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{{記号文字|$}}
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__NOINDEX__
{{large|'''$'''}}(ドル、ダラー、ペソ)は、[[通貨記号]]の1つ。'''ドル記号''' ({{lang|en|dollar sign}})、'''ペソ記号''' ({{lang|es|signo de pesos}})。
+
{{テンプレート:20180815sk}}
 
 
[[ドル]]、[[ペソ]]のほか、主に[[スペイン語]]・[[ポルトガル語]]圏のさまざまな通貨で使われる。
 
 
 
== グリフ ==
 
縦線は1本({{large|'''$'''}})と2本([[File:Cifrão symbol.svg|15px]])の[[字体|グリフ]]がある。ドルなどはどちらでもいいが、一部の通貨では常に([[コンピュータ]]上を除き)2本である。
 
 
 
[[LaTeX|{{LaTeX}}]]では、縦線が2本の$記号を「\textdollaroldstyle」で表示できる。
 
 
 
== 歴史 ==
 
最古の確かな使用としては、1770年代、[[イギリス領北アメリカ]]と[[メキシコ]]との間のビジネス文書で、[[スペイン領メキシコ・ペソ]]の記号として使われた。なお、当時のペソは、[[ピアストル]]、([[英語圏]]では)ダラーとも呼ばれた。
 
 
 
[[アメリカ合衆国]]は、独立後、通貨ダラー(ドル)と、通貨記号$を導入した。最初に$記号が刻印された硬貨が鋳造されたのは、[[1797年]]、[[フィラデルフィア]]にてである。
 
 
 
記号の由来にはさまざまな説があり、
 
*[[ヘラクレスの柱]]([[スペイン]]の[[象徴]]とされる)に[[リボン]]を巻きつけた意匠から。[[スペインの国章]]にも使われており、スペイン・ドル硬貨に刻印された。
 
*ペソ ({{lang|es|peso}}) のPとSの[[モノグラム]](重ね合わせ[[合字]])。
 
*1ペソは8レアルだったため、8Rから。
 
*[[古代ローマ]]の通貨[[セステルティウス]] ({{lang|la|sestertius}}) の通貨記号HSから。
 
*[[古代ローマ]]の通貨で『中世のドル』と呼ばれた[[ソリドゥス金貨]]から。
 
*[[シリング]]の通貨記号Sから。
 
*「[[銀]]の単位」 ({{lang|en|unit of silver}}) のUSから。
 
*俗説だが、アメリカ合衆国 ({{lang|en|United States}}) のUSから。
 
などがある。
 
 
 
<gallery>
 
Image:Dollar Symbol Evolution.jpg|$記号の[[モノグラム]]由来説。
 
Image:Philip V Coin silver, 8 Reales Mexico.jpg|スペイン・ドル硬貨(1739年、メキシコ)
 
Image:Escudo de España (mazonado).svg|現在の[[スペインの国章]]
 
Image:Bailie bell plaque.jpg|最初の$記号の鋳造を記念した[[銘板|プラーク]]。
 
</gallery>
 
 
 
== $を使う通貨 ==
 
国名を表す符号([[アメリカ合衆国ドル|US$]]のUSなど)を付けない場合について述べる。なお、縦棒が常に2本の通貨は、ここで指摘したものが全てとは限らない。
 
 
 
=== いずれかの国で現行 ===
 
*[[エスクード]] ({{lang|pt|escudo}}) - {{lang|pt|Esc.}}とも。[[ポルトガル・エスクード]](廃止)、[[カーボベルデ・エスクード]]などは縦棒は2本。
 
*[[ニカラグア・コルドバ|コルドバ]] ({{lang|es|córdoba}}) - [[ニカラグア]]。C$、A$とも。
 
*[[西サモア・タラ|タラ]] ({{lang|sm|tala}}) - [[サモア|西サモア]]。
 
*[[ドル]] ({{lang|en|dollar}})
 
*[[パアンガ]] ({{lang|to|paʻanga}}) - [[トンガ]]。P$とも。
 
*[[ペソ]] ({{lang|es|peso}}) - Pとも。[[チリ・ペソ]]などは縦棒は2本。[[フィリピン・ペソ]]は$ではなく[[ファイル:PhilippinePeso.svg|20px]]。
 
*[[レアル]] ({{lang|pt|real}}) - [[ブラジル]]。R$とも。縦棒は2本。
 
*[[香港ドル]](Hong Kong Dollar) - [[香港]]。HK$とも。
 
 
 
=== 廃止 ===
 
*[[シフラン]] ({{lang|pt|cifrão}}) - [[ポルトガル]]。縦棒は2本。
 
*[[ミルレイス]] ({{lang|pt|milréis}}) - [[ポルトガル]]、[[ブラジル]]。
 
 
 
== 通貨記号以外の用法 ==
 
*[[通貨|カネ(お金)]]、[[資本主義]]、[[利益|営利]]などの象徴として使われる。
 
*[[数学]]において、[[超階乗]]を表す。
 
 
 
=== コンピュータ関連 ===
 
*[[正規表現]]で、[[文字列]]の終わりを表す。
 
*[[Pascal]]や[[Delphi]]で、[[定数]]の前に付けて[[十六進法|16進]]定数を表す。
 
*[[変数 (プログラミング)|変数]]名の一部として、その変数の性質を示す。
 
**[[BASIC]]では、$で終わる変数は[[文字列]]変数となる。
 
**[[Perl]]では、$で始まる変数が[[スカラー]]変数となる。
 
**[[Ruby]]では、$で始まる変数が[[グローバル変数]]となる。
 
**[[PHP (プログラミング言語)|PHP]]では、変数名が常に$で始まる。
 
**[[JavaScript]]においては$も(アルファベットと同様に)変数名として使え、[[Prototype JavaScript Framework|prototype.js]]や[[jQuery]]といったライブラリでは$に特別な意味を割り当てている。
 
*[[シェルスクリプト]]で、[[環境変数]]を表す。
 
* 表計算ソフト「[[Microsoft Excel]]」で、セルの絶対参照(参照するセルの番号を固定させる指示。セル番号「B5」とした場合、行・列の移動や挿入によって相対的に番号が変化するが、「$B$5」では強制的に参照先のセル番号が「B5」に固定される)を表す。
 
* [[TeX]]では、[[数式]]モードの区切りを示す。
 
 
 
== 符号位置 ==
 
{| class="wikitable" style="text-align:center"
 
!記号!![[Unicode]]!![[JIS X 0213]]!![[文字参照]]!!名称
 
{{CharCode|36|0024|1-1-80|ドル記号<br>ペソ記号<br>DOLLAR SIGN}}
 
{{CharCode|65129|FE69|-|SMALL DOLLAR SIGN<br>[[CNS 11643]]互換用|font=個別|family='花園明朝A','HanaMinA','Hiragino Sans GB','MS Song',ChosunilboNM,'BabelStone Han','Nishiki-teki','和田研中丸ゴシック2004絵文字','和田研細丸ゴシック2004絵文字'}}
 
{{CharCode|65284|FF04|1-1-80|ドル記号(全角)<br>ペソ記号 <br>FULLWIDTH DOLLAR SIGN}}
 
{{CharCode|128178|1F4B2|-|HEAVY DOLLAR SIGN|font=個別|family='VL ゴシック','Symbola','Segoe UI Symbol','Nishiki-teki','和田研中丸ゴシック2004絵文字','和田研細丸ゴシック2004絵文字'}}
 
|}
 
{{Currency signs}}
 
{{ドル}}
 
{{ペソ}}
 
 
 
{{DEFAULTSORT:とる}}
 
[[Category:通貨記号]]
 
[[Category:ドル|*きこう]]
 
[[Category:ペソ|*きこう]]
 

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