アカシア
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アカシア (Acacia) は、マメ科ネムノキ亜科[1]アカシア属の総称。アカシヤ、アカシャ、アケイシャ。
Contents
特徴
アカシア属は約600種が熱帯から温帯にかけて、特にオーストラリア大陸、アフリカ大陸に多数の種が分布する。その多くは非常に深く主根を伸ばすため、年間を通してほとんど降水が無い砂漠に自生する。
明治時代に輸入されたニセアカシアを当時アカシアと称していたことから現在でも混同される。たとえば「アカシアはちみつ」として販売されている蜂蜜はニセアカシアの蜜である。また、花卉栽培されるフサアカシアなどがミモザと呼ばれるが、本来ミモザはオジギソウを指す言葉である。
インディアンの間では若い男女が愛を告白するのに使ったと言い、花言葉もそれに由来してか「秘密の恋」がある。他には「優雅」「友情」がある。
主な種
アカシア属には数百ないし千数百種が属する。日本では関東以北では栽培が困難であるものが多い。比較的温暖な所で栽培されるものに、下記の種類がある。
偶数羽状複葉
- フサアカシア Acacia dealbata
- フランスのミモザ祭に使われる。
- ギンヨウアカシア A. baileyana
- 葉が小ぶりで、生花に使われる。
以上、ともに花期 3 - 4月、花の色は輝く黄色。特に早い春に、1cm未満の球状の花が輝く黄色のたわわになる。
- モリシマアカシア A. mearnsii
- 花期 5 - 6月、花の色は地味なクリーム色、タンニンを採取する有用植物。
- アラビアゴムノキ A. senegal
- アラビアガムの原料
単葉
- サンカクバ・アカシア
- 両先端丸く葉脈1本、三角状の葉
- プラビシマ・アカシア A. pravissima
- 片側丸く片側鋭尖頭で葉脈2本
偶数羽状複葉・単葉
関連項目
- バギーラ・キプリンギ - アカシアの芽を主食とするクモ。
- 契約の箱 - アカシアの木でできている
- ワトルの日 - オーストラリアの春祭りで、ワトルと呼ばれるアカシアを身につける。