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'''高橋 三千綱'''(たかはし みちつな、[[1948年]][[1月5日]] - )は、[[大阪府]][[豊中市]]出身<ref>『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.455</ref>の[[作家]]。[[早稲田大学]][[文学部]][[中退]]。
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'''高橋 三千綱'''(たかはし みちつな、[[1948年]][[1月5日]] -
  
== 略歴 ==
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小説家。大阪の生まれ。スポーツ新聞記者などを経て作家生活に入る。「九月の空」で芥川賞受賞。自作の「真夜中のボクサー」で映画製作にもかかわる。他に「退屈しのぎ」「空の剣」「明日のブルドッグ」など。
作家である[[高野三郎]]の長男として生まれる。3歳の時[[東京都]]に転居。8歳の時、父親がいわゆる「[[保証人|保証被り]]」により莫大な借金を背負い、比較的豊かな暮らしぶりが一変、半年から1年程で各地を転居することとなる。
 
 
 
小学校時代、テレビや映画に子役として出演。のちに[[日本放送協会|NHK児童劇団]]に入り、多数の[[ラジオドラマ]]に[[声優]]として出演。中学時代は[[剣道]]に打ち込む。[[東京都立神代高等学校]]在学時は各地を旅をする。
 
 
 
高校卒業後、[[サンフランシスコ州立大学]]英語学科創作コースへ入学するが、父親が重病となり、3年目に帰国。[[アメリカ合衆国|アメリカ]]での滞在記『シスコで語ろう』を自費出版する。
 
 
 
[[1971年]]、[[早稲田大学]][[文学部]]英文科へ入学。2年で中退し、[[東京スポーツ|東京スポーツ新聞社]]に新聞[[記者]]として入社。新聞記事を書くかたわら小説を執筆。
 
 
 
[[1974年]]に結婚。翌年退社し作家業に専念する。「退屈しのぎ」で第17回[[群像新人文学賞]]。
 
 
 
[[1978年]]、「九月の空」で第79回[[芥川龍之介賞|芥川賞]]受賞。
 
 
 
[[1982年]]、[[十二指腸]][[潰瘍]]の手術のため入院。退院後に体力回復のため[[ゴルフ]]を始める。以降ゴルフに関する著作も多い。
 
 
 
[[1983年]]3月、「真夜中のボクサー」の映画化に当たり、台詞の言い回しを巡るトラブルから配役を下ろされた俳優の[[中山一也]]に股をナイフで刺され、入院。
 
 
 
[[2001年]]7月の[[第19回参議院議員通常選挙]]に、比例区から[[自由連合 (政党)|自由連合]]公認で立候補するが落選している。
 
 
 
自身の作品がたびたびコミカライズされているほか、[[漫画原作者|原作者]]を担当した[[漫画]]作品も多数ある。<!--北神仁の筆名を持つ。--><!--編注:80年代刊行の小説『ドラゴン危機一発』『ドラゴンへの道』の著者「北神仁」と同一人物であるか不明。作者HPの著作リスト・プロフィールには同書籍および同名義は記載がない模様。--><!--近年は、近江之介シリーズの剣豪小説が多い。--><!--編注:「近江之介シリーズ」がどの書籍を指すのか特定不能の為。-->
 
 
 
また、[[1981年]]公開の劇場映画『[[スローなブギにしてくれ]]』([[角川映画]])では、「作業服の男」役として出演している。
 
 
 
== 受賞歴 ==
 
*1974年 - 「退屈しのぎ」で第17回[[群像新人文学賞]]受賞
 
*1978年 - 「九月の空」で第79回[[芥川龍之介賞|芥川賞]]受賞
 
 
 
== 連載中の作品 ==
 
* 倶楽部チャンピオン物語 - [[学研ホールディングス|学研]]『[[パーゴルフ]]』掲載
 
* お江戸の用心棒 - [[双葉社]]『[[週刊大衆]]』掲載
 
* 珠玉の人生 - [[日経BP]]『[[日経ビジネスオンライン]]』掲載
 
* 今週のご意見番 - 『[[産経新聞]]』(月に一度掲載)
 
 
 
* 楽天家の人生発見 - テーミス『[[月刊テーミス]]』掲載 - [[エッセイ]]
 
* 本日も楽天日和 - 『[[東京スポーツ]]』(金曜号)掲載 - エッセイ
 
* 医療のことわざ - [[メディカル・ジャーナル社]]『[[べんちのーと]]』掲載 - エッセイ
 
* 光る風 - 作画:[[高橋功一郎]]、ALBA『[[アルバトロス・ビュー]]』掲載 - [[漫画原作]]
 
 
 
== 著書 ==
 
*「シスコで語ろう」1971年、[[栄光出版社]]、自費出版。1978年、[[角川文庫]]。
 
*「退屈しのぎ」1975年、[[講談社]]<!--、群像新人賞受賞作-->。 1978年、[[講談社文庫]]。
 
*「彼の初恋」1977年、講談社。1980年、講談社文庫。
 
*「グッドラック」1977年、角川書店。のちに「対岸の祝日」と改題、1980年、角川文庫。
 
*「怒れど犬」1978年、講談社。1981年、講談社文庫。
 
*「九月の空」1978年、[[河出書房新社]]<!--、芥川賞受賞作-->。 1979年、角川文庫。1978年に映画化([[松竹]])。
 
*「[[さすらいの甲子園]]」1978年、[[角川書店]]。1979年、角川文庫。1980年にテレビ映画化([[日本テレビ放送網|日本テレビ]][[日本テレビネットワーク協議会|系]])。
 
*「[[天使を誘惑]]」1979年、[[新潮社]]。1982年、[[新潮文庫]]。1980年に映画化([[東宝]])。
 
*「よろしく愛して」1980年、[[集英社]]。1984年、[[集英社文庫]]。
 
*「こんな人生もいいものだ」1980年、河出書房新社。
 
*「ときにはセンチメンタル 愛をめぐる16の会話」1980年、[[主婦と生活社]]。
 
*「我らが仲間」1981年、集英社。1985年、集英社文庫。
 
*「いつの日か驢馬に乗って」1981年、講談社。1984年、講談社文庫。
 
*「ハロー・マイ・ラブ」1981年、[[中央公論社]]。1985年、角川文庫。
 
*「真夜中のボクサー」1982年、角川書店。1983年、角川文庫。
 
*「By the way」1982年、新潮社。1983年、新潮文庫。
 
*「こんな女と暮らしてみたい」1982年、[[青春出版社]]。1983年、角川文庫。<!--注:80年に「こんな女と暮らしてみたい 青春愛蔵版」は詳細不明に付き、とりあえず作者HPの82年に準拠。-->
 
*「女のいない国」1983年、新潮社。1986年、新潮文庫。
 
*「ブル」1984年、講談社。1988年、講談社文庫。
 
<!--*九番目の男 双葉社 1984--><!--注:小説作品が見つからない為、漫画原作である可能性が高いとしてコメントアウト。-->
 
*「朝はひとりが一番いい」1985年、講談社。1989年、講談社文庫。
 
*「こんな女でいてほしい その男にとってただ一人の女とは」1985年、青春出版社。
 
*「カムバック」1985年、新潮社。1989年、新潮文庫。
 
*「まち子の夜景」1986年、講談社。1989年、講談社文庫。
 
*「掠奪の初夏」1987年、新潮社。1990年、新潮文庫。
 
*「高橋三千綱発東京通信」1987年、集英社。1992年、集英社文庫。
 
*「あの時好きだと言えなかったオレ」1987年、[[太田出版]]。1990年、角川文庫。
 
*「ひとりだけでは愛し足りない」1987年、[[扶桑社]]。
 
*「なりちゃんのブル太さん」1988年、[[サンリオ出版]]。
 
*「挑戦の世代」1989年、講談社。1992年、講談社文庫。
 
*「坂道を越えた国」1989年、[[文藝春秋]]。1994年、[[文春文庫]]。
 
*「風の誘い」1990年、[[光文社]]。
 
*「不良と呼ばれた夏」1991年、[[祥伝社]]。1996年、[[ノン・ポシェット]]。
 
*「オンザティ」1991年、講談社。のちに「涙」と改題、1994年、講談社文庫。
 
*「少年期」1992年、集英社。のちに「少年期 『九月の空』その後」として、1996年、集英社文庫。
 
*「雪のドレス」1992年、光文社。1994年、[[光文社文庫]]。
 
*「霊能者」1992年、角川書店。1993年、[[角川ホラー文庫]]。
 
*「われ本日ゴルフに開眼す」1993年、[[マガジンハウス]]。1997年、[[幻冬舎文庫]]。
 
*「平成のさぶらい」1993年、講談社。1996年、講談社文庫。のちに「お江戸は爽快 右京之介助太刀始末」として、2004年、[[双葉文庫]]。
 
*「卒業」1993年、集英社。1997年、集英社文庫。
 
*「心の光景」1994年、角川書店。
 
*「剣聖一心斎」1994年、文藝春秋。2002年、文春文庫。のちに「黄金の鯉 大江戸剣聖 一心斎」として、2013年、双葉文庫。
 
*「花言葉 愛の劇場42章」1994年、集英社文庫。
 
*「9番目の女」1995年、[[産経新聞ニュースサービス]]。のちに「九番目の女」として、1998年、角川文庫。
 
*「風変りな淑女たち」1995年、集英社。のちに「霊感淑女」と改題、2005年、角川文庫。
 
*「人生のグリーンに風が吹く 競馬・ゴルフ・旅 こんな毎日を楽しみたい」1996年、[[日本文芸社]]。
 
*「江戸の若様 平成のさぶらい2」1996年、講談社。のちに「お江戸の若さま 右京之介助太刀始末」として、2004年、双葉文庫。
 
*「あの一打 勝負を決めたあの一打は、まるで人生のように熱く、激しく、重かった」1997年、[[日本ヴォーグ&スポーツマガジン社]]。
 
*「悲しみ君、さよなら」1997年、[[角川スニーカー文庫]]。
 
*「彼女の感じ方」1997年、マガジンハウス。のちに「エクスタシィ 女たちの愛の本音」と改題、2003年、双葉文庫。
 
*「プロポーズ」2000年、マガジンハウス。
 
*「フェアウェイに見る夢」2000年、文藝春秋。
 
*「恋わずらい」2001年、[[朝日新聞社]]。
 
<!--*純愛の行方 [[柴田翔]]共著 リブリオ出版 2001--><!--注:書籍『純愛の行方』は、選集『ラブミーワールド』第四巻、「九月の空」と柴田翔「中国人の恋人」との合本。-->
 
*「倶楽部チャンピオン物語」2002年、[[学習研究社]]。
 
*「あの人が来る夜」2003年、光文社。2008年、光文社文庫。
 
*「空の剣 男谷精一郎の孤独」2004年、集英社。2007年、集英社文庫。
 
*「今日から目覚める文章術」2005年、[[KKロングセラーズ]]。
 
*「フェアウェイの涙」2005年、双葉文庫。
 
*「明日のブルドッグ」2006年、[[草思社]]。
 
*「お江戸の用心棒 右京之介助太刀始末」2007年、双葉文庫、上下巻。
 
*「我が人生にゴルフあり 本日、ベスト8になる」2008年、学習研究社。
 
*「素浪人心得 自由で愉快な孤高の男の生き方」2010年、講談社。
 
*「猫はときどき旅に出る」2013年、集英社。
 
*『ありがとう肝硬変、よろしく糖尿病』[[幻冬舎]] 2016
 
*『投資家の父より息子への13の遺言』電波社 2016
 
*『楽天家は運を呼ぶ』[[岩波書店]] 2017
 
*『さすらいの皇帝ペンギン』集英社 2017
 
*『作家がガンになって試みたこと』岩波書店 2018
 
 
 
===共著===
 
*『がんを忘れたら、「余命」が延びました! 健診、抗がん剤、手術に効果なし』[[近藤誠]]共著 ビジネス社, 2017
 
 
 
== 漫画原作 ==
 
<!--暫定的に五十音順--><!--リスト肥大化を避けるため判型違い等の再販版には対応しない。--><!--小説作品のコミカライズには別途対応。-->
 
* 一発百万申し受け候 - 作画:[[永井豪]]、双葉社、単巻。
 
* お金儲けのエンジェル - 作画:[[近藤洋助]]、双葉社、全3巻。
 
* 男の涙 女の愛 - 作画:[[幡地英明]]、集英社、単巻。
 
* おれは女が嫌いだ - 作画:[[内山まもる]]、秋田書店、全2巻。
 
* オンザティ - 作画:[[本宮ひろ志]]、秋田書店、単巻。
 
* 風と剣 - 作画:内山まもる、講談社、全7巻。
 
* カムバック - 作画:内山まもる、秋田書店。<!--第1巻のみの模様-->
 
* 九番目の男 - 作画:[[かざま鋭二]]、双葉社、全8巻。
 
* こんな女と暮らしてみたい - 作画:内山まもる、講談社、全8巻。
 
* 純愛とセックス - 作画:かざま鋭二、双葉社、全6巻。
 
* セニョール・パ - 作画:かざま鋭二、双葉社、全6巻。
 
* タケルの誓い - 作画:[[能田茂|のだしげる]]、[[エニックス]]、全2巻。
 
* Dr.タイフーン - 作画:かざま鋭二、双葉社、全25巻。
 
** Dr.タイフーンJR - 作画:かざま鋭二、双葉社、全11巻。
 
** 元祖Dr.タイフーン - 作画:かざま鋭二・[[堀井ひろし]]、双葉社、全16巻。
 
* ビ・アンビシャス - 作画:かざま鋭二・堀井ひろし、文藝春秋、単巻。
 
* B・J ボビィになりたかった男 - 作画:堀井ひろし、構成:かざま鋭二、学習研究社、全18巻。<!--『BJ2』は単行本の刊行が不明につき割愛-->
 
* 光る風 - 作画:[[高橋功一郎]]、[[ALBA (出版社)|ALBA]]、既刊2巻(2013年7月4日時点)<!--最新刊発売日に準拠-->
 
* フェアウェイに見る夢 - 作画:[[里見桂]]、学習研究社、単巻。
 
* ブル田さん いつか娘に伝えたい話 - 作画:[[きくち正太]]、講談社、全6巻。
 
* プロゴルファー - 作画:内山まもる、双葉社、全12巻。
 
** 新プロゴルファー - 作画:内山まもる、[[小池書院]]。<!--第1巻のみの模様-->
 
* Mr.LOVE - 作画:[[岡本はるすけ]]、双葉社、全2巻。
 
* もう一人のチャンピオン - 作画:[[前川K三]]、双葉社、単巻。
 
* 我が人生にゴルフあり - 作画:幡地英明、集英社、全10巻。
 
* 我ら九人の甲子園 - 作画:かざま鋭二、双葉社、全9巻。
 
 
 
== 脚注 ==
 
<references/>
 
 
 
== 外部リンク ==
 
*[http://homepage3.nifty.com/michitsuna/ 高橋三千綱事務所] - 公式サイト
 
*[https://michitsuna.exblog.jp/ 三千綱ブログ]
 
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2019/6/26/ (水) 09:09時点における最新版

高橋 三千綱(たかはし みちつな、1948年1月5日 - )

小説家。大阪の生まれ。スポーツ新聞記者などを経て作家生活に入る。「九月の空」で芥川賞受賞。自作の「真夜中のボクサー」で映画製作にもかかわる。他に「退屈しのぎ」「空の剣」「明日のブルドッグ」など。



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