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{{基礎情報 会社
 
|社名 = いすみ鉄道株式会社
 
|英文社名 = Isumi Railway Co., Ltd.
 
|ロゴ =
 
|画像 = [[File:Isumi Railway Head Office.JPG|250px]]
 
|画像説明 = いすみ鉄道本社<br />([[大多喜駅]]の駅舎の一部が本社となっている)
 
|種類 = [[株式会社 (日本)|株式会社]]
 
|市場情報 = 非上場
 
|略称 =
 
|国籍 = {{JPN}}
 
|本社郵便番号 = 298-0216
 
|本社所在地 = [[千葉県]][[夷隅郡]][[大多喜町]]大多喜264番地
 
| 本社緯度度 = 35|本社緯度分 = 17|本社緯度秒 = 11.84|本社N(北緯)及びS(南緯) = N
 
| 本社経度度 = 140|本社経度分 = 14|本社経度秒 = 38.35|本社E(東経)及びW(西経) = E
 
| 本社地図国コード = JP
 
|設立 = [[1987年]]([[昭和]]62年)[[7月7日]]
 
|業種 = 陸運業
 
|統一金融機関コード =
 
|SWIFTコード =
 
|事業内容 = 鉄道事業法に基づく第1種鉄道事業及び第2種鉄道事業<br />[[旅行業]]、[[広告代理店|広告業]]
 
|代表者 = [[代表取締役]][[社長]] 高橋渡(千葉県副知事)
 
|資本金 = 2億6,900万円(2017年3月31日時点)<ref name="financial">{{Cite web |url=http://www.isumirail.co.jp/company/kimatsu28kessan.html |title=平成28年度決算報告 |publisher=いすみ鉄道株式会社 |accessdate=2017-07-23}}</ref>
 
|売上高 = 2億480万5千円(2017年3月期)<ref name="financial" />
 
|営業利益 = △1億4,491万1千円(2017年3月期)<ref name="financial" />
 
|経常利益 = △1億4,220万8千円(2017年3月期)<ref name="financial" />
 
|純利益 = △2,719万8千円(2017年3月期)<ref name="financial" />
 
|純資産 = 3,637万4千円(2017年3月31日時点)<ref name="financial" />
 
|総資産 = 1億3,198万5千円(2017年3月31日時点)<ref name="financial" />
 
|従業員数 = 16人(2011年7月1日現在)
 
|決算期 = [[3月31日]]
 
<!-- 主要株主など出典がついているものを更新した場合は「出典」も更新してください。-->
 
|主要株主 = [[千葉県]] 34.20%<br />[[大多喜町]] 15.20%<br />[[いすみ市]] 14.30%<br />[[小湊鐵道]](株) 5.60%<br />(株)[[千葉銀行]] 3.70%<br />(2016年4月1日現在)<ref>{{Cite web |url=http://www.pref.chiba.lg.jp/gyoukaku/gyoukaku/about/koumokubetsu/keieidantaibetsu-h28.html |title=公社等外郭団体の経営状況等(団体別)【28年度】 |publisher=千葉県総務部行政改革推進課改革推進班 |accessdate=2017-07-23}}</ref><ref>{{Cite web |date=2017-06-21 |url=http://www.pref.chiba.lg.jp/gyoukaku/gyoukaku/about/koumokubetsu/documents/h28-4.pdf |title=千葉県による公社等外郭団体に関する情報公開 いすみ鉄道株式会社 |format=PDF |publisher=千葉県総務部行政改革推進課改革推進班 |accessdate=2017-07-23}}</ref>
 
|主要子会社 =
 
|関係する人物 =
 
|外部リンク = [http://www.isumirail.co.jp/ www.isumirail.co.jp/]
 
|特記事項 =
 
}}
 
'''いすみ鉄道株式会社'''(いすみてつどう)は、[[千葉県]][[夷隅郡]][[大多喜町]]に本社を置き、[[日本国有鉄道]](国鉄)[[特定地方交通線]]の一つだった[[いすみ鉄道いすみ線|木原線]]を引き継いだ鉄道路線[[いすみ鉄道いすみ線|いすみ線]]を運営する、沿線自治体などが出資する[[第三セクター]]方式の[[鉄道事業者]]である。
 
 
 
== 歴史 ==
 
{{Main2|路線・列車運行の変遷|いすみ鉄道いすみ線#歴史}}
 
* [[1987年]]([[昭和]]62年)[[7月7日]] - 設立。
 
* [[1988年]](昭和63年)[[3月24日]] - [[東日本旅客鉄道]](JR東日本)木原線廃止、いすみ線開業<ref name="chibanippo1988325">{{Cite news |title=「いすみ鉄道」が開業 多くの課題乗せ発車 |newspaper=千葉日報 |publisher=千葉日報社 |page={{要ページ番号|date=2016年8月}} |date=1988-03-25}}</ref>。
 
* [[2014年]](平成26年)[[8月28日]] - [[台湾鉄路管理局]]の[[集集線]]と姉妹鉄道の縁組みを結び、[[周永暉]]同局局長(当時)来臨のうえ勝浦市内で仮調印式を行う。10月の本調印後は相互送客やイベントの共同企画に取り組む<ref>2016年9月5日付け交通新聞{{Full|date=2016年8月}}</ref>{{Refnest|group="注釈"|なお日台の鉄道の姉妹提携の例では、[[江ノ島電鉄]]と[[平渓線]]とが共同して一日乗車券の交流を行っている例などがある<ref name="asahi">朝日新聞東京本社(2014年10月9日)夕刊1面「江ノ電連合西へ東へ」</ref>。}}。
 
 
 
== 路線 ==
 
* [[いすみ鉄道いすみ線|いすみ線]] [[大原駅 (千葉県)|大原]] - [[上総中野駅|上総中野]](26.8km・[[鉄道事業者|第1種鉄道事業]])
 
 
 
== 車両 ==
 
=== 現用車両 ===
 
* [[いすみ鉄道いすみ100型気動車|いすみ200'型]] (201 - 207) :1両在籍
 
*: かつて[[富士重工業]]が[[第三セクター鉄道]]向けに製造していた[[LE-Car]]IIシリーズの一形式である。後乗り前降り制の[[ワンマン運転|ワンマンカー]]。当初座席タイプは[[鉄道車両の座席#セミクロスシート|セミクロスシート]]で形式称号は「いすみ100型」であったが、[[鉄道車両の座席#ロングシート(縦座席)|ロングシート]]化に際し「いすみ200型」に、さらにその後の床の張替えで「いすみ200'型」に改番された。老朽化に伴う新型車両の導入により201 - 205・207が廃車となり、2015年6月現在206のみが在籍する。
 
* [[いすみ鉄道いすみ300型気動車|いすみ300型]] (301 - 302):2両在籍
 
*: 2012年3月28日に運行開始。2011年11月3日[[鳥塚亮|鳥塚]]社長自らの[[ブログ]]で存在が明らかにされ、2012年1月3日に導入を発表。同年2月22日に大多喜駅車両基地に301・302が搬入された。
 
*: [[新潟トランシス]]が製造する[[NDC (鉄道車両)|NDC]]であり、基本的な車体構造は[[真岡鐵道]]の[[真岡鐵道モオカ14形気動車|モオカ14形(後期形)]]や[[松浦鉄道]]の[[松浦鉄道MR-600形気動車|MR-600形]](いずれも[[日本車輌製造|日本車輌]]製)をベースとしている。座席配置はいすみ200型とは異なり[[鉄道車両の座席#セミクロスシート|セミクロスシート]]となる。開閉可能な側面窓、[[日本国有鉄道|国鉄]]の列車を模した青色モケットのクロスシート座席、木目調の内装、幕式の行先表示器などが特徴である。車内には、[[列車便所|トイレ]]とその脇に[[ムーミン]]のぬいぐるみを備えた棚が設置された。2014年度までに3両が導入される予定であったが、3両目は後述のキハ20 1303として導入されることとなった。
 
* [[いすみ鉄道いすみ350型気動車|いすみ350型]] (351 - 352) :2両在籍
 
*: いすみ300型と同様に鳥塚社長のブログで導入が発表された。2013年2月1日営業運転開始<ref>[http://isumi.rail.shop-pro.jp/?month=201301 ジャニーズJr.ランド号 営業運転開始のお知らせ] いすみ鉄道 社長ブログ 2013年1月31日付</ref>。
 
*: 機器的にはいすみ300型と同一のNDCであるが、車体は国鉄[[国鉄キハ20系気動車|キハ20系]]気動車をモチーフにしたもの。車内はいすみ200型と同様のトイレなしオール[[鉄道車両の座席#ロングシート|ロングシート]]となった。
 
*: 352は2013年12月導入予定であったが諸事情により遅れ、2014年1月23日に搬入、同年2月17日より運行が開始されている。
 
* [[国鉄キハ20系気動車#国鉄・JRからの譲渡車両|キハ52形]] (125)
 
*: [[西日本旅客鉄道]](JR西日本)[[富山地域鉄道部]]富山運転センター車両管理室に所属し、[[大糸線]]非電化区間で運用されていた車両。[[2010年]]の廃車後にいすみ200型の置き換えおよび観光用目的でJR西日本から譲渡された。いすみ鉄道到着後の同年[[12月12日]]に[[大多喜駅]]構内で撮影会を行った後に国鉄気動車標準色([[クリーム4号]]+[[朱色4号]])に塗装変更し、翌[[2011年]]1月9日にお色直し撮影会。全般検査後の同年3月27日にお披露目撮影会、翌[[4月8日]]にチャリティー公開試運転を行い、同月[[4月29日|29日]]から「観光急行列車」として営業運転を開始した<ref>[http://www.chibanippo.co.jp/feature/train/isumi/40932 乗り心地「懐かしい」 キハ52、営業運転開始 いすみ鉄道] 千葉日報ウェブ 2011年4月30日</ref>。またこの車両による小湊鉄道との相互乗り入れ構想があることも社長自らのブログで明らかにしている。また、2014年3月からは、車体塗装を国鉄気動車標準色から首都圏色([[朱色5号]])に変更して運用されている<ref>{{Cite news |url=http://www.asahi.com/articles/ASG313V2FG31UDCB002.html |title=千葉)タラコ色列車、お目見え いすみ鉄道 |newspaper=朝日新聞デジタル |publisher=朝日新聞社 |date=2014-03-02 |archiveurl=http://web.archive.org/web/20140302192130/http://www.asahi.com/articles/ASG313V2FG31UDCB002.html |archivedate=2014-03-02}}</ref><ref>[http://response.jp/article/2014/01/29/215976.html いすみ鉄道のキハ52、3月から「首都圏色」に] - レスポンス、2014年1月29日</ref>。
 
* [[国鉄キハ58系気動車|キハ28形]] (2346)
 
*: JR西日本富山地域鉄道部富山運転センター車両管理室に所属し、2011年3月11日までキハ58系最後の定期運用に使用された4両のうち保留車となっていた車両。2012年8月27日に鳥塚社長のブログでJR西日本から導入する<!--ブログでの表現のまま-->ことが発表され<ref>{{Cite web |url=http://isumi.rail.shop-pro.jp/?eid=843586 |title=大本営発表! |work=いすみ鉄道 社長ブログ |date=2012-08-27 |accessdate=2016-08-12 |archiveurl=http://web.archive.org/web/20121114040139/http://isumi.rail.shop-pro.jp/?eid=843586 |archivedate=2012-11-14}}</ref>、国鉄急行色に塗装変更後に[[2013年]]3月9日から先行導入されていたキハ52 125と併結による営業運転を開始。
 
*: この車両は[[1964年]]4月15日米子機関区(現在の[[後藤総合車両所]])に新製配置されたが、同年5月24日付で新潟機関区(現在の[[新潟車両センター]])に転出、同年7月14日付で[[千葉気動車区]]に転出して房総地区での海水浴客輸送に使用され、同年9月17日に米子機関区に転出。実質的には貸し渡し的な転出入で[[1985年]]までは山陰地区で、それ以降2011年まで北陸地区で運用され続けた。
 
* キハ20 1303
 
*: いすみ鉄道が、老朽化したいすみ200'型を置き換えのために導入した、いすみ300型2両といすみ350型2両に続く新型車両の5両目の車両であり、この車両の導入により新型車両への置き換えが完了する予定である。いすみ300型やいすみ350型と同じく、[[新潟トランシス]]製の[[NDC (鉄道車両)|NDC]]であるが、車体形状はいすみ350型と同じとし、内装はいすみ300型と同じとしている。車体塗装は、国鉄時代の昭和の再現として、国鉄一般色と呼ばれるオレンジ色とベージュのツートンカラーとしており、形式にも「キハ」の形式名が与えられている。これには、この車両が運用に付いた際には、平日の運用は新型車両5両で行われるため、平日の運用でも「キハ」がいすみ線を走行している運用を実現して、いつでも「キハ」に乗ることができる観光鉄道とするためであるとしている。
 
*: 「キハ20 1303」の形式名になった理由には、最初の頃は、内装がいすみ300型と同じであるため、その続番である303となり、「キハ303」の形式名が考えられていたのだが、「キハ303」は岡山県の[[同和鉱業片上鉄道|片上鉄道]]で保存されている車両や[[甘木鉄道]]で運用されている[[甘木鉄道AR300形気動車|AR303]]と形式名が同じになる理由で却下となり、その後、この車両が「両運転台・1エンジン搭載」気動車であるため、国鉄時代の気動車である[[国鉄キハ20系気動車|キハ20系]]と同じであるので「キハ20 303」ではどうだろうかとなったが、同番号の車両はかつて四国に存在していたことが判明したことから、オリジナリティーを出すために1000番台に振り分けて「キハ20 1303」となった経緯があったと鳥塚社長がブログで述べている<ref>[http://isumi.rail.shop-pro.jp/?eid=2137 新型車両 キハ20について] - いすみ鉄道 社長ブログ、2015年6月23日</ref>。2015年6月22日に、製造元の新潟トランシスからトレーラーによる陸送で大多喜の車両基地に到着し、各種試験や試運転の後に同年9月24日から営業運転を開始した<ref>[http://response.jp/article/2015/09/24/260639.html いすみ鉄道の国鉄風「キハ20形」が運用開始] - レスポンス、2015年9月24日</ref>。
 
<gallery widths="180" style="font-size:90%">
 
ファイル:Izumi 200 .JPG|いすみ200'型
 
ファイル:Isumi301.JPG|いすみ300型
 
ファイル:Isumi railway isumi 350.JPG|いすみ350型(手前側の車両)
 
ファイル:Kiha 52 izumi line no2.JPG|キハ52 125(国鉄気動車標準色)
 
ファイル:Isumi line kiha28+kiha52.JPG|車体塗装を国鉄気動車標準色から首都圏色に変更したキハ52 125(手前側の車両)
 
ファイル:Isumi railway kiha 28 2346.JPG|キハ28 2346(手前側の車両)
 
File:JRW_DC_kiha28-2346_kiha58-1114.jpg|JR西日本時代のキハ28 2346
 
File:Isumi_Kiha20_1303_20151030.jpg|キハ20 1303
 
</gallery>
 
 
 
=== 導入予定車両 ===
 
* [[国鉄キハ35系気動車|キハ30形]] (62)
 
*: JR東日本[[幕張車両センター木更津派出]]所属で、2012年12月に[[久留里線]]での運用を終了したキハ30形を[[2013年]]度に導入することが鳥塚社長のブログで公表された。2013年1月16日深夜に木更津から配給輸送<!--出典の表現のまま-->が行われ[[国吉駅]]に留置中<ref>[http://railf.jp/news/2013/01/17/170000.html キハ30 62がいすみ鉄道へ] - railf.jp</ref>。導入されるキハ30 62は新製配置が勝浦で、木原線時代に入線経歴がある。ただし、エンジンはキハ52・キハ28と違い、オリジナルの[[DMH17系エンジン|DMH17系]]ではなく[[カミンズ]]製のDMF14HZに換装されている。社長ブログによると将来キハ52が運用不能になった際の保険の意味もあるとのことだが、車籍復活には2000万円を要するとのこと。
 
<gallery widths="180" style="font-size:90%">
 
ファイル:Isumi railway kiha 30 62.JPG|国吉駅構内に留置されたキハ30 62
 
</gallery>
 
 
 
== 運賃 ==
 
大人普通旅客運賃(小児半額・10円未満切り上げ)。2014年4月1日改定<ref>[http://www.isumirail.co.jp/timetable/unchin.html 運賃表]</ref><ref>[http://www.isumirail.co.jp/?p=1489 消費税率引上げに伴う運賃改定について(平成26年4月1日より)] - いすみ鉄道、2014年2月22日</ref>。
 
{| class="wikitable" rules="all" style="text-align:center; font-size:75%; border:none; background:transparent;"
 
|-
 
!大原
 
|-
 
|180
 
!西大原
 
|-
 
|260||260
 
!上総東
 
|-
 
|330||260||180
 
!新田野
 
|-
 
|330||330||260||180
 
!国吉
 
|-
 
|400||400||330||260||260
 
!上総中川
 
|-
 
|470||470||400||330||260||180
 
!城見ヶ丘
 
|-
 
|530||470||400||330||330||260||180
 
!大多喜
 
|-
 
|600||530||470||400||400||330||260||180
 
!小谷松
 
|-
 
|600||530||470||470||400||330||260||260||180
 
!東総元
 
|-
 
|600||600||530||470||400||330||260||260||180||180
 
!久我原
 
|-
 
|660||600||530||470||470||400||330||330||260||180||180
 
!総元
 
|-
 
|720||660||600||530||530||470||400||400||330||260||260||180
 
!西畑
 
|-
 
|720||720||660||600||530||470||400||400||330||330||260||260||180
 
!上総中野
 
|}
 
 
 
{| class="wikitable" rules="all" style="text-align:center;"
 
|-
 
!style="width:7em;"|キロ程!!運賃(円)
 
|-
 
|初乗り1 - 3km||180 <!-- キロ程の区切りに中黒を用いると小数点と誤認される -->
 
|-
 
|4 - 6||260
 
|-
 
|7 - 9||330
 
|-
 
|10 - 12||400
 
|-
 
|13 - 15||470
 
|-
 
|16 - 18||530
 
|-
 
|19 - 21||600
 
|-
 
|22 - 24||660
 
|-
 
|25 - 27||720
 
|}
 
 
 
急行列車を利用の場合は乗車券・急行券が必要。急行列車の指定席を利用の場合は乗車券・急行券に加えて指定席券が必要。
 
*急行料金:全線均一300円(小児半額・10円未満切り上げ)
 
*指定席料金:全線均一300円(小児同額)
 
2011年4月から急行・指定席料金が設定されたが、急行券・指定席券の発売は急行の始発駅のみで行なっている<ref>{{Cite web |url=http://isumi.rail.shop-pro.jp/?eid=639076 |title=ニッポンを元気にするニュース |work=いすみ鉄道 社長ブログ |date=2011-04-12 |accessdate=2016-08-12 |archiveurl=http://web.archive.org/web/20120627144522/http://isumi.rail.shop-pro.jp/?eid=639076 |archivedate=2012-06-27}}</ref><ref>{{Cite web |url=http://isumi.rail.shop-pro.jp/?eid=646303 |title=急行列車のご乗車につきまして 再確認 |work=いすみ鉄道 社長ブログ |date=2011-04-28 |accessdate=2016-08-12 |archiveurl=http://web.archive.org/web/20120627052728/http://isumi.rail.shop-pro.jp/?eid=646303 |archivedate=2012-06-27}}</ref>。
 
 
 
乗車券は、列車内と大原・国吉・大多喜駅では[[自動券売機]]で発売している。大多喜駅では硬券の入場券が購入できる。
 
* 入場券:170円(小児半額)
 
 
 
== 割引乗車券 ==
 
以下の乗車券類が発売されている。
 
 
 
* いすみ鉄道1日フリー乗車券(大人:1,000円 小人:500円)
 
* 大多喜開運切符(いすみ鉄道1日フリー乗車券)(大人用のみ:1,000円)
 
* 青春28きっぷ(大人用のみ:2,800円)2017年3月19日発売開始。
 
* 南房総フリー乗車券([[南房総フリーきっぷ]]の提示が必要。大人:800円 小人:400円)
 
* 房総横断記念乗車券(いすみ鉄道大原 - 小湊鉄道五井間の片道割引乗車券、途中下車可能。大人:1,700円 小人:850円)
 
 
 
== 存廃問題 ==
 
木原線が第三セクター化されて以降、長年にわたっていすみ鉄道は赤字経営が続いており、2006年度で約1億2,700万円の赤字を出している。そこで、[[千葉県]]をはじめとする地元自治体などによって結成された「いすみ鉄道再生会議」は、「2008年からの2年間は収支検証期間として鉄道を存続させるが、2009年度決算でも収支の改善見込みが立たない場合、鉄道の廃止も検討する」ことを取り決めた<ref>{{PDFlink|[http://web.archive.org/web/20131110144604/http://www.pref.chiba.lg.jp/koukei/jouhoukoukai/shingikai/isumi/documents/isumi-saisyuuhoukoku.pdf 千葉県ホームページ「いすみ鉄道再生会議最終報告」]}}(2013年11月10日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。
 
 
 
このため、経営立て直しのために[[2007年]]12月から社長を一般公募し、翌[[2008年]]2月に千葉県のバス会社[[平和交通 (千葉県)|平和交通]]社長(当時)の[[吉田平 (実業家)|吉田平]]<ref group="注釈">現在は、平和交通の親会社[[ビィー・トランセホールディングス]]の社長を務めている。</ref>に内定し、同年3月26日の臨時株主総会と取締役会で正式決定し、4月に就任した<!--。同時に前社長の田嶋隆威(大多喜町長)は会長に就任した--><ref>{{Cite news |url=http://www.47news.jp/CN/200802/CN2008022701000314.html |title=いすみ鉄道の公募社長内定 開業以来赤字、再生託す |newspaper=47NEWS |agency=共同通信 |date=2008-02-27 |archiveurl=http://web.archive.org/web/20100718074036/http://www.47news.jp/CN/200802/CN2008022701000314.html |archivedate=2010-07-18}}</ref><ref>「[http://web.archive.org/web/20080417102901/http://www.isumirail.co.jp/kaisha/naitei.html いすみ鉄道株式会社の社長公募の結果について](2008年4月17日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])」いすみ鉄道 2008年2月27日。</ref>。
 
 
 
そして[[2009年]]2月、吉田が[[2009年千葉県知事選挙|千葉県知事選挙]]への出馬と社長辞任を発表したため<ref>{{Cite news |url=http://www.47news.jp/CN/200902/CN2009020701000521.html |title=千葉知事選、吉田氏が出馬表明 勇退の堂本氏後継指名 |newspaper=47NEWS |agency=共同通信 |date=2009-02-07 |archiveurl=http://web.archive.org/web/20090208095141/http://www.47news.jp/CN/200902/CN2009020701000521.html |archivedate=2009-02-08}}</ref>、
 
同年5月4日に社長の再公募を発表し、6月1日、123人の公募の中から元[[ブリティッシュ・エアウェイズ]]旅客運航部長の[[鳥塚亮]]が内定し、同月28日に開かれた株主総会と取締役会を経て代表取締役社長に就任した<ref>{{Cite web|date=2009-6-1|url=http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/chiba/090601/chb0906012024007-n1.htm |title=新社長に外資系航空マン 公募のいすみ鉄道が内定 |publisher=MSN産経ニュース |accessdate=2013-11-10 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20100222200047/http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/chiba/090601/chb0906012024007-n1.htm |archivedate=2010-02-22}}</ref>。
 
 
 
2008年から煎餅「い鉄揚げ」や2009年には饅頭「房総のけむり饅頭」を販売している。2009年10月からは[[ムーミン]]をあしらった列車の運行を開始している。また、同年10月以降、大原、国吉、大多喜の各駅に直営店を開店(大多喜駅は新装リニューアル)し、ウェブショップも開設した。
 
 
 
[[2010年]]3月4日には、訓練費700万円を自己負担することを条件に[[動力車操縦者|列車運転免許]]を取得できるという運転士採用プランを発表した<ref>「[http://web.archive.org/web/20100307054619/http://www.isumirail.co.jp/topics/100305.html 自社養成列車乗務員訓練生を募集](2010年3月7日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])」いすみ鉄道</ref><ref>「[http://www.asahi.com/travel/rail/news/TKY201003040450.html 運転士求む ただし訓練費700万円負担を いすみ鉄道]」asahi.com、2010年3月4日23時52分。</ref>。同プランに基づき40代から50代の男性4名が採用された<ref>{{Cite news |url=http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010051001000250.html |title=訓練費7百万自己負担で運転士 いすみ鉄道で辞令交付 |newspaper=47NEWS |agency=共同通信 |date=2010-05-10 |archiveurl=http://web.archive.org/web/20100513182558/http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010051001000250.html |archivedate=2010-05-13}}</ref><ref group="注釈">現業部門がJR東日本の動労千葉組合員で占められているため、これらの新規採用運転士を動労千葉の組合員として加入させようとする動きもある。</ref>。その後、4人はディーゼル列車の運転資格である[[国土交通省]]の「[[動力車操縦者|動力車操縦資格]]試験」に合格し<ref>「[http://www.chibanippo.co.jp/feature/train/isumi/66268 夢かない“中年運転士” 訓練費自己負担の1期生 いすみ鉄道]」千葉日報、2011年12月21日。</ref>、2012年夏より単独乗務している。これを題材とした「[[菜の花ラインに乗りかえて]]」というドラマが制作されている。
 
 
 
こうした経営努力の結果、同年8月6日に鉄道の当面の存続が決定した<ref>「[http://www.isumirail.co.jp/topics/20100806.html いすみ鉄道 存続決定のごあいさつ]」いすみ鉄道株式会社、2010年8月6日。</ref>。存続の決定後は、老朽化していたレールバスのいすみ200形の代替に取り掛かり、いすみ300形といすみ350形の新型車両を導入したほか、沿線の活性化にも更に力を入れてきたが、鳥塚社長は2018年6月12日の株主総会をもって任期満了で退任となった<ref>{{Cite news |title=いすみ鉄道・鳥塚社長、退任へ |newspaper=千葉日報 |date=2018-05-16 |url=https://www.chibanippo.co.jp/news/local/499107 |publisher=千葉日報社 |accessdate=2018-06-14 |quote=いすみ鉄道(大多喜町)の鳥塚亮社長(57)が任期満了に伴い今期限りで退任する意向であることが16日、分かった。}}</ref><ref>{{Cite news |title=いすみ鉄道・鳥塚社長が退任 正式な後任は公募 |newspaper=日本経済新聞 |date=2018-06-13 |url=https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31681480S8A610C1L71000/ |publisher=日本経済新聞社 |accessdate=2018-06-14  }}</ref>。
 
 
 
== 脚注 ==
 
{{脚注ヘルプ}}
 
 
 
=== 注釈 ===
 
{{Reflist|group="注釈"}}
 
 
 
=== 出典 ===
 
{{Reflist|2}}
 
 
 
== 関連項目 ==
 
* [[鳥塚亮]] - 前社長。いすみ鉄道の活性化に大きな功績を残した。
 
* [[房総の魅力500選]]
 
* 第二回[[全国高校生地方鉄道交流会]] - 2013年度、いすみ鉄道にて開催された。
 
 
 
== 外部リンク ==
 
{{Commons|Category:Isumi Railway}}
 
*{{official|www.isumirail.co.jp/}}
 
*[http://isumi.rail.shop-pro.jp いすみ鉄道 社長ブログ]
 
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[[Category:いすみ鉄道|*]]
 
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[[Category:千葉県の交通|社いすみてつとう]]
 
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[[Category:第三セクター鉄道]]
 
[[Category:大多喜町]]
 

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