SMFGカード&クレジット
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株式会社SMFGカード&クレジット(エスエムエフジーカードアンドクレジット)は、株式会社三井住友フィナンシャルグループ傘下のクレジットカード事業の中間持株会社。
概要
株式会社三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)傘下のカード会社としては、以前から株式会社三井住友銀行(SMBC)子会社[1]の三井住友カード株式会社(SMCC)があった[2]。2007年4月に、株式会社セントラルファイナンス(CF)および同社が筆頭株主の株式会社クオークと提携。翌5月には、CFが三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)を離脱し、三井住友フィナンシャルグループ入りした。2008年2月には、株式会社オーエムシーカード(OMC)株式を筆頭株主のダイエーから取得し、グループ会社化した。SMFGは傘下に4社のカード会社を抱えることとなったことから、グループのカード事業について統一的戦略およびスケールメリット(規模の利益)を図るために、中間持株会社の株式会社SMFGカード&クレジット(FGCC)を設立して、同社の下で統合することにした。
沿革
- 2007年4月27日 - SMFG、SMBC、SMCC、CF、クオーク、三井物産の6社がコンシューマーファイナンス事業における戦略的資本業務提携を締結。
- 2007年5月14日 - CFが、SMFG、SMBC、三井物産の3社を相手方として第三者割当増資と、SMBCと三井物産の2社に対する無担保転換社債型新株予約権付社債の発行を実施。
- 2007年6月7日 - SMBCがCF社債の転換(新株予約権行使)を行い、CFはSMFGとSMBCの持分法適用関連会社(持株比率合計で23.6%)となる。
- 2008年2月8日 - SMBCが、ダイエーからOMCの株式27.72%を取得し、OMCの筆頭株主(32.62%)となる。
- 2008年2月29日
- SMFG、SMBC、SMCC、CF、OMC、クオークの6社がクレジットカード事業についての戦略を合意。
- CF、OMC、クオークの3社が合併の基本合意を締結。
- 2008年10月1日 - SMFGが、株式会社SMFGカード&クレジット(FGCC)設立。
- 2008年10月14日 - OMCがSMFGに対して第三者割当増資および転換社債型新株予約権付社債の発行を実施し、SMFGの持株比率が48.6%となる。
- 2008年12月1日
- 2009年4月1日
- OMC、CF、クオークの3社が合併し、株式会社セディナとなる。
- SMFG保有のOMC社債の転換が行われ、セディナに対するSMFGの持株比率が48.8%となる。
- 2010年5月31日 - 株式会社セディナが実施する約500億円の第三者割当増資を引き受け、セディナに対する持株比率を67.49%として子会社化。
- 2011年5月1日 - 株式会社セディナとの間で、SMFG株式を交付する形式の株式交換(三角株式交換)を実施し、同社を完全子会社化。
傘下となる会社
- 三井住友カード株式会社(SMCC) - 統合前はSMBCが66%出資。SMBCから吸収分割により子会社化
- 株式会社セディナ - CF、OMC、クオークの3社が2009年4月1日に合併し、設立された会社(2011年4月26日までは上場を維持)
- 旧株式会社セントラルファイナンス(CF) - 統合前はSMBCが14.29%、SMFGが8.78%出資
- 旧株式会社オーエムシーカード(OMC) - 統合前はSMCGが32.29%出資(合併手続き上の存続会社)
- 旧株式会社クオーク - 統合前はCFが20%、SMBCが11%出資