成]全線が前・白井車庫(のち法目道、現・白井市役所)で分割され、中山駅発着が西船橋発着・古作経由に変更。白井線【市川】(西船橋駅〜古作〜前・白井車庫)、木下線(前・白井車庫〜木下駅【北口】)、谷田線(前・白井車庫〜谷田)、名内線(前・白井車庫〜名内橋)の4線となる。谷田〜名内橋の運行もあった。
 
** 1982年2月23日:[京成]木下線が木下駅〜白井駅に延長。当時は北行が堀込経由だった。谷田線・名内線は法目道起点のまま。
 
** 1983年8月1日:[京成]白井保育園〜名内橋および神々廻上〜谷田間が自由乗降区間となる。
 
** 1991年3月31日:[京成]谷田線が白井駅発着白井役場【構内】経由に延長され、一部の便が福祉センター経由となる(福祉センター付近も自由乗降区間となる)。名内線は廃止され、白井工業団地以南は鎌ヶ谷線の一部となる(自由乗降区間は白井保育園〜白井工業団地間となる)。
 
** 平成:[京成]福祉センター経由便が白井駅〜福祉センター〜千葉ニュータウン中央駅に変更。自由乗降区間の変更なし。
 
** 平成:[京成]木下線が木下駅南口発着に変更。
 
** 1998年6月1日:レインボーとなる。この頃より白井駅〜谷田便も木下線の一部として呼ばれるようになる。
 
** 1999年4月1日:白井駅〜福祉センター〜千葉ニュータウン中央駅便が廃止。
 
** 1999年10月1日:全線がラポワール経由に変更。
 
** 2009年4月1日:廃止。
 
 
木下線は、北総鉄道の白井駅から木下街道を経由して成田線の木下駅に至る便と、途中の神々廻坂下で分岐して谷田に至る便からなる路線であった。
 
 
戦前に個人事業者が開業した路線であり、かつては中山駅〜若宮〜木下駅間を運行していた。谷田発着便は、1959年に白井村南部の木下街道から離れた集落への足として谷田線の名で開業したもので、同年には白井村北部の名内橋(現・白井工業団地停留所の真北約1km)に至る名内線も開業した。これらの2路線も木下線と同じように中山駅から木下街道を経由して運行され、支線のような位置づけとなっていたが、3線とも長距離路線であったので、1970年頃に前・白井車庫発着に短縮され、これより南側は白井線(西船橋駅〜前・白井車庫)を運行することにより路線が分割された。
 
 
その後、白井側の発着点の変更、名内線の廃止、福祉センター経由便の新設・廃止などを経て、木下線は2009年3月31日の運行を最後に廃止された。廃止に向けて千葉県バス対策地域協議会に提示された案に対し、運行の継続を求める意見が寄せられたが、赤字額が年々増加していることやコミュニティバスによる代替が可能なことから、原案どおり廃止となった。
 
 
== 車両 ==
 
ちばレインボーバスでは、主に[[日野自動車]]、[[三菱ふそうトラック・バス]]([[三菱自動車工業]]から分社)の車両を使用している。メーカーが統一されていないのは、京成電鉄から選択車種の異なる2営業所([[京成バス船橋営業所|船橋]]:日野、[[京成バス松戸営業所|松戸]]:三菱)下の車庫を引き継いだためである。分社化後も同じ2メーカーより引き続き導入しているが、新造配置車種の変更や転属により、両車庫におけるメーカーの比率が変化している。近年では[[京成バス]]や[[東京ベイシティ交通]]、バス事業から撤退した[[北総交通 (千葉県)|北総交通]]などからの移籍車で、[[いすゞ自動車]]製の車両も登場している。
 
 
他の京成グループのバス事業者に比べて車両の使用年数が長い傾向にあり、15年以上にわたり使用している車両もある。ノンステップバスの導入は比較的最近であり、現在もワンステップバスの比率が高い。
 
 
管内に[[千葉ニュータウン]]を抱える船尾車庫では、大型車を主力としている。少数であるがワイドドア(4枚折り戸)車も使用されており、かつては3扉車も使用されていた。白井車庫では、分社化後、中型車や小型車の比率が高まっている。
 
 
車番表記は数字のみの3桁で表記する。京成バスなどとは異なり、数字の前にアルファベット等の記号はつかない。車番はメーカー別に分けられており、基本的に100番台が日野車、200番台が三菱ふそう車、300番台がいすゞ車となっている。会社設立初期には京成時代のまま車番を変更していなかった車両もあり、現在でも京成バスからの移籍車で京成時代の4桁の車番のうち千の位(またはアルファベット)のみを削除し、残りをそのまま使用している車両も存在する。
 
 
開業当初は、京成電鉄の車両を塗装変更せず、社名表記のみを「ちばレインボーバス」に変えて使用していたが、次第に青空と虹をモチーフとしたオリジナルのカラーリングに塗り替えられていった。近年では[[京成バス新都心営業所]]、[[京成バス習志野出張所]]や[[京成バスシステム]]、[[ちばシティバス]]からの移籍車で京成バスカラーのままの車両(「京成バス」という表記を消去し、「ちばレインボーバス」という社名表記を追加した車両)が再び登場している。こうした車両は主にスクールバスや企業輸送などの特定輸送に使用され、一般路線に使用されることは少ない。
 
 
なお、行先表示幕も一部路線を除き社名が併記された全面青色のものに変更され、京成との差別化が図られている。現在では車両代替により、行先表示のLED式を採用した車両の割合も高まっている。
 
 
== 脚注 ==
 
{{脚注ヘルプ}}
 
{{Reflist}}
 
 
== 関連項目 ==
 
* [[京成電鉄]]
 
* [[京成バス]]
 
* [[船橋新京成バス]]
 
* [[北総交通 (千葉県)|北総交通]]
 
  
 
== 外部リンク ==
 
== 外部リンク ==
 
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* [http://www.chiba-rainbow-bus.jp/ ちばレインボーバス]  
 
* [http://www.chiba-rainbow-bus.jp/ ちばレインボーバス]  
* [http://www.pref.chiba.lg.jp/syozoku/b_koukei/bus_3/h20gen-an/kioroshi.pdf バス路線に関する「生活交通維持・確保計画」についてのお知らせ]{{リンク切れ|date=2018年3月 |bot=InternetArchiveBot }}
 
 
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 +
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2018/10/11/ (木) 23:49時点における最新版

ちばレインボーバス株式会社

1998年6月1日京成電鉄より分社化して営業を開始した京成グループのバス会社である。京成電鉄バス部門の分社化としては、ちばフラワーバスに続く2社目であり、京成電鉄船橋営業所(後の京成バス船橋営業所、現・京成バス新都心営業所習志野出張所)の分車庫であった船尾車庫および、松戸営業所の分車庫であった白井車庫を継承している。

営業エリアは主に印西市白井市千葉ニュータウン)およびその周辺地域である。神崎線、白井線、鎌ヶ谷線の三長距離路線がある。会社設立後、京成から引き継いだ路線の効率化を徹底的に進め、1998年から3年の間に7度にわたるダイヤ改正を行っている。

さらに、北総交通が運行してきた路線バスの小林線、滝野循環線を引き継いで2017年4月1日より運行開始している。

外部リンク



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